カルティエ(腕時計)の修理・オーバーホールあるある10！おすすめ業者3選も紹介！

今回はカルティエの腕時計について、修理やオーバーホールの特集です。

どのモデルもエレガントな印象のカルティエですが、高価な腕時計であるためトラブルの際は修理業者も厳選しておきたいところです。

よくある破損や故障事例、保証書なしでも修理対応してくれる業者を紹介するので、ぜひ参考にしてください。

カルティエのアンティーク腕時計は、要修理となるケースが3パターンあります。

アンティークの腕時計特有のトラブルをまとめましたが、保証書なしではメーカー修理に出せないため、腕時計本体はもちろん保証書の管理も重要となります。

アンティークの腕時計はオイル切れなどが原因で針が停止します。

他にもゼンマイ切れで針が止まる場合もあり、湿気を帯びてしまったためムーブメントが正常動作しないこともあります。

古い腕時計は保証書なしの場合が多いようですが、保証書なしでも修理対応するお店もあるので、まずは相談してみましょう。

試用期間の長いアンティーク腕時計は頑固な汚れが付着します。

汗や皮脂、ホコリなどの蓄積によって変色している場合が多く、専用クロスで磨きとってくれる修理店もあります。

金メッキは剥がれやすく繊細なので、自分で対応するよりも修理専門店への相談がおすすめです。

アンティークのカルティエはガラス風防の純正品が枯渇しています。

モデルによっては修理（交換）対応可能ですが、ドーム型風防の古い腕時計は再現が難しく、修理を断られるケースもあるようです。

多少フォルムが変わっても妥協できる場合もあるので、まずは修理専門店への相談をおすすめします。

動作関係のトラブルは腕時計のケース内部で発生します。

また腕時計のダイヤルに発生する不具合もあるので、トラブル回避のため発生原因を参考にしてください。

保証書なしの腕時計はメーカー修理を受け付けてくれないため、付属品もきちんと管理しておくことをおすすめします。

針の停止は自動巻きのカルティエに起きやすい事象です。

セルフワインディングの場合、巻き上げ機構の軸周辺部が摩耗するとローターにガタつきが生じ、周辺パーツに接触します。

この状態でローターが回転するとムーブメントを傷付けることになり、腕時計の針停止に繋がってしまいます。

クォーツ式の腕時計はオーバーホールしないまま使われることが多く、新品の電池に交換しても動かないことがあります。

電池切れのまま放置した結果、酸化した電池がムーブメントへ悪影響を与えたり、オイル切れも停止の原因となりますが、独自ムーブメントを使用したクォーツ式腕時計は修理代金も高額となるので注意してください。

腕時計の防水性は定期的なメンテナンスで維持することができます。

古く傷んだ状態のパッキンを使い続けるとケースや風防内部に湿気が入り込み、ガラスの曇りやパーツの錆びに繋がってしまいます。

防水性能を維持するためにも定期的にオーバーホールしておきましょう。

文字盤のヒビ割れはアンティークの腕時計に多く、カルティエの場合は古いマストタンクによく見られます。

風防内部に入った湿気により塗料が劣化する現象ですが、一般の時計店では対応できない場合があり、メーカー修理となるケースが多いようです。

保証書なしでは修理できないため、紛失しないよう注意してください。

ぶつける・擦るなど、腕時計の外装はダメージを受けやすい部分です。

カルティエの腕時計も例外ではなく、保証書なしでは修理できないケースもあるので、腕時計はもちろん付属品もきちんと管理することをおすすめします。

カルティエの腕時計「パシャ」では、リューズガードのチェーンが取れてしまうことがあります。

金属疲労や強い衝撃が原因であり、メーカー修理をおすすめしますが、保証書なしの場合は時計修理店に相談してみましょう。

レーザー溶接で直してもらえることもあるようです。

竜頭（リューズ）の石はカルティエの特徴的なデザインですが、強い衝撃で取れてしまうことがあります。

修理店で接着してもらうことも可能ですが、石を失くしていた場合はメーカー修理をおすすめします。

保証書なしでは受付不可のため、付属品の紛失にも注意してください。

カルティエの腕時計はベルトのコマ同士をネジで繋いでいます。

部分によってはとても繊細なネジを使っていますが、汗や皮脂、ホコリが溜まりやすく、錆の原因となってしまいます。

ネジ交換で修復可能ですが、錆が全体に広がっている場合はメーカー修理がおすすめです。

カルティエの腕時計はモデル別に故障などの原因が異なります。

各モデルのデザインや特徴とリンクしたトラブルなので、同一モデルをお持ちの方はぜひ参考にしてください。

カルティエ・パシャに多く見られるのは針の変色と竜頭（リューズ）の破損です。

風防内に入り込んだ湿気は針の蛍光塗料を変色させ、放置すると針そのものの錆びにも繋がります。

竜頭（リューズ）は鎖部分が取れてしまうことがあり、いずれもメーカー修理をおすすめしますが、保証書なしの場合は時計修理店へ相談してみましょう。

タンクシリーズでは針の停止など、ムーブメントのトラブルが多いようです。

小型のレディースモデルには特に多く、オイル切れやゼンマイ切れといった原因が殆どであり、防水性の低下による湿気の混入もよくある例です。

定期的なオーバーホールで防止しましょう。

カルティエのドレスウォッチは防水性が低く、裏蓋のネジ止め部分から水分が入り込みやすくなっています。

内部の錆びや風防の曇りに繋がってしまうため、定期的なオーバーホールによるチェックをおすすめします。

大切な腕時計を長く使うためには、定期的なオーバーホール・修理が欠かせません。 

正規店より割安な料金でメンテナンスができる修理店は、技術力と信頼性が高いお店を選ぶことがポイントです。

今回はRichWatch編集部が、腕時計のオーバーホールと修理のおすすめ店をランキング形式で3選ご紹介します。

それぞれの店舗の特徴や評判、オーバーホールの料金など、あなたの腕時計に最適な業者をご提案します。

千年堂は累計45,000件以上の実績を持つ修理店です。

メーカー出身の時計技師や1級時計技師などのベテランが修理を担当します。

見積もり後の発注率は90％を越えており、技術と料金バランスの良さが評判のお店です。

業務の効率化と低価格を実現するため修理はオーバーホールのみ、そして店舗を構えず宅配修理のみに特化しています。

概算費用はオーバーホールと修理代金込みで30,000～40,000円程度ですが、部品代が別途必要になります。

オプションでライトポリッシュと新品仕上げの追加が可能、ケース&ベルトのライトポリッシュはロレックスの場合24,200円(税込)です。

また超音波洗浄、オリジナルクリーニングを無料で行ってくれます。

メーカーよりリーズナブルな価格で引き受けてもらえた、無料のクリーニングが嬉しいなど価格とサービスについての口コミが多いです。

千年堂は現在修理待ちの状態が発生するほど人気のお店です。

依頼する場合は納期を長めに見ておきましょう。

宅配専門の千年堂は、公式サイトの申込フォームから見積もりを依頼します。

見積もりに1～2週間、オーバーホールに4週間ほど必要ですが、修理後は動作チェックと防水チェックを行い完全な状態で手元へ返却されます。

高い技術と良心的な価格が魅力のリペスタは、幅広い腕時計のオーバーホールを受け付けているお店です。

高級舶来ブライドはもちろん、セイコーやシチズンなどの国産ウォッチ、カルティエやブルガリに代表されるクォーツのオーバーホールも積極的に行っています。

気持ちよく腕時計を使ってほしいとの願いから、8,800円相当の「リぺスタ洗浄＋防水検査」を無料でサービスするなど顧客満足度の高いサービスが特徴です。

リペスタでは国家資格である一級時計修理技師を取得した職人が、それぞれ得意なメーカーの修理を担当します。

専門分野に特化することでよりレベルの高いオーバーホールが可能となり、見積もり後の修理依頼率91.4%という高い実績につながっています。

手巻きのカルティエや思い出の腕時計が、見事に復活したという感謝の口コミが目立ちました。

リペスタでは部品さえあれば修理・オーバーホールを受け付けています。

口コミで噂を聞いた方やリピート客が多いのもうなずけます。

無料見積もりと梱包セットは専用申し込みフォームから24時間365日受付中です。

分かりやすさを大切にしているリペスタは、ネット見積もりが初めての方でも迷うことなく利用できます。

もう動かないと諦めている腕時計をお持ちの方は、一度リペスタの無料見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか？

ロレックス、オメガをはじめ高級ブランドの修理を数多く手掛けてきたシエンは、確かな技術を持つ技士が多数在籍する職人集団です。

元ロレックスの技術者やメーカーの修理部門出身者、時計修理歴20年以上のベテランなどのプロフェッショナルが技術責任者を務めています。

新品仕上げにこだわるシエンは、修理とは別の技術者が磨き作業を担当します。

ギリギリのラインを見極め丁寧に施されたポリッシュ仕上げは、腕時計好きをうならせる見事な仕上がりと評判です。

価格も半額以上安くなるため、オーバーホールと一緒に注文するとお得です。

またオーバーホールや修理を専門に扱っているため、平均3週間という短い納期が特徴です。

見積もりや仕上がりはもちろん、接客が素晴らしかったという口コミが多いです。

”お客様にとって腕時計の修理は頻繁に行うものではない”がコンセプトのシエンは、一期一会のお客様への説明を丁寧かつ分かりやすく行っています。

シエンの公式ホームページでは、写真付きで無料配送セットへの梱包方法を説明しています。

1つの梱包セットで同時に2個の腕時計を送付できるため、複数個の時計を査定に出したいときに便利です。

接客に定評のあるシエンは、気持ちよく修理やオーバーホールを依頼したい方におすすめです。

カルティエでは直営店やオンラインで修理を受け付けています。

公式修理の問い合わせ先や特徴を紹介するので参考にしてください。

カルティエの腕時計を直営店や公式オンラインブティックから購入した場合、購入後2年間はメーカー保証を受けることができます。

基本的にはカルティエ側が製造上の欠陥を認めた場合に限り適用され、誤った使い方や経年劣化は対象外となります。

保証書なしでは受付不可のため、付属品の管理にも注意してください。

カルティエの時計修理は直営店への持ち込みの他、オンラインでも申し込み可能です。

オンラインの申し込み方法や保証に関する規約など、質問・意見等についてはカスタマーサービスセンターが受付窓口になっています。

規約には細かな項目も多いため、公式修理を検討しておられる方はまずカスタマーセンターへの問い合わせがおすすめです。

カルティエの修理事例をみると、定期メンテナンスを怠った結果、故障や破損に繋がったものが多いようです。

カルティエ公式や時計店で定期的にオーバーホールし、ベストコンディションの腕時計を使っていきましょう。

2021年1月18日調査