セイコージウジアーロの時計をまとめて紹介！特徴や評価・評判を解説！

1983年にジョルジェット・ジウジアーロ氏がデザインしたスピードマスターの復刻版ですが、出回ることの少ない機種になっています。

デジタル仕様の丸みのケースは古いデザインとは思えない機種です。

傾いたケースデザインが特徴的で、1/100秒計測ストップウォッチ・タイマー機能・ラップ計測・アラーム機能を搭載しています。

1999年に復刻されたモデルはスピードスターのシルバー、ブラック、ゴールドという3種類のデジタル時計です。

上記はシルバーモデルになります。

丸みを帯びたデザインがとても可愛らしいですが、復刻にあたり多少の変更があり、少し大きめのケース、バックライトがつくという新機能が搭載されています。

セイコー（Seiko）のジウジアーロ氏デザインの通称オフセットモデルです。

オフセットには「ずらす」という意味があり、文字通りケースの中心がストラップの位置からずれています。

ドライビング時に操作がしやすいように考えられた非対称のデザインで、大型のクロノグラフボタンはグローブを着用した状態でも操作が可能です。

1983年の黒✕赤モデルが黄色に置き換えられ、視認性が高くなったオフセットモデルのひとつです。

大きめのボタンはドライバーが手袋をしていても容易に押すことができるように考えられています。

数量限定500個で希少価値も高い腕時計です。

SCED007は黒とグリーンの組み合わせのオフセットモデルです。

1983年に発売されたオリジナルモデルの色の組み合わせを変えているだけなのに、20年経っても古さを感じさせない機種になっています。

文字盤のカラーが魅力的な腕時計です。　 

1983年の通称オフセットモデルの復刻モデルは、2013年にショップ限定（TICTAC)も発売されました。

ステンレススチールのストラップのシルバーとオレンジの組み合わせですが、オレンジ色はかなり抑えられており、うるさくない印象に仕上がっています。

同じくTICTAC限定モデルのSCED011はシルバーとブラックの組み合わせです。

ベゼルがシルバー、ストラップがブラックに差し色としてブルーが入っています。

針のブルーもキリッとした印象になっています。

スタイリッシュなデザインで、服装にも合わせやすい腕時計です。

2013年にはTICTACだけでなく、BEAMSの限定モデルも発売されました。

シルバーのストラップとケース、ライトやボタンに使用されたブルーはクールな印象を与えます。

BEAMS限定はもうひとつSCED015も発売されており、カラーリングはシルバーとブラックのモノトーンになっています。

1983年のオリジナルのものよりも、ビビッドで現代的になったクロノグラフモデル。

デザイン性に気を取られてしまいますが、実はかなり実用性も高く、ストラップは中心がくり抜かれたようなデザインですが、軽量化にも一役買っています。

黒×蛍光色のスポーティなデザインで2500本限定のモデルです。 

マセラッティやアルファロメオのデザインを手掛けたジウジアーロ氏のSCED021は、ストラップもアシンメトリーデザインになっています。

ケースやストラップはステンレススチールで金属的ですが、ボタン素材はあえてプラスチックにするなど遊び心のある機種です。

鮮やかなブルーとブラック、ビビッドな蛍光イエローがマッチしている腕時計です。 

2014年に復刻されたジウジアーロデザインは5色展開で、その中のSCED025はシルバーとゴールドの組み合わせが上品です。

ダイバーベゼルを使用し、30年前のデザインとは思えないくらい斬新で、購買欲をそそる時計ではないでしょうか。

TICTACの限定モデルはパッと見、おもちゃのようなマルチカラーが目を引きます。

もうひとつ違うカラーリングの種類が出ているのですが、こちらのSCED027が大変人気で、プレミア価格がつく時計です。

限定300本と希少価値が高い腕時計となっています。

オンタイムは多くのブランド時計を扱うショップで、その限定モデルはTICTACとは違う趣があります。

黒とピンクの組み合わせに遊び心を感じさせ、男性だけでなく女性にも似合う色使いになっています。

ホワイトマウンテニアリングは実用性を考えられたどちらかというとアウトドア志向のショップです。

SCED033は全体的に色味も抑えられており、ショップに合わせた限定モデルと言えます。

レギュラーモデルにはない、ネイビーカラーを差し色に使用した個性が光る腕時計です。

SCED035は1983年のオリジナルのアナログクロノグラフの復刻になります。

この時計が人気なのは、オリジナルのクロノグラフが映画『エイリアン2』でシガニー・ウィーバー演じるエレン・リプリーが着用していたからです。

ただし、当時のものは左側にリューズがあるので、多少デザインには違いがあります。

映画ファンのみならず、変わったデザインの時計に目がない人は欲しいと思う一品です。

タキメーター、ストップウォッチ機能が搭載されたSCED039の最大の魅力は、右側の2時位置から4時位置に垂直になっているボタンです。

デザイン性ももちろんながら、誤作動を防ぐため、またグローブをつけても押しやすいように機能的にも考えられた機種になっています。

2015年に発売されたセイコー（Seiko）✕ジウジアーロの復刻モデルは、ほかのショップのモデルとは違い、色味は落ち着いた色が多くなっています。

しかし、ストラップにも3連の溝を施すなどこだわりのデザインが見てとれます。

5/100秒計測、30分計、スプリットタイム計測のタキメーターを備え、世界初のアナログクオーツクロノグラフをリメイクした、クールでカッコイイ腕時計です。

2016年にTICTACから2種類の復刻モデルが登場しました。

黒✕赤の組み合わせと黒✕ゴールドの2種類が各限定300本で発売されています。

1983年に発売されたモデルをかなり忠実に再現しているものの、色の組み合わせが現代的です。

2016年にはBEAMSからもショップ限定モデルが登場しました。

黒とグリーンの組み合わせが、BEAMSらしさを表しているのではないでしょうか。

3連の溝のあるストラップは軽さを追求しています。

永い時間を経ても今なおスタイリッシュな存在感を放ち、80年代の傑作が新たなカラーリングで現代に蘇っています。
 

SCED051はジウジアーロ氏デザインの1983年のオリジナルをホワイトマウンテニアリング限定として復刻されたものです。

ホワイトマウンテニアリングは2015年にも限定モデルが出ており、そのときと同じ落ち着いた色合いになっています。

派手さもなく誰にでも似合う時計です。

2016年にセイコー（Seiko）から復刻モデルが登場しましたが、オリジナルにかなりの変更が加えられています。

1983年のクロノグラフは完全にオフセット（ストラップの中心から右にずれている）になっていたのに対し、本機は右側に少し張り出している程度です。

黒✕赤という色合いもオフセットモデルを思わせますが、文字盤が右に20度傾斜しているのは、1983年のデジタルウォッチを思わせます。

2017年限定モデルは2016年のものと同じデザインではありますが、シルバー✕オレンジの色の組み合わせがエイリアンモデルを思わせ、より現代的になっています。

ストラップも非対称なデザインがされています。

オレンジの差し色が効いた、個性が光る腕時計です。

ジウジアーロ氏がデザインした車は多く、中には日本の車などを手がけているのですが、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』に登場するデロリアンもデザインしています。

近未来なデザインが時計のデザインにも通じており、SCED061は黒とブルーの組み合わせでクールな印象です。

セイコー（Seiko）がほこるGPSソーラーウォッチのアストロンとジウジアーロ氏とのコラボは圧倒的な存在感のあるSBXB121。

このアストロンは1983年のオリジナルモデルの系譜を受け継いでおり、ケースは右側にオフセットしています。

流線型のスタイリッシュなデザインが特徴的な腕時計です。

1983年に発表されたオリジナルモデル（黒）のデジタルバージョンがシルバーで2018年に限定モデルとして生まれ変わりました。

35年前に登場したのに、ほとんど変わらない形で登場できるというのは稀有なことではないでしょうか。

シルバーのほかには黒バージョンが出ています。

2018年にはジウジアーロデザインのBEAMS限定モデルも登場しました。

1983年にはなかった色で、BEAMSとジウジアーロのコラボは過去2度ありましたが、デジタルバージョンはないので、貴重なモデルと言えます。

ゴールドのベルトが輝く逸品です。