フロッグマン(Gショック)はどんな時計?歴史や定番人気モデル7選も紹介!
フロッグマンは見た目のゴツさと頑丈さが魅力のGショックの中で、取り分けタフなつくりとなっているモデルです。1993年の発売開始から約30年近くの歴史があるフロッグマンについて、歴代のモデルやその特徴、評価などをまとめました。
目次
フロッグマン(Gショック)の歴史やお勧めモデルを紹介
フロッグマンはダイビング用の腕時計ですが、無減圧潜水時間の計測などが出来ず実際のダイビング使用には機能不足です。
しかしGショックらしいタフ仕様には特筆すべきものがあり、世界中に根強いファンをもつ腕時計です。
今回はフロッグマンの歴史やおすすめモデル、裏蓋のパターンなどを紹介しその魅力に迫ります。
フロッグマン(Gショック)はどんな時計?
開発段階から他のGショックとは一線を画す存在だったのがフロッグマンです。
では早速、フロッグマンを語る上で外せないGショックの『マン シリーズ』から解説します。
『マンシリーズ』の先駆け
陸G,海G,空Gと3種類の極限を耐え抜くタフさが人気の『MASTER OF G』、通称『マンシリーズ』で最初に発売されたのが海G代表のフロッグマンです。
左右非対称ケースで手の甲への干渉を避けるなど、ダイバーの動作を考慮したデザインが初代モデルから継承されています。
裏蓋のフロッグマンが特徴
フロッグマンの裏蓋には「潜水蛙」のキャラクターが刻印されています。
カエルはフロッグマンのシンボルであり、初代からファンに親しまれています。
ダイビングにも使える本格仕様
フロッグマンはダイビング向けの仕様ですが、知っておかなければならないことが一つあります。
全てのダイバーが背負うリスクに「減圧症」があり、予防のためには体内の窒素量を計測し、浮上スピードなどをコントロールする必要があります。
少し専門的になりますが、フロッグマンには減圧症予防のための「無減圧潜水時間」を知らせる機能など、安全面において最重要とされる機能が備わっていません。
メイン機としてのダイビング使用はおすすめできませんが、耐衝撃や防水性能などは優れているため、サブ機としての機能は十分果たせるでしょう。
先進のテクノロジーを搭載
水中での位置確認には方位計や水深計が必要で、体調管理用の水温計や夜間・暗所用の発光機能も欠かせません。
このような先進テクノロジーがフロッグマンには搭載されています。
数あるダイバーズウォッチの中でもフロッグマンの機能は突出しており、ダイビングコンピュータに最も肉薄した腕時計です。
歴代のフロッグマン(Gショック)
フロッグマンは1993年の発売からGショックの代表モデルとして人気があります。
ここでは初代から最新モデルとなる6代目までの進化、各モデルの特徴などを紹介します。
1993年:初代フロッグマン誕生
初代フロッグマン(DW-6300)は1993年誕生です。
当時のファッションやカルチャーとマッチし、Gショックが爆発的なヒットとなった年代です。
またGショック初のペットネーム(愛称)が採用され、フロッグマンは当時から話題性のあるモデルとして注目されました。
1995年:2代目→チタニウム採用
初代モデルの難点であった錆(サビ)を克服するため、2代目(DE-8200)にはチタン素材が使用され軽量化も成功しました。
1999年:3代目→オートELバックライト採用
3代目フロッグマン(DW-9900)は、本体を傾けるだけでダイヤルが発光するオートELバックライトへと進化しました。
2001年:4代目→タフソーラー搭載
4代目フロッグマン(GW-200-2JF)はソーラー発電システムである「タフソーラー」を搭載し電池交換の手間を省くことができました。
わずかな光でも充電可能であり、ダイビング中のバッテリー切れといったトラブル発生リスクを軽減しました。
2009年:5代目→マルチバンド6搭載
5代目フロッグマン(GWF-1000)はマルチバンド6(標準電波受信)を初搭載したモデルです。
また、ストップウォッチのボタンを大型化するなど操作性も向上しています。
2016年:6代目→トリプルセンサー搭載
6代目フロッグマン(GWF-D1000)はトリプルセンサーにより、水温・水深・方位の表示が可能となりました。
また耐高水圧のサファイアガラスを採用し、ケースや裏蓋のDLC処理によりタフさを増しています。
フロッグマン(Gショック)の定番人気モデル7選
フロッグマンは生産終了モデルも含め、魅力ある機能や優れたデザイン性のため根強い人気があります。
ここでは7タイプの人気モデルを紹介します。
GWF-1000-1JF
GWF-1000-1JFはフロッグマンの5代目となるモデルです。
電波時計も5代目からであり、構造上の理由から電波受信に不向きであった旧モデルを飛躍的に改良しています。
価格 | 楽天:52,360円(税込) |
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ケース径/厚 | 58.3mm/18mm |
ケース素材 | ステンレススチール |
ベルト素材 | 樹脂バンド |
ガラス素材 | 無機ガラス |
ムーブメント | デジタルクォーツ |
重さ | 115g |
GWF-1000-1JFの特徴・機能
- タフソーラー
- 耐衝撃構造
- マルチバンド6
- ISO200m潜水用防水
- 10本のログデータメモリー
プロダイバーの場合、レジャーダイビングではあり得ない高さから水面へダイブすることもあります。
その際の衝撃はすさまじく、耐衝撃構造は安全確保に欠かせない機能です。
何度も見てしまうカッコ良さ!
実際に着用すると「これぞフロッグマン!」といった存在感が分かります。
所有欲を満たす腕時計としても良い評判です。
圧倒的な存在感!
存在感に圧倒される
評価:購入して本当に良かった!とにかく存在感と重厚感に圧倒されました。
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購入を検討中の方は迷わず買いです‼️
電池交換不要なところもオススメです!
GWF-1000-1JFはアナログのダイバーズウォッチでは味わえない重厚感や電池交換不要の実用性が高く評価されています。
GWF-D1000B-1JF
GWF-D1000B-1JFは、トリプルセンサー搭載により水深計測を可能としたモデルです。
ダイビングの限界深度は40mであり、深度計測は安全確保のために必要です。
価格 | 楽天:100,100円(税込) |
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ケース径/厚 | 59.2mm/18mm |
ケース素材 | ステンレススチール |
ベルト素材 | カーボンファイバー |
ガラス素材 | 内面無反射コーティングサファイアガラス |
ムーブメント | デジタルクォーツ |
重さ | 141g |
GWF-D1000B-1JFの特徴・機能
- タフソーラー
- 耐衝撃構造
- マルチバンド6
- トリプルセンサー
- 20本のログデータメモリー
GWF-D1000B-1JFは確認頻度の高い水深と潜水時間を表示しつつ、ボタンのワンプッシュで「方位」と「水温」が切替可能です。
高級感あるデザインが魅力!
デジタルウォッチの最高傑作
評価:所有欲を満たしてくれる時計
https://kakaku.com/
ボタン、スクリューバック、カーボンバンド、イルミネーターLED、高級感あります
Gショックファンには重厚感を求める人が多く、GWF-D1000B-1JFのゴツゴツしたデザインは高く評価されています。
GWF-D1000-1JF
GWF-D1000-1JFは2016年に発売となり、現在は生産終了となった6代目モデルです。
しかし基本性能やデザインの良さから根強いファンが多く、現在でも人気のモデルです。
価格 | 楽天:190,500円(税込) |
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ケース径/厚 | 59.2mm/18mm |
ケース素材 | ステンレススチール |
ベルト素材 | カーボンファイバー |
ガラス素材 | 内面無反射コーティングサファイアガラス |
ムーブメント | デジタルクォーツ |
重さ | 141g |
GWF-D1000-1JFの特徴・機能
- タフソーラー
- 方位計測機能
- マルチバンド6
- トリプルセンサー
- 20本のログデータメモリー
目的を達成し無事生還することがダイビングの目的です。
そのため水中移動や浮上の際に方位を知ることが重要であり、GWF-D1000-1JFには「自動水平補正機能付方位計」が搭載されました。
マリンスポーツに最適!
マリンスポーツ時に欠かさず使用
評価:マリンスポーツ時には欠かさず使用してます。厚みもさほど無く、ディスプレイも簡素で見やすいです。
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フロッグマンの機能はアスリート向けでもあり、アクティブにスポーツを楽しむ人にはぴったりの腕時計です。
GWF-1035F-1JR
GWF-1035F-1JRはGショック35周年記念の限定モデルです。
ベースがGWF-1000なので機能は十分であり、限定品らしい豪華な配色によって存在感が増しています。
価格 | 楽天:132,500円(税込) |
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ケース径/厚 | 58.3mm/18mm |
ケース素材 | ステンレススチール |
ベルト素材 | 樹脂製 |
ガラス素材 | 無機ガラス |
ムーブメント | デジタルクォーツ |
重さ | 115g |
GWF-1035F-1JRの特徴・機能
- タフソーラー
- 耐衝撃構造
- マルチバンド6
- ISO200m潜水用防水
- 10本のログデータメモリー
GWF-1035F-1JRのコンセプトは「マグマオーシャン」であり、誕生後の地球を覆っていたマグマの海をイメージしています。
また潜水蛙が随所に描かれおり、全部で何匹いるのか?といった遊びの要素も盛り込まれています。
コレクション用に購入!
限定モデルであるためコレクションとしての人気が高く、他のマンシリーズとともに購入する方も多いようです。
過去最高の出来です
フロッグマン史上最高
評価:デザイン、装飾ともにフロッグマン過去最高の出来。
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各所に隠れているカエルがとても面白い。
限定品ならではのデザインです。
重装備ながらもコミカルな潜水蛙はやはり人気であり、ユーザーからもデザインの一部として認識されています。
GF-8235D-1BJR
GF-8235D-1BJRも35周年記念の限定モデルであり、初代モデルのカラーを再現しつつ随所にゴールドを使用した豪華な仕上がりです。
価格 | 楽天(中古):58,080円(税込) |
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ケース径/厚 | 52mm/18mm |
ケース素材 | ステンレススチール |
ベルト素材 | 樹脂製 |
ガラス素材 | 無機ガラス |
ムーブメント | デジタルクォーツ |
重さ | 112g |
GF-8235D-1BJRの特徴・機能
- タフソーラー
- 耐衝撃構造
- スクリューバック
- ISO200m潜水用防水
- 10本のログデータメモリー
GF-8235D-1BJRのベースモデルは2代目フロッグマンの流れを汲むGF-8250です。
機能面では現行モデルに劣るものの、限定モデルであるためコレクターには人気があります。
ゴールド液晶が素晴らしい!
素晴らしい!
評価:ゴールド液晶が想像以上に良かった。電波時計でなくても非常に満足しています。
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電池交換を考えなくてもいいのは便利ですね。
限定モデルらしい仕上がりが良い評判で、電池交換不要のソーラー式も高評価です。
想像以上のクオリティ
想像以上にかっこいい
評価:開封してテンションアップ。
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商品画像ではパッとしませんでしたが、実物はすげぇかっこいいです。
実物のクオリティに驚くなど、嬉しい誤算があるのもフロッグマンならではです。
GWF-D1000NV-2JF
GWF-D1000NV-2JFは過酷な任務の海軍(NAVY)をイメージし、ネイビーカラーに階級章などを表すゴールドをあしらったモデルです。
価格 | ー |
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ケース径/厚 | 59.2mm/18mm |
ケース素材 | ステンレススチール |
ベルト素材 | カーボンファイバー |
ガラス素材 | 内面無反射コーティングサファイアガラス |
ムーブメント | デジタルクォーツ |
重さ | 141g |
GWF-D1000NV-2JFの特徴・機能
- タフソーラー
- 耐衝撃構造
- スクリューバック
- ISO200m潜水用防水
- 20本のログデータメモリー
GWF-D1000NV-2JFはミリタリー感溢れるデザインが特徴です。
水中活動をサポートする耐衝撃構造や防水性の高いスクリューバックなど、海の男たちを支えるタフ仕様も魅力です。
配色がお気に入り
色づかいがキレイ!
評価:フロッグマンがWCCSモデルから5個所有していますが、ネービーブルー&イエローバンドもキレイです!
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海軍をイメージした配色には清々しさもあり、男心をくすぐるデザインが高評価となっています。
ミリタリー感が大きな魅力!
ミリタリーテイスト溢れるデザインです
評価:海上自衛隊のようなカラーがおシャレ。
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電池交換不要のソーラー時計なので、オフタイムにさっと取り出して使うことができる手軽さが魅力。
GWF-D1000NV-2JFは軍用的なデザインが人気ですが、電池交換不要など使い勝手の良さも高評価となっています。
GW-200-2JF
GW-200-2JFは初代モデルを復刻させたようなデザインがマニアに人気です。
また初めてタフソーラーを搭載するなど、ダイバーの負担を軽減した画期的モデルです。
価格 | ー |
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ケース径/厚 | 52mm/17.7mm |
ケース素材 | チタン |
ベルト素材 | 樹脂製 |
ガラス素材 | 無機ガラス |
ムーブメント | デジタルクォーツ |
重さ | 82.2g |
GW-200-2JFの特徴・機能
- タフソーラー
- 耐衝撃構造
- パワーセービング機能
- ISO200m潜水用防水
- 耐低温仕様(-20℃)
GW-200-2JFは初のタフソーラー搭載に加え耐低温仕様も特徴です。
極寒の海ではダイバーの活動時間も限られるため、耐低温への着目はフロッグマンが本格的なプロ仕様であることを表しています。
全モデルコンプリートのため購入
フロッグマン制覇まであと少し!
評価:初代からフロッグマンを集めてます。
限定モデルは厳しいけどもう少しで制覇できるかも!
GW-200-2JFは市場に出回ることが少なく、フロッグマンコレクターにはかなり注目されています。
オークションで何とか入手!
ヤフオクで見つかりました!
評価:たまたまヤフオクで見つけて落札できた。
ソーラーで電池交換不要だからまだ動いてました。
GW-200-2JFはオークションでも出品の少ないレアモデルです。
状態の良いものはさらに少なく、常にアンテナを張っていないと入手困難なモデルです。
フロッグマン(Gショック)の裏蓋パターンを比較
フロッグマンは優れた機能に加えブランドイメージを象徴する「潜水蛙」も人気を決定づけています。
ここでは裏蓋に刻まれた潜水蛙のパターンを紹介します。
ボンベガエル
初代モデルから約8年間使われてきた「ボンベガエル」は、フロッグマン人気に一役買った愛すべきキャラクターです。
スネークキラー
ガスマスクを着けた毒ガエルは「スネークキラー」とも呼ばれ、特にユニークなデザインです。
スネークキラーは2001年発売のGW-201に登場し、中古市場でも出回ることの少ない希少モデルです。
ロボガエル
フロッグマン5代目のカエルはロボット化し、さらにユニーク度を高めています。
口から出たアンテナや目のデザインは、マルチバンド6や形状改良したネジなど、強化部分そのものを表しています。
水中スクーター
メタルボディのMRG-1100には水中スクーターが登場しています。
とてもユーモラスなデザインであり時代とともにカエルも進化しています。
ヘルメット
現行モデルのカエルは、サーチライトを持ちヘルメット姿になっています。
レスキュー活動をイメージさせ、頼もしさの増したキャラクターへ進化しています。
フロッグマン(Gショック)はカエルが特徴の本格派ダイバーズウォッチ
実用機能の搭載は武骨になりがちですが、フロッグマンはGショック伝統のデザインと融合しファッション性も高めています。
またユーモラスなカエルのイメージは過酷な使用環境と真逆であり、このギャップもフロッグマンの魅力です。
機能とデザインを両立させたフロッグマンは最強のダイバーズウォッチです。
この記事のライター
Rich-Watch編集部
Rich-Watch編集部では、男性向けアイテムを中心にアイテム・ファッション情報を発信しております。 「Rich-Watchを読んだおかげで、自分の求めた情報に出会えた」という方を1人でも多く増やすことをミッションとして活動しています。
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