革ジャンのカビのとり方5選!必要アイテム7つと保管方法も【2024年最新】
久しぶりに革ジャンを出したらカビが生えていた、とお困りな方に革ジャンにカビが生えた際の取り方や必要なアイテムを解説します。また革ジャンにカビを生やさない方法や、自宅で洗濯する時のポイントなども紹介しているのでぜひ最後までご覧ください。
目次
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革ジャンにカビが付くともう着れないの?おすすめアイテムを紹介
お気に入りの革ジャンをクローゼットから取り出したらカビだらけに…という経験がある人も多いのではないでしょうか。
革ジャンはカビが生えやすく、きちんと手入れをする必要があります。
そこで今回は、革ジャンに付いたカビのとり方を詳しく解説していきます。
また革ジャンのカビ取りにおすすめなアイテムや、革ジャンにカビを生やさない方法なども紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
革ジャンに付いたカビのとり方5選
革ジャンに付いたカビは比較的落としやすいのが特徴です。
しかし放っておくと革ジャンを劣化させるため、見つけたらできるだけ早く取り除きましょう。
ここからは、革ジャンに付いたカビの取り方を解説します。
①アルコールで拭き取る
・革専用カビ取りスプレーが無い時の代用で使用
・目立たないところで変色しないか確認する
・カビを拭き取ったらしっかりと乾燥させる
革ジャンにカビが生えてしまったら、まず表面のカビを取り除きしょう。
革専用のカビ取りスプレーがおすすめですが、無い場合はアルコール除菌スプレーでも代用できます。
しかし革専用ではないため、革ジャンの素材や状態によっては、変色などのトラブルを引き起こすこともあるので注意が必要です。
アルコールで拭き取る際は、目立たないところで変色しないことを確認してから使用してください。
アルコールを含ませた布でカビを拭き取り、しっかりと乾燥させます。革ジャンが乾いたら革用クリームを塗ってケアしましょう。
②カビ取りクリーナーを使う
・革専用のカビ取りスプレーを使用する
・布にカビ取りスプレーをかけて拭き取る
・カビを拭き取ったら全体的にスプレーして乾かす
革ジャンにカビが生えた時は、革の素材を傷めない革専用のカビ取りスプレーがおすすめです。
表面のカビを軽く落としたら、布にカビ取りスプレーをかけて革ジャンのカビを拭き取ります。
カビが広がらないよう、布を取り替えるか拭き取った面を変えて使用しましょう。
カビは菌が広がっている可能性があるため、拭き取ったあと全体的にスプレーしておきます。
しっかりと乾燥させた後、革用クリームの塗ってケアします。
③革専用の汚れ落としで拭き取る
・革ジャンの汚れが気になる場合は革専用クリーナーで汚れを落とす
・汚れを落とすと仕上げのクリームの乗りも良くなる
・革ジャンの目立たないところで試してから使用する
革ジャンの汚れが気になる場合は、革専用のクリーナーで汚れを落とします。
汚れを落としておくと、仕上げのクリームの乗りも良くなり効果的です。
ライダーズジャケットなどは、デリケートな革が使用されていることもあるので、クリーナーはジャケットの目立たない場所で試してから使用してください。
④革専用の洗剤で洗濯する
・表面だけキレイにしてもまたカビが生えてくる可能性がある
・革専用の洗剤で洗濯するのがおすすめ
・洗剤の使用方法を必ず確認する
革ジャンの汚れを落とすとキレイになった感じがしますが、カビには”根”があるため、しばらくするとまたカビが生えてくるかもしれません。
そのため革専用の洗剤で洗濯するのがおすすめです。
革専用の洗剤は、洗える革の種類や洗濯の方法を必ず確認して行いましょう。
⑤クリーニング店に頼む
・カビの状態によってはプロに依頼する
・革専門業者には傷んだ部分の修復作業を行うところもあり
・自分でのカビ取りに不安がある場合は相談するのがおすすめ
革ジャンにカビが生えた際は自分でも対応はできますが、カビが広範囲に渡っている、何度もカビている、などのケースは革専門のクリーニング店に依頼しましょう。
専門業者の中には、劣化して傷んだ部分の修復を行うところもあります。
カビ取りに不安がある方は一度相談してみるといいでしょう。
革ジャンのカビ取りに必要なアイテム8つ
自宅でカビ取りをする際に、必要なおすすめアイテムを紹介します。
革ジャンのカビ取りに役立ててみてください。
①カビ落とし:レザーキュアカビ用ミストプラチナ
コロンブスは、1919年創業の靴クリーム、靴用品の老舗メーカーです。
レザーキュアカビ用ミストは、成分が菌の表面に吸着しカビを除去します。
抗菌剤が皮革に浸透し、カビの生育を抑制。 食品や化粧品で認可されている抗菌剤とプラチナを配合しています。
②汚れ落とし:コロニル レザークリーン
古い汚れ・油汚れ・カビ・生デニムから付着した青い染料等に効果を発揮する汚れ落としです。
革の表面を柔らかい布でさっと乾拭きし、余計な汚れを軽く落として本品を適量とり、表面を磨くようにこすってください。
時間をおいてから、レザークリーン&ミンクオイルスプレーを使用します。
そのままで放っておくと革が傷みやすくなりますので必ず行なって下さい。
③汚れ落とし:コロンブス レザリアンローション
カビ止め剤入りローションタイプのツヤ革専用汚れ落としです。中性タイプなので皮革にマイルドに作用します。
またカビ止め剤がカビの発生を抑え、なめし用柔軟剤とミンクファットが皮革の柔軟性を保ちます。
スエード、ベロア、ヌバック等の起毛革には使用できません。
④汚れ落とし:コロニル 馬毛ブラシ
弾力性に富んだ馬毛を豊富に使用したブラシです。カビ取り前に革の汚れ落としや仕上げのポリッシングなどに幅広く使用できます。
使用対象製品・靴、バッグ、ウェア、小物など
使用対象素材・スムースレザー、起毛皮革(スウェード、ヌバック、ベロア)、合成皮革、テキスタイル、防水透湿素材など
使用方法・製品に対して毛を立てるように当て一定方向にブラッシングしてください。
⑤洗濯用:レザーウォッシュEX
家庭の洗濯機で、革ジャケット・革ジャンパーが丸洗いできます。これまでドライクリーニングでは落ちなかった汚れやカビが綺麗に落ちます。
栄養分も新規に補充しますので、しなやかで質感と風合いが高まり、素晴しい仕上がりになります。
⑥保革用:コロニル レザークリーム
皮革への浸透力の高いシーダーウッドオイル、ラノリンなどの天然オイルを配合した皮革のための最高級栄養クリームです。
バランス良く保革・栄養効果、柔軟性を与え、補色性にも優れています。
皮革内部へゆきわたることで微細な皮革繊維に潤いを与え、深みのあるしっとりとしたツヤが生まれます。
⑦保革用:コロンブス ミンクオイルスプレー
オイル仕上革専用の保革スプレーです。皮革に新しいオイルを加え、柔らかさと滑らかさを保ちます。
動物性ミンクオイルが皮革によく馴染み、グローブ・登山靴・レザーグッズ用品に使用できます。
※爬虫類等の特殊な革及びスエード・ヌバック等の起毛革には使用できません。
⑧防水用:コロニル 防水スプレー
さっとひと吹きで、皮革製品に防水と保革の効果を同時に与えられる便利なケアスプレーです。
防水効果を発揮するフッ化炭素樹脂と、皮革に潤いや栄養を与える浸透性の高いシダーウッドオイルを絶妙にブレンドしています。
防水と保革を1つでまかなえるので、 勤務先での常備や旅行への携行にも便利です。
革ジャンのカビ取りに必要なアイテム一覧
革ジャンのカビ取りに必要なアイテム上位グループを表にまとめています。
ポイントや価格を参考にして、自分に合ったアイテムを見つけてください。
革ジャンにカビを生やさない!カビ防止の4つの方法
革ジャンのカビの取り方などを紹介してきましたが、カビを落としたら再びカビを発生させないことが大切です。
ここからは、革ジャンにカビを生やさないカビの防止法を解説します。
①保管前に汚れを落とす
・カビの原因は付着した汚れ
・一度着用しただけでも汚れを落とす
・皮脂汚れは硬く絞ったタオルで拭き取る
カビの原因は湿度が高いのが要因と思われる方も多いですが、汚れが付いていないと湿度が高くてもカビは生えません。
革ジャンは一度着用しただけでも汗やホコリ、皮脂汚れなどが付いています。
汚れが付いたまま保管するとカビが生えてしまうため、必ず汚れを落としてから保管しましょう。
皮膚が付く袖や首裏は硬く絞ったタオルで拭き取り、全体は乾拭きして汚れを落としておきます。
②しっかり乾燥させて保管する
・汚れを落としたらしっかりと乾燥させる
・乾燥したら革用クリームまたはオイルを塗る
・革用クリーム・オイルはカビ予防に効果的
革ジャンの汚れを落としたら、風通しの良い場所に干してしっかりと乾燥させます。扇風機やサーキュレーターを当てて乾燥させるのもいいでしょう。
しっかりと乾燥させたら、革用のクリーム・オイルを塗ってケアします。
クリーム・オイルの使用方法については、それぞれ異なりますが専用のスポンジ、または布で薄く塗り広げて革の表面を保護します。その際にオイル・クリームの塗り過ぎには注意しましょう。
革用のクリーム・オイルは、革に必要な油分を補い表面をコーティングしてくれるため、革製品を傷やシミ・カビから守ります。
③風通しの良い場所で保管する
・風通しが良くない場合は除湿剤と定期的な換気で対応
・クリーニングのビニールは外す
・不織布カバーをかける
保管する場所が湿度が高いとカビが生えやすくなるため、風通しの良い場所に保管しましょう。
風通しが良くない場合は除湿剤を置く、定期的に換気をする、などして湿度が上がらないようにします。
クリーニングに出してビニールが掛けられた状態で戻ってきた際は、ビニール袋は外して保管します。
不織布のカバーがあれば掛けて保管しますが、無い場合は着用しない綿や麻素材のワイシャツを革ジャンの肩に掛けて保管するのがおすすめです。
④保管中にも陰干しする日を作る
・長期間着用しない場合は陰干しを行う
・クローゼットに保管したままではカビのリスクあり
・クローゼットの扉近くに保管するのがおすすめ
長期間革ジャンを着用しない場合は、時々革ジャンをクローゼットから出して陰干ししましょう。
クローゼットは湿気がこもりやすいため、カビが生えるリスクも高いです。
定期的に革ジャンを出して、風を通す日を作りましょう。クローゼットに保管する際は、なるべく扉の近くに保管し空気が当たりやすいようにしましょう。
革ジャンのカビ取りクリーニングについてまとめ
革ジャンのカビ取りクリーニングについての疑問をまとめています。
一般的な疑問をまとめているので、クリーニング店に依頼を考えている方は参考にしてください。
- クリーニング値段の相場は?
おおよそ5,500円〜14,000円ほどです。 合成皮革や本革で違いもあります。また汚れの程度や色補正などオプションによっても金額が変わります。
- 革ジャンのクリーニングができる業者は?
革用の特殊な洗剤を使用し、丁寧な洗濯をしてくれる業者がおすすめです。革製品専門の業者であれば、より高い技術力や専門知識が期待できます。
- 革ジャンのクリーニングの頻度は?
シーズン中毎日のように着る人であれば2年に1回、数回しか利用しない人は4、5年に1回ぐらいの割合がおすすめです。ただし、汚れがひどい・臭いが気になる、色落ちで補修したい時などは早めにクリーニングに出しましょう。
- 郵送でクリーニングできる?
郵送で革ジャンのクリーニングを受け付けてる業者もあります。クリーニング業者のウェブサイトやお問い合わせ先に連絡し、革ジャンの種類やサイズ、汚れの程度などを伝えると正確な見積もりが出るでしょう。送料は業者によって異なりますが、送料無料で受け付けている業者もあるようです。
カビ臭い革ジャンは家で洗濯できる?自宅で洗う方法
カビ臭くなってしまった革ジャンは、自宅で洗濯するのは難しそうと諦めてる方も多いのではないでしょうか。
革ジャンは、洗濯のポイントを押さえれば自宅でも洗濯できます。
ここからは、革ジャンを自宅で洗濯する方法を解説します。
洗濯に必要なもの
革ジャンを洗濯する前に、洗濯に必要なアイテムを用意しましょう。
以下で詳しく解説していきます。
ブラシ
・落ちない汚れはブラシでブラッシングする
・傷をつけない柔らかいブラシがおすすめ
・普段の手入れもブラシで汚れ・ホコリを落とす
革ジャンを押し洗いする際に、落ちない汚れはブラシでブラッシングします。
革ジャンを傷つけないように、柔らかいブラシがいいでしょう。
また普段のお手入れでも、ブラシで汚れが溜まりやすい襟・袖口・ポケット・ステッチなどは入念にブラッシングし、ホコリなどをしっかりと取り除いておくのがおすすめです。
中性洗剤(革用がおすすめ)
・革製品専用洗剤がおすすめ
・革製品専用洗剤は縮みの心配が少ない
・おしゃれ着用中性洗剤でも可能
革ジャンを洗濯する際の洗剤は、革製品専用洗剤がおすすめです。
革製品専用洗剤は、保湿成分や色落ちを防ぐ成分が含まれていますので縮みの心配が少ないです。※製品により効果は異なります。
革製品専用洗剤が無い場合は、おしゃれ着用中性洗剤でもいいでしょう。
弱アルカリ性洗剤は革に負担を与えてしまうため、必ず中性洗剤を使いましょう。
保革用オイル・クリーム
・半乾きの時にオイルまたはクリームを塗る
・シワや乾燥による変形を防ぐ
・定期的にオイル・クリームを塗るのがおすすめ
革ジャンを洗濯して干す際、半乾き時に一旦オイルかクリームを塗り保湿します。こうすることで、シワを伸ばし乾燥して変形するといったトラブルを防げます。
また革ジャンは定期的に保湿することが重要です。乾燥するとヒビが入ってしまうため、固いと感じたら革専用クリームを塗りましょう。
バスタオル
・脱水はバスタオルに包んで行う
・バスタオルで革ジャンの傷みを防止
・バスタオルに包んで洗濯ネットに入れるのもおすすめ
革ジャンを脱水する際は、革ジャンをバスタオルに包んで洗濯機で脱水します。
これは革ジャンの傷みを防止するためで、バスタオルに包んだあと洗濯ネットに入れるのもおすすめです。
自宅で洗う手順
革ジャンを自宅で洗濯する手順を紹介します。
STEP1:中性洗剤で押し洗いする
・洗浄液を作り優しく押し洗いする
・もみ洗いはしない
・気になる汚れは柔らかいブラシでブラッシング
洗濯桶または洗面器などに、革ジャンが浸かるくらいの水に洗剤を溶かして洗浄液を作ります。
革ジャンを軽くたたみ、洗浄液の中にゆっくりと入れ優しく押し洗いをしましょう。
もみ洗いはせず、汚れが気になる部分は柔らかいブラシでブラッシングします。
STEP2:丁寧にすすぎ、タオルで脱水する
・こまめに水を取り替えてしっかりとすすぐ
・バスタオルに包んで洗濯機で脱水する
・脱水時間は30秒~1分
汚れた水を捨てきれいな水に取り替えて、しっかりとすすぎます。こまめに水を取り替えて優しく押し洗いをしてすすぎましょう。
すすぎが終わったら、革ジャンをバスタオルに包んで洗濯機に入れ脱水します。脱水時間は30秒~1分が目安です。
STEP3:天気の良い日に陰干しする
・風通しの良い日陰で平干し
・半乾きの時に一度袖を通して縮みとシワを防止
・革用クリームで保湿するのがおすすめ
革ジャンは水を吸うと重くなり、ハンガーにかけると水の重みで型崩れしてしまう恐れがあるので、風通しの良い日陰で平干ししましょう。
また半乾きの時に一度袖を通して、縮みやシワを防止しましょう。この時革用トリートメントクリームを塗って保湿するのがおすすめです。
大切な革ジャンは丁寧なお手入れでカビから守ろう
革ジャンををきれいに保つには、普段からのお手入れが重要です。
ブラッシングで汚れを落としつつ、革用クリームを使って定期的に油分を補給して、カビから革ジャンを守りましょう。
2023年11月9日調査
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この記事のライター
Rich-Watch編集部
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