ガーミンの修理期間や修理代はどれくらい?修理が遅いという噂を検証
GPS性能に定評があり、様々なスポーツに使用されていることも多いガーミンですが、修理に出すと遅いことや値段が高いといった意見もあります。この記事ではガーミンの修理代や修理期間、よく起こる不具合などを公式サイトや、口コミ、レビューなどから解説しました。
目次
ガーミンの修理代を調査!実際の修理期間も紹介
ランニングや登山など様々な場面で使えるGPS端末として、使いやすいガーミンを長年大切に使用している方も多いと思います。
大切にしていても突然動かなくなった、電源が入らない、地図がおかしいなどの故障をしてしまうと愛用してきた方は落胆してしまうでしょう。
そこで、実際にガーミンの修理代と修理期間はどれくらいかかるのかについて調べました。
ガーミンの修理代は機種により一律
ガーミン社の修理料金のご案内というところを見ると、機種によって一律料金が設定されているようです。
しかしこれには例外があって、ガーミン社経由の販売店などに依頼する場合や、特別な改造やレタリングなどをしている場合は価格が異なることがあります。
また、修理サポートなどはガーミン社の流通経由品である必要があります。
ガーミン修理料金の決まり
ガーミンの時計は修理の内容によって価格が変わることはないですが、内蔵バッテリー交換、アクセサリー(ケーブル類やバッテリーなど)、micro チップ破損、個人のシステムファイル破損などは修理料金に含まれません。
また、ガーミン社に直接依頼しない場合も価格が異なるようなので修理に出す前にしっかり確認しましょう。
ForeAthleteシリーズの修理料金一例を紹介
ここでは実際にForeAthleteシリーズの修理料金について表で詳しく説明していきます。
ForeAthlete220Jは2020年9月30日に修理サービスが終了してしまうので、修理を出すときには確認が必要です。
モデル名 | 料金 | 修理サービス終了予定日 |
---|---|---|
ForeAthlete945 | 19,500円(税抜) | |
ForeAthlete645 | 15,600円(税抜) | |
ForeAthlete245 | 15,600円(税抜) | |
ForeAthlete235J | 15,600円(税抜) | |
ForeAthlete220J | 12,800円(税抜) | 2020/9/30 |
修理サービスが終了したモデルもあり
ガーミンをいざ修理に出しても修理対象ではなかったら意味がありません。
以下のように修理サービスが終了したモデルもあるようですので、修理前に確認しておいたほうがよさそうです。
以下で紹介していきます。
ForeAthlete910XTJ
トライアスロン用に設計されたガーミンForeAthlete910XTJ。
ForeAthlete410
雨の中でも安定に動作するベゼルタッチセンサーなどが搭載されたガーミンForeAthlete410。
ForeAthlete210
日常生活にも違和感のない大きさ、プレミアムハーレートセンサなどが搭載されたガーミンForeAthlete210 。
以上3つのモデルを紹介しましたが、上記以外にも多数、修理サービスが終了しているモデルがあるようです。
修理期間は最長で1か月
ガーミンの修理は内部データ復旧作業やソフトウェアの更新、クリーニング作業にて直った場合は返却され、アクセサリー等は不具合があった場合購入となります。
また、保証期間内外問わず破損をしている場合は本体交換対象(有償)です。
この場合、ガーミン社が商品メーカーからの取り寄せしなければならないので最大で1か月前後の修理期間となるようです。
ガーミンの修理受付は電話?実際の流れを紹介
ガーミンの修理をするのにあたって、まず修理の受付をしなければなりません。
その際の手続きはどのようになっているのか、実際の修理の流れはどうなっているのかを解説します。
①依頼フォームからメールを送信
まず修理に出す前にソフトウェア更新やマスターリセット(初期化)などを行います。
上記の作業をしても改善されない場合は、故障している可能性があります。
ガーミン社の修理・点検のご案内のご確認事項をよく確認して、修理点検ご依頼フォームというところからメールを送信します。
この時送る情報は、デバイス情報、修理情報、お客様情報などになります。
②ガーミンからの返信を確認
ガーミンの修理担当からメールが来るのでそちらを確認します。
ガーミンからのメールが迷惑フォルダなどに入らないように、メールを出す前に受信許可設定などを終わらせておきます。
また、衛星受信の感度や動作異常等だった場合、不具合の原因が故障ではないことがあるのでメールを受信するまではガーミン社に製品を送らないことが大切です。
③確認後ガーミンへ時計を発送
ガーミン社からの返信内容が確認できたら、合わせて以下の内容も確認します。
電池やストラップは外す、 液晶保護フィルムは剥がす、GPSデータは事前に消去または必要ならば保存、保証書や故障内容を同封、機器は代替品になることがある。
梱包の際はバンドを取り外し、パーツ類は袋に入れ、故障品のみをいれます。
新聞紙やパッキンなどの緩衝材をいれてダンボール箱で梱包し、発送します。
送料について
往復送料をガーミン社負担とするのは初期不良(購入後8日以内)の場合のみです。
その他の場合はガーミン社へ送る送料だけが自己負担となるようです。
自己負担となるのは、保証修理、保証期間外修理、動作点検の場合です。
④時計到着後の流れと支払い方法
製品がガーミン社に到着したら、内部データの復旧作業、ソフトウェア更新、クリーニング作業で症状が改善した場合は返却されます。
アクセサリーの修理については検査、検証実施後に不具合がある場合は購入となり、本体の破損が認められた場合は有償での本体交換となるようです。
支払いは代金引換のみとなっていて、領収書は受付フォームへの記載が必要です。
ガーミンの修理は遅いって本当?レビューを紹介
いざガーミンを修理に出すとなると、期間が気になるところです。
ランニングや登山でガーミンがどうしても必要だったりすると、あまり長い間修理に時間をかけたくないと思う人も多いでしょう。
またガーミンの修理は遅いという意見がありますが、それは本当なのでしょうか?
実際にForeAthlete945を修理に出して調べてみました。
ガーミンとのメールのやり取り
実際に故障内容などを記入し、修理依頼をすると、一度自分でガーミン社へ修理品を送り、その後修理担当者より連絡をするとの内容のメールが届きます。
また、修理費用については機種ごとに一律でForeAthlete945の場合は21,450円(税込)がかかることや、代引きで発送されること、修理完了には数週間前後かかる場合があるということが書いてありました。
見積までに要した期間は2週間
実際に商品を送ってみたところ、、2週間後に見積もりの案内が届きました。
そこには以下の内容について進行、キャンセルどちらかを返信してくださいというシンプルな内容が書かれていました。
故障内容について指摘内容は確認済みで充電ができないため、復旧作業ができないので修理という扱いで21,450円(税込)がかかるという内容でした。
新品になってかえってきた
修理内容としては復旧作業ができないという内容だったため、使用によりついていた小キズなども取れていて新品になって返ってきました。
今回は21,450円(税込)がかかってしまいましたが、実際にForeAthlete945の新品を買うと7万円弱くらいはします。
保証期間について
修理完了品に同封されていた紙には自分の指摘内容、ガーミン社からの確認内容、対応内容の他に保証についての記載もされていました。
そちらには保証期間としてお客様の元に修理完了品が到着してから3か月間または製品保証期間の長いほうを適用致しますとの内容が書かれていました。
結果=修理じゃなく新品交換のケースが多い
実際に修理に出しましたが、修理ではなく新品交換のケースが多いようです。
基本的な不具合の場合、マスターリセット(初期化)を行うかソフトウェア更新を行えば大体の場合改善しますが、改善しない場合は修理に出します。
修理でそのまま返却されるのは内部データの復旧やクリーニングで改善する場合などなので、そもそも復旧作業ができない不具合の場合は新品交換になるようです。
【口コミ】ガーミンを修理に出した人の体験談
ガーミンを修理に出す際、実際にどのような口コミがあるのか気になるところです。
修理の対応が悪いのか、よいのか、また修理が遅いなどの意見も見聞きしますがそれは本当なのでしょうか?
今回は実際に口コミを検証してどのような意見があるのかをまとめました。
ガーミンの修理期間は長い?
修理に長い時間がかかるなら、そんなに待ってられないしどうせだから本体を購入してしまおうという方も多いと思います。
しかし本当に修理期間は長いのでしょうか?
実際の口コミから解説していきたいと思います。
やはり修理期間は長い
修理期間は総じて2週間~長くて1か月ほどかかるケースもありました。
それだけ長い間かかってしまうと、登山やランニングなどをしたいときに使えないので困ってしまいます。
中には期間を調整できたという人も
修理期間が長くかかってしまうと普段の運動の習慣も崩れてしまうかもしれません。
でもそうとも限らないようで、中には期間を調整できたという方もいました。
また、流通経由店ではなく、実際にガーミンの修理センターに直接問い合わせれば早く修理ができる可能性もあるようです。
修理期間中は代替機が届くから安心
実際にガーミンを修理に出すとその間使えないことが不安になります。
ガーミン社は修理期間が長い代わりに、代替機が届くようになっています!
この代替機はとても早く届くという口コミが多く、新品が届くようです。
結論、修理は遅いことが多いけど代替機があるから安心
ガーミンの修理において修理期間は遅いのか早いのか、という口コミを調査しましたが、やはり修理自体は遅いことが多いようです。
しかし、修理が遅くてもその間にガーミンが使えてしまえば修理を出していないのとあまり変わりがありません。
代替機があることで、修理期間でもストレスなく過ごすことができ、安心です。
ガーミンを修理に出す基準は?起こりやすい不具合を調査
ガーミンはGPS性能が使いやすく、壊れないように長年大切に使用している方も多い思います。
そのように大切に使っていてもいつかは不具合が起こってしまうものです。
そんなときはすぐに修理に出したほうが良いのでしょうか?
今回はガーミンを修理に出す基準と起こりやすい不具合について解説しました。
①Bluetoothが消えている
突然、Bluetooth接続時のマークが、ガーミンウォッチ上に表示されず、ガーミン上のアプリも起動しないという不具合が起こっているようです。
スマホアプリのガーミンコネクトを起動するとガーミンの画面にBluetoothの表示がされていることから、スマホとガーミンの連携に問題が生じているようでした。
初期化やソフトウェア更新をし改善しない場合、修理に出したほうがよさそうです。
②ディスプレイが操作できない
水中で使用時、突然ガーミンのタッチパネルが反応しなくなったという不具合も起こっているようです。
画面の中の時計は動き続けていて、タッチパネルだけ反応しない状態ならば水没の可能性は低いですが、このような場合は乾燥させるなど1日くらいおいて待ってみます。
改善しない場合は初期化を行い、直らない場合は修理に出したほうがよさそうです。
③ガーミンのロゴが出たまま動かない
ナビーゲーションモードを使っていたところボタンに対する反応が遅くなり、ガーミンのロゴが表示されたまま反応しないという不具合も起こっているようです。
時々、ピロリという音が表示されるので内部では動いているような状況です。
このような場合はまずマスターリセット(初期化)を行って、改善しない場合は修理に出したほうがよさそうです。
④電源ONと強制終了しかできない
使用していて突然、初めの画面から動かなくなり、電源ONと強制終了しかできなくなるという不具合が起こっているようです。
こんな時は、電池がなくなるまで放置し、充電が必要ですと表示されるのを待って充電したり、マスターリセット(初期化)を行ってみます。
それでも改善しない場合は修理に出したほうがよさそうです。
⑤GPSが故障
登山やランニングで使用中、GPSが故障するという不具合が起こっているようです。
以前からGPSのズレというのは報告されているみたいで、対策としてはファームウェアの更新、マスターリセット(初期化)が基本となるようです。
それでも直らない場合はメーカーに問い合わせるか、修理に出すのが懸命です。
ガーミンの修理は遅くても正規店に頼む方が安心
ガーミンの正規品の定価は7万円から、高いもので10万円前後するものもあります。
ガーミンの修理は確かに遅いことが多いですが、新品交換で帰ってくるというケースも多く、修理内容によらず一律料金が設定されています。
また修理依頼を正規店以外に頼んでしまうと、内容によって修理料金が異なっていたり、保証がされていなかったりすることがあるので正規店に頼んだほうが安心です。
2020年9月22日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
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