パテックフィリップのオーバーホールの費用は高い?人気業者3選も比較!
パテックフィリップは世界三大メゾンと称される、雲上腕時計ブランドのひとつです。パテックフィリップは高い価格だけでなくオーバーホール等のメンテナンス費用も高いのでしょうか?憧れの時計を購入したい方のためにおすすめオーバーホール業者や費用相場について調べました。
目次
パテックフィリップのオーバーホールの費用は高い?人気業者比較
パテックフィリップは、世界でも指折りの超高級腕時計ブランドです。
その腕時計は雲上時計と呼ばれる、大変値段の高いものが多く、中にはフルダイヤモデルも存在します。
パテックフィリップの腕時計をオーバーホールに出したいとき、日本国内でも受け入れてくれる業者があるのかも気になるところです。
パテックフィリップの腕時計のオーバーホールに対応してくれる業者をはじめ、費用や価格相場などについても調べました。
【2021最新】腕時計編集部が厳選!パテックフィリップのオーバーホール&修理店比較表
大切な腕時計を長く使うためには、定期的なオーバーホール・修理が欠かせません。
正規店より割安な料金でメンテナンスができる修理店は、技術力と信頼性が高いお店を選ぶことがポイントです。
今回はRichWatch編集部が、腕時計のオーバーホールと修理のおすすめ店をランキング形式で3選ご紹介します。
それぞれの店舗の特徴や評判、オーバーホールの料金など、あなたの腕時計に最適な業者をご提案します。
パテックフィリップのオーバーホール&修理のおすすめ店比較表
メーカーより3万円以上お得【千年堂】
千年堂は累計45,000件以上の実績を持つ修理店です。
メーカー出身の時計技師や1級時計技師などのベテランが修理を担当します。
見積もり後の発注率は90%を越えており、技術と料金バランスの良さが評判のお店です。
業務の効率化と低価格を実現するため修理はオーバーホールのみ、そして店舗を構えず宅配修理のみに特化しています。
千年堂のオーバーホール料金目安
種類 | 価格目安 |
---|---|
クォーツ | 26,950円(税込)~ |
クォーツクロノグラフ | 37,950円(税込)~ |
自動巻き | 30,800円(税込)~ |
機械式クロノグラフ | 40,700円(税込)~ |
概算費用はオーバーホールと修理代金込みで30,000~40,000円程度ですが、部品代が別途必要になります。
オプションでライトポリッシュと新品仕上げの追加が可能、ケース&ベルトのライトポリッシュはロレックスの場合24,200円(税込)です。
また超音波洗浄、オリジナルクリーニングを無料で行ってくれます。
千年堂の口コミ
思っていたより安く済んでよかったです
評価:今回、オーバーホールを依頼しましたが価格の安さにびっくりです。新品のようにキレイな状態で返ってきました。
メーカーよりリーズナブルな価格で引き受けてもらえた、無料のクリーニングが嬉しいなど価格とサービスについての口コミが多いです。
千年堂は現在修理待ちの状態が発生するほど人気のお店です。
依頼する場合は納期を長めに見ておきましょう。
千年堂の基本情報
無料梱包セット | あり |
---|---|
保証 | 1年間(アンティークは半年) |
送料 | 無料 |
修理対応地域 | 日本全国 |
宅配専門の千年堂は、公式サイトの申込フォームから見積もりを依頼します。
見積もりに1~2週間、オーバーホールに4週間ほど必要ですが、修理後は動作チェックと防水チェックを行い完全な状態で手元へ返却されます。
国産ブランド・クォーツも大歓迎【リペスタ】
高い技術と良心的な価格が魅力のリペスタは、幅広い腕時計のオーバーホールを受け付けているお店です。
高級舶来ブライドはもちろん、セイコーやシチズンなどの国産ウォッチ、カルティエやブルガリに代表されるクォーツのオーバーホールも積極的に行っています。
気持ちよく腕時計を使ってほしいとの願いから、8,800円相当の「リぺスタ洗浄+防水検査」を無料でサービスするなど顧客満足度の高いサービスが特徴です。
リペスタのオーバーホール料金目安
種類 | 価格目安 |
---|---|
外国産 (ロレックス・オメガ等) | 19,800円(税込)~ |
国産ブランド (セイコー・シチズン等) | 15,400円(税込)~ |
高級クォーツ (カルティエ・ブルガリ等) | 20,900円(税込)~ |
リペスタでは国家資格である一級時計修理技師を取得した職人が、それぞれ得意なメーカーの修理を担当します。
専門分野に特化することでよりレベルの高いオーバーホールが可能となり、見積もり後の修理依頼率91.4%という高い実績につながっています。
リペスタの口コミ
次回も依頼します
評価:今回、ロレックスの時計をリペスタ様に修理して頂きました。見積もりから、完成まで、とても丁寧に対応頂きまして、凄く良い店と感じました。
https://goo.gl/maps/NakDq1J61AVXDRAM9
アフターフォローもばっちりでした!
評価:大事にしていたカメレオンと主人のエアキングの修理をお願いしました。諦めていたカメレオンも見事に復活し、嬉しい限りです!
https://goo.gl/maps/XLJw71unS7v4kih1A
手巻きのカルティエや思い出の腕時計が、見事に復活したという感謝の口コミが目立ちました。
リペスタでは部品さえあれば修理・オーバーホールを受け付けています。
口コミで噂を聞いた方やリピート客が多いのもうなずけます。
リペスタの基本情報
無料梱包セット | あり |
---|---|
保証 | 1年間(アンティークは半年) |
送料 | 無料 |
修理対応地域 | 日本全国 |
無料見積もりと梱包セットは専用申し込みフォームから24時間365日受付中です。
分かりやすさを大切にしているリペスタは、ネット見積もりが初めての方でも迷うことなく利用できます。
もう動かないと諦めている腕時計をお持ちの方は、一度リペスタの無料見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか?
ハイレベルな新品仕上げが評判【シエン】
ロレックス、オメガをはじめ高級ブランドの修理を数多く手掛けてきたシエンは、確かな技術を持つ技士が多数在籍する職人集団です。
元ロレックスの技術者やメーカーの修理部門出身者、時計修理歴20年以上のベテランなどのプロフェッショナルが技術責任者を務めています。
シエンのオーバーホール料金目安
種類 | 価格目安 |
---|---|
ロレックス | 25,300円(税込)~ |
オメガ | 17,600円(税込)~ |
フランクミュラー | 17,600円(税込)~ |
パネライ | 25,300円(税込)~ |
新品仕上げにこだわるシエンは、修理とは別の技術者が磨き作業を担当します。
ギリギリのラインを見極め丁寧に施されたポリッシュ仕上げは、腕時計好きをうならせる見事な仕上がりと評判です。
価格も半額以上安くなるため、オーバーホールと一緒に注文するとお得です。
またオーバーホールや修理を専門に扱っているため、平均3週間という短い納期が特徴です。
シエンの口コミ
お客さんの気持ちを理解してくれる素晴らしい修理業さんです
評価:思い入れのある時計だったので、不安を覚えながら依頼しましたが受付の時点から丁寧な対応だったので安心してお任せ出来ました。仕上がりも満足しています。
https://goo.gl/maps/Cv9DrbXruERs8Ewv9
全国でもトップレベルの総合力かと思います。
評価:今回markxvのオーバーホールを依頼。納得のいく事前見積り(無料)と、店舗での接客や電話対応、また価格に大変満足。勿論、仕上がりも!
https://goo.gl/maps/3msbHqtC7guXUSTR8
見積もりや仕上がりはもちろん、接客が素晴らしかったという口コミが多いです。
”お客様にとって腕時計の修理は頻繁に行うものではない”がコンセプトのシエンは、一期一会のお客様への説明を丁寧かつ分かりやすく行っています。
シエンの基本情報
無料梱包セット | あり |
---|---|
保証 | 1年間 |
送料 | 無料(修理代1万円以上) |
修理対応地域 | 日本全国 |
シエンの公式ホームページでは、写真付きで無料配送セットへの梱包方法を説明しています。
1つの梱包セットで同時に2個の腕時計を送付できるため、複数個の時計を査定に出したいときに便利です。
接客に定評のあるシエンは、気持ちよく修理やオーバーホールを依頼したい方におすすめです。
パテックフィリップのオーバーホール事例
パテックフィリップの腕時計を実際にオーバーホールに出した際の、修理事例をピックアップしました。
パテックフィリップ腕時計のオーバーホールで、どのような作業が行われるのか、費用は高いのかなどについても触れていきます。
パテックフィリップのレディースクォーツの事例
パテックフィリップのレディースクォーツ時計、ゴールデン エリプスをオーバーホールしたときの事例です。
一般の時計店で電池交換をした後に、時計が遅れるようになってしまったという依頼でした。
この場合は専門業者にオーバーホールを依頼し、分解掃除とパッキン交換、ケース洗浄を行い事なきを得ました。
この事例の料金は40,000円です。
パテックフィリップのホワイトゴールド18Kの事例
パテックフィリップのレディースライン、ゴールデン エリプス18Kホワイトゴールドのオーバーホール事例です。
クォーツではなく機械式腕時計のため、内部を分解して掃除する必要がありました。
分解掃除(オーバーホール)をしてみたところ、ムーブメントに塗られている油が切れて一部劣化し汚れていました。
さらにゼンマイが切れており、内部をきれいに掃除した後で新たに油を差し、純正のゼンマイと交換しています。
オーバーホール以外にゼンマイ交換などがあったため、費用は55,000円でした。
パテックフィリップのノーチラスの事例
パテックフィリップの顔でもある、ノーチラスのプチコンプリケーションのオーバーホール事例です。
コンプリケーションとは、複雑機構を搭載している機械時計のことです。
こちらの事例で持ち込まれた型番5712には、ムーンフェイズが搭載されています。
時間が遅れるようになったということで専門業者に持ち込まれたところ、オーバーホールしてみるとムーブメントに油汚れや油切れが起きていました。
このまま放置しておくとゼンマイの錆などにつながり、大きな故障の引き金となります。
複雑機構搭載の腕時計ということで、修理費用は66,000円でした。
パテックフィリップのアクアノートの事例
パテックフィリップのアクアノートの事例です。
オーバーホールしてみると、内部の油が劣化し汚れていました。
また機械時計なのでゼンマイや歯車がかみ合うのですが、油の劣化によりこすれが生じ、内部に粉となって散らばっていました。
今回はオーバーホールの料金が54,000円でしたが、大きな故障になるとパテックフィリップの本部、スイスへ送られての修理になる可能性もあります。
スイスでの修理は長い時間と莫大な修理費がかかるため、国内の専門業者で早目にオーバーホールを受けるようにしておきたいものです。
お近くに優良業者が無いという場合も、オロロジャイオや千年堂など宅配を活用したオーバーホールや修理を行っている業者があります。
パテックフィリップのオーバーホールは人気業者がおすすめ!
パテックフィリップの腕時計は年数が経過しても価値が落ちづらいたえm、一生ものの資産に値します。
その価格に見合うだけの内部構造や特殊な素材が使用されており、いざ故障してから修理となると高い修理費用が必要になります。
愛する腕時計を美しいまま長く使い続けるためにも、また故障を防ぐためにも、定期的なオーバーホールを優良業者で受けることがおすすめです。
2021年1月8日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
Rich-Watch編集部では、男性向けアイテムを中心にアイテム・ファッション情報を発信しております。 「Rich-Watchを読んだおかげで、自分の求めた情報に出会えた」という方を1人でも多く増やすことをミッションとして活動しています。
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。