ロレックスオイスタークォーツについてまとめ!評価・評判も調査!
腕時計の王様といわれるロレックスですが、ロレックスは機械式と考えている人も多いでしょう。しかしロレックスには実はクォーツモデルがあるのです。オイスタークォーツといわれるモデルで現在は非常に希少価値が高いです。ここではロレックスクォーツについて見てみます。
目次
ロレックスオイスタークォーツはどんな時計?
腕時計の世界的ブランドとして有名なロレックスは、世界中に知らない人がいないほどその名は知れ渡っています。
そんなロレックスといえば機械式腕時計というイメージを持っている人がほとんどですが、実はロレックスに電池式クォーツモデルが存在します。
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ロレックスオイスタークォーツを徹底解説!
さすがのロレックスも1969年に起こったクォーツショックという出来事の余波を受けて一時期クォーツ腕時計を生産していました。
しかしそこはさすがロレックスでデザイン、品質共に一流のなせる仕事といえる一級品を製造、現在ではその希少価値の高さからマニアが探し続けています。
2種類のオイスタークォーツ
このクォーツ式腕時計は生産時期が限定されていることもあって、流通数が少なく、貴重なレア物として認知されています。
モデルが2種類存在し、カラーバリエーションもあるので今でも運がよければクォーツタイプのロレックスに出会うことが可能です。
オイスタークォーツ デイトジャスト
クォーツモデルはRef.170~のオイスタークォーツデイトジャストとRef.190~のオイスタークオーツデイデイトに分かれます。
こちらはオイスターデイトジャストになり機械式のデイトジャストとスタイルを同じくしており、基本的なデザインは守りながらムーブメントを変更したことによって薄型になっているのが特徴です。
オイスタークォーツ デイデイト
一方、Ref.190~のオイスタークォーツデイデイトですが、こちらも同じく機械式オイスターデイデイトとデザインやスタイルは同じで、ムーブメントがクォーツ式になっています。
デイトジャストとの違いは日付表示のみだったのが曜日と日付の2種類表示になっており、ケースとベルト素材に金無垢を採用している点が異なります。
時代の流れに乗り1970年に誕生
このオイスタークォーツが発表された1970年は腕時計業界に革命を起こした出来事が関係しています。
1969年に日本のセイコーがクォーツ式の腕時計を世界で始めて発表したことで、機械式腕時計は窮地に追い込まれます。
ロレックスも時代の流れに合わせる事になり、クォーツモデルが誕生します。
クォーツロレックスの種類は
ロレックスクォーツが製造された期間の間にオイスタークォーツもさまざまなモデルが発売されバリエーションモデルが存在します。
このバリエーションモデルが最近では希少価値となり、マニアの中で探し回っている人が多いです。
オイスタークォーツのバリエーションモデルを見てみます。
ベータクォーツ
セイコーの世界初クォーツ式腕時計の発表を受けて、すぐにロレックスもベータ21を開発し、クォーツ式腕時計を発売します。
それがベータクォーツで1000本限定で製造されたといわれており、ロレックスで初めて風防にサファイアガラスを採用したモデルで、素材がホワイトゴールドとイエローゴールドの金無垢素材のみだったので当時非常に価格が高価でした。
オイスタークォーツ
1977年に発表されたクォーツモデルを代表する機種で、完全自社製キャリバーCal.5035を搭載し、秒針はステップ運針を採用しました。
非常にエッジのた利いたデザインは70年代ならではのデザインになっており、ファンが多いのもうなずけます。
チェリーニ
常にロレックスは基本概念として実用性の高さを追求してきましたが、チェリーニは例外的に実用性よりもドレスウォッチとしての追求がなされたモデルです。
防水性や機械式であることよりも薄さやデザインが強調され洗練された印象を受けます。
中古品を入手したい方には比較的手に入りやすいモデルと言えます。
ロレックスオイスタークォーツの評価・評判
この希少品として現在価値の上がっているオイスタークォーツですが、ロレックス好きの方の評価はどの程度でしょうか。
そこでオイスタークォーツを実際に使ってみた人の口コミで評価や評判を見てみましょう。
えっ?ロレックスに電池式時計があるの?
えっロレックスに電池式時計が?
評価:今まででロレックスといえば重い機械式の印象しかありませんでしたが、クォーツ式時計があったのは知りませんでした。ぜひ使ってみたいです。
http://www.komehyo.co.jp/
ロレックスはやはり機械式のイメージが強く圧倒的だと言えますが、電池式も出していたということで興味を持つ人も多いです。
あと一部チェリーニなどレディースモデルが出ていたことに興味を持って購入した人もかなりの数になります。
かつてロレックスに存在したクォーツモデル
機械式時計の代名詞
評価:機械式の代名詞みたいなあのロレックスでさえ、日本製クォーツに対抗してクォーツ時計出してたんだよね。
https://twitter.com/
やはり意外に感じる人が多いですが、逆に手に入れてみたいという意見も多いです。
そしてクォーツムーブメントならではの薄さや軽さに魅力を感じてロレックスならと購入にいたった人も多くみられます。
当時のロレックス
当時のロレックス
評価:当時のロレックスはクォーツの耐久性の実験をかなりやっていた様で、それが今の耐久性につながっていると聞く。クォーツのコストダウンに敵わないことを悟り、機械式に舵を切ったのも面白いと思う。
https://twitter.com/
非常に反応が冷静な人も多く、だからこそ機械式が良いという意見とクォーツモデルならばコスパが高いから良いという意見も多くみられました。
さらに希少価値がとても高いため他人とかぶらないモデルが欲しいので購入したという意見も多かったです。
ロレックスオイスタークォーツのおすすめモデルは
この貴重なモデルが多いオイスタークォーツですが、現在は価格も高騰しつつあるようで、今が買い時といった意見も多いです。
そんなオイスタークォーツの中からおすすめモデルを4種類紹介していきましょう。
ロレックスオイスタークォーツ デイトジャスト 17000
デイトジャストの中でも一番オーソドックスなデザインのタイプで、シーンを選ばずに使用できるモデルです。
エベレストに登頂した登山隊が身に着けていた事もあり、その基本性能の高さは歴史が物語っています。
エッジのあるデザインは飽がこない長く愛用できる腕時計に仕上がっています。
ケース径 | 36mm |
---|---|
ケース厚 | 12.5mm |
防水 | 10気圧防水 |
重さ | - |
ムーブメント | クォーツCal.5035 |
参考価格 | 495,000円 |
ロレックスオイスタークォーツ デイトジャスト 17000の魅力
ロレックスオイスタークォーツ
評価:時代の流れに乗り1970年代に開発されたロレックスのクォーツモデルはロレックスらしくロレックスさもない、とても魅力的なモデルです。
https://zenmai-tokyo.com/
ロレックスオイスタークォーツ デイトジャスト 17000の魅力はやはりこのカクカクとした直線的なシェイプにあるようです。
さらに自社製ムーブメントのCal.5035の高精度に惹かれて購入にいたった人も多く、ロレックスの信頼度の高さが伺えました。
ロレックスオイスタークォーツ デイトジャスト 17014
ロレックスオイスタークォーツ デイトジャスト 17014は機械式のデイトジャストオイスターを基本デザインに据えてクォーツらしい洗練を加えたモデルです。
ベーシックなケースにエッジを強調したデザインがシャープな印象を与えています。
ベゼルデザインなどはパーペチュアルのデザインになっており地味ですが豪華な印象の腕時計になっています。
ケース径 | 36mm |
---|---|
ケース厚 | 12.5mm |
防水 | 10気圧防水 |
重さ | 123g |
ムーブメント | クォーツCal.5035 |
参考価格 | 417,900円 |
ロレックスオイスタークォーツ デイトジャスト 17014の魅力
ロレックスクォーツデイトジャスト
評価:角ばったデザインとサイズ感が気に入りました。これまでブラックダイヤルばかりだったので、気分を変えてシルバーダイヤルに。
http://www.909.co.jp/
なんといってもパーペチュアルデザインを模しているが薄型なシャープさがデザインに生かされています。
あと機械式のデイデイトとデザインは同じだが、重さが圧倒的に違うので購入の理由になったという人も多くみられました。
ロレックスオイスタークォーツ デイトジャスト 227349
ロレックスオイスタークォーツ デイトジャスト 227349は素材にイエローゴールドを贅沢に使用、ベゼル周りにダイヤを散らした贅沢なドレスウォッチです。
文字盤の周りに隙間なくちりばめられたダイアがイエローゴールドの無垢とマッチしてさらにこの時計の豪華さを強調しています。
ロレックスならではの品格が出る非の打ち所の無いドレスウォッチに仕上がっています。
ケース径 | 36mm |
---|---|
ケース厚 | 12.0mm |
防水 | 100m防水 |
重さ | - |
ムーブメント | クォーツCal.5035 |
参考価格 | 2,420,000円 |
ロレックスオイスタークォーツ デイトジャスト 227349の魅力
豪華なイエローゴールド
評価:文字盤はアイボリーコンピューター×アラビアです。ロレックスでは珍しいクォーツ製ムーブメント。
https://item.rakuten.co.jp/
このモデルはクォーツムーブメントを使用した軽量化を最大限に生かし、素材と装飾を贅沢に仕上げているところが価値として大きいです。
ロレックスオイスタークォーツ デイデイト 19018A
ロレックスオイスタークォーツ デイデイト 19018Aはデイデイト仕様を用いて素材は18Kイエローゴールドの無垢を採用、贅沢なドレスウォッチに仕上がりました。
さらに文字盤にはインデックスに10Pダイアをあしらい、イエローゴールドの無垢とあいまってさらに豪華な印象になっています。
クォーツムーブメントの高価で軽量化にも成功しており、着け心地も最高です。
ケース径 | 36mm |
---|---|
ケース厚 | 12.0mm |
防水 | 日常生活防水 |
重さ | 150g |
ムーブメント | クォーツCal.5035 |
参考価格 | 1,210,000円 |
ロレックスオイスタークォーツ デイデイト 19018Aの魅力
2000年代に生産終了
評価:2000年代に生産終了となったロレックスのクォーツモデル。ケース、ブレスレットは18Kイエローゴールドの無垢、ダイヤルは10Pダイアです。
https://item.rakuten.co.jp/
このモデルに関しては素材の価値感とクォーツムーブメントの信頼性が好評で、探している人が多いです。
ロレックスオイスタークォーツの中古価格相場
現在では中古品でしか手に入れることができないオイスタークォーツですが、現在の取引価格は上昇気味にあって、在庫が見つけられる今が買い時といわれています。
何しろ製造期間が短いモデルですから、個体数が限られているので手に入れてしまった者勝ちといった状況にあります。
では各市場の中古価格相場を見てみましょう。
楽天の中古相場感
インターネットショップ最大手の楽天マーケットの価格相場ですが、ロレックスはもともと価格相場が高値でなかなか暴落する事が無いので、インターンネットでも価格は上昇にあります。
相場はステンレスモデルが40万円後半~60万円弱くらい、ゴールドの無垢に関しては金の相場もありますので120万円~250万円弱くらいになっています。
ヤフオクの中古相場感
またインターネット大手ヤフオクでも価格相場は上昇にあり、これからさらに上昇する事が考えられます。
ただヤフオクはオークションが多いので、出品者次第で価格が釣りあがる傾向がありますから、価格には相当のバラつきがあります。
世界各国の中古相場感
世界各国の価格相場を見てみると、日本の相場とほぼ変わらない価格帯になっていますが、10%ほどヨーロッパの価格が上がっている現状です。
毎日の通貨相場で価格が海外は変動しますので注意が必要です。
ロレックスオイスタークォーツのオーバーホール料金
ロレックスオイスタークォーツですが、状態が良いものがあればよいのですが、市場に中古しか出回っていないためにオーバーホールが必要なものも中にはあります。
販売店でオーバーホールがされていれば良いのですがそうではないものもあります。
日本国内でオーバーホールする場合、どの位かかるのかオーバーホール料金を調べてみましょう。
ロレックス正規店の料金目安
ロレックス正規店に修理としてオーバーホールを持ち込んだ場合、修理保証がもらえるのが大きなメリットです。
正規店の保証ですから当然純正部品を使っての修理になりますので、安心感はものすごくありますが、オーバーホールのみでも43,000円、部品交換があった場合は上乗せ料金が掛かってくるのので、高額な修理にはなります。
時計店の料金目安
ロレックス正規店に比べると時計修理店のオーバーホール料金はかなり違ってきますが、修理店によっては純正部品が使えないなどの制限が出てきます。
正規店と比べて違うところはなんといってもオーバーホール料金です。
正規店の半額くらいで済みますので23,000円程度でオーバーホールできます。
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ロレックスオイスタークォーツは歴史を感じるモデル
ロレックスオイスタークォーツは、1969年に起こったクォーツショックによって腕時計の歴史が変わらなければ決して出てこなかった腕時計であるといえます。
そういった意味では歴史の重さを感じる腕時計ですし、当時のクォーツと機械式の関係が垣間見えて興味深いです。
しかしロレックスはクォーツの分野でも確実に質の良いものを生み出してきました。
オイスタークォーツはそういった時代背景から生まれた時計ではありますが、ロレックスといえば自動巻きといったイメージを変える良さを持った腕時計ですし、そのオリジナルさに惹かれる腕時計マニアも多いです。
この希少性の高いロレックスの中でも異彩を放つオイスタークォーツ、ぜひ一本コレクションに加えてみたいと考えている人も多いでしょう。
2021年1月27日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
Rich-Watch編集部では、男性向けアイテムを中心にアイテム・ファッション情報を発信しております。 「Rich-Watchを読んだおかげで、自分の求めた情報に出会えた」という方を1人でも多く増やすことをミッションとして活動しています。
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