ショーメはどんな腕時計?レディースからの評価・評判や定番人気モデル8選も紹介!
パリ5大ジュエラー、「グランサンク」のひとつに数えられるショーメは、近年時計づくりでも注目されているブランドです。ショーメの腕時計の特徴や、高級ジュエラーならではの洗練された腕時計の数々、その評価や評判まで詳しく解説します。
目次
ショーメの腕時計とは?メンズからレディースまで人気モデルを紹介
ショーメと言えば、世界的に有名なジュエリーブランドのひとつ。
「グラン・サンク」と称されるパリ5大ジュエラーの一つに数えられ、時計メーカーというよりもハイジュエリーのイメージが強いという方が多いかもしれません。
ショーメの腕時計の特徴やメンズ・レディース別のおすすめモデル、口コミや評価をご紹介します。
ショーメはどんな腕時計?
フランス王室御用達の卓越した宝飾技術とスイスの時計製造技術が融合して生まれるショーメの腕時計は、美しい高級ウォッチとして憧れのまなざしを集めています。
高級ジュエリーブランドであるショーメの腕時計には、どんな特徴があるのでしょうか。
ショーメの腕時計とは?
1780年にフランス・パリの宝石職人マリー・エティエンヌ・ニト氏により創業したショーメは、皇帝時代よりフランス王室と深い関係を築いてきました。
貴金属や宝石をふんだんに使った豪華絢爛な時計を制作してきたショーメは、1999年にLVHMグループの傘下となったことをきっかけに、本格的に時計市場に参画。
洗練されたデザインかつ高性能な腕時計は、時計好きからも一目置かれる存在です。
ショーメの腕時計の価格
高級ジュエラー発とあって、ショーメの腕時計は価格も一流。
高価格帯の商品では100万円以上、貴石をふんだんに使用したものだと300万円を超えるものや、価格を公表していない商品も。
低価格のものだと、レディースは10万円台から、メンズは30万円台から購入することができます。
ショーメのメンズ腕時計の特徴
ショーメの腕時計の中でも特にメンズ向けのモデルは、宝飾ブランドでありながらクロノグラフや手巻きムーブメントを搭載し、スイス時計顔負けの機能性が特徴。
パリのクリエーションスタジオで作られる洗練されたデザインに、スイスの一流マニュファクチュールで製造される高精度ムーブメントを搭載したショーメの腕時計は、時計好きもうならせる逸品ぞろいです。
ショーメのメンズ腕時計 代表的な2モデル
ショーメを代表するメンズ時計2モデルをご紹介します。
1.ダンディ
「ダンディ」は2003年に発表されたショーメ初のメンズウォッチで、現在もショーメウォッチの主力ラインです。
洗練されたクッション型のステンレスケースにスイス製のムーブメントを搭載し、瞬く間に評判になりました。
有名ブランドながら、人とかぶりにくいのも魅力です。
2.クラスワン
ショーメ初のダイバーズウォッチ「クラスワン」。
ケース径45mm×ケース厚15mmの大型フェイスに印象的なクロノグラフなど、ジュエリーブランドながら力強さを感じる本格的なスポーツウォッチです。
現在クラスワンはレディースラインが主流になっていますが、並行輸入や中古市場で手に入れることができます。
ショーメの腕時計 レディースからの評価・評判を調査
ジュエリーブランドらしい洗練されたデザインに、確かな高性能が魅力のショーメの腕時計。
口コミから評価・評判を調べました。
本物を知る大人の時計
人生経験が豊富で、キャリアも築いてきたからこそ手にできる、大人のための腕時計という評価のショーメ。
高級感あふれる洗練されたデザインや、そこはかとなく漂う品の良さが評価されています。
ショーメの腕時計は成功者の証
高価なショーメの腕時計は成功者の証。
有名人がショーメの腕時計をしていた、というツイートも散見します。
美しさ際立つレディースライン
レディースの腕時計については、「いつかこんな時計を着けられるようになりたい」「本当に可愛い」という女性の意見が多数。
女性にとってショーメはジュエラーとしてのイメージが大きく、腕時計に関してもその優雅で美しいデザインに憧れる意見が多くみられました。
ショーメの腕時計4選 【メンズ編】
ここからは、おすすめのショーメの腕時計をご紹介します。
まずはメンズラインからご覧ください。
クラスワン クロノグラフ W17690-45A
ショーメのおすすめメンズ腕時計第4位は、「クラスワン クロノグラフ W17690-45A」。
1998年発売のショーメ初のダイバーズウォッチ「クラスワン」。
こちらはケース・ベルトともにチタン製の一本です。
価格 | 820,000円(税抜) |
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ケース素材 | チタン |
ベルト素材 | チタン |
ムーブメント | 自動巻き |
W17690-45Aの特徴・機能
- シルバーのギョーシェ彫りの文字盤
- スポーティーさが際立つデザイン
文字盤はシルバーのギョーシェ彫りにブルーがアクセントとなって、どこか海を感じさせるデザインになっています。
ダイバーズウォッチであるクラスワンの中でも、特にスポーティなイメージが強いモデルと言えるでしょう。
W17690-45Aの評価・評判
いつか着けたい時計のひとつ
評価:いつか着けたい時計の一つです。
メンズのクラスワンは少ないですし、爽やかでどこか可愛らしさのあるデザインが気になっています。
他の高級時計に比べショーメの時計は着けている人が少なく、被りにくいのも高評価を受けているポイントです。
クラスワンは現在レディースラインが主流となっているため、メンズラインは希少性が高くなっています。
クラスワン GMT W17292-45C
2010年に発売された「クラスワン GMT W17292-45C」。
チタンケースに黒のPVD加工が施された、男性らしいデザインです。
価格 | 1,000,000円 |
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ケース素材 | ステンレススチール / チタン |
ベルト素材 | ラバー |
ムーブメント | 自動巻き |
クラスワン GMT W17292-45Cの特徴・機能
- 日付表示・GMT
- シースルーバック
日付表示と、GMT針で2タイムゾーンの表示ができるのが特徴です。
文字盤裏は一部シースルーになっており、ムーブメントが覗くデザインになっています。
クラスワン GMT W17292-45Cの評価・評判
無骨と洗練のいいとこどり
評価:黒のチタンがかっこよくて気に入っています。
ダイバーズウォッチなのでゴツさもありますが、さすがショーメ、文字盤の彫りやベゼルのデザインが上品です。
チタンに高級感があるので、カジュアルな服装もランクアップしてくれるような気がします。
ダイバーズウォッチながら、洗練された雰囲気が高級ブランドらしく高評価を受けています。
黒のチタンには嫌みのない高級感があり、男性から人気です。
ダンディ グランドデイト W11680-47C
文字盤の青色が目を引く「ダンディ グランドデイト W11680-47C」。
12時のインデックス下にある日付表示の小窓が特徴的な見た目となっています。
価格 | 735,000円(税抜) |
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ケース素材 | ステンレススチール |
ベルト素材 | ステンレススチール |
ムーブメント | 手巻き |
ダンディ グランドデイト W11680-47Cの特徴・機能
- 12時インデックス下の小窓で日付表示
- スモールセコンド
12時位置の日付表示と6時位置のスモールセコンドが特徴の「ダンディ グランドデイト W11680-47C」。
青の文字盤が美しい一本です。
ダンディ グランドデイト W11680-47Cの評価・評判
ジュエラーらしい上品さ
評価:スポーティーじゃなく、あまり大きくないケースの時計を探して以前から気になっていたコレを購入。
ダイヤルのブルーがとても落ち着いた色で印象的です。ケース径も39mmで時計自体が主張しすぎず好きです。ジュエラーらしい上品さでとても気に入っています。
品のある存在感が評価されています。
日常使いできるシンプルなデザインながら、ショーメの洗練されたセンスがさりげなく光る時計と言えるでしょう。
ダンディ クロノグラフ W11690-30A
ショーメのメンズ腕時計おすすめ第1位は、「ダンディ クロノグラフ W11690-30A」。
ポリッシュ&サテン仕上げのステンレススチールケースとベルトに黒の文字盤で、日常的に使いやすいデザインです。
日付表示、クロノグラフ30分積算計および60秒積算計を搭載しています。
価格 | 750,000円(税抜) |
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ケース素材 | ステンレススチール |
ベルト素材 | ステンレススチール |
ムーブメント | 自動巻き |
ダンディ クロノグラフ W11690-30Aの特徴・機能
- スーツスタイルに似合う
- 左右非対称のストライプ入りのベルト
機械的なクロノグラフと、シンプルで洗練されたデザインが同居したモデル。
スーツスタイルにもぴったりの使いやすい一本です。
ベルトに走る左右非対称のストライプが、さりげないアクセントになっています。
ダンディ クロノグラフ W11690-30Aの評価・評判
アクティブに使える高級時計
評価:使いやすそうなデザインに惹かれて購入。
高級ブランドの時計ながら、シンプルなデザインでオンでもオフでも着けやすく重宝しています。
シンプルなデザインが評価されている「ダンディ クロノグラフ W11690-30A」。
同じモデルで文字盤が白いものもありますが、黒の方がよりカジュアルな雰囲気で、どんなファッションにも合わせやすくおすすめです。
ショーメの腕時計4選 【レディース編】
ここからはショーメのレディース時計から、おすすめの4本をご紹介します。
トップジュエラーならではの美しい時計をご覧ください。
クラスワン W1722P-20P
ショーメ初のダイバーズウォッチであるクラスワンシリーズの「W1722P-20P」。
サンレイ仕上げのピンクの文字盤や先端にラウンドモチーフが付いた秒針など、キュートなデザインが特徴。
回転ベゼルにはダイヤモンドが施され、ジュエリーウォッチとしての輝きを添えています。
価格 | 515,900円 |
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ケース素材 | ステンレススティール |
ベルト素材 | ホワイトラバー / ステンレススティール |
ムーブメント | クォーツ |
クラスワン W1722P-20Pの特徴・機能
- 付け替え可能な2種類のベルト
- ダイヤモンドがセッティングされたベゼル
ベルトは2種類あり、ステンレススチールブレスと白のラバーストラップが付け替え可能。
ラバーストラップにすれば一気にスポーティな雰囲気になります。
ピンクと白のストライプでデザインされたベゼルには、36石(計0.07ct)のダイヤモンドが施されています。
クラスワン W1722P-20Pの評価・評判
普段使いできるおしゃれな時計
評価:普段使いできるおしゃれな時計を探していて、目に留まりました。
ベルトがラバーなのは初めてでしたが、意外と着け心地もよく使いやすいです。
手を動かすたびにダイヤがキラキラして嬉しくなります。
ダイヤモンドの美しさもありつつ、アクティブなデザインで普段使いができる点が評価されています。
高級ブランドの時計にラバーベルトは意外性もあり、ファッションのポイントになる腕時計です。
リアン W23613-24A
フランス語で「つながり」を意味するLiens(リアン)コレクションの「W23613-24A」。
リアンコレクションの腕時計は、ダイヤルとブレスを絆のモチーフが結ぶ、優美で女性らしいモデルです。
マザーオブパールの文字盤にダイヤモンドが輝く、りんとした美しさの一本。
価格 | 411,400円 |
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ケース素材 | ステンレススチール |
ベルト素材 | ステンレススチール |
ムーブメント | クォーツ |
リアン W23613-24Aの特徴・機能
- エレガントで女性らしいデザイン
- リアンコレクションはジュエリーも豊富に展開
ポリッシュ仕上げのステンレススチールブレスとケース、マザーオブパールの文字盤に3時と9時位置のパヴェダイヤモンド、6時位置にブリリアントカットの1粒ダイヤモンドと、静かなデザインながら上質な大人の女性のための腕時計。
ショーメの腕時計の中では比較的安い価格帯の商品であり、リアンはジュエリーの展開も豊富なコレクションであるため、セット使いもおすすめです。
リアン W23613-24Aの評価・評判
女性らしく品がある
評価:普段使い用に、シンプルなデザインのものが欲しかったので良かったです。
スッキリとしてるのに、女性らしく品のある素敵な時計です。
人とかぶらない良さ
評価:ロレックスでもカルティエでもなく、持っている人が少ない時計を探しました。
程よい存在感もあり、上品でとても気に入りました。
シンプルな中に上品な美しさがある点が評価されています。
全体がシルバーでまとまることで、派手に感じないのに決して地味にならず、知的でエレガントな女性像を体現する時計です。
ケイシス W19635-35A
「ケイシス」は、ショーメが1995年に現代的な時計製造をスタートした当時に発売されたコレクション。
ブレスレットの中に時計が埋め込まれたような大胆なデザインが特徴です。
ホワイトシェルの文字盤にダイヤモンドがあしらわれ、ジュエリー代わりとしても十分に役割を果たす高級感があります。
価格 | 711,900円(税込) |
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ケース素材 | ステンレススチール / クリスタル |
ベルト素材 | ステンレススチール / クリスタル |
ムーブメント | クォーツ |
ケイシス W19635-35Aの特徴・機能
- ホワイトクリスタルの透明感ある輝き
- アクセサリーとしての時計
アクセサリーとして着けたい腕時計。
文字盤はホワイトシェル、ケースとブレスはホワイトクリスタルで全体的に乳白色を帯びた輝きで、春夏の軽やかなファッションに合わせたくなる時計です。
ケイシス W19635-35Aの評価・評判
遊び心を感じる可愛い時計
評価:ブレスレットのようなデザインで白は珍しいと思い購入。
遊び心があって可愛らしく、ダイヤもきれいでお気に入りになりました。
時間の確認用としてはちょっと見づらいですが、そういうものだと割り切って使っています。
他にないデザインが評価されている「ケイシス W19635-35A」。
ベルトがホワイトクリスタルのこちらのモデルは特に他の人と被りづらく、個性的なジュエリー時計としておすすめです。
オルタンシア W20611-20B
ショーメのレディース腕時計おすすめ第1位は、「オルタンシア W20611-20B」。
オルタンシアとはフランス語でアジサイのことで、自然や庭園の草花を重要なモチーフとしてきたショーメの中でも特に人気のシリーズ。
ダイヤモンドが並ぶベゼルには、アジサイの花のモチーフがあしらわれ、シンプルながらロマンティックな一本です。
価格 | 597,300円 |
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ケース素材 | ステンレススチール + ダイヤモンド |
ベルト素材 | ステンレススチール |
ムーブメント | クォーツ |
オルタンシア W20611-20Bの特徴・機能
- ダイヤモンドが贅沢にあしらわれたジュエリーウォッチ
- ミラネーゼメッシュバンドで快適な着け心地
オルタンシア W20611-20Bに使われているダイヤモンドは、ベゼルに27石(0.40ct)、アジサイの花モチーフの中心に3石(0.026ct)、12時位置に1石(0.01ct)となんとも贅沢。
潔い黒一色の文字盤が、ダイヤモンドの輝きを一層際立てます。
オルタンシア W20611-20Bの評価・評判
オルタンシアコレクションは、その可愛らしさが多くの女性から高評価を得ています。
ダイヤモンドの美しい輝きとロマンティックなアジサイモチーフにより、大人の可愛らしさを表現できる腕時計と言えるでしょう。
ショーメの腕時計 歴史を解説
メレリオ・ディ・メレー、モーブッサン、ブシュロン、ヴァンクリーフ&アーペルとともに、「グランサンク(Les Grand Cinq)」と称されるパリの5大ジュエラーの一角をなすショーメ。
その伝統ある時計製造の歴史を解説します。
1802年からの王室御用達ジュエラーとしての歴史
ショーメの創業は1780年。
パリの宝飾職人マリー・エティエンヌ・ニト氏が、パリのサントノレ通りに店を構えたのが始まりです。
マリー・アントワネット王妃の宝石商を務めたニト氏は、フランス貴族階級から多くの支持を集め、若き日のナポレオンとも交流しました。
ナポレオンが皇帝となった後、1802年に王室御用達ブランドに認定されたニト氏は、執政用の宝剣や、ナポレオンと后妃ジョゼフィーヌの戴冠式で使用する宝冠、后妃との婚礼に贈るジュエリーなど、王室の権威を象徴する宝飾品を数多く制作。
1811年頃にはバイエルン王国王女のため、ショーメ初の腕時計が制作されています。
1995年以降 腕時計の製造にも注力
その後も世界中の王室や貴族のために豪華な宝飾品を制作し、伝統のスタイルを継承しながらも、パリの香り漂う現代的なセンスを取り入れた宝飾品で世界のトップメゾンのひとつとなったショーメ。
1995年には、現代的な時計の製造をスタートし、レディースの「ケイシス」、メンズ向けの「スティル・ドゥ・ショーメ」などをリリースしました。
2003年 メンズコレクション ダンディシリーズを製造
1999年、LVHMグループの傘下となることで時計製造やマーケティングに力を得たショーメは本格的に時計市場に参入し、2003年にメンズの主力ライン「ダンディ」シリーズを発表。
伝統的な宝飾加工技術を活かしたエレガントなデザインと、スイスの時計製造技術が融合した時計づくりで注目されています。
ショーメの腕時計は宝飾ブランドならではの美しいデザインが魅力
王室をも魅了する宝飾加工技術をバックボーンに、美しい腕時計を生み出すショーメ。
ジュエリーブランドとしての誇りと気品を感じるショーメの腕時計を、一度手にしてみてはいかがでしょうか。
この記事のライター
Rich-Watch編集部
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