グラスヒュッテオリジナルはどんな時計？おすすめの人や人気モデル6選も紹介！

1845年、ドイツのグラスヒュッテから始まったグラスヒュッテオリジナルは、その卓越した時計技術と伝統を忘れない普遍的なデザイン、そして革新性で世界中のコレクターを魅了しています。

日本では馴染みがまだ薄いですが、この素晴らしいマニュファクチュールの魅力をここでは見てみましょう。

グラスヒュッテオリジナルの最大の魅力はまずその卓越した世界最高水準の時計機械技術で、伝統を重んじながらも常に現代的な革新を追い求め、オリジナリティにあふれた腕時計を開発している点にあります。

そして一年に数百個の腕時計しか生産しない希少性と、それに応える魅力的な腕時計たちが一生モノとしての価値を高めています。

ドイツの小さな町グラスヒュッテからスタートしたグラスヒュッテオリジナルは、徹底したマニュファクチュールを170年以上し続けてきました。

その拘り抜かれた技術継承で世界的なドイツのマニュファクチュールブランドとして素晴らしい腕時計を生み出しています。

徹底した自社製造の腕時計生産にドイツの職人気質が見てとれます。

ドイツのマニュファクチュールブランドといえば腕時計に詳しい方ならまずランゲ＆ゾーネの名前が浮かびますが、グラスヒュッテオリジナルは2番手といった所です。

しかしランゲ＆ゾーネもグラスヒュッテオリジナルもルーツとするところは同じで、ドイツの時計製造業が統合されたグラスヒュッテ国営時計会社（GUB）両者共に所属しており、いわば兄弟ブランドといった位置付けにあります。

グラスヒュッテオリジナルは5つのコレクションが基本になっており、それぞれが圧倒的個性を持った最高の腕時計コレクションになっています。

5つのモデルは優雅なクラシック腕時計セネタ、現代的な美しさのパノ、ダイバーズシリーズのスペシャリスト、エキサイティングな60年代、70年代を現代に表現したヴィンテージ、女性的なクラシックスタイルのレディから成り立ちます。

この美しさと上品さに革新性を併せ持った魅力的なマニュファクチュールブランド、グラスヒュッテオリジナルですが、どういった層の人たちにおすすめなのでしょうか。

グラスヒュッテオリジナルは伝統的なフォルムから美しいラインの腕時計を生み出しているため、万人にアピールするところがあり、また18Kなどの高級素材のほかにステンレスモデルもありますので普段使いに向いています。

高級腕時計を普段使いとして思う存分愉しみたい人に、グラスヒュッテオリジナルの腕時計たちはとても向いています。

グラスヒュッテオリジナルはコレクションの種類が豊富で、その人のスタイルによって色々な種類の選択肢があるのが魅力です。

基本5種類のコレクションから成り立つグラスヒュッテオリジナルの腕時計たちですが、色々なバリエーションがあるので一つに絞り込むのは嬉しくも悩ましいところです。

そこでグラスヒュッテオリジナルの中でも人気の高いモデルたちを、ここでは6種類に絞って紹介していきましょう。

腕時計の技術が革新的に進化した、エキサイティングな70年代の歴史を現代的に再現したダイヤルデザインが印象的なモデルがセブンティーズ・クロノグラフ・パノラマデイト1-37-02-02-02-30です。

大きな特徴は30分カウンター・12時間表記・パワーリザーブ表示・スモールセコンド・日付表示といったミニダイヤルが絶妙なバランスで文字盤に配置され、美しいダイヤルとなってケースに収まっています。

さらにムーブメントには自社製自動巻きCal.37-02が搭載されており、高精度な駆動とクロノグラフ機能を支えています。

刺激的な70年代を思わせるデザインが、デザイン大国ドイツを物語っています。

陽気で活発な60年代をイメージしたレトロモダン、優雅、独立を連想させるデザインが、最新の時計技術と見事に調和した上質な腕時計です。

大きな特徴はレトロモダンな60年代を思わせるドーム型ホワイトダイヤルにゴールドの針とインデックスが調和して視認性が物凄く高いです。

さらに自社製自動巻き高精度ムーブメントCal.39-52が搭載されており、正確な時を刻みます。

1960年代をイメージしたレトロモダンなデザインが普遍的な魅力で、どのシーンにも活用できる使い勝手の良さが高評価です。

今までの腕時計には無い独特なダイヤルデザインが不思議な優雅さをかもし出す、古典的でありながら新しさを表現しているモデルがパノ リザーブ 1-65-01-22-12-04です。

大きな特徴としてはオフセンターに配置された針が独特で、それを中心にスモールセコンドとパワーリザーブ・パノラマデイトが黄金比を計算した絶妙な配置になっており、この時計の顔になっています。

さらに自社製手巻きムーブメントCal.65-01が高精度としっかりしたパワーリザーブで時を刻みます。

マニュファクチュールにこだわるグラスヒュッテオリジナルの丁寧な仕事が高く評価されています。

徹底したシンプルなデザインと極限まで精度と高性能を追及したムーブメントが融合した、正にエクセレンスといえるモデルがセネタ エクセレンス 1-36-01-01-02-30です。

銀もく文字盤にレーザー書き込みし、ブラックのガルバニック加工を施したインデックスが、レイルロードチャプターリングと共に大きなポイントになっています。

さらに自社製ムーブメント自動巻きCal.36-01が磁界と温度変化に強く、パワーリザーブも100時間以上と超高性能を獲得しています。

無駄を一切排したシンプルなデザインと究極のムーブメントの高性能が高い評価を得ています。

特徴的な文字盤配置とムーンフェイスが美しくレイアウトされたダイヤルが上品なモデルが、パノマティックルナ 1-90-02-42-32-24です。

大きな特徴は理想的な月の満ち欠けを表現したムーンフェイスを搭載しており、正確に月齢を表示します。

そして高性能ムーブメント自社製自動巻きCal.90-02が複雑な機能を維持します。

左右対称をわざとずらした文字盤のデザインがとても印象的で、ムーンフェイスの機能性もあり評価が高いです。

グラスヒュッテオリジナル5番目のコレクションになるスペシャリストはダイバーズウォッチとして、最上級の水中での安定動作を実現しました。

ダイバーの為にいかに高い防水性を確保するかに取り組んだグラスヒュッテオリジナルは、エングレービング加工を施したケースバックなど防水性の強化に取り組み、 1-39-11-06-80-70 では200ｍ防水を実現、水中の安定動作をサポートします。

さらに自社製ムーブメント自動巻きCal.39-11は40時間のパワーリザーブで余裕を持った動作を実現しています。

ダイバーズとしての機能も高い上に、上品なデザインのSeaQに惹かれる人が多くなっています。

とはいえグラスヒュッテオリジナルの腕時計は、年に数百本しか生産されないという希少性もあって高価格になっています。

「新品はちょっときつくても、中古品ならなんとかなる」という人もいるのではないでしょうか。

ここではグラスヒュッテオリジナルの中古価格相場について見てみます。

インターネット中古の最大手楽天ですが、中古相場に関しては、他の一流ブランドに比べると個体数が少ないので品数はあまりありませんが、価格に関しては30万円前後～高級モデルで290万円前後の価格になっています。

（2020/3/13調査）

こちらもインターネットでの中古品販売が強いChrono24ですが、中古価格の相場は落ち着いている状態でまだ大幅なプレミアは付いておらず、30万円前後～高級モデルで300万円前後の価格になっています。

（2020/3/13調査）

グラスヒュッテオリジナルはドイツのマニュファクチャールブランドの先駆けとして、伝統を守りながら革新的な腕時計を作り続けてきました。

本物だけが持つ確かな技術と美しさで今後日本でも人気が急上昇するでしょう。

今のうちからコレクターとしては是非手に入れておきたいブランドです。