ミリタリージャケットの全種類16選！2024年人気ブランドと価格、口コミも紹介！

ミリタリージャケットはメンズファッションに欠かせない定番アイテムです。

今回はミリタリージャケット全16種類の解説とおすすめしたいミリタリージャケットを紹介します。

カラーやブランド、デザインからおしゃれなミリタリージャケットを選んでみましょう。

タフで男らしいおしゃれなスタイルが手軽に手に入ります。

前編では「M-1」「M-65」「M-51」「N-1」「N-2B」「N-3B」「B-3」「G-1」について解説します。

「MA-1」は1950年代にアメリカ空軍で採用されたフライトジャケットのことです。

ジャケットの装飾を最低限に抑えたシンプルなデザインで、狭い軍用機内で機材にひっかからないよう工夫して作られました。

またセージグリーンと呼ばれるくすんだ緑の表地に、レスキューカラーのオレンジの裏地が基本となっています。

カジュアルスタイルと相性抜群でタフで男らしいルックスに仕上がります。

「M-65」はアメリカ軍で1965年に採用されていた寒冷地用のアウターのことです。

デタッチャブルライナーと呼ばれる取り外し可能なライナーや、襟部分に収納できるフードなど高機能なディテールが特徴です。

MA-1と並ぶミリタリージャケットの人気アウターで、多くのブランドからリリースされています。

最近はM-65をベースにアレンジを加えたデザインも豊富で「ワングラビティ」や「ハブアンドスポーク」のM-65が注目されています。

「M-51」はモッズコートと呼ばれ、もともとは1951年にアメリカ軍が野戦用に採用したミリタリーアウターです。

軍隊が採用していたミリタリジャケットですが、1960年代にロンドンで流行していたモッズカルチャーによってファッションアイテムとして人気に火がつきました。

特徴はロング丈にファーがあしらわれたフード、裾の後ろ部分が魚の尾のようになったフィッシュテールなどです。

見た目や機能ともに抜群で冬アウターの中でも人気が高いアイテムとなっています。

「N-1」はデッキジャケットとも呼ばれ、1940年代から50年代にかけてアメリカ海軍の戦艦搭乗員用に支給されていたジャケットです。

袖口から風が入らないようリブを袖先内側に採用したり、首元にボアが施されたりするなど、甲板でクルーたちを風から守るための工夫が随所にあります。

「N-1」を羽織るだけでラギッドな雰囲気に仕上がります。

「N-2B」はアメリカ空軍により開発されたフライトジャケットです。

同じパイロット用に開発された「MA-1」よりも寒い地域での使用を目的に作られました。

寒さをしのぐために前立てを閉めたときに首周りを寒気から守ってくれるファー付きのフードが配され高い防寒性能を誇ります。

「N-3B」はマイナス20度からマイナス30度の極寒地用に開発された、ナイロン製ジャケットのことです。

とにかく保温性が高いのが特徴で袖先のインナーリブやフラップボタンなど防寒性を高めるディテールが満載です。

本格的な機能と実用性に加え、武骨なデザインが男らしい着こなしを演出してくれます。

タイトな「アルファ」やボリューム感のある「ウィリアムギブソンコレクション」の「N-3B」が人気です。

「B-3」とは1934年5月8日に陸軍航空隊で採用が開始され、1943年まで支給されたフライトジャケットです。 

マイナス30度に対応する防寒性を持っています。

第二次大戦当時は陸軍航空隊の爆撃機搭乗員達に愛用され、ボンバー・ジャケットの代表的存在となりました。

レザーやムートンを採用したジャケットでスタイリッシュなシルエットが特徴的です。

「G-1」は1930年代初頭に開発されたレザーフライトジャケットです。

当時革の資材不足によって軍への支給が中断されましたが、今もなお人気が高く米海軍に愛され続けているモデルです。

「G-1」がファッションシーンに浸透したのは、映画「トップガン」でトム・クルーズ氏が着用したのがきっかけと言われています。

日本でも大ブームになり、「クライミー」や「コックピットUSA」など根強い人気があります。

男らしさと高級感が入り混じるジャケットで大人の男性にぴったりです。

後編では「L-2B」「CWU-45P」「CPOジャケット」「ダッフルコート」「トレンチコート」「ピーコート」「モンスターパーカ」「スカジャン」を解説します。

「L-2B」は「MA-1」と同じに見えますが、ライトゾーン用のフライトジャケットとして開発されたジャケットです。

「MA-1」と比べると中綿がないナイロン製の薄手のジャケットとなるので、軽くてライトな見た目が特徴です。

薄手ではありますが風は通さないので春のアウターとしても大活躍します。

「アヴィレックス」や「レミ レリーフ」が注目されています。

「CWU-45P」はアメリカ軍が正式採用しているインターミディエートゾーン用現行型フライトジャケットのことです。

別名はMA-2と呼ばれセージグリーンが特徴です。

また耐火性の強化された耐熱アラミドが採用されています。

アラミド繊維は摂氏400度の熱を直接当てても1分間は耐えられるという、優れた耐火性を持っています。

「CPOジャケット」は作業用ユニフォームをルーツとしたアウターのシャツのことです。

デザインの特徴はシャツカラーのほか胸に大きなフラップ・アンド・パッチ・ポケットが付いている点です。

「CPOジャケット」は羽織るだけで、トレンドのシルエットができあがる人気のジャケットです。

ボリュームの出るシェフパンツや、きれいめのスラックスに合わせてもこなれ感が出せます。

「ダッフルコート」はもともと北欧の漁夫の着る粗毛一枚仕立てのコートのことを指し、木や角でできたトグルボタンを用いているのが特徴です。

第二次世界大戦で、イギリス海軍の士官用コートとして着用されたのがきっかけで世界に広がりました。

今では冬の定番アウターとなり、おしゃれメンズに人気のアイテムとなっています。

特に今季は感度の高い大人を中心にますます注目を集めるでしょう。

”グローバーオールや”ベドウィン＆ザ ハートブレイカーズ”などのブランドが熱い視線を浴びています。

「トレンチコート」は第一次世界大戦のイギリス軍で、防水コートとして開発されたジャケットです。

イギリスの有名ブランド”バーバリー”や”アクアスキュータム”の「トレンチコート」が世界中で人気があります。

「トレンチコート」は実用性を備えた機能に加え、スタイリッシュなルックスでファッションアイテムとして定番化しています。

ビジネスシーンはもちろん、カジュアルシーンにも使える汎用性の高さも魅力でワードローブに欠かせない存在です。

「ピーコート」はもともと船乗りやイギリス海軍が艦上用の軍服として着用していたメルトンウール地のコートのことです。

「ピーコート」は「トレンチコート」のようにダブルブレストタイプが定番で、幅広のリーファーカラーや碇マークが刻まれたボタンが特徴となっています。

知的な印象を与える「ピーコート」は学生から大人まで幅広い層から愛されています。

大人っぽく洗練されたコーデに仕上がります。

「モンスターパーカ」はかなりの極寒地でも耐えられるアメリカ軍由来のジャケットです。

タウンユースで着用する程度であれば特殊部隊のように何枚も着込む必要はなく、薄手のインナーに羽織る程度で充分な防寒性を得られます。

また「モンスターパーカ」はビックシルエットが特徴のため、現在のトレンド感あるスタイルが叶うおしゃれアイテムです。

「スカジャン」はアメリカ軍兵士が横須賀基地駐留時に、日本独特の和柄をジャケットに刺繍したジャケットのことです。

「スカジャン」の中でも和柄を刺繍したジャケットを”横須賀ジャンパー”と呼ぶようになりました。

パンチの効いたデザインが特徴のため、ファッションのハズしとして取り入れることでこなれ感が出せます。

全16種類もあるミリタリージャケットを選ぶときは「カラー」「ブランド」「種類」「デザイン」に注目してみましょう。

おしゃれにミリタリージャケットを着こなしたい方はコーデしやすいブラックを選ぶと良いでしょう。

またトレンド感を出したい方はアースカラーをチョイスすれば、おしゃれな仕上がりになります。

ミリタリージャケットを販売しているブランドは多く、羽織るだけでおしゃれに着こなせるようなトレンド感ある仕上がりに作られています。

ミリタリージャケットの種類によっておすすめのブランドがあるので、ブランドの特徴をリサーチしてみましょう。

ミリタリージャケットは種類の多いジャケットなので全部で16種類もあります。

カジュアルスタイルに合わせるのか、きれいめスタイルに合わせるのか、シーンによって考えるのかで羽織るミリタリージャケットは変わってきます。

またどんなミリタリージャケットが好みなのか含め、さまざまな種類から選ぶのもおすすめです。

ミリタリージャケットの生地の厚さや袖口や首元の仕様などの、デザインから季節感に合わせて選ぶことも必要です。

春先や秋口なら「M-51」「L-2B」「トレンチコート」など、薄手でさっと羽織れるジャケットが活躍します。

真冬は厚手のジャケットを選ぶと、季節感にマッチしたコーデに仕上がります。

ミリタリージャケットのおすすめ人気ランキングを紹介します。

ブランドやカラー、ジャケットの種類やデザインから人気のあるミリタリージャケットをまとめました。

スタイルに合わせてコーデの広がるミリタリージャケットを選んでみましょう。

ミリタリージャケットのおしゃれコーデを紹介します。

ブラウン系のトップスとカーキ色のジャケットはおしゃれ心をくすぐる組み合わせです。

大人かっこいいカジュアル感が出ていて、おしゃれな印象を強めてくれます。

ブラックでまとめられたミリタリージャケットコーデはカジュアル感の中に上品さが漂います。

黒の引き締め効果で身体もタイトに見えます。

ミリタリージャケット初心者におすすめのコーデです。

ブルー系のトップスとブラウンのジャケットは冬にぴったりのカラーコーデです。

重たく感じる厚手のジャケットでも爽やかな印象を与えてくれます。

全16種類もあるミリタリージャケットはカジュアルスタイルだけでなく、きれいめスタイルにも合わせることができます。

カラーやデザイン、ブランドなどからお気に入りの一着を見つけてみましょう。

2021年10月31日調査