セイコーサードダイバーの3つの魅力と歴史を解説!人気復刻モデル3選も紹介
現在世界中に愛好者がいるセイコーの腕時計ですが、セイコーには特に有名な分野があります。それがダイバーズウォッチで世界中のダイバーから高い支持を受けています。特に三代目となるサードダイバーは特に人気が高いモデルです。ここではサードダイバーシリーズを見てみます。
目次
セイコーサードダイバーの魅力を解説
1970年代に発表されたサードダイバーですが、別名タートルの名前で人気が高く、2015年に復刻モデルが出るほどの人気を誇ります。
独特なケースデザインや4時位置のリューズ、矢印状の針など印象的なスタイルで多くのダイバー達を魅了しています。
セイコーサードダイバーの3つの魅力
特にセイコーサードダイバーは日本での人気が高かったため、海外ではタートルの別称で親しまれていますが、サードダイバーと呼ぶ人が日本では多いです。
サードダイバーが現在でも親しまれている理由を、3つの魅力からここでは見てみることにしましょう。
オリジナリティあふれるケース形状
特に大きな特徴としてはレトロ感にあふれた曲線を主体としたケースとベルトが、オリジナルな質感を生み出しています。
別名のタートルは甲羅を背負ったカメのような印象のケースデザインから来るもので、この時計のイメージを一言で言い表しており、ピッタリのニックネームです。
レトロなクッションケース
中間が膨らんだレトロ感にあふれたクッションケースが、ダイバーズウォッチとしての独特なデザインになっており、サードダイバーの特徴です。
水中での耐久性を追及したケースとベルト構造になっていますので、プロダイバーにも信頼の厚い作りになっています。
裏蓋のXロゴや波マークが特徴的
そして堅牢なケースの裏側には裏蓋の部分に、セイコーダイバーシリーズ定番となった波のロゴマークが刻印されており、さらにプロスペックスの証明であるXのロゴも刻印されています。
セイコーサードダイバーの歴史
1970年代の登場から歴史的な時計としてアフターサービスが切れてしまう2008年までにほとんどのサードダイバーは製造されており、そして2015年に劇的な復刻を遂げるまでに至る歴史がサードダイバーにはあります。
その歴史的なモデルたちを見てみましょう。
セイコーサードダイバー6306-7000
1976年に発表されたサードダイバー6306-7000は、当時本格潜水に使えるダイバーウォッチが少なかったために歴史的大ヒット商品となり、現在も中古市場で探している人が多い人気のモデルです。
新開発のムーブメント機械式キャリバーを採用し、150m潜水防水を搭載した本格的ダイバーズウォッチとして、人気を博しました。
セイコーサードダイバー6306-7001
セイコーサードダイバー6306-7001は自動巻きダイバーズの中期モデルとして、1976~1979の短期間で国内向け限定として製造された希少モデルです。
海外モデルよりも精度の高いキャリバーCal.6306Aが安定した時を刻みます。
秒針ハック機能が付いた新開発の機能が付いており、日本語・英語の曜日表示と日付表示付きになっています。
セイコーサードダイバー6309-7040
存在感のある大きなケースが特徴のセイコーサードダイバー6309-7040は、潜水用150m防水を採用、キャリバーが海外はCal.6309、国内ではCal.6306としてケースデザインは統一で発売され人気が出たモデルです。
ムーブメントの内容的には国内モデルのCal.6306の方が精度は高いです。
ベゼルは両方向に回転し、針とインデックスには夜光塗料が塗布されています。
セイコーサードダイバー6309-7049
セイコーサードダイバー6309-7049マットブラックの文字盤に大きめのホワイトインデックスに夜光塗料が塗布されており、視認性がバツグンのモデルです。
ケースは150m防水で中間に丸みのあるクッションケースを採用、サードダイバーの特徴になっています。
セイコーサードダイバー6306と6309の違い
セイコ-サードダイバーの6306モデルと6309モデルには一見すると同じモデルのように見えますがモデルとしてしっかりと違いがあります。
一番違うのは搭載しているキャリバーが異なる事が違いで、6306は国内限定モデルのキャリバーで21石モデルになっており、6309は海外モデルのキャリバーになり17石なのが大きな違いです。
セイコーサードダイバーの復刻おすすめモデル
2008年にセイコーサードダイバーはいったん廃盤になり市場から消えてしまいますが、ユーザーから再発を望む声が多く、2015年に復刻モデルの形で再登場します。
バリエーションもしっかりそろっており、以前のサードダイバーを忠実に再現している魅力的なモデルです。
では復刻モデルのおすすめを3種類紹介していきましょう。
SRP779K1
満を持して復活したセイコーサードダイバーですが、一番スタンダードな魅力があるのがこのSRP779K1でしょう。
大きな特徴としては自動巻きムーブメントCal.4R36を使用していて、パワーリザーブが41時間なので毎日腕につけている人ならば十分な量といえるでしょう。
さらにベゼルはブラックとレッドのツートーンで、特に目立つ表示の20分以内にはレッドカラーを使用していますので視認性は良いです。
さらに防水性のの高さやケースやベルトの作りこみの丁寧さから、カジュアルシーンにもおすすめです。
価格(楽天) | 93,090円 |
型番 | SRP779K1 |
ケースサイズ | 44.5mm |
ケース素材 | ステンレススチール |
ガラス素材 | ハードレックスミネラルクリスタル |
ムーブメント | 自動巻きCal.4R36 |
防水 | 200m |
価格通りの質感
評価:ケースの質感がイマイチだけど、価格を考えるとコスパは良い。夏に汚れたり気にしないで使えるのが良い。
https://www.amazon.co.jp/-/en/gp/customer-reviews/R3PZ2HGV4W4YOF/ref=cm_cr_arp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B01D4586C6
綺麗な時計
評価:以前から色々な時計を使ってきましたが一番のお気に入りはスピマスプロです。しかし普段使いには傷とかメンテナンス費用などが気になりあまり着けなくなりました。サードダイバーの復刻モデルを見てその綺麗さにビックリ。無骨なダイバーズですが、40年以上も前からこんな綺麗な時計があったなんて改めて感激です。
https://www.amazon.co.jp/-/en/gp/customer-reviews/R1U4ZG4LPIRWOO/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B01D4586C6
SRP787K1
ブルーとブラックのツートーンベゼルが印象的なSRP787K1は、仕上げの美しさと実用性が改良されており人気が高いです。
大きな特徴はブルーとブラックのツートンカラーの逆回転防止ベゼルが印象的で、潜水部分の20分まではブルーカラーで視認性を良くしています。
さらに潜水用200m防水搭載で、水中での作業を強力にサポートします。
日付、曜日も表示可能になっており、文字盤の視認性も良好です。
価格(楽天) | 47,240円 |
型番 | SRP787K1 |
ケースサイズ | 45mm |
ケース素材 | ステンレススチール |
ガラス素材 | ハードレックスミネラルクリスタル |
ムーブメント | 自動巻きCal.4R36 |
重さ | 183g |
防水 | 200m |
気に入っています
評価:一週間で誤差1分以内ですので、この価格帯の自動巻きとしては充分な精度だと思います。重さは結構ありますが、バンドの調整は場も広く、装着感は悪くないのでそれほど気にはならないと思います。
https://www.amazon.co.jp/
買わなきゃ損だよ!
評価:通称3rdの復刻版です。中古の3rdを使っている人は買うべきです。ムーブメントは4R36です。ハック機能付き、手巻き可能な自動巻きです。またねじ込みリューズです。ベゼルも逆回転防止機能付きです。さらに、200m防水です。
https://www.amazon.co.jp/
SRP789K1
赤黒の通称コークと呼ばれるベゼルが印象的なセイコーサードダイバーの復刻モデルで、人気的には一番高いのではないでしょうか。
本格的なダイバーとしての魅力にあふれており、身に着ける喜びも満足させてくれるモデルです。
ダイバー用に逆回転防止機能もしっかり付いています。
さらに自動巻きムーブメントも安定した動作で時刻を刻み、潜水用防水200m防水の仕様で水中での作業をサポートします。
価格(楽天) | 42,800円 |
型番 | SRP789K1 |
ケースサイズ | 45mm |
ケース素材 | ステンレススチール |
ガラス素材 | ハードレックスミネラルクリスタル |
ムーブメント | 自動巻きCal.4R36 |
重さ | 183g |
防水 | 200m |
コークベゼル&色付きの長針が実用的です
評価:復刻サードダイバー3本目です。最初に黒のSRP777、次に実用を考えてペプシベゼルのSRP779を購入してどちらも満足しています。私は丘ダイバーなのですが、ベゼルは頻繁に使うのでこの赤黒のコークベゼルは非常に気に入っております。仕事で有料駐車場を頻繁に使うのでベゼルをタイマーとして使っています。
https://www.amazon.co.jp/-/en/gp/customer-reviews/R28TQFUKNKCTJ3/ref=cm_cr_dp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B01G8OIE2C
実物を手にして満足度は非常に高かったです
評価:Cラインケースも綺麗に作りこまれており、正面がヘアライン仕上げで他はポリッシュ仕上げ、Kモデルで香港組み立てでしたがベゼル、リューズ操作感軽めで良好ベゼルは単色しか持ってなかったので、視認性のよさそうなこのモデルを選択。夜光は明るく見やすいです。
https://www.amazon.co.jp/-/en/gp/customer-reviews/R16O1R5JAX8E56/ref=cm_cr_srp_d_rvw_ttl?ie=UTF8&ASIN=B01G8OIE2C
セイコーサードダイバーの復刻おすすめモデル一覧表
モデル名 | SRP779K1 | SRP787K1 | SRP789K1 |
---|---|---|---|
画像 | |||
特徴 | ・スタンダードな魅力 ・パワーリザーブ41時間 ・丁寧な作りこみ ・44.5mm ・自動巻きCal.4R36 | ・爽やかなブルーとブラtぅく ・潜水部分が見やすい ・美しい仕上げ ・45mm ・自動巻きCal.4R36 | ・通称コークカラーで人気 ・本格ダイバーの魅力 ・デザインがかっこいい ・45mm ・自動巻きCal.4R36 |
商品リンク | 楽天(¥93,090) | 楽天(¥47,240) | 楽天(¥42,800) |
セイコーセカンドダイバーとサードダイバー3つの違い
セイコーダイバーズウォッチには二代目のセカンドダイバーと三代目のサードダイバーがありますが、違いは一体どういったところにあるのでしょうか。
その違いについてみてみましょう。
防水性能の向上
まず防水機能についてですが、セカンドダイバーは300m潜水用防水で、それでも当時としてはトップクラスだったのですが、サードダイバーはその倍を行く600m潜水用防水を達成しているところが大きく異なります。
サードダイバーはチタン製ケース採用
さらにセカンドダイバーまではステンレススチールをケ-ス素材として採用していましたが、サードダイバーのモデルからはケース素材にチタンを採用、軽量でその重量の軽さから圧倒的な進化を見せ、深海の黒い顔の異名をとっています。
二重構造のケースに進化
そしてセカンドダイバーまではケースが一体構造だったのがサードダイバーからは二重構造のケースに進化を遂げ、ケースの外側部分に用いることで世界最高の水密性、気密性、そして耐食性や耐擦傷性などの耐久機能が向上しました。
サードダイバーは蛇腹式ウレタンバンド採用
そして意外と見過ごしがちなベルト素材ですが、ステンレススチールばかりだったベルト素材にサードダイバーからは新たに蛇腹式ウレタンベルトを採用、ウエットスーツで身に着けたときのフィット性が高くなり、ダイバーの高評価を得ました。
セイコーサードダイバーは時代を超えて愛されるモデル
長い歴史の中でさまざまな進化を遂げて現在では世界的プロダイバーご用達のダイバーズウォッチになったセイコーダイバーズウォッチですが、その時代その時代に革命的なモデルを発表し、ダイバー達の絶大な支持を受け続けています。
この時代を超えて愛されているセイコーダイバーズの基本形といえる、サードダイバー、ぜひ1本は手に入れてみたいものです。
2020年12月17日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
Rich-Watch編集部では、男性向けアイテムを中心にアイテム・ファッション情報を発信しております。 「Rich-Watchを読んだおかげで、自分の求めた情報に出会えた」という方を1人でも多く増やすことをミッションとして活動しています。
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。