ロレックスのベルトの種類9選まとめ!値段と特徴も紹介!【2024年最新】
ロレックスには9種類のベルト・バンド・ブレスレットが存在します。それぞれ腕時計のタイプによって素材が異なりますが、ロレックスの名に恥じない素晴らしいベルトがそろっています。ロレックスの9種類のベルトの特徴と、中古で購入する際の価格について詳しく調べました。
目次
ロレックスのベルトの種類や中古価格について紹介
ロレックスは、1905年創業の老舗腕時計メゾンです。
マニュファクチュールとして、工程のすべてを自社工場でまかなう、クラフトマンシップにあふれたブランドでもあります。
ロレックスが長い歴史の中で培ってきた、ロレックスの純正ベルトを9種類まとめてご紹介し、ベルト交換が自分でできるかどうかについても解説します。
ロレックスベルトの種類9選まとめ①
ロレックスが純正ベルト・ブレスとして開発してきたラインナップをひとつずつ詳しく解説していきます。
ロレックスのベルトやメタルブレスに関する記事や、人気モデルに関するより詳しい記事も随時ご紹介します。
そちらも参考にしてみてください。
ロレックスベルトの種類1:オイスターブレス
オイスターブレスは、今やロレックスの顔のひとつとなっています。
ロレックスではオイスターと名づけられたパーツがいくつかあります。
オイスターケースやオイスターパーペチュアル、オイスタースチールなどです。
オイスターブレスは、オイスタースチール等を使用した、ロレックスのスポーツウォッチ(プロフェッショナル)に採用されているメタルのベルトを指します。
オイスターブレスの特徴
オイスターは、英語で貝の「カキ」のことです。
二枚貝であるカキは非常に殻を固く閉ざすことで知られ、西洋では秘密の厳守や堅牢の象徴とされてきました。
ロレックスではその昔、非常に高い防水性を持つケースを開発し、水に入れても内部が腐食しない堅牢度からオイスターと呼ぶようになったのです。
ロレックスではカキのような堅牢度を誇る特殊なオイスタースチール等を用いた、丈夫なオイスターブレスも開発されます。
オイスターブレスは、アクティブ・アグレッシブな毎日に耐えうるように作られているスポーツウォッチラインのブレスとして採用されました。
3連の無垢材で、中央のコマだけ鏡面磨き・色違いゴールドなどで彩りをプラスしています。
オイスターブレスの採用モデル
- デイトナ
- GMTマスターⅡ
- サブマリーナ・シードゥエラー・ディープシー
- スカイドゥエラー
- エクスプローラー・エクスプローラーⅡ
- ヨットマスター、ヨットマスターⅡ
- デイトジャスト
- エアキング
- オイスターパーペチュアル
- ロレックス他モデルにも採用
オイスターブレスの採用モデルは上記の通りです。
ロレックスベルトの種類2:ジュビリーブレス
ジュビリーブレスは、スポーティでビジネススーツにも合うオイスターブレスとは一転、ロレックスのドレッシーな印象のブレスレットです。
5連ブレスで、外側の左右2コマが大きく、真ん中の3コマは細いコマで構成されています。
オイスターと並びロレックスの顔となっているブレスです。
ジュビリーブレスの特徴
ステンレススチールだけでなく、ローズゴールドやイエローゴールドなどさまざまな素材が用いられています。
同じ素材でも中3連だけを鏡面仕立てにしたり、色の異なるゴールドをあしらうことで、アクセサリーのような華やかさを演出するブレスです。
ジュビリーブレスの採用モデル
- オイスターパーペチュアル
- デイトジャスト
- GMTマスターⅡ
- ロレックス他モデルにも採用
ジュビリーブレスの採用モデルは上記の通りです。
ロレックスベルトの種類3:プレジデントブレス
プレジデントブレスは、1956年に発表され、当時のアメリカ大統領アイゼンハワー氏に贈られたロレックスデイデイト用のブレスです。
ロレックスの最高級モデル、ステータスシンボルとしての地位を確立するデイデイトに相応しいブレスとして、プレジデントと名づけられました。
雲上時計のためのブレスレットです。
プレジデントブレスの特徴
かまぼこ状、半月形のプレートで構成された3連のブレスレットです。
スポーティなオイスターブレスと異なるのは、ひとつひとつのコマの大きさと隙の無さが作り出すエグゼクティブな印象ではないでしょうか。
クラスプが外に出ない、特徴的な構造もポイントです。
プレジデントブレスの採用モデル
- デイデイト
- レディース デイトジャスト(一部モデル)
- ロレックス他モデルにも採用
プレジデントブレスの採用モデルは上記の通りです。
ロレックスベルトの種類9選まとめ②
まずはこれぞロレックスというブレスレットをご紹介しました。
ここからは、ロレックスの変化球ともいえるベルトをご紹介します。
それぞれの腕時計やベルトなどについてより詳しい記事も、一緒にご覧ください。
・ロレックスベルトの種類4:パールマスターブレス
1992年に発表されたパールマスターブレスは、同年に登場したロレックスパールマスターモデル専用に開発されたブレスです。
パールマスターとは、海の至宝真珠をはじめ、さまざまな貴石・宝石をちりばめたモデルになります。
パールマスターブレスの特徴
パールマスターブレスは、基本的に5連のブレスレットです。
ステンレスではなく、18金のイエローゴールド、ホワイトゴールド、エバーローズゴールドを使用しています。
中にはブレスにまでびっしりとパヴェダイヤを埋め込んだ、絢爛豪華なジュエリーそのものというブレスレットもあります。
パールマスターブレスの採用モデル
- ロレックスデイトジャストパールマスター
パールマスターブレスの採用モデルはロレックスデイトナジャストパールマスターです。
ロレックスベルトの種類5:オイスターフレックスブレス
ロレックスがラバーをベルトの素材の一部として導入したのは、2015年と最近になってのことです。
高級腕時計メゾンではウブロがラバーベルトの先駆者で、1980年のバーゼルでは酷評を浴びせかけられました。
しかし現在では当たり前の素材として多用されています。
オイスターフレックスブレスの特徴
ロレックスでオイスターフレックスを初めて導入したのは、スポーツウォッチのヨットマスターです。
オイスターフレックスは、普通のラバーベルトではありません。
汗をかいてもかゆくならない形状のほか、素材に大きな秘密が隠されています。
オイスターフレックスは一見ラバーベルトですが、中心部にチタン・ニッケル合金製ブレードが入っています。
合金ブレスを人工ラバーのエラストマーで覆っているため、ラバー部分しか見えないにも関わらず、ブレスと呼ばれています。
合金ブレスを入れることで、堅牢度を高めたベルトです。
オイスターフレックスブレスの採用モデル
- デイトナ
- ヨットマスター
オイスターフレックスブレスの採用モデルはデイトナやヨットマスターがあります。
ロレックスベルトの種類6:リベットブレス
リベットブレスは、アンティークロレックスでしか見ることのなくなくなった、古いモデルのブレスレットです。
リベットブレスのままか、近年のブレスに付け替えているかによって、アンティークロレックスの価格も変化します。
リベットブレスの特徴
リベットブレスは、今はもう使用されていないブレスレットです。
リベットとはカシメ用の鋲のことで、ステンレスの薄いプレートを重ね、専用のピンで留め、かしめて作られています。
そのため、ブレスを横から見るとリベットの頭がきれいに並んでいるところが見えることも、特徴のひとつです。
無垢ステンレスを削り出して作られているわけではないので、堅牢度はそんなに高くありません。
また長さ調整が難しく、プロでもアンティークベルトの調整に長けた技術者でなければ傷つける恐れがあります。
その点が、逆に価値を高めアンティークらしさを出しています。
リベットブレスの採用モデル
- レディース オイスターパーペチュアル 6509(1955年頃)
- レディース オイスターパーペチュアル 6618(1964年製)
- メンズ オイスターデイト 6494 グレー(1959年製)
- メンズ GMTマスター 1675 (1969年製)
- メンズ エクスプローラーⅠ1016 ミラーダイアル 1965年
- 他アンティークロレックスに多数採用
リベットブレスの採用モデルは上記の通りです。
ロレックスベルトの種類9選まとめ③
最後は、古いものから新しいものまで、ロレックスのベルトをご紹介します。
アンティークモデルでしか見られなくなってしまったもの、長年のスタンダード、近年登場したものなどさまざまです。
ロレックスベルトの種類7:板巻ブレス
リベットブレスの次に登場したアンティークブレスレットが、板巻ブレスです。
リベットブレスほどヴィンテージらしさはありませんが、アンティークブレスレットとして希少価値があります。
板巻ブレスの特徴
板巻ブレスは、薄いプレート状のステンレスを巻くことで厚みを出し、コマとして使用しているものです。
作り方の特性から、横から見るとだし巻き卵が並んでいるように見えます。
リベットブレスと比較すると、少々レトロ感がダウンします。
しかし現行のモデルではすでに使用されおらず、無垢ステンレスのような堅牢度もないので、現在残っているものは希少価値があります。
だし巻き卵のような形状にも愛きょうがあり、ファンも少なくありません。
またプレートを巻くことで軽く、着け心地が良いブレスです。
板巻ブレスの採用モデル
- レディース オイスターパーペチュアル ゼファー
- メンズ オイスターパーペチュアル デイト 6917 シルバーモザイク
- 他アンティークロレックスに多数採用
板巻ブレスは長さ調整の際、一度巻いたプレートを再度開き、また巻き戻すという非常に困難な手法が必要になります。
古い金属を何度も曲げると、もろくなってしまうからです。
また板巻ブレスやリベットブレスはよれや伸びなどの変形が多く、良いコンディションの品はヴィンテージとして珍重されます。
ロレックスベルトの種類8:レザー
ロレックスではオイスターや貴金属を使用したブレスレットだけでなく、レザーベルトもスタンダードです。
金属製のベルトを装着している多くの腕時計で、レザーベルトへの交換ができます。
レザーベルトの特徴
ロレックスをはじめ、高級腕時計メゾンではレザーベルトといえばクロコダイルが基本です。
ロレックスでも、基本のレザーはクロコダイルになります。
ブラックカラーならフォーマルに、ブラウンならシックな印象です。
あえてカラフルなベルトを選べば、カジュアルに楽しめます。
レザーベルトの採用モデル
- レディース カメレオン
- その他デイデイトなどレディース・メンズの多くのロレックスモデルで使用可能
レザーベルトの採用モデルは上記の通りです。
ロレックスベルトの種類9:ラバー
ロレックスでも最近はラバーベルトをよく目にするようになりました。
超人気モデルのデイトナをはじめ、金無垢時計に黒いラバーベルトなど、一昔前は考えられない組み合わせも楽しめます。
ロレックスの純正ラバーベルトは、オイスターフレックスです。
5番目にご紹介したオイスターフレックスブレスが、ロレックスのラバーベルトです。
一般のラバーよりも厚みを感じますが、着け心地は抜群です。
純正ではない、ロレックス用に作られている汎用品であればラバー製のベルトは存在します。
詳しくは5番のオイスターフレックスブレスをご覧ください。
ロレックスの純正ベルトの中古価格を調査
ロレックスの純正ベルトは、ECサイトやオークションサイト、フリマアプリでも販売されています。
ロレックスの純正ベルトの中古相場を調べました。
ロレックスの純正ベルト:楽天A店の中古相場
楽天市場では、多くのショップでロレックスの純正ベルトやブレスを販売しています。
安いもので7~8万円、高いものでは数十万です。
またロレックスベルトのコマ1つ、ピン1本から販売しています。
ロレックスの純正ベルト:ヤフオク店の中古相場
ヤフオクでは即決価格が5万~15万程度に設定されているものが多いようです。
また自身が購入した際に長さ調整で出たコマなどを、ばら売りしていることもよくあります。
ロレックスの純正ベルト:メルカリ店の中古相場
メルカリでもロレックス純正ベルトは7~8万円くらいから出品されています。
中にはアンティークブレスやヴィンテージブレスなどの掘り出し物も存在します。
またECサイトやヤフオク同様、コマ買いも可能です。
ロレックスのベルト交換は自分でもできる?
ロレックスのベルトは、バネ棒外しなどの専用用具を用意し、やり方をしっかり学んでから丁寧に取り組めば、新しいモデルであれば自分でも交換できます。
しかし古いものはピンが硬くなっていたり、各種部品がもろくなっているためプロに依頼した方が安心です。
交換が必要になったら、まずは専門店に相談してみることをおすすめします。
ロレックスのベルトは多種多様でこだわりが感じられる
ロレックスのベルトは多種多様です。
ロレックスでは、腕時計に関する特許を実に500も取得しており、マニュファクチュールとして時計のすべてを自社生産しています。
こだわりと技術、たゆまぬ研究努力が、多種多様で美しく機能的なロレックスのベルトを創り出しているのです。
2020年9月19日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
Rich-Watch編集部では、男性向けアイテムを中心にアイテム・ファッション情報を発信しております。 「Rich-Watchを読んだおかげで、自分の求めた情報に出会えた」という方を1人でも多く増やすことをミッションとして活動しています。
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