リシュモンジャパンの修理料金や期間、並行差別について!人気業者3選も紹介!
IWCは正式名称を「リシュモンジャパン株式会社 IWCシャフハウゼン」といい、リシュモンジャパンの傘下になっています。ではIWCの時計を修理に出すときにはどこへ依頼するのがいいのでしょうか。この記事ではIWCの時計の修理料金などについて説明していきます。
目次
リシュモンジャパンで修理できる時計ブランドは?
リシュモンジャパンはファッションブランドや時計メーカーなどを傘下に持つ企業グループで、時計だけでもIWCをはじめとして、カルティエ、ピアジェ、ヴァンクリーフアンドアーペルのほか、ラルフローレンの時計部門も入っています。
リシュモンジャパンは傘下のブランドの時計に対して修理に関わっています。
リシュモンジャパンの時計修理についてのQ&A
リシュモンジャパンでの時計の修理はどのように行うのでしょうか。
リシュモンジャパンの公式ページを見ると直接時計の修理を申し込めるわけではなさそうです。
リシュモンジャパンはあくまでも企業グループといった立ち位置で、その傘下になっている時計メーカー(IWCやヴァシュロン・コンスタンタンなど)があるだけなので、リシュモンジャパンの公式ページに直接申し込むというのではなく、メーカーに修理を依頼するのと同じ形といえます。
つまりIWCやヴァシュロン・コンスタンタンの正規店に修理を申し込むという形になります。
リシュモンジャパンの修理料金や期間はどのくらい?
リシュモンジャパンの傘下のひとつであるIWCの修理を例にとって説明していきましょう。
IWCオーバーホールの場合
・手巻き・39,600円(税込)
・自動巻き・39,600円(税込)
・クロノグラフ・72,600円(税込)
修理期間の目安としては1.2ヶ月ほどのようで、修理が済んでからは2〜3日後に返却されるようです。
リシュモンジャパンでの修理には並行差別がある?
リシュモンジャパンの傘下のひとつであるIWCの時計の修理を例にとって説明していきましょう。
IWCの時計は平行差別はないといわれます。
正規店で購入すると高いけれど、並行輸入であれば正規店よりは少し安く購入できる場合があります。
そのとき、メーカーによっては輸入品は修理を断られることがあります。
これを並行差別というのですが、IWCの場合はそういったことは関係なく、どちらで購入しても正規品であれば同じように修理してくれるのです。
並行差別はないということですが、調べたところ、正規代理店であっても対応に差があるようで、手数料などはかからないが、見積もり後にキャンセルがあったときには約8,000円のキャンセル料を取られるとのこと。
このような情報があったので、さらに調べてみたところ、IWCの公式サイトにキャンセルについての記載がありました。
国内で修理をキャンセルする場合には5,000円(税別)がかかり、スイスでの修理をキャンセルする場合には15,000円(税別)がかかるとのことです。
正規店に依頼する場合にも、電話やメールで依頼するにしろ、こういったことも予め確認しておいたほうがいいでしょう。
リシュモンジャパンに修理を依頼する方法は?
IWCの時計の修理をメーカーにやってもらいたい、そういうときの申込方法はどうなるのでしょうか。
「リシュモンジャパン株式会社 IWCシャフハウゼン」IWCの正式名称ですが、修理を依頼するときには以下の方法があります。
・配送キットを送付(無償)してもらい依頼する
(依頼は電話かメール)
・購入した正規店で依頼する
直接店舗へ行けない場合には配送キットが便利ですが、正規店に依頼したほうが安心です。
リシュモンジャパンと修理業者では技術に違いはある?
IWCの時計を修理に出したいときに、メーカーがいいのか、時計店がいいのかと悩むこともあるでしょう。
いい技士に当たれば技術という点ではメーカーも時計修理店もそんなに差はありません。
時計修理店で金額が高くなってしまう場合、ない部品を取り寄せるからという理由もあります。
しかしメーカーであれば、よほど古い時計でない限り部品がないということはないでしょう。
IWCの場合修理をする場合、国内で修理できる時計の場合は見積もりで5日間、古い時計や複雑機構の時計の場合、スイスの工房に送るので3ヶ月ほどかかります。
IWCに依頼すれば修理の保証も、修理の種類によっても変わりますが、12ヶ月か24ヶ月の保証がつきます。
時間や金額の問題は時計の持ち主が考えることなので、どちらがおすすめとはいえません。
自分にとって金額が安いほうがいいのか、期間が短いほうがいいのかを選ぶことになるでしょう。
【2021最新】腕時計編集部が厳選!リシュモンジャパンのオーバーホール&修理店比較表
大切な腕時計を長く使うためには、定期的なオーバーホール・修理が欠かせません。
正規店より割安な料金でメンテナンスができる修理店は、技術力と信頼性が高いお店を選ぶことがポイントです。
今回はRichWatch編集部が、腕時計のオーバーホールと修理のおすすめ店をランキング形式で3選ご紹介します。
それぞれの店舗の特徴や評判、オーバーホールの料金など、あなたの腕時計に最適な業者をご提案します。
リシュモンジャパンのオーバーホール&修理のおすすめ店比較表
メーカーより3万円以上お得【千年堂】
千年堂は累計45000件以上の実績を持つ修理店です。
メーカー出身の時計技師や1級時計技師などのベテランが修理を担当してくれます。
千年堂のオーバーホール料金目安
種類 | 価格 |
---|---|
クォーツ | 26,950円(税込)~ |
自動巻き | 30,800円(税込)~ |
クロノグラフ | 40,700円(税込)~ |
概算費用はオーバーホールと修理代金込みで30,000~40,000円程度ですが、部品代が別途必要になります。
オプションでライトポリッシュと新品仕上げの追加が可能、ケース&ベルトのライトポリッシュはロレックスの場合24,200円(税込)です。
また超音波洗浄、オリジナルクリーニングを無料で行ってくれます。
千年堂の口コミ
安くて驚き
評価:今回、オーバーホールを依頼しましたが価格の安さにびっくりです。新品のようにキレイな状態で返ってきました。
定期的にメンテナンスの依頼をするのであれば、なるべく安価なお店を選びたいものです。
千年堂に関しては、リーズナブルな価格で引き受けてもらえたという口コミが多数挙がっています。
千年堂の基本情報
無料梱包セット | あり |
---|---|
保証 | 1年間(アンティークは半年) |
送料 | 無料 |
修理対応地域 | 日本全国 |
下記リンクにて無料宅配キットを申し込むと梱包用時計ケース・エアーキャップ・梱包材一式が自宅に送られてきます。
国産ブランド・クォーツも大歓迎【リペスタ】
高い技術と良心的な価格が魅力のリペスタは、幅広い腕時計のオーバーホールを受け付けているお店です。
高級舶来ブライドはもちろん、セイコーやシチズンなどの国産ウォッチ、カルティエやブルガリに代表されるクォーツのオーバーホールも積極的に行っています。
気持ちよく腕時計を使ってほしいとの願いから、8,800円相当の「リぺスタ洗浄+防水検査」を無料でサービスするなど顧客満足度の高いサービスが特徴です。
リペスタのオーバーホール料金目安
種類 | 価格 |
---|---|
外国産 (ロレックス・オメガ等) | 19,800円(税込)~ |
国産ブランド (セイコー・シチズン等) | 15,400円(税込)~ |
高級クォーツ (カルティエ・ブルガリ等) | 20,900円(税込)~ |
リペスタでは国家資格である一級時計修理技師を取得した職人が、それぞれ得意なメーカーの修理を担当します。
専門分野に特化することでよりレベルの高いオーバーホールが可能となり、見積もり後の修理依頼率91.4%という高い実績につながっています。
リペスタの口コミ
次回も依頼します
評価:今回、ロレックスの時計をリペスタ様に修理して頂きました。見積もりから、完成まで、とても丁寧に対応頂きまして、凄く良い店と感じました。
https://goo.gl/maps/NakDq1J61AVXDRAM9
アフターフォローもばっちりでした!
評価:大事にしていたカメレオンと主人のエアキングの修理をお願いしました。諦めていたカメレオンも見事に復活し、嬉しい限りです!
https://goo.gl/maps/XLJw71unS7v4kih1A
手巻きのカルティエや思い出の腕時計が、見事に復活したという感謝の口コミが目立ちました。
リペスタでは部品さえあれば修理・オーバーホールを受け付けています。
口コミで噂を聞いた方やリピート客が多いのもうなずけます。
リペスタの基本情報
無料梱包セット | あり |
---|---|
保証 | 1年間(アンティークは半年) |
送料 | 無料 |
修理対応地域 | 日本全国 |
無料見積もりと梱包セットは専用申し込みフォームから24時間365日受付中です。
分かりやすさを大切にしているリペスタは、ネット見積もりが初めての方でも迷うことなく利用できます。
もう動かないと諦めている腕時計をお持ちの方は、一度リペスタの無料見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか?
ハイレベルな新品仕上げが評判【シエン】
ロレックス、オメガをはじめ高級ブランドの修理を数多く手掛けてきたシエンは、確かな技術を持つ技士が多数在籍する職人集団です。
元ロレックスの技術者やメーカーの修理部門出身者、時計修理歴20年以上のベテランなどのプロフェッショナルが技術責任者を務めています。
シエンのオーバーホール料金目安
種類 | 価格 |
---|---|
ロレックス | 25,300円(税込)~ |
オメガ | 17,600円(税込)~ |
フランクミュラー | 17,600円(税込)~ |
パネライ | 25,300円(税込)~ |
新品仕上げにこだわるシエンは、修理とは別の技術者が磨き作業を担当します。
ギリギリのラインを見極め丁寧に施されたポリッシュ仕上げは、腕時計好きをうならせる見事な仕上がりと評判です。
価格も半額以上安くなるため、オーバーホールと一緒に注文するとお得です。
またオーバーホールや修理を専門に扱っているため、平均3週間という短い納期が特徴です。
シエンの口コミ
お客さんの気持ちを理解してくれる素晴らしい修理業さんです
評価:思い入れのある時計だったので、不安を覚えながら依頼しましたが受付の時点から丁寧な対応だったので安心してお任せ出来ました。仕上がりも満足しています。
https://goo.gl/maps/Cv9DrbXruERs8Ewv9
全国でもトップレベルの総合力かと思います。
評価:今回markxvのオーバーホールを依頼。納得のいく事前見積り(無料)と、店舗での接客や電話対応、また価格に大変満足。勿論、仕上がりも!
https://goo.gl/maps/3msbHqtC7guXUSTR8
見積もりや仕上がりはもちろん、接客が素晴らしかったという口コミが多いです。
”お客様にとって腕時計の修理は頻繁に行うものではない”がコンセプトのシエンは、一期一会のお客様への説明を丁寧かつ分かりやすく行っています。
シエンの基本情報
無料梱包セット | あり |
---|---|
保証 | 1年間 |
送料 | 無料(修理代1万円以上) |
修理対応地域 | 日本全国 |
シエンの公式ホームページでは、写真付きで無料配送セットへの梱包方法を説明しています。
1つの梱包セットで同時に2個の腕時計を送付できるため、複数個の時計を査定に出したいときに便利です。
接客に定評のあるシエンは、気持ちよく修理やオーバーホールを依頼したい方におすすめです。
腕時計オーバーホールと一緒に頼みたい!おすすめメンテナンス3選
ここからは、腕時計のオーバーホールと一緒に頼むと便利なおすすめのメンテナンスを3つご紹介します。
①ベルト交換
扱いに慣れていれば自力でできるベルト交換ですが、大切な腕時計に傷をつけるリスクを減らすためにも修理店にお任せするのが賢明でしょう。
ベルト本体の料金の他に工賃がかかり、相場はおよそ1,000円~5,000円です。
高級腕時計の場合、ベルト素材によりますが工賃とベルト本体の料金をあわせて10万円以上かかるケースもあります。
②風防交換
腕時計のガラスにヒビが入っている場合にも修理店に修理・交換をお願いしましょう。
おおよその相場についてはアクリル風防が6,000円~、ミネラルガラスが10,000円~、 サファイヤガラスが15,000円~です。
③新品仕上げ・ポリッシュ
「新品仕上げ」「ポリッシュ」などお店ごとに呼び方が異なりますが、ケースやブレスレットをひとつひとつ分解し、丁寧に磨きあげる作業を指します。
研磨作業によって気になる傷が消え、新品同様の美しさを取り戻すことができるのです。
オーバーホールと一緒に新品仕上げ・ポリッシュを依頼するとセット価格で安くなるお店もあるので、ぜひチェックしてみてください。
リシュモンジャパンか修理業者かは予算に応じて選ぶと良い
リシュモンジャパン傘下のIWCの時計の修理について解説してきましたが、時計の修理ひとつとっても、なかなか難しいものです。
自分の時計に対しての予算と時間に相談し、IWCに依頼するか、修理店に依頼するかを検討してみましょう。
2021年8月23日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
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