フレデリックコンスタントの時計の中古はどれくらいで買えて売れる？相場を調査！

フレデリックコンスタント(FREDERIQUE CONSTANT)は、クラシカルなデザインが人気の腕時計ブランドです。

デザインの美しさから女性のファンも多く、中古市場でも人気となっています。

今回はフレデリックコンスタント（FREDERIQUE CONSTANT）の腕時計について、中古相場を徹底調査しました。

フレデリックコンスタントは女性にも人気のブランドであり、利用者に女性の多いメルカリにもよく出品されています。

機械式の最高峰といわれるトゥールビヨンなど高額なモデルもありますが、クォーツモデルは格安の値段で取り引きされるケースもあるようです。

ここでは、フレデリックコンスタントの中古相場について調査しました。

フレデリックコンスタントの4種類のモデルについて平均的な相場を調査しました。

各モデルとも腕時計の状態やムーブメントによって価格差はありますが、クォーツモデルは数万円台から販売されています。

一方、マニュファクチュールや機械式ムーンフェイズ、トゥールビヨンなど高い技術力が必要なモデルは比較的高値です。

次に、店舗別にフレデリックコンスタントの中古販売価格を調べてみました。 

今回は人気の高いクラシックハートビートシリーズを中心にまとめています。

コメ兵では買取後にメンテナンスを行っているため、価格はやや高めですが非常に状態のいい腕時計が揃っています。

楽天では、フレデリックコンスタントの限定モデルも豊富に揃っています。

クォーツの3針モデルは3万円から、ダイヤ入のレディースは5万円から、ハートビートシリーズは6万円から見つけることができます。

出店しているショップによって価格や状態はさまざまです。

商品説明や画像をよく見て、納得の行くモデルを探しましょう。

chrono24は他の通販サイトに比べ、男性用・女性用ともに若干高めの相場です。

ムーブメントも機械式・クォーツともに高めですが、状態の良いものや付属品が全て揃っている場合はより高い値段がつけられています。

海外から購入するケースが多いため、送料が高めな点も考慮しておきましょう。

Timepeaksの相場も若干高めですが、ハートビートなど一部の女性用モデルは格安となっています。

クォーツモデルは5～6万円が多く、手の届きやすい価格帯のものもいくつかあります。

次に、フレデリックコンスタントの腕時計を売った場合の買取相場を調査しました。

モデル別や店舗別に調べましたので、ぜひ参考にしてください。

フレデリックコンスタントの買取りは、中古品販売価格の25%程度が相場のようです。

腕時計の状態や付属品の有無によって価格差があり、また買取店のキャンペーンなどでも買取額は変動します。

全ての条件が良ければ、中古品販売価格の50%程度になるケースもあります。

各店舗ごとに価格差はありますが、腕時計の人気度やキズ・擦れなどの状態がとくに査定額に大きく影響します。

中でも、フレデリックコンスタントの人気シリーズであるハートビートは比較的高値で買い取ってもらえます。

さらに、箱や保証書、取扱説明書など付属品の有無も査定額に関わるので、無くさずキレイな状態にしておきましょう。

そういった腕時計の状態の良さも、大きく査定額に響きます。

エコスタイルの買取相場は中古品販売価格の25%程度と平均的です。

しかし、保証書がある、傷が少ないなど状態のよい機械式は高値で買い取っているようです。

特にムーンフェイズ搭載モデルはハイスペックかつ人気が高いため、25万円と高値で買取されていました。

なんぼやの買取額は比較的高めで、同一条件でも他社より1万円以上の高値が付く場合があります。

お店としては「買取り = 仕入れ」になるので、強力な販売ルートの有無も価格差に影響します。

さらに、リセールバリューの高い人気モデルであれば、より高値が付きます。

ブラリバでは買取強化中であり、フレデリックコンスタントも高値の買取額となっています。

過去には、スリムラインムーンフェイズのFC-705S4S6を本体価格の35%で買い取った実績もあるようです。

さらに、他社と比較して最大45,000円以上の高値買取をしたモデルも複数あります。

付属品の有無も査定額に影響しますが、買取手続きもスムースになるため、保証書などは大事に保管しておきましょう。

メルカリは個人が気軽に利用できるため、フレデリックコンスタントの腕時計も多く出品されています。

メルカリには女性の利用者が多いため、レディースモデルは一部の通販サイトを上回る出品数となり、中には格安のものもあります。

より安く購入したい人は、チェックしてみてください。

メルカリはWeb版のフリーマーケットです。

商売感覚の人もいますが「不用品の処分」と捉えている利用者が多いため、通販サイトよりも安く購入できるケースがあります。

特に販売側がフレデリックコンスタントの腕時計の相場を知らないこともあるので、販売者とのコミュニケーションも肝心です。

出品が手軽にできるため、通販サイトでは見かけない希少品など、様々なモデルに出会えるのもメルカリの特徴です。

女性利用者の比率が高いため、腕時計もメンズよりもダイヤ入りや小さめサイズのレディース用が多く揃っています。

中には、中古ショップより格安で出品されているものもあります。

メルカリでは、値引きに応じてくれる出品者であれば価格交渉も可能です。

値引きの幅は交渉次第ですが、提示額の1～2割程度が常識の範囲となります。

個人間交渉になるので、出品者とのやり取りでトラブルにならないよう注意しましょう。

2016年から2017年にかけて、フレデリックコンスタントは日本から撤退したのではと噂されていました。

フレデリックコンスタントの総代理店であったGMインターナショナルが、2017年に取り扱いを終了したためです。

最後に、フレデリックコンスタント日本撤退の噂について解説します。

独立企業からシチズン参加となったフレデリックコンスタントですが、日本撤退は全くの誤報です。

2016年に買収合意となり、2017年8月以降はシチズンが販売や修理、マーケティングを請けおうことになりました。

こうなった背景には、シチズンは主力製品のほとんどがクォーツ式であるため、機械式がメインのフレデリックコンスタントとすみ分けができることが挙げられています。

また、シチズンはアメリカにスタッフが多く、フレデリックコンスタントが欧州でのシェアが高いメリットがあります。

シチズンと手を組むことで、流通や販売面でお互いにメリットを補完しあっているのも買収の理由のひとつです。

フレデリックコンスタントの歴史は、1988年に現CEOのピーター・C・スタース氏がスイスを訪れたことから始まります。

スイス製腕時計の技術やデザインに大きな感銘を受け、「スイスメイドの高品質な腕時計をもっと多くの人に届けたい」との思いがブランド創業のきっかけとなりました。

特に創業から6年経った1994年に発表したハートビートシリーズは、独特のデザイン性でフレデリックコンスタントのブランド名を世界に広めました。

フレデリックコンスタントには「高級時計を手の届きやすい価格で提供する」といったブランド思想があります。

本格的な機械式でも30～40万円台がメインの価格帯であり、中古であればより格安で購入することもできます。

中古ショップやメルカリを利用し、中古からマニュファクチュールブランド入門として購入するのもおすすめです。

状態のいいものであれば中古でも十分日常使いできるので、こまめにメンテナンスをしてフレデリックコンスタントの洗練されたデザインを楽しみましょう。

2021年9月15日調査