格安スマートウォッチプレミアムの使い方や機能は?
格安だけど実に多機能で、本当に使えるの?と思ってしまうのがスマートウォッチプレミアムです。今回解説をしているスマートウォッチプレミアムは一般販売はされておらず、入手困難なレアな商品なのです。その実力、使い方や機能について説明していきます。
目次
スマートウォッチプレミアムの基本操作&機能を紹介
スマートウォッチプレミアムは格安類似品の中でも特殊な位置にある商品です。
正確に言うと、商品ではなく、アミューズメント専用景品として製造されて流通しているものなので、あくまでも景品なのです。
格安というのは中古市場での話で、もともと価格も設定されていません。
スマートウォッチプレミアムの基本操作と機能を紹介していきましょう。
スマートウォッチプレミアムの特徴と使い方
見た目はちょっとアップルウォッチに似ている格安スマートウォッチがたくさん発売されています。
スマートウォッチプレミアムもそうした格安スマートウォッチとほぼ同等の機能を持っています。
最近はほとんど流通しておらず、レアなガジェットとしても注目されています。
ゲームセンターの景品だった?
スマートウォッチプレミアムの箱に表示されている製造元のトーシン産業の文章を読むと、“アミューズメント専用景品”と書いてあります。
実際にスマートウォッチプレミアムはUFOキャッチャーの景品です。
ゲーセンで入手してみたら、意外と多機能で、それなりの高級感もあり、ちょっとうれしいという、景品として期待される役割を見事に果たしています。
価格は1,000円代
景品なので、価格はありませんが、メルカリやヤフオクなどでの相場は1000円~1800円くらいとなっています。
秋葉原でジャンク品として、数百円で入手した人もいるようです。
プレミアムという名前が付いてるわりにはお買い得です。
手元にあるけど放置している人のニーズも踏まえて、使い方を説明していきます。
設定画面
スマートウォッチプレミアムの充電を完了して、右横の電源ボタンを5秒間長押しすると、起動して上の写真の画面となります。
日時の下の3つのアイコンは左からメニュー、ボリューム、Bluetoothです。
左側にある緑のメニューアイコンをタッチすると、設定画面に入ります。
二次元コード
スマートウォッチプレミアムの設定画面に入ると、一番上の行に二次元コードという文字がありますが、これはQRコードのことです。
タッチしてQRコードを表示し、Android搭載のスマートフォンで写すと、GooglePlayの対応アプリにリンクするので、そのアプリをダウンロードして使用します。
電話設定
スマートウォッチプレミアムの設定画面の2行目に電話設定があります。
タッチすると、日時の設定で「東京」と出てきますが、日本で使うならば、そのままで大丈夫です。
言語はEnglishと日本語から選択できます。
さらに画面設定があり、ここでは明るさとスリープする時間を設定します。
セキュリティ
スマートウォッチプレミアムの設定画面の3行目にセキュリティの項目があり、タップすると、モバイル・セキュリティという項目に移動します。
ここでは電話のロックとパスワードを設定します。
紛失設定
スマートウォッチプレミアムの起動画面からメニューをタップし、設定の右横の紛失という文字をタップすると、LookingPhoneと紛失防止の2項目が出てきます。
LookingPhoneはBluetoothでつながったスマホを探せる機能で、紛失防止はBluetoothとつながっていないという警告を通知する機能です。
一部機能が使えない場合も(iOS・一部アンドロイド)
iOSでも基本的な機能は使えるますが、スマートウォッチプレミアムはAndroid向け端末なので、iOSに専用アプリが対応していないため、使えない機能もあります。
また、Androidのスマホでも機種によっては一部対応しないアプリもあるので、注意が必要です。
スマートウォッチプレミアムの機能一覧
ゲームセンターの景品でありながら多機能というのがスマートウォッチプレミアムの大きな魅力です。
Bluetoothでスマートフォンとつなぐことによって、アラーム、万歩計、ストップウォッチ、電話帳、通話、SMSなど、様々な機能が使えるようになります。
Bluetooth機能
Bluetoothによって、スマートフォンと連携することによって、様々な機能を楽しむことができます。
まずAndroidスマートフォンにGoogleplayから専用アプリ、BTNotificationをインストールし、アプリを起動し、スマホ側、スマートウォッチプレミアム側それぞれ、接続を許可してペアリングして使用します。
アラーム機能
Android向け端末なので、アラーム機能もAndroidスマホと似通っています。
時刻を複数設定できるので、細かな通知が可能となっています。
万歩計
万歩計はなかなか多機能になっています。
スタートボタンを押して、歩数をカウントするのですが、画面をスライドさせると、歩数以外に、歩いている時間、消費カロリー、速度、これまでのトータルの距離なども表示されます。
ストップウォッチ
ストップウォッチ機能も付いています。
きわめてシンプルで、画面上にタイム表示、下に2つのボタンがあって、左下がスタート、右下がストップです。
メモリーしたり、複数の時間を計ったりはできませんが、シンプルでひとつの機能だけであるがゆえに使いやすいというメリットがあります。
電話帳
スマートフォンの電話帳と同期することによって、電話帳を開くことができます。
名前をタップすると、電話番号が表示され、電話番号をタップして、電話をかけることができます。
通話機能
通話ボタンをタップすると、数字の列が出てくるので、電話番号を直接入力して通話することもできます。
スマートウォッチプレミアムの左サイドの上にスピーカー、下にマイクがあり、そのまま通話が可能ですが、スピーカーの音量は小さいので、スマホが鞄の奥に入っていてすぐ出てこないなど、非常時用と考えた方がいいでしよう。
SMS機能
スマートフォンとBluetoothでつないでいれば、SMSの送信、受信のチェックができます。
ただし、SMS機能は専用のアプリを使うため、iOSでは使えません。
ほとんどのAndroidで使えますが、一部機種では使えないものもあります。
Sedentary Reminder
SedentaryReminderはずっと椅子に座ったままでいる時に、あらかじめ設定した時間が来たら、音で知らせてくれる機能です。
座りっぱなしは体によくないので、仕事中毒という人にはうれしい機能です。
ただし、動きをチェックしているわけではないので、さぼって寝転んでいても鳴るため、罪の意識を感じることがあるかもしれません。
Drink Water
DrinkWaterはSedentaryReminderと似た機能です。
あらかじめ時間を設定して、水分補給をするように音で通知してくれる機能です。
暑い夏も、空気が乾燥した冬も、きっちり水分を補給することが大切なので、健康な生活をサポートする親切な機能と言えます。
スマートウォッチプレミアムの仲間
格安のスマートウォッチはたくさん出ていて、デザインや機能が似たものが多くありますが、特にスマートウォッチプレミアムには生き別れの兄弟なんじゃないかと思うほど、そっくりのスマートウオッチが2つあります。
スマートウォッチUAとスマートウォッチU8です。
それぞれの共通点、相違点を見ていきましょう。
スマートウォッチUA
スマートウォッチUAもスマートウォッチプレミアム同様に多機能です。
スマートウォッチプレミアムがアミューズメント専用景品であるのに対して、スマートウォッチUAは普通に商品として流通しています。
販売元はスマートウォッチプレミアムと同じく、トーシン産業です。
搭載OSはU8なので、3つの機種は同じ木の枝分かれみたいなものです。
スマートウォッチUAの特徴
- 黒・赤・白の単色
- 外箱が立派
- アナログ時計表示が可能
スマートウォッチプレミアムとの最大の違いは見た目で、プレミアムが白、赤、ゴールドの本体に黒いベルトという配色であるのに対して、UAは黒、赤、白の単色となっています。
景品としての見映えを良くするためか、外箱はプレミアムのほうが立派です。
アナログ時計表示ができることがプレミアムとの唯一の機能の違いです。
スマートウォッチUAの機能一覧
- 時刻表示
- アラーム
- ストップウォッチ
- カレンダー
- 電卓
- SMS通知
- 万歩計
- sedentaryReminder
- DrinkWater
- リモートカメラ
- スマホ紛失防止
- 通話
- 音楽再生
- 時計のデジタル・アナログ表示切り替え
スマートウォッチUAの機能はスマートウォッチプレミアムとほぼ同じですが、時計のデジタル・アナログ表示切り替えが加わっています。
格安でありながら、おおよその機能はしっかり押さえてあります。
スマートウォッチUAのペアリング方法
ペアリングの仕方もスマートウォッチプレミアムと同じです。
スマホに専用アプリを入れ、UAのトップ画面右下のボタンをタップし、検索をタップし、さらにスマホのBluetoothをオンにすると、スマホにUAのベースの機種名であるU8と表示されます。
それぞれのペアリングでOKを選択すると、接続完了です。
スマートウォッチUAの専用アプリ
スマートウォッチUAの専用アプリもスマートウォッチプレミアムと同じで、BTNotifierです。
スマートフォンとスマートウォッチプレミアムをBluetoothでつなぐ時に必要なので、Googleplayでダウンロードします。
日本語説明書の入手方法
もともとは中国製ですが、日本のメーカーであるトーシン産業から販売されているので、日本語化され、16ページある日本語の取扱説明書が付いてきます。
ただし、このUAもゲームセンターの景品となっている場合もあり、入手先によっては、説明書が付かないものもあるようです。
下記リンクからトーシン産業による説明書をダウンロードできます。
スマートウォッチ U8
スマートウォッチU8もスマートウォッチプレミアムやスマートウォッチUAと機能も見た目もほぼ一緒で、違いはプレミアムとUAの販売元がトーシン産業で、U8はCOM-SHOT、TK、NRなど複数あることぐらいです。
機能面での唯一の違いはUAがアナログ時計の表示ができるのに対して、プレミアムとU8はデジタルのみであること、また流通量が多いのはU8です。
スマートウォッチU8の特徴
- スマートウォッチプレミアムと機能は一緒
- 販売している会社が複数あり、多数流通している
- UAと違って、時計のアナログ表示はできない
U8の機能は時計のアナログ表示ができないということ以外は、UAと同じです。
3つの機種は書体やボタンの配置が微妙に違うなどの相違点がありますが、使用上の違いはほぼないため、流通している新品を選ぶのがいいでしょう。
スマートウォッチプレミアムは現行のUAとほぼ同じ仕様
スマートウォッチプレミアム、UA、U8は搭載OS、仕様など、ほとんど一緒なので、どれを選んでも大差ありません。
スマートウォッチプレミアムの通知機能やリモートカメラが何気に便利だという感想もたくさんあり、日常的に使うには厳しいけれど、限定的な使い方では活用する事も可能です。
2019/12/11調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
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