フランク三浦が裁判でフランクミュラーに勝てた3つの理由を徹底解説！

スイスの高級腕時計ブランド、フランク・ミュラーのパロディ時計として話題のフランク三浦は、多くの日本の芸能人やスポーツ関係者も愛用していることで有名です。

しかし、過去にフランク三浦は本家から提訴されましたが、その裁判の判決とはどのようなものだったのかを、これから説明していきます。

フランク三浦は、本家のフランク・ミュラーに提訴されましたが結果的に裁判で勝訴しました。

フランク三浦が裁判の判決が勝訴だった理由を説明していきます。

フランク三浦の文字盤にあるロゴは、「浦」の「甫」に点がない表記になっています。

書体に関しても、フランク・ミュラーとは全く違う書体なので、読み方や文字が微妙に違うということも裁判の判決が勝訴につながった理由です。

また、フランク三浦の腕時計の裏蓋には、「完全非防水」か「非防水」が刻印されているのに対して、フランク・ミュラーの腕時計の裏蓋にはこのような刻印はされていません。

フランク三浦とフランク・ミュラーの腕時計は、価格帯が大幅に違うという点も裁判の判決が勝訴につながった理由になります。

フランク・ミュラーの腕時計は100万円を超える価格設定に対して、フランク三浦は4,000～6,000円程度の低価格で販売されています。

本家フランク・ミュラーとパロディのフランク三浦は、価格設定が全く違うことにより、腕時計の客層も全く違うというのも裁判の勝訴につながりました。

100万円を超えるフランク・ミュラーの腕時計を愛用ている人が、数千円で販売されているフランク三浦の腕時計と見間違えることはないので、客層が違うという点も裁判の勝訴の理由になります。

フランク三浦は、スイスの高級腕時計ブランドのフランク・ミュラーのパロディとしても有名で、フランク三浦はフランク・ミュラーに訴えられていましたが、フランク三浦サイドが裁判に勝訴しました。

話題のフランク三浦ブランドを立ち上げた社長について詳しく説明していきます。

フランク三浦を立ち上げた下部良貴さんは、大阪府にある甲子園でも有名なPL学園高校出身で、公式野球部でキャッチャーをつとめており甲子園出場を目指していたようです。

しかし、甲子園出場の夢は叶わず大阪の大学に入り、大学卒業後は大手商社で高級腕時計の業務に携わり、その後に2001年にディンクスを設立します。

フランク三浦を立ち上げた下部良貴さんは、31歳の時に会社から時計作りを命じられて中国へ渡り、これが下部良貴さんの大きな転機となります。

今までは高級な機械式、安価なクオーツという括りしかなかったのを、「手に届く機械式時計」という分野を確立させました。

当時は新婚にも関わらず、部屋にこもってインターネットで時計について情報収集をする毎日を過ごしており、時計に対する強い情熱を持って時計を研究していました。

フランク三浦はスイスの高級腕時計フランク・ミュラーのパロディとされていますが、実は日本の芸能界で非常に人気のある腕時計ブランドです。

これから、フランク三浦の腕時計を愛用しているスポーツ関係者や芸能人を紹介していきます。

フランク三浦の腕時計を愛用しているスポーツ関係者は数多くいます。

デザインがゴツくて体格のいい野球選手やサッカー選手、そして外国人の野球投手にもピッタリ合う腕時計です。

また、カラフルなデザインのモデルが多いので、華やかな生活をしているスポーツ選手にも人気のある理由かもしれません。

フランク三浦の腕時計は、歌舞伎俳優の片岡愛之助さんや尾上松也さん、そして起業家のホリエモンこと堀江貴文さんも愛用していることで有名です。

また、大物芸能人みのもんたさんも愛用しているということで、幅広い年齢層の芸能人に人気のある腕時計ブランドです。

日本の女性アイドルや芸能人にもフランク三浦の腕時計は愛用されています。

比較的、年齢層が若い女性芸能人の方がフランク三浦の腕時計を身につけているようですが、中には宇多田ヒカルさんのモノマネで有名なモノマネ芸人ミラクルひかるさんも愛用していることで有名です。

フランク三浦は裁判に勝訴することができました。

しかし、昭和59年千葉県で起きたスナック・シャネル裁判ではシャネルに敗訴しています。

この2つにはどんな違いがあったのでしょうか。

フランク三浦裁判とスナックシャネル裁判の大きな違いは、フランク三浦は「手の届く機械式」腕時計ブランドに対して、スナックシャネルは飲食店スナックの店名であるという点です。

シャネルは高級ファッションブランドで、飲食店のスナックとイメージがかけ離れていることから、ブランドのイメージを保護するという理由で結果的にシャネル側が裁判に勝訴しました。

フランク三浦が裁判で勝訴した理由は、本家と同じ時計ブランドでロゴの書体や価格帯が全く異なることから、パロディ商品として認められるという判決が下されたのです。

フランク三浦を立ち上げた下部良貴さんは、これまでの機械式は高級という枠を超えて「手の届く機械式腕時計」という分野を確立することに成功しました。

本家のフランク・ミュラーに提訴はされましたが、裁判の判決が勝訴という結果につながった理由は、客層や価格帯の違いなどが理由としたあげられます。

2020年01月16日調査