AppleWatchの保証は必要？いらない？AppleCareに入るべき理由と保証内容も比較してみた！

AppleWatchが壊れたとき格安で修理をしてくれる保証は、入っておくべきか悩むものです。

今回は、AppleWatchの保証制度AppleCareについて加入料や修理代、メリットや必要な人の特徴について幅広く調査しました。

まず、AppleWatchの加入費用と保証の有無による料金の違いについて解説します。

修理料金について表にまとめていますが、詳細についても解説しているのでぜひ一読してみてください。

まずは、AppleCareの加入料金について解説します。

AppleStoreでAppleWatchを購入した時は、実店舗でもネットショップでも一括払いのみです。

ドコモやauといった携帯キャリアショップでは分割払いにも対応しています。

AppleStoreでAppleCareに加入する場合は、下記のような料金になります。

加入料はすべて一括払いのみなので、分割払いで毎月少しずつ払いたい人はドコモやauショップといった携帯キャリアショップでの購入がおすすめです。

携帯キャリアショップでAppleCareに加入したい場合は、GPS+Cellularモデルのみの購入になることに注意してください。

AppleWatchのGPS+Cellularモデルをドコモショップで購入した場合、AppleCareの加入料は分割払いになります。

月額200円からの24回払いなので、一括では予算が厳しい人にもおすすめです。

auショップでもAppleCareの加入料は分割払いになっており、Series3以前とそれより後のモデルで加入料が違います。

auショップで購入したときは加入しなかったけど後から加入したいという場合でも、Appleのサポート電話かAppleStoreで受け付けてくれます。

AppleCareを契約する方法は、AppleWatchを購入したときなどおもに3つあります。

どの方法でも契約できますが、購入後30日以内に契約しないといけない点に注意しましょう。

最も一般的なAppleCareの契約方法は、AppleWatchを購入したときに入会することです。

Appleの公式サイトで購入した場合は、「AppleCare+」をカートに入れて一緒に購入することで入会できます。

もちろん、実店舗で購入した場合もAppleCareの入会の手続きができます。

AppleWatch購入30日以内であれば、後からAppleのサポートサービスに電話することでAppleCareを契約することができます。

AppleWatch購入30日後が土日や祝日の場合は、契約できないことがあるので注意です。

サポート電話は繋がりにくいので、時間に余裕を持って行いましょう。

東京、大阪、名古屋、福岡にあるAppleStoreに足を運べる場合は、購入した後から実店舗での契約ができます。

購入後であっても受け付けてくれるので、購入後30日以内に店舗へ足を運んでみましょう。

混雑することも考えられるので、朝の時間帯を狙って行くのもおすすめです。

ここでは、AppleCareに加入した場合の修理料金について解説します。

修理の中でも件数の多いバッテリーの交換と画面割れについての料金を調べました。

AppleCareに加入しているときのAppleWatchのバッテリー交換は、モデルに関わらず無料です。

なお、バッテリー交換が無料になるのは、最大容量が80％に満たないAppleWatchのみです。

AppleCareに加入していて画面損所などの過失が起こった場合の修理料金は、以下のようになります。

画面割れの修理は最大2回までになることと、AppleWatchのHermesとEditionは1000円高くなることに注意しましょう。 

AppleCareに加入することで修理料金が安くなりますが、一方で保証がない場合の料金はどのくらいなのでしょうか。

ここでは保証なしの場合の修理料金を、モデル別で表にまとめてご紹介します。

AppleWatchの最新モデルであるSeries5の保証ないの修理料金は以下のようになります。

新品の本体価格より1万円～2万円ほど安い程度なので、買い替えも検討してみるのがおすすめです。

AppleWatchのSeries4の保証なしの修理料金は以下のようになります。

修理価格はAppleWatchのSeries5と大きく変わりません。

AppleWatch Series3の保証なしの修理料金は以下のようになります。

全モデルの中で最も修理料金が安いのがSeries3ですが、新品の本体価格と大きく変わらない値段であることに注意です。

また、GPSモデルかセルラー追加モデルかによっても大きく料金が違う点にも注意しましょう。

AppleWatchのSeries1と2の保証なし修理料金は以下のようになります。

本体に使われている素材によっても修理料金が違う点に注意してください。

初代AppleWatchの修理料金は以下のようになります。

こちらもほとんどのモデルが端末料金と同程度の価格となっており、修理するよりも新品や中古品に買い替えたほうが割安です。

なお、AppleWatch Editionは18K素材であるため、この価格になっています。

一般的な時計修理店ではAppleWatchの修理を受け付けていない場合が多いので、Apple社製品の修理店に修理を依頼しましょう。

モデルやケースのサイズによって価格が設定されてあるので、手持ちのモデルの修理価格をチェックしてみてください。

AppleWatchの保証は、故障するリスクが高い人に特におすすめです。

AppleWatchを使用するシーンによって故障のリスクは変わるので、どういった場面で使いたいかを把握しておきましょう。

AppleWatchのSeries3以降は防水機能が追加され、着用したまま水泳やシャワーなどができるようになりました。

しかし内部に水が侵入するリスクはゼロではなく、シャワーなど温水に対する防水性は未知数であることから、水中で使用したい人は保証を契約しておきましょう。

AppleWatchは常時身につけていることが多い端末ですが、こまめに取り外す人は落とす可能性が高まります。

落とす以外にも体を使った仕事をしている人はその分ぶつけたりすることも多くなり、故障のリスクが高まることに注意しましょう。

AppleWatchにはスポーツ関係のアプリも多いので、着用しながらスポーツを楽しみたいという人も多いです。

しかし、特にゴルフやテニスなどの球技は、思った以上に手首に衝撃を与えます。

汗も水濡れの原因となるので、ランニングなど手首に負担がかからないスポーツでも注意しましょう。

AppleWatchを着用して外出する機会が多い人や土木業など外がメインの仕事をしている人は保証を契約していると安心です。

室内の事務仕事などと比べると水濡れや衝撃が加わる機会が多いため、故障のリスクは高くなります。

保護するケースやフィルムを着けると、そのぶん重量が増したり見た目のおしゃれ感が損なわれます。

できるだけ軽いつけ心地でAppleWatchを着用したいという人は、保護フィルムやケースを購入する代わりに保証を契約するという考え方がおすすめです。

AppleWatchの保証を契約するときには、ただなんとなく契約するのではなくメリットとデメリットを把握しておきましょう。

AppleWatchの保証を契約するメリットは、主に以下の2つが挙げられます。

頻繁に買い換えるよりも長く使いたいという人は、これらの保証のメリットをしっかりと確認しておきましょう。

AppleWatchの保証に入ることで、壊れても安い価格で修理ができるので安心です。

AppleWatchは毎日着用するものなので、不具合や故障があっても大丈夫と精神的な余裕を持って使うことができます。

AppleWatchの修理料金は、保証よりもお金がかかることが多くあります。

そのため、一度でも修理をすれば元が取れることになり、結果お得だったということも少なくありません。

AppleWatchの保証を契約するデメリットは、主に金銭面に関することです。

しかし、金銭面に関して余裕がある人にとってはほとんどデメリットがないというのも特徴です。

AppleWatch本体の価格は数万円程度と、頻繁に買い換えられるほど安い買い物ではありません。

保証まで回せる予算がないけど保証を契約したい人は、比較的安価な型落ちモデルを購入することをおすすめします。

AppleWatchは手に持つものではなく身につけるものなので、iPhoneと比較すると壊れる頻度は少ないです。

そのため、壊れずに使い続けられた場合は保証代は無駄になるため、そういった金銭面が気になる人にとって保証はデメリットになります。

AppleWatchの保証に入るときは、いくつか注意点があります。

契約しようと思ったのにできなかった、保証ができないと言われたといったトラブルを避けるためにも、目を通しておきましょう。

AppleWatchの保証は購入時に契約するのが一般的ですが、購入から30日以内なら契約することができます。

電話でも契約できるので、AppleStoreが家から遠い人でも安心です。

専用ツールを使って改造したAppleWatchは保証には含まれません。

AppleWatchを改造することでAppleの管理下にないアプリを使用することができる場合があります。

しかし、アプリが悪意のあるウイルスを持っていることもありデメリットのほうが遥かに大きく、改造はやめておくのが賢明です。

AppleWatchの保証に入っていても、修理を依頼するときは1週間待ちになるということは多々あります。

保証に入っている、入っていないに関わらず修理の待ち時間は短縮されないことに注意しましょう。

AppleWatchの保証は、すべての故障や不具合に対処してくれるわけではありません。

保証対象になるものとならないものをしっかり把握しておくと、保証に入るかどうか判断しやすくなります。

AppleWatchを使っていると、気をつけていても衝撃で物損事故が起こってしまったり内部のバグが起こることがあります。

機器の不具合や落下、衝撃事故などの自然故障はAppleWatchの保証対象となりやすいので、Applestoreに相談してみましょう。

AppleWatchを着脱するときや衝撃が加わった時に液晶が割れた場合は、AppleWatchの保証対象となります。

ヒビが入った場合は、できるだけ端末を触らないようにして修理に出すようにしましょう。

電源が入らない場合は、AppleWatch内部の故障が疑われます。

充電ケーブルを差しても電源が入らないときは、AppleWatch保証を使って修理してもらいましょう。

AppleWatchは、本体側面のデジタルクラウンを押すとホーム画面が表示される仕組みです。

デジタルクラウンを押してもホーム画面が表示されない場合もAppleWatch保証対象になります。

AppleWatchに充電ケーブルを差しても稲妻のマークが表示されないときは、充電されていない可能性があります。

そういった場合もAppleWatch保証対象になるので、Applestoreに相談するのがおすすめです。

本体側面にあるデジタルクラウンは、突起しているためぶつけたり衝撃を受けることが多いパーツです。

デジタルクラウンを押しても回しても反応しない、押して戻らなくなった場合も保証対象になります。

仕事などで水と接することが多い、うっかりお風呂やプールで落とした場合もAppleWatchの保証対象内です。

濡れないようにケースを着ける、手を洗うときに外すといったちょっとした行動で水濡れを防げるので注意してみましょう。

AppleWatchの故障や不具合があった場合に保証が使えないといったパターンもあります。

ここでは、AppleWatchの保証に含まれない場合の状況やシチュエーションについて解説します。

AppleWatchの保証なので、AppleWatch本体以外の端末は保証の対象外になります。

AppleWatchとスペックや見た目が似ているものや、偽物の場合も保証はないので必ず本物を購入するようにしましょう。

火災や不慮の事故、地震や豪雨といった自然災害が原因で故障した場合も保証は対象外になります。

不測の事態には普段から備えておき、AppleWatchが故障しないように注意しましょう。

AppleWatchは購入したときにシリアル番号が付属されています。

このシリアル番号が改ざんされている痕跡があったり、本体の刻印が除去されている場合は偽物と判断されてしまうことがあります。

中古品で購入した場合にこういったことが起こりやすいので、保証をつけたい場合は新品を正規店で購入するのがおすすめです。

盗難品や所持者以外が紛失した形跡のあるAppleWatchは保証対象にはなりません。

AppleWatchはアクティベーションロック機能という紛失の際に第三者に使用できないようにする機能があるため、盗難品であればわかるようになっています。

AppleWatch本体を自分で改造、修理しようとして中身を開けた場合も保証の対象外になります。

端末を開けた形跡があるものは偽物と判断されるため、AppleWatchの不具合が起こっても自分で直そうとせずショップや修理店に依頼しましょう。

加入するべきか悩む人の多い保証制度ですが、実際に加入した人・加入しなかった人の口コミを紹介します。自分はどちらの意見に近いのか、検討する材料にしてくださいね。

AppleCareを携帯キャリアショップで分割払い加入した場合は、月々200円からの支払いになります。

ドリンク1杯程度の価格なので続けやすく、この低価格で安心を手に入れるのが良いといった意見が挙がりました。

AppleCareに加入していない人には、AppleWatchのようなガジェット端末は壊れたら買い換えるので保証はいらないという人も多くいました。

長年Appleの端末を使っていて、AppleCareがあればよかったといった経験がないという声もあります。

AppleWatchは着用するものだからこそ保証はいらないという意見も挙がりました。

壊れやすい環境で使用していない場合は、グッズでの対策で十分であると言えます。

AppleWatchの保証は、使用する環境や使うシーンによって必要性が変わってきます。

さらに2020年9月には新しく20％以上性能が向上したS6チップを搭載したAppleWatch6が発売になりますので、改めて購入の際に自分にとって保証が必要か必要でないかを見極め、快適なAppleWatchライフを過ごしましょう。