金無垢時計の安いモデル10選！普段使いなどの印象や金無垢ロレックスはダサいか調査！

為替と同様に金にも「金相場」があり、投資や投機対象となる金属です。

10年前や20年前の相場をみると現在の金価格はかなり高騰しているため、「高純度の金を使った腕時計は高い!」という印象になり、とても普段使いできるシロモノではないと考えられてしまいます。

参考までですが、2000年の国内金価格は最高1,140円で、2020年3月は最高5,895円ですから、20年間で実に5倍近以上の高騰です。

原材料が高ければ、その加工製品も当然高くなるという理屈で「やはり金無垢時計は高い!普段使いなんて無理!」となる訳ですが、中には比較的安いものもあります。

ではさっそく調査結果を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

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金無垢とは「無垢の金」、つまり純度100%の金を指しますが、現実には純度100%の金属は存在しないため、金無垢は「高純度の金」や「金メッキではない」という意味で使われます。

さて、その金無垢ですが、中古品も含めるとかなり安いものが出回っています。

さっそく各モデルの特徴や価格相場をみていきましょう。

デヴィル（デ・ヴィル）はオメガのドレスウォッチシリーズとして有名です。

デザイン&ファッション性が非常に高く、中古の金無垢も注目されています。

ドレスウォッチのデヴィルらしいエレガントな雰囲気の金無垢時計です。

ダイヤル上にはバーインデックスと細目のペンシル針のみを配置し、無駄を削ぎ落としたスタイリッシュなデザインです。

状態により価格差はありますが金無垢モデルとしてはかなり安くなっています。

ロレックス デイトナと並び、タグ ホイヤーの金無垢もスポーティ&ラグジュアリーが融合したモデルです。

金無垢ならではの重量感があり、迫力も十分な価値ある腕時計となっています。

90年代のタグホイヤーといえばハイエンドモデルの6000シリーズです。

ホワイトダイヤルなどモデルによって価格差はありますが、2020年3月の金価格はグラムあたり5,000円台後半から6,000円台前半なので、金相場とシンクロした価格ともいえます。

投資対象としても価値があり実に興味深い腕時計です。

高精度クォーツ搭載のグランドセイコーも金無垢モデルが安くなっています。

モデルそのものの人気は安定していますが、価値や価格面では金相場の影響を受けやすいモデルともいえます。

グランドセイコーの金無垢モデルは、クサビ型インデックスと5連ブレスレットに高級感が漂います。

発売から10年近く経つモデルで当時の価格は300万円前後と推測されますが、金無垢であることを考えるとかなりリーズナブルな価格になっています。

ゴールドは女性のファッションに馴染みやすく、金無垢時計はレディースモデルも豊富です。

ここでは安く購入できるレディースの金無垢時計を調査しましたので、ぜひ参考にしてください。

ショパールはドレスウォッチの代表的ブランドであり、金無垢モデルなど宝飾時計が多いことでも有名です。

デザイン性が非常に高いため、金無垢モデルも高価格が想像されるところですが、意外に安く購入できるようです。

ショパール レディースの金無垢モデルはダイヤも使われているため、純粋な金無垢時計としての価値や評価は金相場から推測することになります。

機能はシンプルなモデルですが、ゴールド&ダイヤの宝飾価値を考えると非常に安い腕時計といえます。

ロレックスにはデイトナなどの金無垢時計が有名ですが、デイトジャストもブランドを代表するシリーズの一つです。

ダイヤモンドを使ったモデルは宝飾価値が上がりますが、現在は比較的安く購入できるようです。

定番にして人気モデルのロレックス デイトジャストですが、金無垢のオイスターケースにダイヤモンドがよく映えるモデルです。

ファッション性はいうまでもなく、実用性・堅牢性にも優れており、デイトジャストの人気を考えると金無垢で80万円台はとても安い買い物です。

エレガントな印象のカルティエにもリーズナブルな金無垢時計が多くあります。

価格のみにフォーカスすると若干高めに感じますが、ブランドそのものの人気が衰えないため、将来の売却や下取りを考えるとお得といえます。

カルティエの金無垢ドレスウォッチはエレガントなダイヤ装飾が特徴的です。

飛行家として知られたサントス・デュモンの飛行機にちなみ「ドゥモワゼル号」と名付けられた希少モデルとなっています。

価格は少々高めですが、状態の良いものや未使用品であれば買い得な腕時計といえます。

金無垢の中でもアンティークには独特の雰囲気があり、価格も安めなことから中古市場でも注目を浴びています。

さっそくアンティークの金無垢モデルを調査しましたので、ぜひ参考にしてください。

MICALの金無垢は非常に珍しく、希少性においては群を抜いています。

ムーブメントは機械式であり、外観・機構ともにアンティーク感を楽しめるモデルです。

MICALの金無垢アンティークは機械式なので、メンテナンスをしながら長く使えるモデルです。

時計自体が古く微細なキズなどもあるため価格は安いですが、現在の金相場を考えると価格以上の価値があります。

ロンジンはスイスの老舗ブランドです。

もともと高級ブランドではありますが、デイトナなどで有名な独立起業のロレックスと違い、現在はスウォッチグループに属して中価格帯の時計開発を主軸としています。

ロンジンの金無垢アンティークはデザイン重視のつくりであり、金価格が直接反映しやすいモデルといえます。

購入、買取のいずれも相場変動をよく確認しておくとよいでしょう。

デイトナなど金無垢モデルの多いロレックスですが、アンティークも中古市場で人気です。

ロレックス カメレオンはデイトナと並ぶセレブの人気モデルであり、金無垢のアンティークは希少なため注目度も高くなっています。

ロレックス カメレオンはシーンに合わせてベルトを交換できるユニークなモデルです。

60年代のテイストを味わえる金無垢モデルであり、現代ファッションにも合わせやすいため普段使いできるアンティーク時計です。

金無垢などの高級ラインはグランドセイコーやクレドールの得意とするところですが、本家のセイコーにもいくつか金無垢モデルがあります。

希少性も高いので注目のモデルです。

セイコーの金無垢モデルは曜日が漢字で表示され、最近では少なくなったタイプです。

削り出しの金無垢には風格と高級感があり、1970年代のモデルらしいアンティーク感が魅力です。

現在の金価格と比較するとかなりの安さであることが分かります。

金無垢の腕時計は年齢やファッション、シーンなどを選ぶといわれますが、実際のところはどうでしょう?

普段使いやビジネスシーンなど、様々な角度から調査してみました。

金無垢時計は扱いにくいと思われがちですが、実はカジュアルシーンなどの普段使いにはとても適しています。

しかし金無垢自体の存在感が大きいため、年齢やファッションなど、ある程度の条件は必要かもしれません。

さっそく年齢層や金無垢の印象について、さらに掘り下げて調査しました。

メッキも含め、金色自体が似合う年齢層には幅広いものがあります。

しかし年齢相応の重厚感やファッション、社会的な立場を考えると、金無垢の似合う年齢は50代以降が適齢ということになります。

性別による違いもあり、女性の場合はゴールドカラーの腕時計がメンズよりも多くファッションの幅も広いため、若い年齢層でも違和感がないようです。

ロレックスのデイトナなど、金無垢時計の代表格ともいえるモデルは価格も数百万円であり、購入者も富裕層がメインです。

金無垢は政治家や上場企業の経営陣、代々続く資産家など一部の上流階級にも好まれるため、このような層が多く購入していると思われます。

しかし実際のイメージが「成金」となっているのはなぜでしょう?

「金無垢 = 成金」のイメージが強いのは単に世間への露出が多いからでしょう。

常識的に考えると各種税金対策があるため、賢明な資産家ほど「表向きは質素」を装います。

例外はもちろんありますが、金無垢時計のような高級品を持っていても、限られた範囲でしか使わない（見せない）ということですね。

ビジネスの成功やギャンブルでひと山当てたなど、急激に資産が増えれば誰しも「高級品を買ってみたい」「人に見せて自慢したい」という気持ちになります。

この点が「金無垢 = 成金」になっていますが、本来は金属としての安定性や加工のしやすさなど、デザインや品質を追求した結果、金無垢が使われているに過ぎないのです。

ビジネスシーンでも年齢やステータスに応じたファッションがあります。

腕時計も例外ではありませんが、金無垢時計の印象はどうなっているでしょうか?

ビジネスシーンでの金無垢時計には少し注意が必要です。

特に男性の場合ゴールドカラーが主流ではないため、金無垢は必要以上に目立ってしまい、不向きといわざるを得ません。

また国内企業の殆どは華美なファッションを敬遠するため、常識やセンスを疑われる結果となってしまいます。

会社員には不向きといえる金無垢時計ですが、経営者の場合は事情が違います。

身なりで経営状態を推測されることもありますし、ハイレベルな交渉を有利に進める際にファッションアイテムが役立つこともあります。

経営者が安物の時計だと「変わり者ではないか?」と相手を困惑させかねないので、やはり金無垢などステータスに見合った腕時計がふさわしいといえます。

高級ブランドを代表するロレックスにはデイトナなどの金無垢モデルも豊富です。

金無垢独特の存在感や迫力があるため、使い方次第では「ダサい」といわれるかもしれません。

では金無垢ロレックスはオシャレなのかダサいのか、この点についても調査しましたので、ぜひ参考にしてください。

ロレックスの金無垢モデルはステータスの象徴でもあり、とても価値の高い腕時計です。

デイトナなどは400万円台のモデルも珍しくなく、これだけ高額な腕時計になれば社会的ステータスが伴わなければ購入は難しいでしょう。

金無垢ロレックスの所有は社会的成功の裏付けにもなるので、オーナーの人物的価値も反映した腕時計といえます。

金無垢ロレックス自体がとても目立つので、コーデを考える際は他のアイテムとのバランスが大事です。

金無垢時計に合わせようとして色々盛り込み過ぎると全体の印象が重くなりますし、逆にシンプル過ぎると金無垢が浮いてしまいます。

ネックレスや指輪、トップスの柄やプリントなど、金無垢時計以外にアイキャッチとなるアイテムを合わせておけば全体のバランスがよくなります。

ブレスレットも革やラバー素材を選ぶと印象が大きく変わるので、購入の際は手持ちのアイテムとの相性を考えておくことをおすすめします。

金の相場（金価格）は右肩上がりといわれています。

20年前と比べると現在の価値は5.17倍程度になっており、また過去20年間の価格推移に大きな乱高下はなく、じわじわと着実に価値が高まっています。

金の価値は政治や経済情勢を反映します。

極端な例では、ハイパーインフレなどが起きると貨幣価値は大暴落しますが、金は影響を受けにくくなっています。

金価格の高騰は政情不安をそのまま反映しているため決してよい状況とはいえませんが、金無垢時計の価値は確実に高まります。

金価格は金無垢時計にも影響しますが、他の金属の高騰で相対的に価値が抑えられたり、景気低迷による値下げなどで「意外と安く買える」状況になっています。

金は価値の暴落が考えにくい金属の一つです。

世界中で今までに採掘された量ですが、オリンピックなどの競技用プールで約3.8杯分といわれ、未採掘の金は同じプールで約1杯と試算されています。

有限であることや人工的につくりだせないといった理由が金無垢時計の資産価値を高めています。

金無垢時計の価値が上がっていることは、金相場以外にも身近な例でよく分かります。

いわゆる「買取専門店」が今まで以上に増えていますが、特に金無垢製品は高価買取の対象です。

将来的な価格上昇が見込めているからこそですが、このような身近な例からも金無垢時計の価値が高まっていると判断できます。

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金価格の上昇を考えると金無垢時計は今が買い時といえます。

金無垢独特の風合いが出てくるアンティークは、価格も安くなっているため特におすすめです。

また将来の売却を見据えた投資の場合、低めの投資額で利益率を上げることはセオリーなので、投資の観点からも金無垢アンティークは「買い」といえます。

2021年5月24日調査