M-51(フィールドジャケット)の歴史と4つの特徴!人気ブランド10選も!【2024年最新】
M-51(フィールドジャケット)は米軍仕様のミリタリージャケットです。今回は、M-51(フィールドジャケット)の特徴や歴史などを解説します。フィールドジャケットのコーデ例も紹介しているので、ミリタリーアイテムが好きな方は参考にしてください。
目次
フィールドジャケットはメンズの憧れ?人気ブランド10選を紹介
M-51(フィールドジャケット)はアメリカ軍向けに作られたミリタリージャケットです。
今回は、M-51(フィールドジャケット)の特徴や歴史、人気ブランドなどを解説します。
フィールドジャケットのコーデ例も紹介しているので、ミリタリーアイテムに興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
M-51(フィールドジャケット)とは?4つの特徴まとめ
M-51(フィールドジャケット)とは一体どんなものなのか、いまいちピンと来ない方もいるのではないでしょうか。
まずはM-51(フィールドジャケット)の特徴について詳しく解説していきます。
①米軍仕様の「冬用ミリタリージャケット」
・ドローコードと呼ばれる引き紐がついている
・本体を身体に密着できるので寒さを回避できる
・引き紐の端が内側から外側へ変更されている
M-51(フィールドジャケット)は冬にぴったりな防寒性抜群のミリタリージャケットです。
M-51(フィールドジャケット)は、腰と裾にドローコードと呼ばれる引き紐が備わっています。
ドローコードによって本体を身体に密着させられるので、防寒性に優れているところが大きな特徴です。
M-41とM-50はドローコードの端が内側でしたが、M-51は外側に変更されています。
②フードなしの「すっきりデザイン」
・M-65との違いはフードの有無
・M-51にはフードがついていない
・すっきりデザインはどんなコーデに合わせやすい
M-51(フィールドジャケット)の後継モデルであるM-65にはフードがついています。
その一方でM-51には内蔵式のフードが備わっていないぶん、首周りがすっきりとしているのがメリットです。
スマートなデザインは現代のファッションにも合わせやすく、防寒対策をしながらおしゃれを楽しめます。
幅広いコーディネートを楽しめることから、大勢のミリタリーファンが注目しているアイテムです。
③アクセントになる「大型ポケット」
・計4つの大型ポケットがついている
・M-43以降で同じ意匠
・存在感があるのでコーデのアクセントになる
M-51(フィールドジャケット)には合計4つの大型ポケットがついています。
右胸・左胸にそれぞれ1つ、腰の部分にも左右で1つずつ備わっています。
ポケットにはフラップがあるため、ボタンで閉じられる仕様です。
胸の部分のポケットにはマチがついています。
腰の部分のポケットの素材は、ウールコットンフランネル生地です。
④体温調節できる「着脱可ライナー」
・着脱式のライナーがついている
・温かさを自由に調節可能
・寒さ対策ができる万能ジャケット
M-51(フィールドジャケット)には着脱式のライナーが備わっています。
このライナーがあることで、温かさを自由に調節できるところもm-51の魅力です。
冬場には欠かせないアイテムとして活躍するでしょう。
M-51(フィールドジャケット)の知っておきたい歴史
ここまでM-51(フィールドジャケット)がどんなアイテムなのか、大まかに解説してきました。
続いては、M-51(フィールドジャケット)の歴史について解説します。
「M-51(フィールドジャケット)のことをもっと知りたい」という方はぜひ目を通してみてくださいね。
1950年代M-43の後継モデルとして製造開始
・M-51はM-43の後継モデル
・1950年代前半〜1960年代後半に生産
・ディテールの異なるさまざまなモデルがある
M-43の後継モデルであるM-51は、1950年代前半から1960年代後半にかけて生産されました。
ファスナーを採用することで、ミリタリージャケットとしての機能性が向上しています。
時代の変化によって裁断の方法やディテールが変更されているため、さまざまなモデルが存在しているところも特徴です。
朝鮮戦争のため防寒性の高いデザインに
・朝鮮戦争のため防寒性の高いデザインに
・朝鮮戦争でも採用されたフィールドジャケット
・厳しい寒さでも耐えられるように設計
・M-43よりも保温性が優れている
M-51(フィールドジャケット)は、朝鮮戦争でも使われていた機能性の高いミリタリージャケットです。
朝鮮戦争での厳しい寒さにも耐えられるよう、前期モデルであるM-43から保温性が向上しています。
ユニフォームの上から重ね着できる「レイヤーシステム」を採用し、動きやすさと高い機能性を兼ね備えています。
1960年代後継モデルM-65へ移行する
・M-51よりも肩まわりが快適に
・スタンドカラーを採用し防寒性が向上
・多数のブランドからM-65モデルが販売されている
M-51(フィールドジャケット)は1965年になると、後継モデルであるM-65へと移行しています。
M-51との変更点は、防寒性を高めるために備えられた「スタンドカラー」と呼ばれる立ち襟の有無です。
スタンドカラーのほかに、手の甲を保護するためのストラップや、袖口をスムーズに調整できるフックが採用されています。
フィールドジャケットはメンズの憧れ?人気ブランド10選を紹介
ミリタリーテイストなフィールドジャケットは、男らしさや武骨な雰囲気をアピールできることから、多くのメンズに人気があります。
ここからは、フィールドジャケットを展開する人気ブランドをご紹介しますので、チェックしていきましょう。
ブランド1:セスラ M-51 中田商店
中田商店オリジナルブランドであるセスラは、当時のミリタリーウェアを忠実に再現した衣料品や靴などを手がけています。高クオリティでありつつも低価格であることから、多くのミリタリーファンに親しまれています。
同商品はレイヤーシステムを採用したフィールドジャケットです。
フロント部分が、スナップボタンとファスナーの併用式になっているのが特徴です。ウエスト部分のドローコードは表面からでも結べるようになっています。
価格 | 15,180円(税込) |
カラー | オリーブ |
サイズ | XS〜L |
素材 | コットン100% |
ブランド2:米軍ジャケット デッドストック
同商品は1970年代にアメリカで製造されたフィールドジャケットです。
M-51フィールドジャケットをもとに作られたと考えられています。ヴィンテージ調の色合いと雰囲気が魅力です。
ウエスト部分の紐を使って、シルエットの調整ができます。裏地はコットンの薄手生地を採用し、春・秋に向いています。
価格 | 21,780円(税込) |
カラー | グリーン / オリーブ / OD |
サイズ | M |
素材 | コットン × ポリエステル |
ブランド3:バズリクソンズ M-1951
バズリクソンのM-51フィールドジャケットは、ミリタリーな雰囲気が魅力です。
ジャケット内側に、脱着式インナーを装着する仕様はM-1951のままです。
M-1943のデザインをベースにしていますが、ジッパーとスナップボタンで開け閉めする仕組みに変わっています。
厚手のバックサテン素材を採用し、耐風性や撥水性に優れているところもポイント。冬場はライナーと併用し、春先はジャケット単体で着用するのがおすすめです。
価格 | 42,900円(税込) |
カラー | オリーブ |
サイズ | XS〜XL |
素材 | ヘビーコットンバックサテン、コットンなど |
ブランド4:ロスコ M-65
コットン100%で耐久性抜群のフィールドジャケット。柔らかな肌触りと着心地のよさも魅力です。
ウォッシュ加工が施されているので、ヴィンテージ感ただよう本格的な風合いを楽しめます。
カラーは定番の黒から迷彩柄まで全4色、XS〜2XLとサイズ展開が幅広いところもポイントです。
価格 | 14,680円(税込) |
カラー | ウッドランド、ブラック、ラセットブラウン、オリーブ |
サイズ | XS〜2XL |
素材 | コットン100% |
ブランド5:アルファインダストリーズ M-65
ソリッドな雰囲気を醸し出す前盾のデザインと、すっきりとしたスタンドカラーが魅力のフィールドジャケットです。
デザイン性が高いだけでなく、防風性にも優れています。肩口のエポレットがいいアクセントに。
カジュアルな着こなしからモード系ファッションまで、さまざまなシーンで着用できます。
価格 | 29,700円(税込) |
カラー | オリーブ、ネイビー、ブラック、カーキ |
サイズ | XXS〜XXXXL |
素材 | ナイロン 50%、コットン 50% |
ブランド6:ヒューストン M-65
ミリタリーブランドのヒューストンから登場したM-65フィールドジャケットです。
フード内蔵のスタンドカラーと4つの大きなポケットが特徴的。比翼仕立てになっていて、フロントジッパーの上からボタンを留められます。
フィールドジャケットの基本をおさえた、高い機能性を誇るアイテムです。
中のライナーは取り外しができるため、春や秋でも着用できます。
価格 | 25,080円(税込) |
カラー | オリーブドラブ、ブラック |
サイズ | S〜XL |
素材 | 表地:コットン100% |
ブランド7:スコット M-51
ヤギのスエードレザーを採用したフィールドジャケット。4つのフロントポケットとレザー素材の襟が見どころです。
裏地にはネイビーブルーのツイルを採用し、メインカラーのオリーブの魅力をより一層引き出します。
ヤギのスエードレザーならではの美しいシボ感としなやかな風合いも特徴的。フィールドジャケットの中では軽量で着心地も抜群です。
価格 | 86,600円(税込) |
カラー | オリーブ |
サイズ | S〜L |
素材 | スエード、コットン、ポリエステル |
ブランド8:ビームスプラス M-65
両面カモフラージュのプリントが目を引くフィールドジャケットです。鮮やかなインクジェットのファブリック素材を使用しています。
表面は絶妙なシワ感が出るように加工が施されており、従来のディテールを巧みに再現しているのが特徴です。
サイズはMの1種類。表地にはポリエステル100%使用しています。
襟元はジップによってフードが内蔵されています。
価格 | 11,790円(税込) |
カラー | 迷彩 |
サイズ | M |
素材 | 表地:ポリエステル100% |
ブランド9:SEABEES M-43
EABEESのフィールドジャケットは、前期型を採用。ポプリンのアウターに、アルパカ製のボアライナーが付いています。
ミリタリー感が強めのタフなデザインは、流行にとらわれず着用できるでしょう。デニムやブーツとの相性も抜群です。
価格 | 11,220円(税込) |
カラー | ベージュ |
サイズ | 36〜44 |
素材 | コットン、ポリエステル、アクリル |
ブランド10:アーバンリサーチ バーティゴ
軽量で利便性の高いフィールドジャケットです。ミリタリー×ハンティングのデザインが目を引きます。
カラーはブラック、カーキ、ホワイトとベーシックなラインナップ。
速乾性や通気性が優れており、シワになりにくい素材です。
同カラー・同素材のパンツも販売されているので、セットアップとしても着用できます。
価格 | 8,580円(税込) |
カラー | ブラック、カーキ、ホワイト |
サイズ | M、L |
素材 | ナイロン100% |
フィールドジャケットの人気メンズブランド比較表
フィールドジャケットの人気ブランドをまとめました。
メンズにおすすめのブランドばかりなので、お気に入りを見つけてみてください。
商品名 | 画像 | リンク | ポイント |
---|---|---|---|
中田商店 セスラ M-51 | 15,180円 | ・レイヤーシステムを採用 ・コットン100% ・ドローコードは表面から結べる | |
US.MILITARY / PX STORE デッドストック 米軍ジャケット | 21,780円 | ・春秋向き ・ヴィンテージ調の色合い ・シルエットの調整可 | |
バズリクソンズ M-1951フィールドジャケット | 42,900円 | ・脱着式インナー ・厚手のバックサテン素材 ・耐風性に優れている | |
ロスコ M-65 フィールドジャケット | 14,680円 | ・本格的な風合い ・ウォッシュ加工 ・定番の黒から迷彩柄まで全4色 | |
アルファインダストリーズ M-65 フィールドジャケット | 29,700円 | ・スマートなスタンドカラー ・防風性に優れている ・着用シーンを選ばない | |
ヒューストン M-65 フィールドジャケット | 25,080円 | ・フード内蔵のスタンドカラー ・比翼仕立て ・中のライナーは取り外し可 | |
バズリクソンズ M−51 ミリタリージャケット | 86,600円 | ・レザー素材の襟 ・ネイビーブルーのツイル ・ヤギのスエードレザー | |
ビームスプラス M-65 フィールドジャケット | 11,790円 | ・インクジェットのファブリック ・両面カモフラージュのプリント ・絶妙なシワ加工 | |
バズリクソンズ M-43 パイルライナージャケット | 11,220円 | ・アルパカ製のボアライナーつき ・ブーツとの相性が抜群 ・タフなデザイン | |
アーバンリサーチ M-1951フィールドジャケット | 8,580円 | ・ミリタリー×ハンティング ・シワになりにくい素材 ・セットアップとしても着用可 |
フィールドジャケットの人気着こなし6選
ここからは、フィールドジャケットを活かしたおしゃれコーデを厳選してご紹介します。
フィールドジャケットはカジュアルコーデだけでなく、きれいめコーデとの相性もいい優れもの。
これからご紹介するコーデ例を参考にしながら、フィールドジャケットの色々なコーデを楽しんでみてくださいね。
着こなし1:カーゴパンツ
・全身をカジュアルなアイテムで統一
・色やシルエットを意識すればだらしなく見えない
・カーゴパンツはメンズ定番のカジュアルアイテム
フィールドジャケットに、カジュアルアイテムとして人気のボトムスであるカーゴパンツを合わせたラフコーデ。
全身カジュアルなアイテムで統一しながらもだらしなく見えないのは、シルエットや丈感を意識しているからです。
靴やニット帽などの面積が少ない小物アイテムは、派手めのカラーを選んでアクセントを効かせましょう。
着こなし2:重ね着
・ストライプシャツとフィールドジャケットのレイヤード
・アイボリー系の色味が優しい雰囲気を演出
・青×ブラウンでメリハリのある着こなしに
フィールドジャケットと青のストライプシャツのレイヤードが新鮮なメンズの好印象コーデ。
アイボリー調のフィールドジャケットがやわらかな雰囲気を醸し出します。
ボトムスと靴は、青と相性のいいブラウン系をチョイスしましょう。
着こなし3:ブラックパンツ
・青×黒で作り出すクールなメンズコーデ
・すっきりとしたシルエットのボトムスがおすすめ
・光沢感のある上品な靴を選ぶと大人っぽくまとまる
ブルー系のフィールドジャケットに、黒のパンツを合わせたクールなメンズコーデです。
ツヤのあるきれいめな靴を選ぶことで、大人っぽく落ち着いた印象を作れます。
着丈が長めのフィールドジャケットで、適度なラフ感を出しているところも参考にしたいポイントです。
着こなし4:ワイシャツ
・モノトーン調でシックな雰囲気にまとめるのが◎
・ネクタイとワイシャツを取り入れればビジネススタイル風に
・フィールドジャケットを「ハズしアイテム」として活用
シックなビジネススタイルに、フィールドジャケットでハズしを入れたメンズコーデ。
アイテムを黒やグレーでまとまることで、落ち着いた雰囲気に仕上がります。
カジュアルなフィールドジャケットを羽織れば、堅苦しくなってしまうことがありません。
着こなし5:チェックシャツ
・チェック柄を取り入れるだけでおしゃれ感がアップ
・ほかのアイテムは無地&モノトーンでまとめる
・男らしさと大人っぽさが共存するこなれ見えコーデ
インナーにチェックシャツを取り入れることで、おしゃれ度をグンと上げているメンズのカジュアルコーデ。
チェック柄のシャツが派手めなぶん、ほかのアイテムのカラーは黒やグレー系でまとめましょう。
ミリタリーな雰囲気を残しつつ、街中コーデとして大活躍のコーデが完成します。
着こなし6:迷彩フィールドジャケット
・迷彩柄のフィールドジャケットでワイルドな雰囲気に
・グリーンやブラウンのアイテムを合わせてミリタリー感を強める
・センタープレスパンツで清潔感をプラス
迷彩柄のフィールドジャケットが武骨な雰囲気を演出する、メンズのカジュアルコーデです。
グリーンのボトムスやブラウンの靴を選ぶことで、ミリタリー感をさらに強めています。
センタープレスありのパンツなら、清潔感を出せるうえに脚長効果を狙えます。
M-51やM-65などのフィールドジャケットをコーデに取り入れよう!
M-51(フィールドジャケット)は多くのメンズが憧れる人気のミリタリーアイテムです。
日々のコーデに取り入れることで、男らしくタフな雰囲気をプラスできます。
M-51(フィールドジャケット)だけでも抜群の存在感があるので、ほかのアイテムは定番カラーでシンプルにまとめるのがおしゃれ見えのコツです。
自分好みのM-51(フィールドジャケット)を手に入れて、ミリタリーコーデを楽しみましょう。
2023年10月24日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
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