グランドセイコーの時計の評価は？海外やモデルごとに調査してみた！

グランドセイコーは技術力の高さと伝統的な良さを維持しながらも、着実に進化を遂げて、多彩なモデルが発表されています。

海外からの再評価の機運の高まり、国内での若い層からの支持の増加など、新たな動きもあります。

そうした動きも踏まえて、モデルごとに比較調査してみました。

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“SEIKO”は世界的にも高い信頼を得ている時計メーカーであり、その“SEIKO”を代表する高級ブランドがグランドセイコーです。

2017年には独立ブランド化が発表され、さらなる成長を遂げています。

現在、国内と海外での評価はどうなっているのでしょうか？

40代、50代の男性の口コミでも高評価が目立っています。

グランドセイコーは高級感がありながらも、主張しすぎず、派手になりすぎず、定番の安定感が魅力となっています。

モノ作り日本を象徴する技術力の高さと丁寧さ、丹念さが共感を呼び、多くの日本人が高く評価しています。

「いつかはグランドセイコーを買いたい」「いつかはグランドセイコーを付けられる人間になりたい」、そんな夢や目標の対象となっているところにもこの時計の魅力が表れています。

ほとんどの購入者に共通しているのは「一生使いたい」という評価でした。

近年、グランドセイコーは様々なモデルが登場しましたが、どのモデルにも共通しているのは丁寧に作り込まれていることです。

写真に撮った時に、アップにすればするほど、美しさが際立ちます。

インスタ映えすることが注目されるなど、若い層の評価も急上昇しています。

ちなみに上の写真は文字盤の6時のインデックスの上にある星のアップです。

近年、メジャーリーグで活躍している大谷翔平選手がグランドセイコーの宣伝ポスターに登場して、話題となりました。

理想とするところを目指す指針としての時計、自らを高めるための道具としてのグランドセイコーとして、本物志向の強い若い層からの支持が増えています。

グランドセイコーの技術力は海外でも定評があり、1967年にスイスで開催されたクロノメーターコンクールで、セイコーの時計が上位を独占しそうになり、順位発表が中止されるなど、“セイコーのメカニカルすごすぎ伝説”があります。

グランドセイコーの高評価は今や揺るぎないものになっています。 

グランドセイコーは時計作りのすべての工程を自社で行うマニュファクチュールとして、世界的に有名です。

メカニカル時計を作る雫石高級時計工房と、クオーツ式時計とスプリングドライブ式の時計を作る信州の時の匠工房がグランドセイコーの驚異的な技術力を支えています。 

毎年春にスイスで開催されている世界最大の宝飾・時計のトレード・フェア「バーゼルワールド」でもグランドセイコーの展示は注目を集めています。 

グランドセイコーの独立ブランド化によって、経済的で高性能から高級感ある高性能へとイメージも変わってきたのです。

高性能で高級感があることとともに、丈夫で壊れにくく長く使えることが時間経過とともに明らかになり、世界でもその人気は不動のものとなっています。

ここ数年、海外のアンティーク市場でもグランドセイコーの値段が上昇しています。 

グランドセイコーをムーブメントの種類で分類すると、9Sメカニカル、9Fクォーツ、そして2つの要素のハイブリッドであるスプリングドライブの3つに大別されます。

ここではそれぞれの代表的なモデルを見ていきましょう。 

グランドセイコーのおすすめモデル5選を表にしましたので、ご参考にして下さい。

上の動画は雫石高級時計工房での機械式ムーブメント、9Sメカニカルを搭載したグランドセイコーの製作過程を映像化したものです。

最新機器を駆使しながらも、緻密な手作業も交えての工作精度0.001mmを誇る加工技術は圧巻です。

世界最高水準のクォーツ、精巧に作られたメカニカル、クォーツとメカニカルのハイブリッドとも言うべきセイコー独自の開発力の結晶であるスプリングドライブ。

グランドセイコーの誇る3つのムーブメントは“モノ作り日本”の象徴といえそうです。

年差±10秒という世界最高峰の高精度を誇っているのがグランドセイコーのクォーツです。

ほとんどの時計メーカーが自動組み立てであるのに対して、複雑な機構によって成り立っているグランドセイコーのクォーツは手作業でしか作り上げることができません。

ロレックスを始めとする世界の超一流時計メーカーが準拠しているスイス公式クロノメーター、COSCよりも厳しいのがセイコー独自の新GS規格です。

この検定をパスしたメカニカルを搭載した時計だけが出荷されることによって、世界最高水準のメカニカルの精度の高さを維持しています。 

メカニカルの動力源であるぜんまいを使用しながら、クォーツの制御システムを導入したスプリングドライブはグランドセイコーの技術を結集した時計です。

メカニカルのパワーとクォーツの精度を兼ね備えていて、平均月差±10秒、パワーリザーブ72時間という高い性能を誇っています。  

グランドセイコーの魅力は他にどのようなものがあるのでしょうか。

イメージや実用性について詳しく解説していきます。

グランドセイコーのブランドイメージをひと言でいうと、高性能な日本製であり、信頼できるということでしょう。

シンプルで安定感があって、年齢を重ねても違和感なく使用できます。

ただし近年は伝統の良さを受け継ぎながらも様々なタイプを世に送り出しています。

グランドセイコーの高い機能は時計の針を見るだけでもはっきりわかります。

メカニカルやハイブリットの太くて重い針は強力な動力源を持っているからこそ、です。

秒針の動きひとつを取っても、高性能ぶりが見えてきます。

グランドセイコーはデザイナーの田中太郎氏が確立したセイコースタイルという原則に則ってデザインされていて、平面面積を広さ、平らさ、鏡面仕上げにこだわった作りが視認性の高さをもたらしています。

近年は伝統の良さに加えて、世界最大規模のデザインの祭典、ミラノデザインウィークに出展するなど、攻めの姿勢も目立っています。

グランドセイコーには“マスターショップ限定モデル”があります。

通常のモデルとはどこが違うのか、その評価はどうなっているのか、くわしく見ていきましょう。

グランドセイコーには“グランドセイコーブティック”と呼ばれる専門店があります。

銀座和光、ギンザシックスなどを始め、国内約140か所にあり、店内はブランドカラーの紺色を基調にデザインされています。

そのグランドセイコーブティックだけで販売されているのが限定モデルです。

基本的な時計としての性能に違いはほぼないのですが、さらなる高級感のあるデザインが施されていて、限定モデルなので生産数が少なく、希少価値があります。

国内のグランドセイコーブティックのみで販売されていて、様々なラインナップがあり、プレミアム感があるので、贈り物にも最適で、時計でオシャレを楽しみたい人にお勧めです。

グランドセイコーブティックに展示されている限定モデルは定価での販売です。

限定モデルを安く購入するには中古時計販売店、それも優良店をこまめにチェックするのがいいでしょう。

もともと生産数は多くはありませんが、中古市場でもある程度は流通していて、定価以下で販売されているケースもあります。

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時計を梱包して集荷依頼かコンビニへ持ち込み、着払いで郵送すれば終了です。時計を返却→自動解約できるシステムのおかげで、気軽にグランドセイコーを試せます。

グランドセイコーは人気ブランドのため、気になるモデルがある人はKARITOKE公式サイトでチェックしましょう。

グランドセイコーは表面的な高級感ではなく、高品質であるがゆえににじみでる高級感を備えた時計という評価が国内外問わず定着しています。

海外の高級ブランドと比べると、値段も比較的安くお買い得です。

プロの職人の丹念かつ丁寧な手作業が施されているグランドセイコーを身に付けると、背筋が真っ直ぐ伸びるに違いありません。

2021年1月25日調査