姫路レザーと栃木レザーの3つの違い！3つの魅力と腕時計アイテムも紹介！

兵庫県姫路市で加工や販売されている「姫路レザー」は多くの魅力を持っている革製品です。

今回は姫路レザーの特徴や栃木レザーとの違いを解説します。

また姫路レザーを採用している人気腕時計も紹介、上質な革製品が気になる時計ファン必見の内容です。

時計のベルトだけではなく、バッグや財布、スマホケースなどにも使われている姫路レザーの魅力を余すところなく紹介します。

財布やバッグ、スマホケースなど様々なアイテムに使われている姫路レザーには多くの魅力があります。

「カラーバリエーション」「コスパ」「耐久性」の3つの観点に注目してみましょう。

1つ目の魅力はカラーバリエーションが豊富なことです。

姫路レザーは「クロムなめし」という加工方法で作られている革製品です。

クロムなめしの技法を用いると、仕上がりが白っぽくなります。

白っぽい仕上がりになるため染色時の発色が良くなり、多彩なカラーバリエーションができあがります。

定番のブラックやブラウンの他にも、グレー、ホワイト、レッド、ネイビー、イエロー、グリーンなどカラフルなベルトが選べます。

姫路レザーはコスパが良いレザーとしての一面を持ちます。

クロムなめし加工をして作られる姫路レザーは、薄くて軽いのが特徴です。

薄くて軽い革製品のため、加工処理にかかる時間が短縮できます。

革の加工にかかる時間が短く効率化が実現できるのでコストパフォーマンスを抑えながら質の高い革を提供することが可能なのです。

姫路レザーの3つ目の魅力は熱や傷に強く耐久性が高いことです。

熱や傷に強く耐久性が高いのは姫路レザーを作る製造過程に秘密があります。

姫路レザーの加工方法・クロムなめしは製造工程において化学薬品である「塩基性硫酸クロム」を使用します。

塩基性硫酸クロムを使うクロムなめし加工法は耐久性が高く傷つきにくい、伸縮性や柔軟性に優れる、熱に強い、経年劣化が出にくい、といった特徴を持ち、様々なアイテムに重宝されています。

特にクロムなめしで作られた姫路の特産品「姫路白なめし革」は有名で、バッグや財布、靴、スマホケースなどに採用されています。

栃木レザーは「タンニンなめし」と呼ばれる手法によって製造される革製品です。

姫路レザーと栃木レザーの違いを表にまとめると「クロムなめし」と「タンニンなめし」という加工方法の違いによって特徴が大きく変わってきます。

違いの1つ目は革のなめし加工の方法です。

姫路レザーは「クロムなめし」、栃木レザーは「タンニンなめし」という加工方法で作られています。

クロムなめしは化学薬品である塩基性硫酸クロムを使用して加工する方法です。

一方タンニンなめしは植物から抽出されるタンニンを液体に加え、その液体に数ヶ月じっくりと皮を浸け、そのまま表面加工をすることなく仕上げる手法です。

革の加工方法の違いによって革の質感や色合いに違いが表れます。

姫路レザーは柔らかめの革で色鮮やかなのが特徴です。

一方栃木レザーは固めの質感でくすんだ色になる特徴があります。

化学薬品を使って加工する姫路レザーは経年劣化しにくいという特徴があります。

一方タンニンを使用する栃木レザーは経年でツヤ感や色が変化します。

時計ベルトのの経年変化や劣化を望まない人や買った当初の色合いや質感を保ちたい人は姫路レザーがおすすめです。

逆に長年使い続けることによる革の質感や色合いの変化を楽しみたいという人は、栃木レザーをおすすめします。

姫路レザーを採用した人気時計アイテムを紹介します。

姫路レザーを採用した、おすすめの時計を表にまとめました。

一度自分の手元で試してみましょう。

魅力たっぷりの姫路レザーを採用した時計はおしゃれで高級感があります。

ビジネスシーンからプライベートシーンまで幅広く愛用できます。

また経年劣化しにくいので長い間使えるのが魅力です。

ぜひ姫路レザーの心地良さを腕元で感じてみましょう。

2021年10月3日調査