自宅でできるTシャツの簡単な染み抜き方法4選！買うべきアイテムも！【2024年】

自宅で手軽にTシャツの染み抜きができる方法をご紹介していきます。

自宅にあるものを利用して染み抜きができるため、ぜひ、参考にしてみましょう。

また、頑固な染みにおすすめしたい、染み抜きアイテムも併せてご紹介します。

手軽な染み抜き方法を知っていれば、お気に入りのTシャツが汚れてしまっても、心に余裕が生まれます。

自宅にある台所用洗剤やクレンジングオイル、重曹などを使った染み抜き方法をご紹介します。

Tシャツに付いてしまった染みの種類によって、染み抜き方法も変わってきます。

正しい対処を施し、染みついた染みをきれいに取り除いていきましょう。

水溶性のシミは、水で落ちるケースが多いです。

しかし、洗濯後も残ってしまったシミは、台所用洗剤で落としてみましょう。

乾いたタオルをシミの下に置きます。

タオルに汚れを移していくため、使い古したタオルを利用しましょう。

シミのある部分に、台所用洗剤を塗布します。

そして、シミの外側から中心に向かって、歯ブラシで優しくトントン叩きます。

シミの下に敷いたタオルに汚れが移ってきたら、適宜交換しながら薄まるまで繰り返しましょう。

歯ブラシで叩くときは、むやみにゴシゴシと擦らないように注意します。

ゴシゴシと擦ると、シミが広がったり、Tシャツが伸びたりしてしまうからです。

汚れが取れたら、Tシャツをぬるま湯ですすぎます。

その後、洗濯機でいつも通りに洗濯をすれば、シミ部分はきれいになります。

（油性のシミの種類）

・カレー

・チョコレート

・ファンデーションや口紅

・皮脂（皮脂線から分泌される脂肪などの油）

・マヨネーズやケチャップ

・食用油

・ボールペン

・ミートソース

油溶性のシミは、油に溶けやすい性質を持っています。

そこで、クレンジングオイルがとても効果的です。

クレンジングオイルがない場合は、油汚れを分解する台所用洗剤もおすすめです。

乾いたタオルをシミの下に置きます。

タオルに汚れを移していくため、使い古したタオルを使用しましょう。

シミに直接、クレンジングオイルを馴染ませます。

その後、シミの外側から中心に向かって、歯ブラシで優しくトントンします。

ゴシゴシと歯ブラシで擦ると、汚れが広がったり、Tシャツの生地を傷めたりする原因になるため注意しましょう。

汚れが取れてきたら、一旦ぬるま湯で洗い落とします。

そして、もう一度、クレンジングオイルをシミに馴染ませ、歯ブラシでトントンします。シミの下に置いたタオルは、適宜、交換しながら繰り返し行いましょう。

シミが取れてきたら、再度、すすぎを行います。

その後、洗濯機でいつも通り洗濯をすれば、すっきりと汚れが落ちます。

不溶性のシミには、重曹と酸素系漂白剤が効果的です。

Tシャツの色落ちが心配な場合は、色落ちしない漂白剤を使用しましょう。

時間が経ったシミにも、おすすめの方法です。

まず、ぬるま湯を用意しましょう。

Tシャツのシミ部分をぬるま湯で濡らし、重曹を馴染ませます。

汚れがひどい場合は、ペースト状にした重曹を直接、Tシャツに塗布する方法もおすすめです。

ぬるま湯で重曹を馴染ませたら、さらにその上からワイドハイターなどの酸素系漂白剤を付けて、様子を見ながら5分ほど放置します。

ただし、長時間の放置は色落ちの原因となるため、気を付けましょう。

汚れが薄まってきたら、新しく作ったぬるま湯でTシャツをすすぎます。

その後、洗濯機でいつも通り洗濯をすれば、頑固な汚れもきれいに落とせます。

家庭にある洗剤類でも、手軽に染み抜きはできますが、より汚れの落ちる染み抜き用の万能水があります。

万能水は、自宅にあるもので簡単に作れるため、ぜひ、作ってみましょう。

上記の洗剤を入れ物の中で混ぜ合わせ、染み抜き用万能水を作りましょう。

混ぜ合わせるときは、歯ブラシを使うと、そのままTシャツの染み抜きができて便利です。

重曹の主な成分は、炭酸水素ナトリウムです。

掃除用の洗剤としても使えますが、お菓子を作るときにベーキングパウダーとしても使われます。

最寄りのスーパーやドラッグストアで手に入れられます。

液体漂白剤は、色柄物や白物、毛などの多くの衣類に対応しています。 

液体のため、重曹と混ぜて使いやすく、汚れている箇所に直接塗布できて便利です。

粉末タイプの漂白剤は、毛や絹に対応しないため、液体漂白剤をおすすめします。

台所にある食器用中性洗剤を使用します。

3滴が適量なため、慎重に量を守って作りましょう。

染み抜き用万能水を利用した、染み抜き方法は以下の手順で行いましょう。

使い古したタオルをTシャツの下に置きましょう。

シミの大きさに合わせて、タオルを切っておくと、取り換えるときに便利です。

小皿などの入れ物に、重曹や液体漂白剤、食器用中性洗剤を分量を守って入れます。

歯ブラシを使い、洗剤をよく混ぜ合わせます。

このとき、洗剤がこぼれないように、慎重に行いましょう。

Tシャツのシミに、直接、染み抜き万能水を付けます。

そして、シミの外側から中心に向かって、歯ブラシで優しくトントンと叩きます。

ゴシゴシとシミを擦ると、シミが広がったり、Tシャツの生地にダメージを与えたりするため注意が必要です。

歯ブラシで優しくトントンと叩くと、汚れがタオルに移っていきます。

3～5回ほど叩いたら、Tシャツをめくり、タオルに移った汚れを確認してみましょう。

ぬるま湯を用意します。

シミを取り除いたTシャツをぬるま湯ですすぎます。

その後、洗濯機でいつも通り洗濯をすれば、すっきりと汚れを落とせます。

Tシャツの染み抜きに役立つアイテムをご紹介します。

シミの種類によって、アイテムを用意すれば、より簡単に染み抜きできます。

Tシャツの染み抜きは自宅で簡単にできます。

しかし、注意点もあるため、よく目を通してみましょう。

染み抜きをするときは、シミの汚れを取り除いたあとにすすいだり、洗濯したりします。

そのため、水洗いできない衣類は、クリーニング店に染み抜きを依頼しましょう。

Tシャツの洗濯表示をよく確認してから、染み抜きを始めてください。

ただし、一般的なTシャツは、水洗いできるものがほとんどです。

漂白剤を使うときの注意点は、Tシャツが色落ちしないか確認しましょう。

色柄ものにも使えると記載されているか確認したり、実際に使い古した色物の生地でチェックしたりします。

また、漂白剤の種類によって、適した生地があります。

除去できるシミの種類も異なります。

漂白剤の表示や衣類の洗濯表示、付着したシミの種類などもよく把握した上で漂白剤を使用しましょう。

塩素系の漂白剤・洗剤と、酸性の洗剤が混ざると、有毒な塩素ガスや硫化水素ガスが発生する恐れがあるため注意が必要です。

混ぜるな危険の文字がなくても、塩素系の漂白剤・洗剤と、酸性の洗剤が混ざると危険です。

シミがなかなか落ちず、同じ箇所に塩素系の漂白剤・洗剤と、酸性の洗剤を使いたい場合は、よく水ですすいでから使いましょう。

また、1日以上間をあけてから、次の洗剤を使うようにします。

自宅で染み抜きをすると、生地にダメージを与えてしまったり、きれいにシミが取れなかったりする可能性もあります。

そこで、確実にシミを落とせるクリーニング店に依頼する方法もあります。

クリーニング店に依頼するメリットとデメリットは、上記の表の通りです。

クリーニング店に依頼するメリットは、失敗するリスクが少ない点です。

シミの汚れの種類ごとに、適した方法でクリーニングをしてくれるため、染み抜きが成功する確率が高いです。

特に、生地が薄かったり、特殊なプリント装飾があったりするなど、自宅で染み抜きがしにくいTシャツは、クリーニング店に依頼しましょう。

ただし、汚物がついたものやペットの毛が大量についたもの、穴やキズなど損傷がひどいものは受付してくれないケースもあります。

自宅で染み抜きをするときは、シミの汚れの種類に応じて、洗剤を揃える必要があります。

実際に購入しても、シミを取り除けない場合もあり、がっかりするケースもしばしばです。

そこで、材料を揃える時間が難しい方は、クリーニング店に依頼しましょう。

店舗型クリーニング店に出す場合は、Tシャツ1枚あたり350円～600円程度が相場です。

宅配型クリーニング店に出す場合の相場は、Tシャツ1枚あたり500円～1,900円程度です。

ただし、シミの大きさや汚れの種類によっては、多額の料金がかかるケースもあります。

クリーニング店に依頼するメリットは、仕上がりの美しさです。

衣類に合ったクリーニング方法をしてくれるため、丁寧なケアでTシャツが長持ちします。

クリーニング店によっては、はっ水加工や汗抜きなどのオプションが追加できます。

・店舗型クリーニングの相場350円～600円くらい

・宅配型クリーニングの相場500円～1,900円くらい

・シミの大きさや汚れの種類によって予想以上の料金がかかるケースもある

デメリットは、ある程度の料金がかかる点です。

また、シミの大きさや汚れの種類によっては、予想以上の料金がかかるケースもあります。

クリーニングを依頼するときは、事前に料金の相談をしてみましょう。

Tシャツの染み抜きは、自宅で簡単に行えます。

しかし、生地が薄かったり、伸びやすかったりするTシャツの場合は、クリーニングに依頼する方法もあります。

クリーニング店に依頼すると、ある程度の料金はかかりますが、きれいに仕上がる点が魅力的です。

しかし、シミの種類にかかわらず、手軽にシミが取れる洗剤もあるため、自分で染み抜きをしてみる方法をおすすめします。