MIL-SHOCKのベルトに変更する方法!G-SHOCKを元にカスタム手順を紹介!
発売してから不動の人気を確立し、マニアも存在するほどのG-SHOCKですが、海外モデルのMIL-SHOCK仕様のベルトに変更するのが現在の流行です。今回はG-SHOCKからMIL-SHOCKのベルトに変更する方法を見ていきます。
目次
MIL-SHOCKのベルトに変更する方法!G-SHOCKを元に変更のカスタム手順を紹介!
発売以来、不動の人気を誇っているスーパーな腕時計のカシオG-SHOCKですが、そのアウトドア・スポーツに向けた性能の高さやデザインの良さでマニアもいるほどの支持があります。
それで最近流行っているのがG-SHOCKのベルトをミニタリー仕様に変更してベルト交換を楽しもうというのが注目されています。
G-SHOCKをMIL-SHOCKのベルトに変更する方法!
ではミニタリー仕様通称MIL-SHOCKのベルトにベルト交換する方法を見ていきます。
実はMIL-SHOCK専用のベルトアダプターというのが出ていて、ベルトアダプターとちょっとした道具を用意すれば意外とカンタンにベルト交換できてしまいます。
実際のベルト交換の流れは上記の動画も参考にしてください。
使用するもの
ベルト交換の際に使用するものですが、G-SHOCK本体、先環カバー(ベルトアダプター)、 MIL-SHOCK 仕様のナイロンベルト、バネ棒外し、万一の怪我をしないように保護メガネ 、ゴム手袋があれば大丈夫です。
では必要なものについて一つ一つ見ていきましょう。
本体
これは当然ですがG-SHOCK 本体がないと何も始まりませんので、真っ先に必要なものになりますが、すでに持っている人はベルトアダプターがOKか確認しておくと良いです。
あと交換するためのベルト径やベルトアダプターが使えるかどうかと、ナイロンベルトのデザインや幅も考えなくてはいけないので購入する人は良く吟味しましょう。
先環カバー
いわゆるG-SHOCK純正ベルトを、ナイロンベルトに交換できるようにするためのアダプターになります。
カラーも種類がメーカーによって豊富にあるので、好みのデザインにできるように選んでから用意しましょう。
ナイロンベルト
これが一番の目的といえる大切なアイテムで、ベルトアダプターとセットで販売されている場合や別売りの場合もあります。
幅やサイズについてですが、ベルトアダプターにジャストフィットなのがnatoの幅が24mm、厚みが1.4mmのベルトがおすすめです。
バネ棒外し
時計屋さんには必ず常備されているベルト交換用の器具で、ベルトを外すとき、アダプターを取り付けるときに必要になります。
マイナスドライバーでも代用は可能ですが、時計のサイズによっては役に立たなかったり、汚れがバネ棒に詰まっていると取り出しにくくなるのでやはり専用のほうが良いです。
保護メガネ
純正ベルトと取り外す際に、時計用バネ棒のバネは非常に強力なので、飛んでしまったりする場合があります。
そのときに目に当たったりすると大変な怪我に繋がりますので、用心のために付けておいたほうが良いです。
ゴム手袋
意外と使用している腕時計のベルトは汚れているもので、素手で触るのは良くないですし、あと作業の際の手汗対策になります。
さらにすべり止めにもなるので、器具や時計本体などをしっかり抑えることができるのであると安心できます。
①ベルトを外す
まずG-SHOCKを裏返しにしてベルトの結合部分を確認し、バネ棒の突起が見えたら突起にバネ棒外しの二股になっているところを差し込みます。
そしてバネ棒外しを下に押し込んでバネ棒のバネを押さえつけながらベルトを外していきます。
②先環カバーを取り付け
純正ベルトの取り外しが済んだら、バネ棒を先環カバー(ベルトアダプター)の方へ差し替えてバネ棒の先を時計本体の穴に差し込みます。
先環カバー(ベルトアダプター)を時計本体に押し込んで時計本体と合致させます。
そしてバネ棒を先環カバー(ベルトアダプター)が外れないように注意しながらバネ棒外しでバネ棒を時計の穴に押し込みます。
③ナイロンベルトを取り付け
時計本体と先環カバー(ベルトアダプター)がしっかり止まっていることを確認してから、ナイロンベルトを取り付けていきます。
ベルトアダプターの時計本体上面からナイロンベルトを差込み、ベルトを引っ張って時計下部側の輪に引き通します。
腕につけられる状態にベルトの幅を調節すれば完了です。
G-SHOCKをMIL-SHOCKのベルトに変更するメリットは?
そもそもG-SHOCKはスポーツやアウトドア仕様になっているので純正ベルトもタフに作られており、しっかりした性能を持っています。
わざわざMIL-SHOCKのベルトに変更するにはどんなメリットがあるのでしょうか。
カンタンに3つの魅力に分けてベルト交換するメリットを見てみましょう。
G-SHOCKだと簡単にベルトを変えられる
腕時計のスタイルにも色々ありますが、G-SHOCKほど機能的、またシンプルに作られている腕時計も珍しいでしょう。
G-SHOCKは他の腕時計と比較するとカンタンにベルト交換ができるので、カスタマイズしやすいといったメリットがあります。
夏らしさを演出できる
あとG-SHOCKはスポーツウォッチとしてとても完成された腕時計といえ、とくにタフな防水性能は世界中で有名です。
そのタフネスさと未来的なデザインが夏を連想させ、さらにMIL-SHOCKのベルトに変更すると腕につけるだけで夏らしさを演出できます。
手首にきちんとフィットする
G-SHOCKについている付属の純正ベルトは非常にタフに作られているのが大きな魅力なのですが、素材が硬く腕にピッタリとフィットというわけにはいきません 。
ですのでMIL-SHOCKのベルトに変更する事でナイロン素材のベルトが手に良くなじむようになり、手首にしっかりとフィットします。
G-SHOCKをMIL-SHOCKのベルトに変更する注意点は?
自分でG-SHOCKをMIL-SHOCKのベルトに変更する場合、作業上気をつけなくてはいけないところはどういったところでしょうか。
実際にG-SHOCKをMIL-SHOCKのベルトに変更して注意しなくてはならないところを見てみましょう。
完璧を求めるのならヤスリが必要
注意すべきところはMIL-SHOCKのベルト専用アダプターが、購入したそのままの状態では取り付けがかなり難しいところがあります。
結果、カッターなど工具を使ってジャストサイズに削っていかないとならず、かなりの苦労を強いられます。
また削った箇所の仕上がりが粗くなるので完璧を求めるならヤスリが必要です。
取り付けにくい先環カバーもある
またMIL-SHOCKのベルト専用アダプターがメーカーによってサイズが均一ではないので、取り付けがものすごく難しい機種もありますので注意が必要です。
かなり先環カバーの取り付けがキツくて、結果として加工をしないと取り付けできないものが多いので、注意して作業しなくてはなりません。
タイトに作られていると完成まで時間がかかる
ものによってはMIL-SHOCKのベルト専用アダプターが、かなり本体の取り付け幅に対してタイトに作られているものが多いです。
ですので完成させるためにはかなりの加工作業が必要になり、これが結構時間を取られるものなので、完成させるまでにかなりの時間を要します。
MIL-SHOCKのベルトに合うおすすめのG-SHOCKは?おすすめモデルを解説!
このようにG-SHOCKをMIL-SHOCKのベルトに変更するとイメージがものすごく変化して、非常に使いやすくなることもメリットになります。
そんなMIL-SHOCKのベルトに変更するとしっくり来るおすすめモデルを、3種類紹介してみましょう。
GW-6900-1JF
GW-6900-1JFはストリートファッションで人気だったDW-6900がワールドタイム電波時計としてリニューアルし、電池交換不要のタフネスモデルに生まれ変わりました。
パワーセーブで26ヶ月の充電をソーラーで可能にした、MIL-SHOCKのベルト がしっくり来るタフなモデルです。
GW-6900-1JFの特徴は拡張された機能が詰まっている点になります。
従来のDW-6900よりも液晶サイズを一回り大きくし視認性を強化、さらに姉妹品としてメタルコアバンドを採用したGW-6900BCをラインアップに加えました。
価格(楽天) | 15,800円 |
型番 | GW-6900-1JF |
ケースサイズ | 50mm/17.7mm |
ムーブメント | ソーラークォーツ |
ケース素材 | 樹脂 |
ベルト素材 | 樹脂 |
風防 | ミネラルガラス |
防水 | 20気圧防水 |
重さ | 63g |
見やすく気軽に使えるソーラー電波時計
評価:通常液晶で見やすく通常のウレタンバンドで軽くどんな環境でも使いやすい時計です。この価格帯の反転液晶は見難いので通常液晶の方が良いです。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2DWW9P3KZHY3H/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B002B3XZIS
DW-5600E-1
DW-5600E-1は1983年に発売されたG-SHOCKの原点とされるスクエアモデルで、G-SHOCKの歴史を身につけているかのような感覚にさせてくれます。
MIL-SHOCKのベルトに交換するとベーシックなデザインがとても映えてミニタリータイプに変身します。
DW-5600E-1の特徴はなんといってもG-SHOCKの顔とも言えるスクエアデザインと新機能としてELバックライトを採用し、夜間での視認性をより高めています。
価格(楽天) | 7,800円 |
型番 | DW-5600E-1V |
ケースサイズ | 48.9mm/13.4mm |
ムーブメント | クォーツ |
ケース素材 | 樹脂 |
ベルト素材 | 樹脂 |
風防 | ミネラルガラス |
防水 | 20気圧防水 |
重さ | 63g |
G-SHOCKの原点
評価:このスピードモデルはまさに鉄板、そして王道。絶対に間違いありません。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1L8RZR8H7RD9Y/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B000GAYQKY
GXW-56-1AJ
新たにG-SHOCKのタフシリーズとして誕生したGXW-56-1AJは、2層ウレタンベゼルとインナープロテクターを搭載した新しい耐衝撃を実現しました。
さらにワールドタイムタフソーラーを採用し、過酷な使用条件でも電池交換知らずでタフに働き続けます。
GXW-56-1AJはG-SHOCKのポイントといえる防塵防滴をさらに強化し、防泥構造も採用し、軍用にまで耐えられるクォリティを実現しています。
そして従来以上の新しい耐衝撃性能を確保、タフを徹底的に追及したモデルに仕上がっているのが特徴です。
価格(楽天) | 20,790円 |
型番 | GXW-56-1AJ |
ケースサイズ | 55.5mm/17.5mm |
ムーブメント | ソーラークォーツ |
ケース素材 | 樹脂 |
ベルト素材 | 樹脂 |
風防 | ミネラルガラス |
防水 | 20気圧防水 |
重さ | 63g |
購入してよかった!
評価:今回デジタル表示のソーラー・電波時計を考えていたところにこの商品が目に留まりました。ハッキリ言ってケースがデカいです!迫力もんです。でも、時計をしてるって感じで凄く良かったです!
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RIZJX0MEXDYGY/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B003U8X4IE
MIL-SHOCKのベルトに合うおすすめのG-SHOCK一覧
名前 | G-SHOCK GW-6900-1JF | G-SHOCK DW-5600E-1V | G-SHOCK GXW-56-1AJ |
---|---|---|---|
画像 | |||
ケースサイズ | 50mm/17.7mm | 48.9mm/13.4mm | 55.5mm/17.5mm |
ケース素材 | 樹脂 | 樹脂 | 樹脂 |
ムーブメント | ソーラークォーツ | クォーツ | ソーラークォーツ |
防水性 | 20気圧防水 | 20気圧防水 | 20気圧防水 |
商品リンク | 楽天(¥15,800) | 楽天(¥7,800) | 楽天(¥20,790) |
MIL-SHOCKのベルトに合うおすすめのG-SHOCK3選を表にしましたので、ご参考にして下さい。
MIL-SHOCKはどんなモデル?背景を調査
こちらのモデルは軍採用されているMILスペックストラップを装着しているので、他のG-SHOCKとは全く違う印象を生み出しています。
使い勝手・装着感も非常に良く、G-SHOCK本体のカラーによってはビジネスシーンでも活用する事も可能です。
本領を発揮する屋外でもハードに使用する事が可能なので、アウトドア好きな人やミリタリーファンに特におすすめです。
価格(楽天) | ー |
ケースサイズ | 42.8mm/13.4mm |
ムーブメント | クォーツ |
ケース素材 | 樹脂 |
ベルト素材 | バリスティックナイロン |
風防 | ミネラルガラス |
防水 | 20気圧防水 |
重さ | 49g |
普段使い
評価:このタイプのGショックは、15年くらい前に購入して以来です。バリスティックナイロンは着用感が良く、ベースがスピードなので軽量で嫌味がなくてよいです。
https://item.rakuten.co.jp/chronoworld/1066-mils101/
米国防総省が制定したテストをクリアした時計
MIL-SHOCKとは軍用時計としてカシオが納品するために、MIL-SPECという特別規格をクリアさせた、アメリカ軍政府が発注をかけて誕生したモデルです。
MIL-SPECとは米国防総省が制定した12項目に及ぶ過酷なテストを全てクリアしたものに認定される規格になります。
世界の特殊部隊が使用
特に軍用としてのMIL-SHOCKを始めとしたカシオの信頼は高く、軍用では特殊部隊にG-SHOCKとMIL-SHOCKが採用されて多くの兵士が着用しています。
また他にもG-SHOCKの人気は高く、パイロットやアメリカ警察特殊部隊SWATにも採用されています。
MIL SPECをクリアするためのミッション
このアメリカ国防総省が依頼したMIL-SHOCKを実現するための厳しい企画MILSPECをクリアするためには過酷なミッションをやり遂げなくてはなりません。
その規格の厳しさを見ていきましょう。
ケースの削り出し
カシオがMILSPECの規格をクリアするためには、いくつかの果たさなくてはいけない改良点がありました。
まずベルト部分に関してはナイロンストラップを引き出すために、ケースを従来のサイズから削りだす必要があり、ラグ幅20mmへの変更が施されています。
バネ棒の強度
さらにベルトを止めるバネ棒の強度も一から見直す必要がありました。
素材そのものを検討しなおす必要があったので、316Lステンレススチールが候補に挙がり、サビに強いので最高の素材となりました。
ステンレスバーを完全に固定
仕上げにもう一つ重大な加工を施さなくてはならなくなりました。
316Lステンレススチールを完全に固定するためにラグの四隅に穴を開け、はまったままバーを固定し、ベルトを軍用ナイロンベルトにする加工が完成しました。
MIL-SHOCKのベルトに変更してカジュアルさを演出しよう!
MIL-SHOCKでの成功例を見るように、G-SHOCKは衝撃や汚れ、水中での使用に如何に優れた腕時計であるかを見事にカシオは証明しました。
お手持ちのG-SHOCKやこれから購入予定のG-SHOCKをMIL-SHOCKのベルトに交換してこのタフで優れた腕時計をカジュアルに楽しみましょう。
2020年11月20日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
Rich-Watch編集部では、男性向けアイテムを中心にアイテム・ファッション情報を発信しております。 「Rich-Watchを読んだおかげで、自分の求めた情報に出会えた」という方を1人でも多く増やすことをミッションとして活動しています。
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