AppleWatchとは何？セルラーモデルや7000シリーズなど全種類紹介！

近年爆発的なスマートフォンの普及によって端末の世界は想像を超える進化を見せており、腕時計の世界にもその流れは確実に押し寄せています。

コンピューター業界での革命児といわれるAppleが送り出したAppleWatchは、未来型の腕時計として現在急速に普及しており腕時計の新たな形での端末がAppleWatchです。

AppleWatchとはコンピューターブランドのAppleがスマートフォンと連携した機能を持つ端末として開発したスマートウォッチの事を指します。

今まで時間を知る手段だった腕時計に、新たな付加機能価値を与えました。

腕時計としての機能は勿論、電話として通話ができたりワークアウトに利用して運動量や毎日の記録を取ることも可能な、未来形の腕時計がAppleWatchです。

AppleWatchの大きな特徴は完全に時計をハードウェアで稼動するデジタル方式にした事で、圧倒的な軽さと薄さを手に入れたことが挙げられます。

さらにハードディスクで稼動を行うことによって時計以外の機能をふんだんに詰め込むことができるようになり、腕に着けるコンピューターのような性能を持たせたのが最も目立つ特徴です。

2015年に第一世代が発表されてから続々とモデルチェンジを重ね、一年ごとに世代が移り変わり現在は第5世代までモデルが進化しています。

また同じ世代のモデルでもGPSモデルとGPS+セルラーモデルがあり、GPS+セルラーモデルはiPhoneが無くても電話を掛けたりメッセージを受け取ったりすることができます。

AppleWatchとはどのような進化を遂げて現在の第5世代にまで至るのか、その全ての始まりは2015年、第一世代がこの世に送り出されたときにさかのぼります。

ここからはAppleWatchの華々しい歴史の始まりといえる、第一世代・シリーズ1・2について見ていく事にします。

AppleWatch初代はアルミニウム製のボディに現在のAppleWatchの基礎となる機能を搭載し、当時としては画期的な端末として話題を呼びました。

単なる腕時計にとどまらずヘルスケアやワークアウトに使える機能を搭載した、多機能腕時計といえますが、現在は廃盤になっています。

2015年にAppleWatch初代が発表されてから一年後の2016年にシリーズ1・2が発表になり、初代よりプロセッサが刷新されているので処理速度が向上しています。

さらに初代機には無かった防水機能も備えており、より使い勝手がよくなって進化をしています。

そして初代からAppleWatchは進化を続けて耐水機能・ハードディスク容量・搭載機能を大幅にグレードアップしていよいよAppleWatchの名前を決定的に世に知らしめたAppleWatch3が登場します。

AppleWatch3には素材の異なる7000シリーズもあり、選択肢の広さも魅力になっています。

そしてAppleWatchは現在シリーズ5までモデルが進化していますが、いまだに人気の衰えを見せないのがシリーズ3で、現在でもシリーズ3を購入している人があとを立ちません。

ここからはこの大人気のシリーズ3の魅力について見てみることにしましょう。

AppleWatchシリーズ3の大きな魅力のひとつとして、サイズ的に他のAppleWatchよりも小型で性別を問わずに身に着けられるといった点が大きいです。

そして他のシリーズと比較すると若干設定価格が安いことも大きな要因で、特に若い世代に好評です。

発表当時の価格が36,800円～49,800円と抑えた価格設定になっています。

AppleWatchシリーズ3は発売以降息の長い人気を誇り、最新型の噂が出てもあえてシリーズ3を選択する人が多いのには驚かされます。

AppleWatchシリーズ3発売からの歴史を見てみましょう。

AppleWatchシリーズ3は2017年中旬に発売から大人気となり、多くの人に愛用されていますが、その大きな魅了のひとつとしてシリーズ3からiPhoneなしでも通話が可能になり、更なる進化を遂げました。

この腕時計単体で電話機能として通話ができるようになったというのが、 AppleWatchシリーズ3になって大きく進化した点になります。

そしてAppleWatchシリーズ3がいまだに現行モデルとして高い人気を博している最も大きな理由は、相場が非常に下がったことにより購入しやすくなったというのが理由です。

これだけ機能があれば最新型でなくても良いという人がAppleWatchシリーズ3を購入しているため、人気が衰えないのです。

AppleWatchシリーズ3には第一世代・第二世代とは一線を画する機能が多数追加されており、使い勝手の面でも向上したモデルになっています。

まずプロセッサの進化や内臓容量の大型化でより性能が向上し、さらに単体通話機能もあり、電話としても機能します。

種類もナイキやエルメスなど特別エディションが出ており、非常に好評です。

ここでAppleWatchのラインアップの中興味深いシリーズがあり、AppleWatchシリーズ4でシリーズ3の次に市場に出回ったモデルですが現在は廃盤になっています。

比較的短命に終わったシリーズ4について見てみましょう。

AppleWatchシリーズ4が発売になったのが2018年中旬で、コンセプトとしてはシリーズ3の後継として発表されたモデルになり、性能をブラッシュアップしての登場でした。

価格はシリーズ3より高価になり45,800円から56,800円となっていました。

2018年の発売からAppleWatchシリーズ4を選択する人も多かったのですが、機能の充実度がAppleWatchシリーズ3とあまり変わらず、価格設定も高めだったために今ひとつインパクトに欠けた印象があります。

そして2019年にAppleWatchシリーズ5が出ると同時期に廃盤となってしまいます。

AppleWatchシリーズ4は前機種のシリーズ3と比較して主にCPU面に改善が見られ、処理速度の向上に特徴があります。

さらに種類にもバリエーションがあり、シルバー・スペースグレイ・スペースブラック・ゴールド、ナイキ、エルメスがあります。

そして現行モデルでは最新型のAppleWatchシリーズ5については、現在ラインアップされているAppleWatchシリーズでは一番人気があるモデルです。

価格面ではシリーズ3が人気ですが機能面ではシリーズ5が充実しています。

機能面や使い勝手が最も充実しているAppleWatchシリーズ5を見ていくことにしましょう。

2019年の発売になるAppleWatchシリーズ5は現在の最新型ということで、価格は少々高価ですが機能面充実が評価されており支持している人が多いです。

価格は42,800円からと安定価格が現在も続いています。

2019年の発売からシリーズ5はほぼ完成された形になっており、初代から比較すると機能面の充実が目立つモデルになり、最も支持されているAppleWatchです。

腕時計だけではなく通話機能も搭載し、多機能が注目されています。

時計としての機能のみならず、ワークアウトや健康維持のための機能が非常に優秀で若者だけではなく最近は高齢者にも愛用者が増加しています。

シリーズ5からディスプレイが大型画面で常時表示になり、いつでも時間や情報を見逃すことが無くなりました。

そしてディスプレイがより大型で鮮明になり視認性がより高まっています。

さらに健康維持やワークアウト用のアプリが充実、素材もエディションモデルにはセラミックとチタンが追加され、バリエーションが細かくなっています。

AppleWatchはiPhoneのモデルチェンジに合わせて新型を発表するサイクルになっていますが、もうAppleWatchの新モデルの噂が聞こえてきています。

AppleWatch5で搭載された機能を上回る多機能と、高性能が期待されています。

AppleWatchシリーズ6の、今時点で流れている最新情報を拾ってみましょう。

以前からAppleは次世代ディスプレイの開発に力を入れていましたが、いよいよAppleWatchシリーズ6に新開発の次世代ディスプレイMicroLEDが採用されるのではとの情報が最近になって出ました。

未知数ではありますがMicroLEDを採用することでスマートウォッチの命題である充電までのバッテリー寿命を延ばすことができると期待されています。

さらにスマートフォンの世界では導入の可能性が高まっている、通信規格5GがAppleWatchシリーズ6にも導入されるのではないかと業界では噂です。

新たなセキュリティの方法として注目されている指紋認証システムがデジタルクラウンに内蔵されるとのことで、これも業界の大きな期待を背負っている状況です。

Appleはこの指紋認証システムの特許をすでに取得しています。

第一世代AppleWatchの発売からAppleWatchはものすごい速さで進化し、現在はAppleWatchシリーズ5、そして新たにシリーズ6の誕生へと向かっています。

ここまで進化のスピードが早い腕時計も近年では珍しく、新しい腕時計の形となる技術の結晶、AppleWatchはこれからも成長を続けていくことでしょう。