BABY-Gの電池交換を自分でやる方法は？業者でやるのとどっちが安い？

女性向けのG-SHOCKとして定着しているBABY-Gが稼働を停止した場合、最初に疑うべきは電池切れです。

こちらの記事ではBABY-Gの電池交換のやり方を最初に紹介します。

また、セルフで交換する場合と修理業者に依頼したときの費用の比較や、自分で電池交換する際のリスクを解説するので、電池交換の参考にして下さい。　  

電池が切れたBABY-Gに処置を施すには、工具の準備と電池交換の作業工程の理解が不可欠です。

交換用の電池を用意することはもちろんのこと、時計の裏蓋を開けるための精密ドライバーや細かな部品を扱うためのピンセットの2つは最低限用意しましょう。

BABY-Gを含めた腕時計の電池交換の際には、最低でも2つの道具が必要で、まず用意したいのが腕時計の裏蓋を固定しているネジを外すための精密ドライバーになります。

時計内部の部品を触るときにはピンセットが必要なので、こちらも用意しましょう。

精密ドライバーとピンセット以外にあると役立つ工具としては、BABY-Gのベルトを外す際にはバネ棒外しという道具があると便利です。

BABY-Gの電池を交換する最初のステップはベルトを外す工程です。

ベルトが裏蓋に被っている場合はこの作業が必須ですし、そうでない場合もベルトを外しておいた方が作業がやりやすくなります。

ベルトを除去するには、ベルトとケースを固定しているバネ棒を外さなくてはいけません。

バネ棒外しと呼ばれる道具かマイナスドライバーでバネ棒を押し込むと外すことができます。

ベルトを取り除いたら、次に裏蓋を外します。

裏ブタは小さなネジで固定されているので、マイナスドライバーを使用してください。

このとき、1つのネジを完全に外してから次に取り掛かるのではなく、全てのネジを少しずつ緩めていくのがコツです。

ネジを緩め終わったら裏蓋と共に外し、失くさないように除けておきましょう。  

裏蓋を外した後はいよいよ電池を交換しますが、交換の際には基本的にピンセットで時計内部の備品に触れるようにしてください。

BABY-Gは裏蓋と内部の機械の間にパッキンやカバーが挟まっているので、まずはこれを取り除き、電池を覆っているシールを剥がしたら、電池を留めている金具をピンセットで持ち上げBABY-G内部の電池を取り外し、用意した電池をはめ込みます。

腕時計の電池を交換する過程でやっておきたいのがショートです。

時計内部のACと刻まれた箇所と新しく挿入した電池をピンセットで同時に触るのがショートのやり方になります。

これは時計をリセットする役割があり、入れ替えた電池で正常にBABY-Gを動かすために工程なので忘れずにやっておきましょう。

電池を入れ替えてショートを終えたら、今まで取り外していた部品を戻す作業に移ります。

電池を留める金具をもとに戻し、電池のシールやパッキン、カバーでBABY-G内部の機械を覆ってください。

ここまで来たら後は裏蓋を取り付けてベルトを装着するだけです。

裏蓋を取り付ける際にも外したときと同様に、全てのネジを少しずつ締めていくと上手くいきます。

初心者の場合、裏蓋の向きを逆にしてしまうミスが見受けられるので注意しましょう。

最後の工程はベルトとケースの装着です。

ただし、ベルトを着ける前に電池交換を終えたBABY-Gがきちんと動作するか確認するのを忘れないでください。

ベルトを装着する際にはバネ棒をケースとベルトの間にはめ込み、バネ棒を押し込んで固定しましょう。

BABY-Gが電池切れを起こしたとき考えることになるのが、セルフ電池交換と修理業者への依頼のどちらがお得かという問題です。

どちらがコストパフォーマンスに優れているのか判断するためには、修理にかかる費用を比べてみましょう。

安価な工具と電池でセルフ電池交換に臨むことを前提にするなら、工具代と電池代を合わせて1,000円前後で済ませることができます。

あらかじめ工具が揃っているのであれば、経済的負担は電池代だけで済むのがセルフ電池交換のメリットです。

最低限必要な工具である精密ドライバーとピンセットは、どちらも300～600円で揃えられます。

時計用の電池は複数個入りでも500～1000円前後、1個入りなら200円程度で購入できます。

BABY-Gの電池交換を時計修理店に依頼する場合は、各店舗の料金を知っておくことが大切です。

上記の3つの時計修理店の最安値を平均すると約1,300円になります。

電池を2つ使用しているモデルになると2,000円以上の修理費用になる点に注意しましょう。

また、紹介した平均費用はあくまで最安値の比較です。

BABY-Gのモデルによる価格の違いや、パッキン交換などの工程が加わることで値段が上昇する可能性があることに留意してください。

価格においてはセルフ電池交換の方がお得に感じられる一方、時計修理店での電池交換では追加費用を払うことで、尾錠やバネ棒の交換、ベルトサイズ調整といったサービスを受けられる点がメリットといえます。 

工具さえ揃っていれば、BABY-Gのセルフ電池交換は電池代の数百円を負担するだけで済むため、経済的負担では修理店よりもセルフ修理に分があります。

しかしセルフ電池交換にはリスクが付き物であることを忘れてはいけません。

素人が時計内部の機械に触れることで、BABY-Gに悪影響を与える可能性があることを覚えておきましょう。

BABY-Gの電池交換ではケース内部の部品に触れる過程は避けられません。

腕時計は精密機械の塊であり、素人が下手に触れてしまうことで故障する危険性があります。

裏蓋の開閉やケース内部を覆うケースの取り外しなど、内部の機械にショックを与えてしまう可能性がいくつも存在するのがセルフ電池交換のデメリットです。

BABY-Gの機能として備わっているのが10気圧以上の防水で、具体的に使用可能なシーンとしては水仕事や素潜り、水泳が挙げられます。

防水機能を司っているのが、ケース内部に施されたパッキンになり、電池交換の過程ではパッキンを一度取り外すことになります。

一度セルフ電池交換をしてしまうと、セルフ電池交換によって何らかの弊害を被ったときや、それ以外の場面でBABY-Gが故障したとき、メーカーの保証が受けられなくなる可能性があります。

BABY-Gを購入した際の保証内容にもよるため一概には断定できませんが、メーカー保証で修理してもらいたいのであればセルフ電池交換を避けた方が無難です。

高級クォーツウォッチは電池交換だけでなく、定期的な修理やオーバーホールなどのメンテナンスが必要です。

電池交換だけでなく防水・電子回路の検査や研磨などを割引価格で提供する店も多く、大事な時計が見違えるほど美しく生まれ変わります。

そこで今回はRichWatch編集部がおすすめする、腕時計の電池交換店をランキング形式で3選ご紹介します。

それぞれの店舗の特徴や評判、交換の料金をチェックして納得のいくメンテナンス業者を選びましょう。

腕時計の電池交換のおすすめ店を比較表にしてまとめました。

なお、お店によって料金やメニュー内容が異なるため、腕時計の状態に合わせてチョイスするのがポイントです。

千年堂は累計45000件以上の実績を持つ修理店です。

メーカー出身の時計技師や1級時計技師などのベテランが修理を担当してくれます。

メーカーや腕時計の状態によって差があるようです

オーバーホールなどのついでに電池交換される方が多いので電話もしくはサイト内問い合わせから相談が必要です。

定期的にメンテナンスの依頼をするのであれば、なるべく安価なお店を選びたいものです。

千年堂に関しては、リーズナブルな価格で引き受けてもらえたという口コミが多数挙がっています。

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豊富な修理経験を誇るリぺスタは、ホームページに掲載のないブランドや他店で断られたメーカーの見積もりにも対応しています。

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リぺスタでは見積もり時に内部をくまなく調査し、湿気や回路の不良を丁寧に見極めてくれます。

クォーツ時計は電池交換だけを行っても、時間が遅れるなどの不具合が現れやすいため、数年に一度の定期的なオーバーホールが必要になります。

国産ブランドやカルティエなどのクォーツモデルは、オーバーホールと電池交換で2万円台からと良心的な価格が魅力です。

リぺスタは50万円を超えるような、高級クォーツモデルの修理例が豊富です。

国家資格である1級時計修理技能資格をもつ職人が多数在籍し、各職人が得意なブランドやメーカーの修理を担当します。

リぺスタの得意分野に特化した分業体制は、顧客満足度の高さにつながっています。

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ここからは、腕時計のオーバーホールと一緒に頼むと便利なおすすめのメンテナンスを3つご紹介します。

扱いに慣れていれば自力でできるベルト交換ですが、大切な腕時計に傷をつけるリスクを減らすためにも修理店にお任せするのが賢明でしょう。

ベルト本体の料金の他に工賃がかかり、相場はおよそ1,000円～5,000円です。

高級腕時計の場合、ベルト素材によりますが工賃とベルト本体の料金をあわせて10万円以上かかるケースもあります。

腕時計のガラスにヒビが入っている場合にも修理店に修理・交換をお願いしましょう。

おおよその相場についてはアクリル風防が6,000円～、ミネラルガラスが10,000円～、 サファイヤガラスが15,000円～です。

「新品仕上げ」「ポリッシュ」などお店ごとに呼び方が異なりますが、ケースやブレスレットをひとつひとつ分解し、丁寧に磨きあげる作業を指します。

研磨作業によって気になる傷が消え、新品同様の美しさを取り戻すことができるのです。 

電池交換と一緒に新品仕上げ・ポリッシュを依頼するとセット価格で安くなるお店もあるので、ぜひチェックしてみてください。

修理店に電池交換を依頼する際は、郵送の可否をあらかじめ確認するとよいでしょう。

いつまでも大切に使っていきたい腕時計だからこそ時を止めたくはありません

信頼する店舗を探してなんでも相談できるパートナーを見つけましょう。

電池切れしたBABY-Gを復活させるには、セルフ電池交換や業者へ修理依頼をすることになりますが、自分で交換した方が業者よりも安く済むのが一般的で、ただし電池交換に必要な工具や電池の準備、正しい手順の把握が不可欠です。

 業者依頼の場合は郵送や持ち込みでBABY-Gを預けて、待つだけで良いのがメリットで、セルフ電池交換は時計が壊れてしまうリスクを念頭に置いて取り組みましょう。

2020年11月20日調査