タイメックスの電池交換を自分でやる方法！業者の値段やおすすめ業者は？

タイメックスは、1854年創業のアメリカナンバーワンの腕時計メーカー。

カジュアルでユニークなコンセプトと、手の届きやすい価格帯が魅力です。

クリントン元大統領をはじめ、歴代のアメリカ大統領がタイメックスのアイアンマンを愛用することでも知られています。

タイメックスの人気モデル3種の電池交換方法を解説します。

電池交換を始める前に、必要な道具をそろえましょう。

お手持ちのタイメックスのモデルによって、電池や道具も違うので注意してください。

なお、電池交換はくれぐれも自己責任でお願いします。

まずは新しい電池を用意しましょう。

タイメックスの腕時計で使う電池は、インターネットやや100均などで簡単に入手できます。

タイメックスのウィークエンダーとアイアンマンに対応するのは、コイン型リチウム電池CR2016です。

インターネットでは、1個当たり60～100円程度でした。

タイメックスのキャンパーなら、ボタン電池のSR626SWを用意しましょう。

腕時計用として知られている種類で、インターネットでは1個当たり30～70円程度でした。

時計の裏蓋を開ける道具で、タイメックスでは、ウィークエンダーの電池交換で使用します。

サイズ違いのプラス・マイナスドライバーが6本入ったセット。

タイメックスでは、キャンパー、アイアンマンの電池交換で使用します。

それでは、タイメックスのモデル別電池交換の方法を見ていきましょう。

まずはタイメックスの中でも特に人気のモデル、ウィークエンダーです。

ウィークエンダーは、ベルトが裏蓋にかかっていて作業の邪魔になるので外します。

ケースからベルトを引き抜くだけで簡単に外すことができます。

裏蓋の開け口にこじ開けを差し込みながら上下に動かし、てこの原理で裏蓋を持ち上げますが、開け口は横から見るとわかりやすいです。

深く入れすぎると、故障の原因になるので注意が必要です。

裏蓋が開いたら、電池がどのようにはまっているのか確認しましょう。

ウィークエンダーの場合、電池の周囲の一部に少し隙間があり、そこに電池を押さえるためのバネがあります。

ピンセットなどでバネを外側に広げるようにして電池を取り出します。

電池交換のついでに、裏蓋についているパッキンの清掃をするのがおすすめでパッキンを外してシリコングリスを塗布し、ケースと裏蓋のフチの汚れを落とします。

パッキンが切れたり伸びたりしないよう、優しい力で行いましょう。

「タイメックス」のロゴの向きに注意して、裏蓋を閉めます。

この時、ケースの枠と裏蓋を押すようにして、表面のガラスケースに力を加えないように注意してしっかり閉まったら、ベルトを通して完了です。

つづいて、アウトドアでも人気のタイメックス キャンパーの電池交換の方法をご紹介します。

タイメックス キャンパーの裏蓋は4本のネジで留まっています。

左上→右上→左下→右下の順に、最初に軽く緩めた後、同じ順序でバランスよく緩めていくと部品への負担を減らすことができます。

キャンパーは裏蓋を外すと白いプラスチックの中枠があります。

真ん中に見えているムーブメントを押さえながら、ピンセットで中枠を外していきます。

手の油分や汚れが付着しないよう、綿棒や指サックを着けて押さえるとよいでしょう。

電池を押さえているツメがあるので、これをピンセットで外側に広げつつ電池を持ち上げて外します。

キャンパーはケース側にパッキンが付いています。

これを外して清掃とグリス塗布をしておくとよいでしょう。

シリコングリス塗布器は、グリスが染み込んだスポンジにパッキンを挟むことで、簡単にグリス塗布ができる便利グッズです。

外したパッキン、中枠、裏蓋を取り付けて完了で、中枠には向きがありますのでリューズの場所を目安に正しくセットしましょう。

裏蓋のネジを締めるときは、外すときと同じく左上→右上→左下→右下の順で、仮締めした後に本締めすると、負担が少なくおすすめです。

頑強なデザインとデジタル表示が特徴で、アメリカの歴代大統領にも愛されているタイメックス アイアンマンの電池交換を解説します。

タイメックス アイアンマンの裏蓋は4本のネジで留まっていますので、ドライバーでネジを緩めて外しましょう。

赤いシールの下に電池があり、シールの周囲に3本飛び出している金具で電池を押さえる構造になっており、金具のネジを外して電池を取り出すことになります。

3本全て外さなくても、金具が浮いた隙間から電池を取り出すことが可能ですが、シールにくっついているため、3本とも外してしまった方が取り出しやすそうです。

赤いシールの左下にかかっている金色の端子が折れてしまうと音が出なくなってしまいます。

金具を外す際に力を加えないようご注意ください。

古い電池を外し、新しい電池を置いて再び金具のネジを締めます。

赤いシールの▲マークの先にあるリセットボタンを押します。

ドライバーでネジを締めて裏蓋を取り付けたら最後に、日付と時刻表示を設定し直したら完了です。

自分で電池交換するのは心配という方や、時間がない時はプロを頼るのが一番賢明ですので、タイメックスの電池交換ができるおすすめ業者をご紹介します。

千葉県を中心に展開し、時計修理や靴・バッグ修理など、生活を幅広く支える夢工房ですが、駅近やショッピングセンター内等、アクセスしやすい店舗が多いです。

電池交換のほか、風防交換、パッキン交換なども可能で、郵送でも電池交換を依頼できます。

夢工房は関東に10店舗ありますが、店舗ごとに営業時間が異なるので確認しましょう。

名古屋市にお店を構えるEMPIREは、電池交換だけで年間8,000本の実績を誇ります。

時計修理に特化しているので、オーバーホールや洗浄など、腕時計ライフの相棒にしたいお店です。

電池交換はブランドによって3段階に価格が分かれており、タイメックスはClassAで1,000円～の対応となります。

オンラインで受付、自宅へ配送してくれるサービスもあり、遠方でも利用できます。

EMPIREは10時から20時半まで営業しており、アクセスは良好で名古屋駅から近いです。

日本全国に300以上の店舗があるミスターミニットは多くの店舗で時計修理、電池交換に対応しています。

タイメックスを含め、一般的な腕時計の電池交換ならその場で10分ほどで完了。

駅やショッピングセンターなどに多くの店舗があるため、通勤やお出かけのついでに電池交換が可能です。

ミスターミニットは店舗数が多いため、どの地域にお住まいの方でも気軽に利用することができます。

以下に、タイメックスの電池交換ができる店舗をピックアップしました。 

高級クォーツウォッチは電池交換だけでなく、定期的な修理やオーバーホールなどのメンテナンスが必要です。

電池交換だけでなく防水・電子回路の検査や研磨などを割引価格で提供する店も多く、大事な時計が見違えるほど美しく生まれ変わります。

そこで今回はRichWatch編集部がおすすめする、腕時計の電池交換店をランキング形式で3選ご紹介します。

それぞれの店舗の特徴や評判、交換の料金をチェックして納得のいくメンテナンス業者を選びましょう。

腕時計の電池交換のおすすめ店を比較表にしてまとめました。

なお、お店によって料金やメニュー内容が異なるため、腕時計の状態に合わせてチョイスするのがポイントです。

千年堂は累計45000件以上の実績を持つ修理店です。

メーカー出身の時計技師や1級時計技師などのベテランが修理を担当してくれます。

メーカーや腕時計の状態によって差があるようです

オーバーホールなどのついでに電池交換される方が多いので電話もしくはサイト内問い合わせから相談が必要です。

定期的にメンテナンスの依頼をするのであれば、なるべく安価なお店を選びたいものです。

千年堂に関しては、リーズナブルな価格で引き受けてもらえたという口コミが多数挙がっています。

下記リンクにて無料宅配キットを申し込むと梱包用時計ケース・エアーキャップ・梱包材一式が自宅に送られてきます。

追加料金なしの安心見積もりが魅力のリぺスタは、ロレックス・オメガなど外国産だけでなくセイコー・シチズンなどの国産ブランドが得意なお店です。

豊富な修理経験を誇るリぺスタは、ホームページに掲載のないブランドや他店で断られたメーカーの見積もりにも対応しています。

腕の良い職人が手掛けるオーバーホール&電池交換なら、思い出の古い腕時計が新品同様に蘇ります。

リぺスタでは見積もり時に内部をくまなく調査し、湿気や回路の不良を丁寧に見極めてくれます。

クォーツ時計は電池交換だけを行っても、時間が遅れるなどの不具合が現れやすいため、数年に一度の定期的なオーバーホールが必要になります。

国産ブランドやカルティエなどのクォーツモデルは、オーバーホールと電池交換で2万円台からと良心的な価格が魅力です。

リぺスタは50万円を超えるような、高級クォーツモデルの修理例が豊富です。

国家資格である1級時計修理技能資格をもつ職人が多数在籍し、各職人が得意なブランドやメーカーの修理を担当します。

リぺスタの得意分野に特化した分業体制は、顧客満足度の高さにつながっています。

修理・電池交換の見積もり依頼は、リぺスタ公式サイトからスマホだけで完結します。

申し込みフォームは非常にわかりやすく、スマホ操作が苦手な方でもスムーズにできるでしょう。

もう動かないとあきらめているクォーツウォッチをお持ちなら、一度リぺスタで無料見積もりを依頼してはいかがでしょうか？

外国ブランド修理のプロフェッショナルのシエンは、最短で3週間という業界屈指のスピーディーな納期が特徴のお店です。

”新品仕上げ”に自信があるシエンは修理とは別の職人がポリッシュを担当、別料金ながら電池交換と一緒に依頼する方が多いです。

気になる修理体制は元ロレックスの技術者や有名メーカー出身者など、腕時計に精通した職人が揃っています。

海外ブランドの電池交換を数多く手掛けるシエンでは、オーバーホールと電池交換のセットが一番人気です。

シャネルやカルティエなどの人気ブランドに代表される、舶来クォーツの修理に定評があります。

見積もり時に腕時計の状態をきちんと説明してくれるため、納得して電池交換を依頼できます。

シエンの得意ブランドはどちらかというと舶来ブランドです。

修理を手掛けるメーカーの幅を広げずに、海外製のブランドなど普遍的な価値をもつ腕時計に特化することで、より高い精度での修理・電池交換を目指しています。

サイトの使いやすさにこだわるシエンでは、修理依頼時の手順を写真付きで解説しています。

宅配修理が初めての方にもわかりやすいと評判です。

大切な腕時計を腕の良い職人に頼みたい、レベルの高い新品仕上げを依頼したい方は、ぜひシエンの無料見積もりを利用してみましょう。

ここからは、腕時計の電池交換と一緒に頼むと便利なおすすめのメンテナンスを3つご紹介します。

扱いに慣れていれば自力でできるベルト交換ですが、大切な腕時計に傷をつけるリスクを減らすためにも修理店にお任せするのが賢明でしょう。

ベルト本体の料金の他に工賃がかかり、相場はおよそ1,000円～5,000円です。

高級腕時計の場合、ベルト素材によりますが工賃とベルト本体の料金をあわせて10万円以上かかるケースもあります。

腕時計のガラスにヒビが入っている場合にも修理店に修理・交換をお願いしましょう。

おおよその相場についてはアクリル風防が6,000円～、ミネラルガラスが10,000円～、 サファイヤガラスが15,000円～です。

「新品仕上げ」「ポリッシュ」などお店ごとに呼び方が異なりますが、ケースやブレスレットをひとつひとつ分解し、丁寧に磨きあげる作業を指します。

研磨作業によって気になる傷が消え、新品同様の美しさを取り戻すことができるのです。 

オーバーホールと一緒に新品仕上げ・ポリッシュを依頼するとセット価格で安くなるお店もあるので、ぜひチェックしてみてください。

タイメックスの時計は比較的シンプルな構造で電池交換にも挑戦しやすいでしょう。

ただし、くれぐれも部品を傷めないよう注意しながら行ってください。

自分で電池交換を行えば、手持ちのタイメックスへの愛着も増し、より豊かな腕時計ライフを実現できます。

2020年12月26日調査