手巻き時計のおすすめ人気6選！魅力や使用時の注意点を徹底解説！

全ての腕時計のルーツとなるのが「手巻き時計」です。

手巻き時計からスタートした有名ブランドも多く、今でも精度の向上や薄型化などに各メーカーが凌ぎを削っています。

今回はメンズモデルを中心に人気の手巻き時計を紹介し、取扱上の注意点なども解説します。

手巻き式の腕時計について、おすすめのメンズモデルを紹介します。

スケルトン仕様や薄型タイプなど、魅力に溢れる6選なのでぜひ参考にしてください。

手巻き式時計が主力の6ブランドを紹介します。

いずれも魅力に溢れたおすすめブランドなので、特徴などを参考にしてください。

根強いファンのいる「デカ厚時計」の火付け役はパネライです。

主に軍用時計を開発していたパネライのモデルは頑丈であり、イタリアブランドらしいデザイン性の高さも人気です。

現行モデルは薄型タイプが主流となり、特にメンズモデルはスーツにも合うことから、ビジネスシーンにもおすすめできるブランドです。

オリエントはメンズ、レディースともに個性的なデザインの国産メーカーです。

腕時計以外の事業を主軸とした時代もありましたが、1990年代末にお家芸の機械時計に立ち戻り、手巻き式のブランド「オリエントスター」を復活させています。

複雑機構でも20万円台で購入でき、手巻き時計の入門におすすめです。

ロレックスはもっとも有名な機械式時計のブランドといえるでしょう。

3大発明といわれる「オイスターケース」「パーペチュアル」「デイトジャスト」といった機構を開発し、技術的にも世界のトップブランドです。

リセールバリューの高さも魅力であり、ハイブランド入門としてもおすすめです。

パテックフィリップは時計業界の頂点に君臨するブランドです。

技術やデザインなど全てが至高であり、ステータス性においても他の追随を許さないブランドです。

価格の高さもトップクラスですが、中古は200万円台からでも入手できるので、通販サイトのこまめなチェックがおすすめです。

オーデマ・ピゲも世界3大ブランドの一つであり、ロイヤル・オークなど個性的な手巻き時計が人気です。

技術の追及にも精力的であり、小型化や薄型化にも果敢にチャレンジするブランドとして知られています。

ヴァシュロン・コンスタンタンも世界3大ブランドの一翼であり、世界で最も古いウォッチメーカーとして知られています。

宝飾時計も人気であり、比類のないデザイン性の高さは世界中で支持され、憧れのブランドとして人気です。

雲上ブランドの購入を目指す方にぜひおすすめしたいブランドですね。

クォーツやデジタルにはない手巻き時計ならではの魅力を紹介します。

自分で「動力」をチャージできるのが手巻き時計の魅力です。

電池交換にかかる時間・コストとは無縁であり、手巻きをすることで内部のコンディションを掴むこともできます。

ゼンマイの巻き上げは手巻き時計の楽しみでもあり、大きな魅力です。

クォーツやデジタルにはないアナログ感であり、手巻きを繰り返すことで腕時計への愛着も増してきます。

一見すると重そうに見える手巻き時計ですが、技術や素材などの進歩により軽量化されています。

小型化や薄型化も進んでいるためフィット感も向上しています。

手巻き式の日常的なメンテナンスはゼンマイの巻き上げのみです。

2～3年毎のオーバーホールは必要ですが、日々のケアはクォーツなどと変わらず掃除くらいでしょう。

ただし、機構の違いによっては日常的なケアが必要な場合もあります。

手巻き腕時計特有の注意点を紹介しますので、参考にしてください。

最近の機械式はローターによる自動巻きが主流です。

ローターの巻き上げが足りない場合、手巻きでアシストしてあげましょう。

手巻き時計は常に動かすことで内部のオイルが循環し、精度も徐々に向上しますが、逆に停止状態を放置すると故障の原因になるので注意してください。

手巻き時計は手づくりの行程が多いため、必然的に高値となってしまいます。

低価格帯のブランドもありますが、クォーツなどに比べると高値であり、なかなか購入に踏み切れないネックといえるでしょう。

手巻き時計の基本的な仕組みと特徴を解説しますので、参考にしてください。

一般的な手巻き時計の仕組みですが、まずリューズ（竜頭）を回すことでゼンマイが巻き上がります。

ゼンマイが元に戻ろうとする力が「調速機構～がんぎ車」へと伝わり、そこから針の軸となる4番車や2番車といった歯車の回転に繋がります。

ゼンマイの復元力を回転運動に繋げる仕組みが「手巻き」の原理です。

竜頭（リューズ）の使い方は時計内部の機構によって異なります。

リューズ（竜頭）は指でつまんで引っ張ることで、何段階かに引きあがります。

ここでは3段階に引きあがるタイプについて説明します。

竜頭（リューズ）を引くと、まず一番浅い位置で止まります。

一般的にこの位置は「時刻調整用」であり、リューズを左回しすることで針を進め、時刻を調整できます。

右回しは内部の機構を傷める原因になるので避けましょう。

一般的に真ん中は「日付調整用」であり、カレンダーの日付や曜日の調整に使います。

注意点として、午後8時～午前4時の操作は避けておきましょう。

実際の時間ではなく時計上の時間ですが、日付や曜日を変えるため多くの歯車が動いており、このタイミングでの操作は内部パーツを傷める原因になります。

竜頭（リューズ）を引ききった一番奥の位置が「ゼンマイ巻き上げ用」です。

一般的には左回しで巻き上げができますが、空回りや異音がすると巻き過ぎになっているので注意してください。

巻き過ぎも内部の機構を傷める原因になります。

手巻き式の腕時計は、なんといってもステータス性の高さが魅力です。

さっそくオシャレに決めたコーデに手巻き時計を合わせ、ムーブメントから伝わるハートビート（鼓動）を感じてみましょう!

2020年10月23日調査