バチスカーフ(ブランパン)の時計をレビュー！評価や3つの魅力まで徹底解説！

世界最古の時計ブランドであるブランパンのモデル「バチスカーフ」について紹介します。

ブランパンのモデルにはクォーツは一切使われておらず、繊細な機械式の動力によって稼働しています。

機械式のみに表現を許された美しさに、ぜひ魅了されてみてください。

バチスカーフの魅力は外見や長時間のパワーリザーブにあります。

バチスカーフのレビューを以下に記載していきます。

バチスカーフは薄型のケースで、外見はとてもスタイリッシュです。

厚みがないので袖口におさまりやすく、スーツなどのフォーマルな服装にもなじみます。

デザインは大人の男性を演出できる上品さを醸し出しつつ、シンプルなしゃれた見た目のため、仕事だけでなくプライベートにも最適です。

またバックデザインはシースルーとなっているため、内部機械の動きを観察できるという機械式時計ならではの楽しみを得られます。

機械式時計のファンにはたまらない仕掛けです。

バチスカーフのベゼルは逆回転防止機能がついた回転式のベゼルです。

そしてこの回転ベゼルには、金属ガラスの名を持つリキッドメタルが使われています。

リキッドメタルは熱に溶けやすいという点で性質がガラスに似ていて、ガラスのように高温で形を変化させることができます。

高温下でのリキッドメタルは液体のように流動的な物質となりますが、急速に冷却して固めるとステンレス以上の強度を持つ金属へと変化します。

またリキッドメタルにはチタンよりも軽いという特徴もあります。

ただチタンのようにアレルギー対応ではないので、その点には注意が必要です。

バチスカーフは長時間のパワーリザーブが可能です。

バチスカーフにはキャリバー1150のムーブメントが搭載されていて、このムーブメントは頑丈で優秀な性能を備えています。

この優れたキャリバー1150が保持できる稼働時間は、100時間と言われています。

機械式ムーブメントの保持には体の動きが必要ですが、100時間のパワーリザーブであれば無理に腕につけておく必要がありません。

ただ、長期間身につけないでおくと時計が止まる可能性があることには注意してください。

上で紹介しているモデルは「バチスカーフ 5100B-1110-B52A」のスペックです。

価格はあくまで参考価格で、購入するお店によって多少の違いがあるので注意してください。

男女兼用モデルで、腕の細い女性だけでなく腕の細さに悩む男性にとっても身につけやすい小さめサイズのケースです。

バチスカーフを購入して利用している人の評価を紹介します。

美しさやデザインの良さなどが紹介されているので、購入の際の参考にしてください。

シンプルなデザインだからこそ、文字盤の美しさが分かりやすいと言えます。

派手さを演出しているデザインは一見美しくあっても、飽きが来るのが早い場合があります。

しかしシンプルなデザインは光の加減などで微妙な変化を生み出します。

それゆえに、そこに魅了される人は多いものなのです。

上品なデザインの時計は数多くありますが、言葉では表せないほどの上品さを持つ時計はそれほど多くありません。

上品なデザインの時計を身につけておけば、自身のイメージ向上にもつなげることができます。

さらにデザインの良さは、大事な場での使用の際にも真価を発揮します。

誰でも知っているブランドであることで、逆に価値を感じられないという人もいます。

そのような人には、まだ知名度が低いブランドがおすすめです。

所有者が少ないブランドは、自己の個性を示すにも有効です。

時計は時刻がしっかりと読み取れるものが魅力的です。

そして細やかな心配りのある時計は、その職人の心が感じられてより一層大切にしていたいと思えます。

職人の気持ちがこもったアイテムは、所有者にも伝わっていくものなのです。

ブランパンは時計愛好家を魅了し続けるブランドです。

その理由を以下に紹介します。

ブランパンは世界最古の時計ブランドと言われるほど、長い歴史を持っています。

1735年にスイスで創業され、200年以上に渡ってそのブランドを確立してきました。

そしてそれだけ長い年月の間ブランパンが愛されてきた理由には、当然高い技術力があったからこそと言えるのです。

ブランパンのモデルはスポーティーな薄型ケースというデザイン的な特徴の他、機械式時計で見られる繊細さという特徴があります。

スポーティーでありつつ繊細という一見矛盾したデザインの調和が、時計愛好家たちの心をひきつけると言えるでしょう。

ブランパンのモデルは常に進化しています。

時に非常にスリムサイズのモデルが生み出されたかと思えば、閏年まで表示をしてくれる便利なカレンダー機能つきのモデルと言った具合です。

時代に取り残されない進化を遂げることで、人の目をそらさすことなく注目を浴びるモデルが生まれているのです。

長い歴史を誇り時計愛好家達から注目を浴びるブランパンですが、一時は休眠状態に追いやられた苦い過去もあります。

しかし見事に起死回生を果たし、時計ブランド界へと返り咲いたブランパンの歴史について紹介します。

バチスカーフを生み出した「ブランパン」は1735年に、スイスの時計職人であるジャン・ジャック・ブランパンが創業したブランドです。

当時は時計メーカーそのものが珍しい時代で、その珍しさも手伝いブランパンは人気を集めることとなりました。

創業からわずか数年で業績は大きく向上したと言われます。

その後1815年、ジャン・ジャック・ブランパン から経営を引き継いだフレデリック・ルイ・ブランパンが時計の製造法を近代化させ、手作業での時計作製から機械による作製が行われるようになりました。

結果として時計は量産可能となり、同時に時計業界の変革にもつながったのです。

1926年には、ブランパンは自動巻腕時計の世界初の製品化を果たしました。

それまで経営はブランパンの一族によって行われていましたが、1932年に一族は経営の第一線を退きました。

つまりブランパンは新しい時代へと進むことになったのです。

新しい時代へ足を踏み入れたブランパンは、「フィフティ ファゾムス」というダイバーズウォッチを開発します。

このダイバーズウォッチの開発はフランス海軍の依頼によるもので、時計を身につけたまま水中での作業が可能という画期的な発明でした。

根強い人気を誇るブランパンのモデルでしたが、1970年代に起きたクォーツショックがブランパンの経営に影を落とします。

手間がほとんど必要のないクォーツ時計は、メンテナンスなど手間が必要である機械式時計に打撃を与えることとなります。

その結果、ブランパンは一時経営を休眠する事態へと追いやられました。

しかし1983年にオメガの役員であるジャン・クロード・ビバーがブランパンを買収したことで、ブランパンは再度明るみへと戻って来ることとなります。

営業再開の際にブランパンは「クォーツ不使用」を宣言しますが、これがファンの支持をを集めることとなり、ブランパンのモデルは再び愛好家達の注目を浴びることになりました。

バチスカーフのモデルがほしいが価格が高いと感じるのであれば、中古で買うことをおすすめします。

中古は正規の価格よりも安く売られていることが多く、中古として売られていても未使用品が売られていることもあります。

ただ未使用品は、正規の価格に近い値段で売られていることがあるので注意してください。

これから紹介する中古価格は2020/3/11に調査したものです。

2020/3/11時点では、楽天のバチスカーフの中古価格相場は689,950円～1,431,550円です。

これはさまざまなモデルの値段の総合によるものです。

状態が良いものほど価格は高くなっていますが、ポイント使用によって価格を抑えることが可能です。

コメ兵の2020/3/11時点での中古価格相場は580,000円～4,000,000円です。

価格が非常に高いものもありますが、相対的には楽天で売られている中古品との価格にさほど大きな差はありません。

なお、コメ兵のバチスカーフもさまざまなモデルの値段の総合によるものです。

コメ兵ではオンラインショップを展開していますが、実店舗も展開されているので実物を見て購入することが可能です。

また時計に詳しいスタッフのアドバイスを受けることもできるので、ネットの画像だけで購入するのは不安という場合は、実店舗を直接訪ねることをおすすめします。

自分に合ったデザインを見つけやすくもなります。

バチスカーフは、ブランパンが長い歴史の中で培ってきた優れたデザインと高い機能が溶け合って生まれた美しいモデルと言えます。

日本での知名度は、まだそれほど高くはありませんが、興味がわいたのであればぜひ購入を検討してみてはどうでしょうか？

そしてバスカチーフの美しさを堪能してみてください。