ロレックスとティファニーのコラボを徹底解説！中古や偽物の見分け方も紹介！

1950～1990年代までロレックスとティファニーは提携関係にありました。

今では考えられませんが、ニューヨーク5番街のティファニー本店でもロレックスが普通に販売されていたようです。

90年代半ばになると2ブランドの名を冠する「ダブルネーム」が流行り、短期間ですがロレックス&ティファニー両方のロゴ入り腕時計がリリースとなりました。

ロレックス&ティファニーの魅力は両ブランドのネームバリューだけではなく、希少性にあるようです。

製造期間は1994～1995年のわずか1年間とされており、なかなか目にすることのできないレアモデルのため、特徴も気になるところです。

ロレックス&ティファニーのダブルネームで製作された腕時計は、白文字盤に黒いインクといったように色付きインクのものが多いのが特徴です。

サブマリーナやデイトナ、GMTマスターなどのコラボモデルはかなりレアなので、オークションなどに安値で出品されていたら、偽物の可能性が高いでしょう。

ダブルネームのスポーツラインとなるサブマリーナやデイトナ、GMTマスターなどは流通量が少なく、希少価値はかなり高くなっています。

さらに、黒文字に白インクの腕時計は全体生産数の20％以下なので入手はかなり困難です。

中古でロレックスとティファニーのダブルネーム商品を購入したいけど、選び方が分からないという方、これから中古品の選び方を説明しますので参考にしてください。

ロレックス&ティファニーのダブルネームを購入する場合、うっかり偽物に手を出さないよう、必ず保証書や付属品の揃ったものを選ぶようにしてください。

腕時計の状態ですが、「TIFFANY & Co.」のロゴにはクオリティの低いものが多いため、プリントの状態が悪くても偽物とは限らないようです。

製造年は保証書や本体ケースに刻印されたシリアルナンバーで判別できます。

1994～1995年のシリアルは「W」から始まるので、W品番であれば間違いはないでしょう。

ロレックス&ティファニーのダブルネームには偽物も多く、デイトナやサブマリーナ、GMTマスターといったモデルに後からティファニーロゴを書き加えたものもあるようです。

さらにロレックスそのものが偽物という場合もあるため、偽物の見分けるポイントを掴んでおいてください。

最近の偽物はロゴマークも精巧につくられていますが、バックル部分などの刻印にはあからさまな手抜きが多いようです。

本物はロゴの輪郭や凹凸がはっきりとしていますが、偽物は平たく安っぽいつくりになっています。

ダイヤル以外のロゴもよく確認しておいてください。

本物のロゴマークやフォントはとてもキレイな輪郭となっています。

偽物の場合、クラウンマークの形がおかしかったり、フォントにも滲みがあるなど、粗いつくりになっています。

本物であればブランドを象徴するロゴマークに手抜きはあり得ないため、注意深く見てみましょう。

モデルにもよりますが、本物のロレックス&ティファニーであれば数十万円～100万円以上は当たり前なので、安い価格のものは偽物とみて間違いないでしょう。

また保証書のないものは見た目が精巧でも避けておいた方が無難です。

1999年登場のGMTマスターⅡなどにはロレックス&ティファニーはあり得ないため、対象モデルであるかも確認してください。

ロレックス&ティファニーについて、コラボの歴史をまとめましたので参考にしてください。

ティファニーとの契約は、ロレックスのアメリカ販売戦略だったようです。

大陸間横断の旅行が発展した流れに沿うものであり、エクスプローラーやGMTマスターなどの名作ウォッチも50年代に誕生しています。

ロレックスがティファニーとコラボしていたのは、1990年代までです。

W品番（1995～1996年）の腕時計かどうか、またはティファニーの印字がある保証書が付いているかどうかを確認しましょう。

ロレックスのコラボウォッチはティファニー以外にもあり、中にはマニアのみぞ知るといった珍しいものもあります。

ロレックス以外のコラボウォッチも紹介しますので、参考にしてください。

ロレックスはカルティエやコメックス、さらにはコカコーラやドミノピザともコラボした腕時計を発売していました。

カルティエのロゴ入りモデルは一般販売用ではありませんでした。

「上得意」の顧客からオーダーされたときだけ追加プリントしていたようで、市場に出回ることの少ないレアウォッチです。

デイトナやサブマリーナーなどの本物はかなりの価格になるでしょう。

コメックスとは、海洋調査や水中作業などをするフランスの潜水会社です。

ロレックスはコメックスともコラボして防水性機能に強い腕時計を製造しました。

1961～1997年の間に製造されたロレックスのダイバーズモデルほぼ全てがダブルネームです。

ロレックスは誰もが知るアメリカの大手飲料水メーカー、コカ・コーラともコラボしています。

高級ブランドとして少々値の張るロレックスですが、コカ・コーラのロゴを加えると親近感が増し、なんとも不思議な印象になります。

ロレックスとドミノピザのコラボウォッチは非売品でした。

このモデルはドミノピザの社員がノルマを達成した際に記念品として配布されたレアな腕時計であり、実際に流通していたものではないので希少価値は高いです。

ティファニーはスイスの高級ブランド「パテック・フィリップ」ともコラボしていました。

パテック・フィリップはティファニー以外のブランドとはダブルネームは許可していないこともあり、こちらのダブルネーム商品も入手困難な状態です。

「高品質な時計をリーズナブルな価格で提案・お届けしたい」 

Watch Tenderはロレックスやオメガをはじめとした有名ブランドウォッチを取り扱う時計店です。

「相場より手頃な価格で希望のモデルをお客様へ届けたい」との思いをミッションに、希望の腕時計を市場から仕入れメンテナンスを行ってから販売してます。

ロレックス”デイトナ”やオーデマピゲ”ロイヤルオーク”など、憧れのモデルをほぼ市場最安値で販売しています。

アンティークから新作まで人気の腕時計を手頃な価格で販売するWatch Tenderは、希少な一点物や欲しかったモデルを市場から仕入れてくれる親切な時計店です。

「高品質な時計をリーズナブルな価格で提案・お届けしたい」というスタッフの思いのとおり、お客様にピッタリの一本を探してくれます。

価格帯は10万円から数百万円まで幅が広く種類も豊富なので、きっと世界に一本だけの腕時計に出会えるでしょう。

こちらはほんの一例です。

他にもロンジンやパテックフィリップ、カルティエなどの希少なアンティークウォッチが揃います。

また委託販売も行っているので、今では手に入りにくい珍しいモデルに出会えるかもしれません。

欲しい腕時計がある人は専用フォームから問い合わせると、スタッフが時計市場をくまなくチェックして探してくれます。

人と被らない自分だけの一本に出会えるお店です。

ロレックス&ティファニーのダブルネームは製造期間が短いため、市場に出回る数の少ないモデルです。

希少性の高さから数十万～100万円オーバーが当たり前なので、以上に価格の安いものや保証書のないものは「偽物?」と疑ってみるべきでしょう。

本物を入手できればロレックスマニアにも自慢できる逸品になるでしょう。

2021年1月28日調査