FPジュルヌはどんな腕時計？特徴や歴史、おすすめモデルを大紹介！

1999年に時計職人フランソワ・ポール・ジュルヌによって創業されたFPジュルヌ歴史的には若いですがは現在も創設者のジュルヌが時計職人として活躍しており、ブレゲの再来と呼ばれる高い技術力でエレガントな機械式時計が身上です。

その輝かしい数々のコンテスト受賞歴やおすすめモデルをご紹介します。

ジュルヌは時計学校に通っているときから頭角を現し、卒業後にアンティークウォッチの修復師のもとで修行を開始し、20歳のときに自分で独自のトウールビョンを完成させ、その後工房を構えて独立し、腕時計の制作に没頭するようになります。

特徴は優美なデザインと複雑な時計構造でもはやそのできは芸術品と呼ばれるほどになります。

FPジュルヌは創業が1999年と歴史は比較的若いブランドですが、その独特な技術とデザインの素晴らしさで瞬く間にその名が知れ渡り、熱烈なファンを獲得しています。

シンプルで親しみ易く、豪華なデザインを重視する彼の姿勢は徹底していて、18世紀の時計をモチーフにした独特なデザインは他に類を見ないでしょう。

フランソワ・ポール・ジュルヌは1957にフランスのマルセイユで生まれ、アンティークウォッチの修復師である叔父の影響で幼いころから時計に親しんでいます。

14歳になって地元の時計学校に入学、本格的に時計政策の勉強を始め、卒業後には叔父のアトリエで技術を磨いていましたが、天才的な技術を身に付けていた彼は、独立後工房を構え、自分の名を冠したFPジュルヌをスタートさせました。

そして15年の歳月を費やし彼はついに共振（レゾナンス）現象を腕時計に用いた初めてのモデル、クロノメーターレゾナンスを世に送り出します。

今までこの複雑な仕組みで精度安定性を追及した腕時計は過去になく、ジュルヌの天才的技術が成し遂げたFPジュルヌの真髄とも言えるモデルでしょう。

世界の注目の的となったFPジュルヌは、2001年からジュネーブで毎年開かれている時計市で数々の賞を受賞しています。

2002年に審査員特別賞、2004年の金の針賞（グランプリ）、2005年にベストメンズウォッチ賞、2006年金の針賞（グランプリ）、2008年の金の針賞（グランプリ）と向かうところ敵無しといった感じです。

実に独創的で精度が高く、美しいデザインの時計はなかなか少ないものですが、FPジュルヌの腕時計たちはどのモデルを見ても条件を満たしています。

そのFPジュルヌの素晴らしい腕時計たちの中からおすすめのモデル6つをピックアップしてみていきましょう。

瞬く間に時計としての価値が上昇しているFPジュルヌですが、買取価格も上昇しており、モデルごとの買取価格はどの程度のラインにあるのでしょうか。

FPジュルヌの買取相場を調べてみましょう。

いずれも高額になるフランソワ ポール・ジュルヌですが、中でもサンティグラフが高額買い取りになるでしょう。

特にプラチナケースとベルトのモデルは希少なので人気があります。

さらにスヴランクロノメーター・ブルータンタルも非常に価値が高く、美しい独特のデザインと精密なムーブメントの精度で買い取り条件がよく非常に査定が高いです。

状態の良いものであれば1,200,000円前後で買取されています。

FPジュルヌはその独創的な腕時計に対する思想と、ジュルヌの画期的なムーブメント設計の素晴らしさから現在腕時計ブランドで一番評価の上がっているブランドです。

このFPジュルヌの腕時計にはジュルヌ自身の3つのこだわりが生きていおり、そのこだわりを解説します。

独創的な素晴らしいムーブメントを開発してきたことから、複雑なメカニズムが注目されがちなPFジュルヌですが、ムーブメントの美しさにも拘りを持っています。

その象徴となっているのが18Kムーブメントの存在で、マニュファクチュールにこだわった18K製のムーブメントは美しさと高精度を両立させた素晴らしさを持っています。

FPジュルヌが時計の製作過程で文字盤のデザインに最もこだわっているのはバランスで、普通薄型ケースのドレスウォッチはシンプルなデザインが多いですが、ジュルヌが文字盤に求めるのは独創性です。

美しさを最大限に生かしながら視認性、精度や強度も兼ね備えた腕時計造りを実現しています。

FPジュルヌが持つ腕時計ケースの基本理念は、薄いケースこそが最高のエレガントということで、薄さを徹底して追求し超薄型のケースを実現させました。

そしてその薄さを持ったケースに超高精度なムーブメントを見事に収納し、芸術的ともいえる腕時計を送り出しています。

FPジュルヌの腕時計に対する真摯な取り組みにはだれにも真似できないものがあり、ブレゲの再来と呼ばれ、トウールビヨンの芸術といわれる彼の時計という作品達は素晴らしい魅力を放っています。

このアイディア溢れる天才時計技師の天才技の秘密を見てみましょう。

FPジュルヌの時計造りはまずデザインの設計からスタートし、それはケースや文字盤を含め、機械一つ一つの部品までがデザインされたものになります。

そして全てのデザインが完成するまでは時計の製造にかかることはありません。

そしてムーブメントに関しては時計のデザインが完成すると同時に、彼の頭の中にムーブメントが完成しています。

常時18世紀の時計の装飾的な美や、メカニズムの美しさへの研鑽を怠らないジュルヌは、その天才的な頭脳の中で時計のムーブメントを設計しているのです。

FPジュルヌの生み出す天才的な腕時計は、世界最高峰といえる機械設計の技術や革新的な構造の探求より作り出され、アイディアと芸術的な美しさと共に愛用者の手に渡ります。

一生の間の共になる最高のデザインと複雑な機構のメカニズムが腕につける者の心を魅了するでしょう。

そして文字盤には優美なデザインを実現するギョーシャ彫りが前面に施され、クル・ド・パリ模様が描かれています。

セミスケルトンのケースの裏蓋からは実に美しいムーブメントを見ることが出来ます。

FPジュルヌの腕時計おすすめモデル7選を表にしましたので、ご参考にして下さい。

FPジュルヌは1999年の創業当時から実に堅実に理想の時計像を追い求め、美しさと複雑なメカニズムの融合を果たした、稀有な腕時計職人です。

そんな彼の腕時計には一度手に取ると忘れられない魅力に溢れており、きっと一生のコレクションの一つとして手元に置きたくなることでしょう。

2020年11月21日調査