ロレックスミルガウスの魅力を解説！基本情報からモデル一覧まで紹介！

ロレックスのモデルの中でも、特に個性的なミルガウスについて徹底解説します。

この記事では、ミルガウスの歴史をはじめ、特徴や価格、モデル展開などを詳しく解説していきます。

ミルガウスの基本情報をまとめました。

ミルガウスの歴史、語源、デザインの特徴について詳しく解説します。

ロレックスミルガウスが初めて開発されたのは、今から60年以上前の1956年でした。

強い磁気の近くで働く研究者や医師のための耐磁時計として売り出されます。

このように特殊な時計であったことから、1988年に一度、生産は中止されます。

その後、希少な時計として一部のファンから根強い支持を得ていたミルガウスは、2007年に3種類の新型ラインナップを携えて再登場しました。

さらに、2014年には、ラインナップを4種類へと広げ、現在の2種類へと変遷を遂げています。

名前の由来は、ミリメートルやミリグラムのミリと同じくフランス語で1000を表す「ミル」と磁束密度の単位である「ガウス」から来ています。

つまり、ミルガウスとは「1000ガウス」を意味します。

ロレックスミルガウスは、1000ガウスの磁場に耐えられる腕時計というコンセプトで開発されました。

ロレックスミルガウスが他のロレックスの腕時計と異なる大きな特徴は、個性的な文字盤です。

秒針に採用されているイナズマ針も目を引きますが、文字盤の縁が緑色になっているグリーンガラスが個性的で、ミルガウスならではの独特な印象を与えます。

現在では、グリーンガラスのミルガウスのみが展開しています。

ミルガウスのモデルの変遷を解説します。

1956年に初登場し、1988年に一度は退場したロレックスミルガウスですが、2007年から生産が再開されました。

2007年には、現行の116400GVというグリーンガラスの黒文字盤に加え、116400という通常ガラスの黒文字盤と白文字盤の3種類のラインナップで再登場しました。

2014年になると、2007年に展開されていた3種類に加えて、現在も販売されているグリーガラスである116400GVの青文字盤が登場しました。

当時は通常ガラス2種類、グリーンガラス2種類の計4種類が展開されていました。

最大で4種類展開されていたミルガウスですが、現在では通常ガラスの116400は白文字盤、黒文字盤ともに生産終了となっています。

現在の最新型ラインナップは、ミルガウスの最大の特徴でもあるグリーンガラスの116400GVの黒文字盤と青文字盤の2種類です。

ロレックスミルガウスのモデルの一覧です。

まずは、ロレックスミルガウスの旧モデルからみていきましょう。

REF.6541は、1956年に誕生した最初の新型となるロレックスミルガウスです。

発売当初は37mm径のケースに回転ベゼルが搭載されていましたが、固定式のポリッシュベゼルに変更されました。

製造期間が初登場から1960年代初頭までと短く、生産数が少なかったこともあり、市場ではなかなか見ることのできない希少なモデルです。

REF.1019は、1959年に初代モデルREF.6541の後継として製造されました。

デザインが大きく変更され、秒針はイナズマ型からストレート型になりました。

また、固定式のベゼルに統一され、ロレックスのロゴが大きく存在感があるというのも特徴です。

現行モデルは、ケース径が2mmほど大きくなり、精度も格段に向上しています。

ロレックスの現行モデル2選を表にしましたので、ご参考にして下さい。 

ロレックスミルガウスは、どの店舗においても、資産価値が高いことがよく分かります。

買取価格の平均値段は約65万円でした。

人気モデルである116400GVの価格の方が116600に比べると数万円高い値段で買取されている傾向にあります。

また、買取価格の相場を50万円前後の値段に設定している買取店でも、新品や未使用など状態が良ければ値段が80万前後での買取実績もあります。

高価買取のポイントは、箱や保証書などの付属品を必ず添えることです。

また、腕時計自体を綺麗に掃除し、メンテナンスしてから査定をすると高価買取が期待できます。

ロレックスに力を入れている買取店は多くあるので、一番、高値で買い取ってくれる店舗を探してみましょう。

ここからは、ロレックスミルガウスのコピー品の見分け方について解説していきます。

ガラスをグリーンにするには高い技術が求められ、コピー品は内側から縁を緑色に塗っているだけのことが多いです。

そのためコピー品は、グリーンガラスを横から見たときに塗料が塗られていないかどうかで見分けることができます。

また、コピー品はよく見るとガラスやブレスなどの作りが雑です。

コピー品とは異なり、本物のロレックスミルガウスのケースバックには、ROLEX OYSTER MILGAUSSという刻印がされています。

ケースバックの刻印をチェックすることでコピー品を見分けられる場合もあります。

よく見ると、コピー品と本物とではフォントの太さなどわずかな違いがあります。

ロレックスミルガウスの買取時の値段や特徴、新型モデルの変遷などを紹介してきました。

ミルガウスはロレックスの高級感を持ちながら、特徴的なグリーンガラスやイナズマ型秒針を採用した個性あふれる腕時計です。

個性的な時計が欲しい方にはロレックスミルガウスがおすすめです。

2020年10月29日調査