ロンジンクロノグラフの評価・評判は？中古販売価格の相場も紹介！

スイスの名門「ロンジン」は、トラディショナルデザインやエレガントな雰囲気が人気であり、知る人ぞ知る実力派のウォッチブランドです。

中古市場ではアンティークウォッチも人気のロンジンですが、今回はクロノグラフの魅力に迫ります。

口コミの評価や特徴・価格もまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

クロノグラフには広義・狭義の捉え方がありますが、一般的にはストップウォッチ機能を持った時計を指し、腕時計の場合、積算計などのサブダイヤルを持つものをクロノグラフと呼んでいます。

かつて燃料計算など様々な計測を必要とする航空パイロットに愛用され、多機能かつ高精度なクロノグラフは開発競争も激化していました。

ロンジンのクロノグラフは航空パイロットの愛用ウォッチでした。

かつては自社でキャリバーを生産するマニュファクチュールでしたが、クォーツショックなどに翻弄されつつもスウォッチグループ傘下として生き残り、今でもロンジンのクロノグラフには根強いファンがいます。

さっそくロンジンのクロノグラフについて、特徴などを解説します。

クロノグラフの傑作である「フライバック機能」はロンジンの開発です。

1936年発売のモデルにはフライバック機能が搭載され、当時の大ヒット商品であったことはもちろん、現在も「キャリバー13ZN」搭載モデルはアンティーククロノグラフとして人気絶大です。

中古市場でも高値で取引きされる歴史的な名機ですね。

精度へのこだわりこそロンジン最大の特徴といえます。

1873年にはウィーン万国博覧会で優秀賞となり、1879年からは20年連続でヌーシャテル天文台から精度記録を受賞しています。

その後、受賞数も100を超えて極限にまでこだわった高精度な腕時計は、アンティークとなった今でも実用時計として機能しています。

ロンジンの腕時計には様々なシリーズがあり、いずれもクラシカルなデザインが特徴です。

クロノグラフも例外ではなく、新興ブランドによって奇抜化するデザインも多い中、まさにお手本ともいえるクラシックスタイルを貫いています。

アンティークなデザインは中古市場でも人気です。

一時代を築いたロンジンですが、現在はどのように評価されているのでしょうか。

さっそく腕時計のデザインや機能、ブランドイメージなどについて調査してみました。

薄型のケースやアンティーク調のデザインが好まれています。

シリーズ共通のクラシカルスタイルは評判のようですね。

以前はメディアで取り上げられることも多かったので、50代以降の年代には高く評価されています。

世代を超え、若い方にもクラシカルなデザインは評判のようです。

中古のアンティークモデルは人気も高く、エレガンスシリーズなど女性用の腕時計も高評価となっています。

ロンジンは機械式入門としてもおすすめできます。

大手通販サイトやオークションサイトについて中古相場を調査しました。

楽天市場では現行モデルの取扱いも多いようですが、ヤフオクや大黒屋では製造終了品やアンティークモデルがメインとなっています。

取扱商品数の多い楽天市場では、新品価格の60％程度が中古ロンジンの相場となっています。

付属品も揃ったAクラスの良品が多く、現行モデルはお得に購入できますが、アンティークモデルは高値が付いているようです。

最高額は140万円であり、やはりアンティークモデルでした。

ロンジンのクロノグラフについてヤフオクの中古相場を調査したところ、新品の30%～50%が主な価格帯となっています。

ただしアンティークモデルについては50万円～100万円近くが相場であり、高値で取り引きされているようです。

特に「キャリバー13ZN」搭載モデルは高額出品となっています。

ロンジンのクロノグラフについて質・大黒屋を調査したところ、新品価格の20%～30%が中古相場となっています。

取扱品目が少ないため正確な相場は掴めませんが、最高額でも15万円台であり、比較的安めに購入できるようです。

最安値は5万円台なので、お買い得感はかなり高いですね。

ロンジンの腕時計はクラシカルな雰囲気が人気であり、20種類近いコレクション全てに共通したデザインとなっています。

現在はスウォッチグループ傘下で中価格帯を担うブランドとなりましたが、技術の高さや優れたデザインは全く衰えていません。

現在も独特な世界観でファンを魅了し続けている古豪のブランドです。

2020年8月26日調査