パテックフィリップのオーバーホールの費用は高い?人気業者3選も比較!
パテックフィリップは世界三大メゾンと称される、雲上腕時計ブランドのひとつです。パテックフィリップは高い価格だけでなくオーバーホール等のメンテナンス費用も高いのでしょうか?憧れの時計を購入したい方のためにおすすめオーバーホール業者や費用相場について調べました。
目次
パテックフィリップのオーバーホールの費用は高い?人気業者比較
パテックフィリップは、世界でも指折りの超高級腕時計ブランドです。
その腕時計は雲上時計と呼ばれる、大変値段の高いものが多く、中にはフルダイヤモデルも存在します。
パテックフィリップの腕時計をオーバーホールに出したいとき、日本国内でも受け入れてくれる業者があるのかも気になるところです。
パテックフィリップの腕時計のオーバーホールに対応してくれる業者をはじめ、費用や価格相場などについても調べました。
【2021年最新】腕時計編集部が厳選!パテックフィリップのオーバーホール&修理のおすすめ店比較表
大切な腕時計を長く使うためには、定期的なオーバーホール・修理が欠かせません。
正規店より割安な料金でメンテナンスができる修理店は、技術力と信頼性が高いお店を選ぶことがポイントです。
今回はRichWatch編集部が、腕時計のオーバーホールと修理のおすすめ店をランキング形式で3選ご紹介します。
それぞれの店舗の特徴や評判、オーバーホールの料金など、あなたの腕時計に最適な業者をご提案します。
パテックフィリップのオーバーホール&修理のおすすめ店比較表
1位:OROLOGIAIO(オロロジャイオ) | 2位:千年堂 | 3位:時計修理工房なんぼや | |
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こんな人におすすめ! | 時計修理に高い技術を求める人 | コスパよくオーバーホールしたい人 | スピーディーな納期を希望する人 |
保証 | 1年間(アンティークは半年) | 1年間(アンティークは半年) | 1年間(アンティークは半年) |
送料 | 無料 | 無料 | 返却時無料 |
お店の特徴 | ・経験豊富な修理技能士が担当 ・対面での依頼も可能 ・修理代以外はすべて無料 | ・メーカー出身の時計技師達が担当 ・累計修理実績45,000件以上 ・綿密なアドバイス | ・経験10年以上のベテランが担当 ・納期は約3~5週間 ・支払い方法が豊富 |
公式リンク | OROLOGIAIO(オロロジャイオ) | 千年堂 | 時計修理工房なんぼや |
今回紹介するすべてのお店は、全国どこからでも宅配買取が可能な梱包セットを無料で提供中です。
送料は店舗により違いがあるため、申し込む前にチェックしましょう。
1級時計修理技能士のいる店なら「OROLOGIAIO(オロロジャイオ)」
OROLOGIAIO(オロロジャイオ)は修理店激戦区の東京中野に店舗を構える、経験10~30年の優秀な技能士だけが在籍するお店です。
確かな技術力のある1級時計修理技能士と2級時計修理技能士が、オーバーホールや修理を担当します。
配送料・見積もり・キャンセル料はすべて無料なので、修理代以外の料金が一切かからない点も魅力です。
OROLOGIAIO(オロロジャイオ)のオーバーホール料金目安
ブランド | 価格目安 |
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ロレックス | デイトジャスト 20,000円 デイトナ 35,000円 |
オメガ | コンステレーション 15,000円 スピードマスター 28,000円 |
タグホイヤー | クオーツ 15,000円 オートマチック 18,000円 |
OROLOGIAIO(オロロジャイオ)では、他店で断られたオーバーホールの見積もりを積極的に受け付けています。
時計が新品のようによみがえる外装仕上げは、オーバーホールと一緒に依頼すると最大4,000円のセット割が適用されます。
OROLOGIAIO(オロロジャイオ)の口コミ
大切な時計を安心して任せられました
評価:部品代の上乗せもなく非常に丁寧且つ親切に対応していただきました。技術は素人目からでもとても高く信頼できるものです。
https://goo.gl/maps/T8PjfjQyu2RVZ9RM7
外装仕上げとセットで依頼
評価:オーバーホールの保証対象ではなかったのに手厚く対応してもらえました。ピカピカになって帰ってきた時うれしかったです。
https://goo.gl/maps/pdDV415UYLLFGNpu6
保障の切れたセイコーのアンティークや、パテックフィリップなどの高級スイス時計をはじめ幅広いブランドに対応しています。
機械式時計だけでなく、シャネルやカルティエなどクオーツのオーバーホール事例が豊富なのがOROLOGIAIO(オロロジャイオ)の特徴です。
OROLOGIAIO(オロロジャイオ)の基本情報
無料梱包セット | あり |
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保証 | 1年間(アンティークは半年) |
送料 | 無料 |
修理対応地域 | 日本全国 |
公式サイトの申込フォームから無料宅配キットを依頼すると、注文後1~2日程度で梱包セットが自宅に届きます。
見積もり期間はおよそ1~2週間、オーバーホール納期は3~6週間前後です。
大切な時計を末永く使いたい、両親が使っていたアンティーク時計を復活させたい人はOROLOGIAIO(オロロジャイオ)がおすすめです。
メーカーより2万円以上安い「千年堂」
千年堂は累計45,000件以上の実績を持つ修理店です。
メーカー出身の時計技師や1級時計技師などのベテランが修理を担当します。
見積もり後の発注率は90%を越えており、技術と料金バランスの良さが評判のお店です。
業務の効率化と低価格を実現するため修理はオーバーホールのみ、そして店舗を構えず宅配修理のみに特化しています。
千年堂のオーバーホール料金目安
種類 | 価格目安 |
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クォーツ | 24,500円~ |
クォーツクロノグラフ | 34,500円~ |
自動巻き | 28,000円~ |
機械式クロノグラフ | 37,000円~ |
概算費用はオーバーホールと修理代金込みで24,500~40,000円程度ですが、部品代が別途必要になります。
オプションでライトポリッシュと新品仕上げの追加が可能、ケース&ベルトのライトポリッシュはロレックスの場合22,000円です。
また超音波洗浄、オリジナルクリーニングを無料で行ってくれます。
千年堂の口コミ
思っていたより安く済んでよかったです
評価:今回、オーバーホールを依頼しましたが価格の安さにびっくりです。新品のようにキレイな状態で返ってきました。
メーカーよりリーズナブルな価格で引き受けてもらえた、無料のクリーニングが嬉しいなど価格とサービスについての口コミが多いです。
千年堂は現在修理待ちの状態が発生するほど人気のお店です。
依頼する場合は納期を長めに見ておきましょう。
千年堂の基本情報
無料梱包セット | あり |
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保証 | 1年間(アンティークは半年) |
送料 | 無料 |
修理対応地域 | 日本全国 |
宅配専門の千年堂は、公式サイトの申込フォームから見積もりを依頼します。
見積もりに1~2週間、オーバーホールに4週間ほど必要ですが、修理後は動作チェックと防水チェックを行い完全な状態で手元へ返却されます。
スピーディーな納品を希望するなら「時計修理工房なんぼや」
時計修理工房なんぼやは、納期が約3~5週間と迅速なオーバーホール・修理が特徴です。
オーバーホールや修理を依頼する際の窓口は、全国に79店舗展開しているなんぼやの店舗になります。
返却時だけは自宅へ郵送してくれるサービスがあります。
時計修理工房なんぼやのオーバーホール料金目安
種類 | 価格目安 |
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機械式(2針・3針) | 29,000円~ |
機械式(クロノグラフ) | 39,000円~ |
クォーツ(2針・3針) | 21,000円~ |
クォーツ(クロノグラフ) | 31,000円~ |
時計修理工房なんぼやでは、10年以上の経験があるベテラン技術者のみがオーバーホールを担当します。
上記の基本料金に加え、部品交換が必要な場合は別途部品代が必要です。
プラス1万円で全てのメニューに、外装研磨をオプションで追加できます。
時計修理工房なんぼやの口コミ
4社に断られた腕時計を修理してくれました
評価:水没させてしまい、お断りされたところが4社。唯一こちらが対応してくださいました。難しい部品の手配が可能な稀有な工房だと思います。
https://goo.gl/maps/n31k3J9Ywrq5iJGr6
良心的なお値段なので外装研磨も依頼
評価:お値段がとても良心的だったので、磨きも頼んじゃいました。迅速で丁寧なお仕事で、仕上がりもきれいで大満足です。
https://goo.gl/maps/zVgWHRAF6wam6yt5A
価格の手頃さ、仕事の早さに関する口コミが多かったです。
他では断られるような難しい修理でも前向きに検討してくれる姿勢は、時計好きから高評価を受けています。
時計修理工房なんぼやの基本情報
無料梱包セット | 返送時のみ |
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保証 | 1年間(アンティークは半年) |
送料 | 返却時は無料 |
修理対応地域 | 全国79店舗 |
なんぼやでは公式HPに記載しているブランド以外でも、オーバーホールを受け付けています。
気になる人はまず電話やメールで確認してみましょう。
パテックフィリップのオーバーホール事例
パテックフィリップの腕時計を実際にオーバーホールに出した際の、修理事例をピックアップしました。
パテックフィリップ腕時計のオーバーホールで、どのような作業が行われるのか、費用は高いのかなどについても触れていきます。
パテックフィリップのレディースクォーツの事例
パテックフィリップのレディースクォーツ時計、ゴールデン エリプスをオーバーホールしたときの事例です。
一般の時計店で電池交換をした後に、時計が遅れるようになってしまったという依頼でした。
この場合は専門業者にオーバーホールを依頼し、分解掃除とパッキン交換、ケース洗浄を行い事なきを得ました。
この事例の料金は40,000円です。
パテックフィリップのホワイトゴールド18Kの事例
パテックフィリップのレディースライン、ゴールデン エリプス18Kホワイトゴールドのオーバーホール事例です。
クォーツではなく機械式腕時計のため、内部を分解して掃除する必要がありました。
分解掃除(オーバーホール)をしてみたところ、ムーブメントに塗られている油が切れて一部劣化し汚れていました。
さらにゼンマイが切れており、内部をきれいに掃除した後で新たに油を差し、純正のゼンマイと交換しています。
オーバーホール以外にゼンマイ交換などがあったため、費用は55,000円でした。
パテックフィリップのノーチラスの事例
パテックフィリップの顔でもある、ノーチラスのプチコンプリケーションのオーバーホール事例です。
コンプリケーションとは、複雑機構を搭載している機械時計のことです。
こちらの事例で持ち込まれた型番5712には、ムーンフェイズが搭載されています。
時間が遅れるようになったということで専門業者に持ち込まれたところ、オーバーホールしてみるとムーブメントに油汚れや油切れが起きていました。
このまま放置しておくとゼンマイの錆などにつながり、大きな故障の引き金となります。
複雑機構搭載の腕時計ということで、修理費用は66,000円でした。
パテックフィリップのアクアノートの事例
パテックフィリップのアクアノートの事例です。
オーバーホールしてみると、内部の油が劣化し汚れていました。
また機械時計なのでゼンマイや歯車がかみ合うのですが、油の劣化によりこすれが生じ、内部に粉となって散らばっていました。
今回はオーバーホールの料金が54,000円でしたが、大きな故障になるとパテックフィリップの本部、スイスへ送られての修理になる可能性もあります。
スイスでの修理は長い時間と莫大な修理費がかかるため、国内の専門業者で早目にオーバーホールを受けるようにしておきたいものです。
お近くに優良業者が無いという場合も、オロロジャイオや千年堂など宅配を活用したオーバーホールや修理を行っている業者があります。
パテックフィリップのオーバーホールは人気業者がおすすめ!
パテックフィリップの腕時計は年数が経過しても価値が落ちづらいたえm、一生ものの資産に値します。
その価格に見合うだけの内部構造や特殊な素材が使用されており、いざ故障してから修理となると高い修理費用が必要になります。
愛する腕時計を美しいまま長く使い続けるためにも、また故障を防ぐためにも、定期的なオーバーホールを優良業者で受けることがおすすめです。
2021年1月8日調査
この記事のライター
rich-watch編集部
rich-watch編集部では、腕時計のノウハウを執筆しております。 「rich-watchを読んだおかげで、自分の求めた腕時計に出会えた」という方を1人でも多く増やすことをミッションとして活動しています。
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