116520(ロレックスデイトナ)のマイナーチェンジ11選を紹介!
ロレックスの116520とは、デイトナシリーズの内でも「デイトナ・コスモグラフ」という愛称で親しまれているモデルです。116520は11回ものマイナーチェンジを繰り返し、性能・デザインを向上させてきました。そのマイナーチェンジの流れや内容を紹介します。
目次
116520(ロレックスデイトナ) 11のマイナーチェンジを紹介
ロレックスの116520は、デイトナ・コスモグラフというペットネームを持つデイトナ2代目のモデルです。
2000年に発売したこのモデルはロレックスで初めての自社ムーブメントによって、全ての部品を自社製のもので造り上げるマニュファクチュール化を達成した記念すべき存在でもあります。
しかし、116520の進化は誕生時だけに留まりませんでした。
なんとこのモデルは誕生から最終的な仕様が決定するまで、全11ものマイナーチェンジが行われてるのです。
今回はそんな11箇所のマイナーチェンジについて2000年代、2010年代の2つに分けて紹介していきます。
どんな過程を辿って最終モデルとなったのか、順を追って見ていきましょう。
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116520(ロレックスデイトナ)はどんな時計?
デイトナシリーズの一つとして2000年に誕生したモデルが116520です。
デイトナの中では2代目となり、ロレックス初の自社ムーブメント「キャリバーNo.4130」が搭載され、初代以上に優れた耐久性や持続時間を実現しています。
また、116520には白と黒2色のダイヤルが存在しています。
黒のクールな印象も白の爽やかな印象も評価が高く、どちらもファンの間で親しまれています。
116520(ロレックスデイトナ)のマイナーチェンジ【2000年代】
誕生から16年間製造され続けたロングセラーモデルですが、その過程では幾度もマイナーチェンジが行われました。
116520がどのような変化を経て最終モデルとなったのか、まずは2000年代に行われたマイナーチェンジを紹介します。
2002年 タキメーターの刻印が変化
タキメーターとはベゼルに記された計算尺のことで、当初は深く刻印されていたのですが2002年からプリント仕様に変更されました。
プリントによって文字の太さが若干太くなりましたが、全体的にスタイリッシュな印象となっています。
2004年 針の太さが変化
今までのものよりも秒針や長短針が太くなり、針の中心に塗られた夜光塗料部分も太く見やすく変わっています。
これによって視認性がアップしただけではなく、文字盤と針のバランスが良くなりデザインもさらに洗練されました。
マイナーチェンジというのはどうしても好みによる賛否両論が起こりやすいのですが、この仕様変更に関しては多くのファンが「良くなった」と称賛しています。
2006年 ルーレットの刻印が変化
3度目のマイナーチェンジは2006年のルーレット刻印です。
インナーサークルと呼ばれるケースの内側の部分にぐるりと「ROLEX」という刻印が打たれ、6時の位置にはシリアル番号も記されています。
この仕様変更前まではシリアル番号を確認するには一度ブレスレットを外してサイドの刻印をチェックしなければなりませんでした。
傾けるとちらりと見えるロレックスとシリアル番号の刻印はラグジュアリー感だけではなく、利便性も高めたのです。
ちなみにこのマイナーチェンジは116520だけではなく、ロレックスの全モデルに適用されました。
2007年 ヒゲゼンマイが変化
4度目のマイナーチェンジは2007年の使用ヒゲゼンマイの変更です。
ヒゲゼンマイとは機械式時計の心臓といえるテンプを構成する部品の一つです。
時計が時を刻むのはヒゲゼンマイの伸縮の力によるものです。
そのため、ヒゲゼンマイの性能が高い時計はそれだけ精度が高い時計ということになります。
ロレックスではブレゲヒゲと呼ばれる高性能なヒゲゼンマイが使われていましたが、この頃からより対磁性に優れた「ブルーパラクロム」が使われるようになりました。
見た目の変化はありませんが、性能面では大きな変化です。
2008年 バックルがより便利に変化
5度目のマイナーチェンジはバックルの仕様変更です。
2008年から新たに採用されたバックルは取り付け部分に遊びができ、力を入れなくてもスムーズに開閉できるようになりました。
この変化は仕様変更の中でも特に重要な出来事だといわれています。
116520(ロレックスデイトナ)のマイナーチェンジ【2010年代】
続いて、2010年代に行われたマイナーチェンジを紹介します。
2010年代には6回の変更の後、2015年に最終モデルが出来上がりました。
2010年 目盛りの長さが違うモデルが製造される
2000年代から続いて6度目となるのは目盛の長さです。
2010年から2011年頃からインダイヤルの中にある目盛の長さが一部異なるモデルが製造されるようになりました。
長さが違う目盛は27秒、33秒の2つです。
短いモデルも長いモデルも流通していますが、品番によって製造割合に以下のような偏りがあります。
- 長い目盛り…P・Dから始まる形式番号のモデル
- 短い目盛…Z・Vから始まる形式番号のモデル
異なる目盛りのモデルは白文字盤・黒文字盤両方ありますが、特に黒の方が多く流通しています。
2010年 インダイヤルのカラーが変化
7度目のマイナーチェンジは2010年の小さなダイヤルの枠色変更です。
元々インダイヤルの色はイエロー系シルバーでしたが、この頃から光沢感があるシルバータイプのモデルが登場しました。
黒文字盤は2010年から、白ダイヤルは2011年末頃から仕様変更されています。
2011年 文字盤の書体が変化
8度目のマイナーチェンジは文字盤に記載された書体の変更です。
この変化は2011年頃初めて発見され、12時の位置にある「ROLEX」というブランド名と、ペットネーム「COSMOGRAPH」の書体が若干太くなっています。
品番でいうとGやランダム品番に多く見られます。
2012年 ブレスレットがより便利に変更
9番目のマイナーチェンジは2012年、ブレスレットの取り外せるコマの枚数変更です。
従来品は6時側のコマは1つしか取り外せませんでしたが、マイナーチェンジしてからは2つ取り外せるようになり手首が細い人でも快適に使用できるようになりました。
2013年 夜光塗料の変更
記念すべき10回目のマイナーチェンジは2013年に行われた針やインデックスを光らせている夜光塗料の種類の変更です。
元々使われていたものは「ルミノバ」といい、暗い所で緑色に光ることが特徴でした。
このマイナーチェンジでは「クロマライト」という別の夜光塗料が採用されたのですが、こちらの塗料は青く光る仕様になっています。
なお、このクロマライトは以前から他のロレックスのモデルで使用されていました。
2015年 バックル中板の仕上げが変更
長いマイナーチェンジの歴史に終わりを告げた最後の仕様変更がバックルの質感変更で、2015年に行われました。
116520のバックルの中板には艶消し加工が採用されていましたが、2015年を機に鏡面風に変更され、より高級感の増したデザインとなりました。
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116520はマイナーチェンジするたびに機能性・デザインが進化
デイトナ・コスモグラフは長い時間をかけて、時計職人達が研究を重ね機能性・デザイン性を向上し続けたモデルです。
洗練された最終モデルはもちろん、ダイヤの原石のように荒削りな魅力を持つ最初のモデルも魅力的です。
購入する際には、どの段階のマイナーチェンジが施されているのかをよく確認して、自分が「この機能性・デザイン性こそが素晴らしい」と思える段階のモデルを選びましょう。
2021年2月8日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
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