ロレックスのリューズの操作方法!リューズが抜けた場合の修理費用も調査!
ロレックスの操作は基本的にリューズを動かして行いますが、リューズが抜けたというケースや操作方法が分からない方がいるかもしれません。そこで今回はロレックスのリューズの操作方法、修理、そしてリューズが抜けたときの修理費用もまとめました。
目次
【修理】ロレックスのリューズ基本操作&修理費用を紹介
ロレックスといえば誰もが知っている高級時計ですが、搭載されている機能についても注目されることが多いです。
今回はリューズの基本操作や修理が必要になったときのための修理費用についてもまとめました。
ロレックスのリューズの操作方法
これから、ロレックスのリューズの操作方法を紹介していきます。
1.リューズを開放
まずはリューズの開放から始めます。
操作方法の基本となるのでしっかりチェックしてください。
一段引いた状態
リューズは操作する前は文字盤にねじ込まれた状態になっています。開放するために、下方向へ数回回しましょう。
回すとバネの力でリューズが押し出され、このときにリューズは一段引いた状態になります。
二段引いた状態
デイト付きモデルのロレックスは、さらにリューズを引き出して巻き上げます。
二段引いた状態にするために、今度はもう一度リューズは回さずそのままの状態で引っ張ってください。
引き出せた感覚があり、秒針などが停止していれば二段階引いた状態になっているので、調節を始めてください。
2.ゼンマイを巻き上げる
ロレックスのリューズを開放することができたら、続いてはゼンマイを巻き上げていきます。
時計回りに巻く
ロレックスのリューズにあるギザギザの部分を、親指と人差し指でつまむように持ち、そして時計回りにリューズを1回転させてください。
1回転させたところで、リューズを持った指は離さないようにします。
反対に巻き上げ
指でつまんだままの状態のリューズを時計回りに1回転させたら、次は反対の方向に1回転回します。
時計回り1回と反時計回りを1回ずつ、つまんだ指を離さない状態で行ない、この動作をワンセットとして、20回から30回繰り返しましょう。
リューズを巻くだけならここで終了
ロレックスのリューズを巻き上げるだけなら、ここでリューズを元の位置に戻しロックすれば完了です。
ロックが緩いと水やホコリが入り、故障の原因となるので注意しましょう。
ねじ込まれているかどうかも最後に必ず確認してください。
3.日付を変える
ロレックスにはデイト付きタイプもあり、リューズを動かすことで日付の変更ができます。
そこで、続いては日付を変更するためのリューズの操作方法を確認しましょう。
メンズモデルの場合
ロレックスのメンズモデルの、リューズによる日付変更方法をご紹介します。
まずリューズを二段階開放にし、午前午後の確認を行います。確認ができたらリューズを動かし日付を変更し、メンズモデルは上方向にネジを回して調節します。
レディースモデルの場合
レディースのロレックスもメンズモデルと同じく、リューズを二段階で時刻確認後に日付を変更することが可能です。
ただしメンズと違うのは、リューズを回す方向が、レディースでは下方向になります。
一部該当しないモデルもありますが、リューズを動かす際には注意しましょう。
デイデイトの日付と時刻合わせ
ロレックスのデイデイトでは、時刻と曜日・日付を変更することが可能です。
リューズの動きも、二段階開放状態で上方向は日付、下方向は曜日変更ができ、さらにリューズを引き出すと、今度は秒針が止まり時刻の設定が行えます。
設定が終わればリューズを締めて完了となります。
4.時刻を合わせる
リューズの操作により時刻を変更することができます。
ただし、時刻の操作にはポイントもあるので、手順を見ながらひとつずつ間違えないようにリューズを操作しましょう。
メンズモデルの場合
ノンデイトなら一段引きでデイト付きタイプは二段弾きの状態にしましょう。
それぞれの状態にできたら、時間の調整を行います。メンズモデルの場合は上方向にリューズを回し、時間を設定しますが、デイト付きタイプは日付が変わる場合があるので、日付を変えずに調整したい場合は注意してください。
レディースモデルの場合
レディースモデルのロレックスの場合、時刻の設定はノンデイトなら一段引き、デイト付きなら二段引きの状態にして変更を行います。
リューズを巻く方向は下方向になりますが、一部該当しないロレックスモデルもあるので注意しながら行ってください。
5.リューズを締める
設定が終われば必ずリューズを締めます。
リューズが中途半端でも開放されていれば、水やホコリが入る可能性があり、時計内部の故障につながるので、必ず最後はリューズが締まっているか確認してください。
ロレックスのリューズが抜けた!修理費用の相場
ここからは、ロレックスのリューズが抜けた場合、修理に出したときの修理費用について相場をご紹介していきます。
またリューズが抜けた以外にも、リューズによる不具合の際の修理費用の相場もまとめていますので、参考にしてください。
リューズが抜けた場合の修理費用
- 修理費用の相場:38,000円〜
リューズも抜けた状態になることがあり、リューズが抜けた場合、内部パーツの緩みだけなら締めれば良いですが、抜けた原因が破損の場合は修理が必要です。
リューズが抜けた状態でさらに破損していれば、修理では内部パーツを交換が必要となり、修理費用も高くなる可能性があります。
【リューズが抜けた場合】リューズが空回り
- 修理費用の相場:4,000円〜
リューズが空回りするということは、内部のパーツ破損が考えられます。
修理の際にはパーツの交換が必要になるか、またはオーバーホールでの修理となり修理費用も高くなる可能性があります。
【リューズが抜けた場合】ねじ込み式リューズが戻らない
- 修理費用の目安:10,000円〜
ねじ込み式のリューズが戻らない場合の修理は内部のパーツ交換になります。
そのため修理費用は10,000円以上になる可能性もあるのです。
また、内部パーツ交換には修理の際にもオーバーホールが必須なので、修理費用も高額になるでしょう。
【修理】ロレックスのリューズが抜けた・故障する原因
続いては、なぜロレックスのリューズに不具合が起きてしまうのか、抜けたり故障するなど修理が必要となる原因をまとめました。
リューズも力を入れすぎたりすると、抜けたりしてしまうので注意しましょう。
リューズが抜けた→部位品のゆるみ
リューズはゼンマイを巻いたり、時刻や日付の変更で負担がかかりやすい部分です。
特にリューズが抜けた原因として多いのが巻き芯を固定させる部品のオシドリに不具合がある場合で、問題があれば巻き芯ごと抜けた状態になる可能性があります。
リューズが空回り→ゼンマイ切れ
リューズが空回りする原因は、ゼンマイが切れている、または丸・角穴車の歯が破損や欠損の可能性があります。
ゼンマイを手動で巻く際に、早く巻いたり限界まで巻いてしまうと切れる原因となり、リューズが空回りしてしまいます。
リューズが閉まらない→ホコリ
リューズが元に戻らない、閉まらないなどの原因は、ネジが摩擦により消耗しているか破損しているかが考えられます。
経年劣化による場合、もしくはゴミやホコリを挟んで締めたことで破損している場合などがあり、修理の際にはパーツを交換しなければなりません。
【2021最新】腕時計編集部が厳選!ロレックスのオーバーホール&修理店比較表
大切な腕時計を長く使うためには、定期的なオーバーホール・修理が欠かせません。
正規店より割安な料金でメンテナンスができる修理店は、技術力と信頼性が高いお店を選ぶことがポイントです。
今回はRichWatch編集部が、腕時計のオーバーホールと修理のおすすめ店をランキング形式で3選ご紹介します。
それぞれの店舗の特徴や評判、オーバーホールの料金など、あなたの腕時計に最適な業者をご提案します。
腕時計オーバーホール&修理のおすすめ店比較表
メーカーより3万円以上お得【千年堂】
千年堂は累計45000件以上の実績を持つ修理店です。
メーカー出身の時計技師や1級時計技師などのベテランが修理を担当してくれます。
千年堂のオーバーホール料金目安
種類 | 価格 |
---|---|
クォーツ | 26,950円(税込)~ |
自動巻き | 30,800円(税込)~ |
クロノグラフ | 30,800円(税込)~ |
概算費用はオーバーホールと修理代金込みで30,000~40,000円程度ですが、部品代が別途必要になります。
オプションでライトポリッシュと新品仕上げの追加が可能、ケース&ベルトのライトポリッシュはロレックスの場合24,200円(税込)です。
また超音波洗浄、オリジナルクリーニングを無料で行ってくれます。
千年堂の口コミ
安くて驚き
評価:今回、オーバーホールを依頼しましたが価格の安さにびっくりです。新品のようにキレイな状態で返ってきました。
定期的にメンテナンスの依頼をするのであれば、なるべく安価なお店を選びたいものです。
千年堂に関しては、リーズナブルな価格で引き受けてもらえたという口コミが多数挙がっています。
千年堂の基本情報
無料梱包セット | あり |
---|---|
保証 | 1年間(アンティークは半年) |
送料 | 無料 |
修理対応地域 | 日本全国 |
下記リンクにて無料宅配キットを申し込むと梱包用時計ケース・エアーキャップ・梱包材一式が自宅に送られてきます。
国産ブランド・クォーツも大歓迎【リペスタ】
高い技術と良心的な価格が魅力のリペスタは、幅広い腕時計のオーバーホールを受け付けているお店です。
高級舶来ブライドはもちろん、セイコーやシチズンなどの国産ウォッチ、カルティエやブルガリに代表されるクォーツのオーバーホールも積極的に行っています。
気持ちよく腕時計を使ってほしいとの願いから、8,800円相当の「リぺスタ洗浄+防水検査」を無料でサービスするなど顧客満足度の高いサービスが特徴です。
リペスタのオーバーホール料金目安
種類 | 価格目安 |
---|---|
外国産 (ロレックス・オメガ等) | 19,800円(税込)~ |
国産ブランド (セイコー・シチズン等) | 15,400円(税込)~ |
高級クォーツ (カルティエ・ブルガリ等) | 20,900円(税込)~ |
リペスタでは国家資格である一級時計修理技師を取得した職人が、それぞれ得意なメーカーの修理を担当します。
専門分野に特化することでよりレベルの高いオーバーホールが可能となり、見積もり後の修理依頼率91.4%という高い実績につながっています。
リペスタの口コミ
次回も依頼します
評価:今回、ロレックスの時計をリペスタ様に修理して頂きました。見積もりから、完成まで、とても丁寧に対応頂きまして、凄く良い店と感じました。
https://goo.gl/maps/NakDq1J61AVXDRAM9
アフターフォローもばっちりでした!
評価:大事にしていたカメレオンと主人のエアキングの修理をお願いしました。諦めていたカメレオンも見事に復活し、嬉しい限りです!
https://goo.gl/maps/XLJw71unS7v4kih1A
手巻きのカルティエや思い出の腕時計が、見事に復活したという感謝の口コミが目立ちました。
リペスタでは部品さえあれば修理・オーバーホールを受け付けています。
口コミで噂を聞いた方やリピート客が多いのもうなずけます。
リペスタの基本情報
無料梱包セット | あり |
---|---|
保証 | 1年間(アンティークは半年) |
送料 | 無料 |
修理対応地域 | 日本全国 |
無料見積もりと梱包セットは専用申し込みフォームから24時間365日受付中です。
分かりやすさを大切にしているリペスタは、ネット見積もりが初めての方でも迷うことなく利用できます。
もう動かないと諦めている腕時計をお持ちの方は、一度リペスタの無料見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか?
ハイレベルな新品仕上げが評判【シエン】
ロレックス、オメガをはじめ高級ブランドの修理を数多く手掛けてきたシエンは、確かな技術を持つ技士が多数在籍する職人集団です。
元ロレックスの技術者やメーカーの修理部門出身者、時計修理歴20年以上のベテランなどのプロフェッショナルが技術責任者を務めています。
シエンのオーバーホール料金目安
種類 | 価格目安 |
---|---|
ロレックス | 25,300円(税込)~ |
オメガ | 17,600円(税込)~ |
フランクミュラー | 17,600円(税込)~ |
パネライ | 25,300円(税込)~ |
新品仕上げにこだわるシエンは、修理とは別の技術者が磨き作業を担当します。
ギリギリのラインを見極め丁寧に施されたポリッシュ仕上げは、腕時計好きをうならせる見事な仕上がりと評判です。
価格も半額以上安くなるため、オーバーホールと一緒に注文するとお得です。
またオーバーホールや修理を専門に扱っているため、平均3週間という短い納期が特徴です。
シエンの口コミ
お客さんの気持ちを理解してくれる素晴らしい修理業さんです
評価:思い入れのある時計だったので、不安を覚えながら依頼しましたが受付の時点から丁寧な対応だったので安心してお任せ出来ました。仕上がりも満足しています。
https://goo.gl/maps/Cv9DrbXruERs8Ewv9
全国でもトップレベルの総合力かと思います。
評価:今回markxvのオーバーホールを依頼。納得のいく事前見積り(無料)と、店舗での接客や電話対応、また価格に大変満足。勿論、仕上がりも!
https://goo.gl/maps/3msbHqtC7guXUSTR8
見積もりや仕上がりはもちろん、接客が素晴らしかったという口コミが多いです。
”お客様にとって腕時計の修理は頻繁に行うものではない”がコンセプトのシエンは、一期一会のお客様への説明を丁寧かつ分かりやすく行っています。
シエンの基本情報
無料梱包セット | あり |
---|---|
保証 | 1年間 |
送料 | 無料(修理代1万円以上) |
修理対応地域 | 日本全国 |
シエンの公式ホームページでは、写真付きで無料配送セットへの梱包方法を説明しています。
1つの梱包セットで同時に2個の腕時計を送付できるため、複数個の時計を査定に出したいときに便利です。
接客に定評のあるシエンは、気持ちよく修理やオーバーホールを依頼したい方におすすめです。
腕時計オーバーホールと一緒に頼みたい!おすすめメンテナンス3選
ここからは、腕時計のオーバーホールと一緒に頼むと便利なおすすめのメンテナンスを3つご紹介します。
①ベルト交換
扱いに慣れていれば自力でできるベルト交換ですが、大切な腕時計に傷をつけるリスクを減らすためにも修理店にお任せするのが賢明でしょう。
ベルト本体の料金の他に工賃がかかり、相場はおよそ1,000円~5,000円です。
高級腕時計の場合、ベルト素材によりますが工賃とベルト本体の料金をあわせて10万円以上かかるケースもあります。
②風防交換
腕時計のガラスにヒビが入っている場合にも修理店に修理・交換をお願いしましょう。
おおよその相場についてはアクリル風防が6,000円~、ミネラルガラスが10,000円~、 サファイヤガラスが15,000円~です。
③新品仕上げ・ポリッシュ
「新品仕上げ」「ポリッシュ」などお店ごとに呼び方が異なりますが、ケースやブレスレットをひとつひとつ分解し、丁寧に磨きあげる作業を指します。
研磨作業によって気になる傷が消え、新品同様の美しさを取り戻すことができるのです。
オーバーホールと一緒に新品仕上げ・ポリッシュを依頼するとセット価格で安くなるお店もあるので、ぜひチェックしてみてください。
ロレックスのリューズは丁寧に扱おう
ロレックスはリューズによる操作も魅力のうちの一つですが、リューズはとてもデリケートなパーツなので力加減によっては抜けた状態になり故障する可能性もあり交換する必要が出てきます。
修理が必要になってしまう前に、リューズをいつでも丁寧に扱うように意識してください。
2020年12月6日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
Rich-Watch編集部では、男性向けアイテムを中心にアイテム・ファッション情報を発信しております。 「Rich-Watchを読んだおかげで、自分の求めた情報に出会えた」という方を1人でも多く増やすことをミッションとして活動しています。
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