チプカシってどんな時計？評価はダサい？人気おすすめランキング10選も紹介！

カシオといえば、衝撃に強い「G-SHOCK」を筆頭としたタフネスを売りとしたモデルや、「BABY-G」のように機能性やファッション性を売りとしたモデルなど様々なブランドがあります。

今回紹介するチプカシはそんなカシオコレクションの中の一つ、スタンダードシリーズの事を指しています。

この記事ではチプカシと呼ばれ、多くの人に親しまれているカシオのスタンダードモデルの魅力や、豊富な種類の紹介などをしています。

後半ではおすすめのモデルをランキング形式で紹介していますのでご覧下さい。

チープという言葉には本来、「安かろう悪かろう」という意味合いもあります。

ですがチープカシオ、略してチプカシと呼ばれているモデルにその言葉が当てはまる事はありません。

非常に安い価格なのに品質もしっかりしているという点も魅力の一つで、チプカシの根強い人気を支える理由の一つです。 

チプカシと呼ばれている腕時計は、チプカシ好きが言っていたペットネームや愛称のような物でしたが、最近ではとうとうカシオも公式オンラインサイト上でチプカシという呼称を公認したようです。

ここからはそんなカシオの対応すら変えさせるほどにファンに愛されるチプカシが、一体どういうモデルなのかを更に詳しく紹介します。

チプカシはカシオのメインブランドの一つ、スタンダードシリーズの腕時計を指しています。

モデルの多くがシンプルさを追求した、腕時計として必要な物だけを詰め込むというベーシックなスタイルが特徴になります。

カシオの主力となる12種類のシリーズには、それぞれテーマのような物があります。

強さを求める「G-SHOCK」、機能とファッションの「BABY-G」、アウトドアツールとして追求されたデザインの「PRO TREK」など、わかりやすいテーマが各シリーズにあります。

スタンダードシリーズは、時計としての機能性がシンプルに追求されています。

無駄な物が省かれたシンプルなモデルが多く、結果としてベーシックな仕上がりになっている点が人気の理由の一つでしょう。

更に、時計の設計がシンプルだからこそ、チプカシを好きにカスタムして楽しめるというチプカシならではの楽しみ方もあります。

カシオのスタンダードコレクション、チプカシにはアナログ、デジタル、ソーラー搭載のモデルなど、数多くの腕時計がラインナップされています。

スタンダードシリーズが気になる人は以下のリンクをどうぞ。

チプカシを購入した人達の声を調べてみると「決してダサくはない」という声もあれば、「ダサさが可愛い」という声もあり、どちらの意見にも共通するのはチプカシの独特な味わい深さを楽しんでいるという点でした。

チプカシならではの味わいの前には、「ダサい」という欠点も魅力になっているようです。

ハマる人にはたまらない魅力があるチプカシ。

どこかレトロな見た目や、何とも言えない独特な魅力が可愛いと評価を受けています。

チプカシの価格は全て10,000円以下となっていて、お財布にも優しい親しみやすい価格ではありますが、しっかりとした品質と造り込みで、価格以上のクオリティがあります。

数々の映画に出演をしたチプカシ、歴史も深く1970年代後半頃にカシオから発売されたモデルがルーツと言われています。

長い歴史があり、現在までで世界で累計数億本以上売り上げるチプカシには昔からファンが多かったようです。

チプカシの魅力はそのままでも十分に伝わりますが、コストの低さによる気軽な拡張も楽しみやすいモデルです。

着けるバンドに試行錯誤をしてみたり、液晶やケースをカスタムしたり、そういった事ができるのもチプカシならではの楽しみ方でしょう。

豊富なラインナップのスタンダードシリーズは、当然ですがモデルによって性能も様々です。

ここからはスタンダードシリーズにある7種類の腕時計の特徴について紹介します。

ソーラーコンビネーションはソーラー充電可能なアナデジモデルです。

視認性の高いダイアルと字分針に、6時位置にあるデジタル画面でストップウォッチ機能を使用したり、カレンダーやワールドタイムを表示できます。

ソーラー充電が可能なアナログモデルは、偶数時間だけアラビア数字を配した、ポイントインデックスが特徴的なモデルとなっています。

3時位置にはデイト表示のあるモデルもあり、ソーラーアナログのラインナップ全体的にベーシックな仕上がりになっています。

カシオといえばやはりデジタル画面、G-SHOCKを連想させてくれるタフな見た目ではありますが、G-SHOCKほど衝撃には強くないのでその点には注意が必要です。

それでも基本の設計がしっかりと造り込まれているので、チプカシのデジタルモデルは普通の廉価な時計と比べて頑丈です。

アナデジのソーラーを搭載していないモデルになります。

ソーラーを搭載しているモデルはソーラーパネルの都合上、ダイアルやインデックスなどが同じ様なデザインの物が多くなってしまいがちですが、搭載していないモデルはバリエーションも豊かです。

チプカシの中でも人気が高いアナログモデルです。

デザイン、カラーが非常に豊富ではありますが、シンプルな3針のモデルが多く、どれも視認性に優れているという特徴があります。

チプカシといえばコレ、という人も多いデジタルモデルです。

ヴィンテージG-SHOCKの空気を纏ったモデルが多く、チプカシの顔とも言える程、根強い人気と多くのファンがいる腕時計となっています。

数多くの映画に出演したカシオのDATA BANKモデルです。

近未来的なデザインで長年愛され続ける、こちらも根強い人気があるファッション性の高いモデルとなっています。

豊富なラインナップのチプカシ、購入を検討しているとその数の多さに迷ってしまう事もあるでしょう。

ここからはそういった人の為に、チプカシの人気モデルやおすすめモデルをランキング形式で紹介しますので、迷った際の参考にして下さい。

シンプルな丸型形状のケースに字分針、6時方向のデジタル表示が特徴のチープカシオAW-80-1AJFです。

ルミブライト仕様のインデックスや字分針で視認性に優れ、LEDライトで夜間でも時刻の確認ができます。

クォーツ式なので精度は高く、日常的に使っていてズレる事がないフルオートカレンダーに電池寿命が10年と、低価格でありながらパフォーマンスに優れたモデルです。

チプカシAW-80-1AJFは定価が3,300円（税別）という安さに加え、使い勝手の良い性能をしているので、気軽にどこへでも着用していけます。

合成樹脂素材のケースやベルトは軽く、男性にも女性にも親しみやすい腕時計です。

18gという驚きの軽さを実現しているチプカシF-105W-1Aです。

着けているのを忘れてしまいそうな重量に、ELバックライトが今までのチプカシのグリーンの色合いから、ブルーの光量が強い物へと変更されています。

カシオのクラシックモデルの雰囲気があるF-105W-1Aではありますが、防水性能はあまり高くありません。

前モデルのF-91W-1JFに比べ、バックライトが明るくなっているので使い勝手が向上しています。

チプカシF-105W-1Aは39mmの画面と10mmの厚み、18gの重量など、軽量コンパクトな点で高い評価をされています。

レビューの中には、水周りの作業で使っていても壊れた事がないという人もいて、耐水性があると思われがちですが、防水性は高くはありませんので注意が必要です。

ラウンドフェイスが特徴的なアナログモデル、チプカシMTP-V001GL-7Bです。

クラシカルな配色とアラビア数字インデックスが美しいクォーツ時計となっています。

MTP-V001GL-7Bはチプカシらしさがあまりなく、シチズンのQ&Qモデルのようなシンプルさを持つアナログモデルです。

サイズは比較的大きいですが薄型なので着け心地の良い腕時計です。

視認性が良く、見た目の質感も高評価ではありますが海外輸入品という事もあり、メーカー保証などはありませんので注意が必要です。

レトロ、アンティークな印象を与えてくるMQ-24-9Bは18gと軽量で、シンプルな3針とベージュの文字盤は視認性も良いクォーツ腕時計です。

ベージュの文字盤には24時までの表記がされていて、一風変わったチプカシになります。

チープ感の漂うおもちゃのような腕時計ですが、精度はしっかりとしていて、ファッション感覚で使う分には楽しいモデルです。

チプカシならではの悩みはその本体価格です。

本体価格が安すぎる為、ベルトや電池交換の方が結果的に高くつくという事もあり、ベルトが千切れたり、電池が切れたら捨ててしまうという人も多いという、使い捨て感覚でチプカシを使っている人もいます。

オールブラックで仕上げられているチプカシB640WB-1BJFです。

ステンレスを採用したこのチプカシは反転液晶になっているスタンダートなデジタルモデルで、他のチプカシに比べ少々重量があります。

カレンダー、曜日、時刻とシンプルな画面表示とLED搭載で視認性に問題は無く、更に5気圧の防水性があるので水にも一定の耐性があります。

ステンレスの外装という事もあり、チプカシの中でもタフな印象を与えてくるモデルです。

デザイン的にもユニセックスモデルとして使えますが、重量は意外に重い100gと女性には少々重く、着用できる人を選ぶチプカシです。

シンプルな3針モデル、チプカシのMW-240-7BJFは大きいケース径で男性向けではありますが、バンドサイズや重量を考えてもユニセックスモデルとして使えます。

大きくて視認性が高いチプカシが欲しい女性にもおすすめの腕時計です。

水にも強く、視認性も良いチプカシです。

カラーやバリエーションも多く、並行輸入の品と合わせて7種類の中からデザインを選べる、気分に合わせてカラーを変える楽しみを与えてくれるモデルでもあります。

ケース径が43.6mmと大きいサイズなので、チプカシ特有のチープ感が少し薄れてしまうかもしれませんが、それでも豊富なカラーを楽しめる人気のモデルとなっています。

昔ながらのカシオのデザイン、G-SHOCKのような雰囲気を出しているチプカシF-108WHC-7BJFです。

44mmのケースは少々大きく感じますが、重量はとても軽いのでG-SHOCKのような見た目の軽い腕時計が欲しい人にぴったりです。

G-SHOCKのように見えるので耐久性が高く感じてしまいますが、これはあくまでチプカシです。

防水も日常生活防水と必要最低限で、風防やケースも衝撃にはそれ程強くはありませんので注意は必要です。

スポーティーな外見をした、カシオのベーシックなデザインを感じさせるモデルなので、年齢や性別を問わず着用出来ます。

夏向きな色合いが多く、夏が近づくと人気が出るモデルです。

映画などによく出演するDATA BANK、DBC-611です。

近未来的なデザインが魅力のチプカシで、数十年前から変わらず根強い人気があるカシオのスタンダードモデルになります。

DBC-611-1は機能も多く、13ヵ国の言語に対応し通貨換算やフルオートカレンダー、テレメモやLEDライトなどがあります。

機能面では非常に豊富ではありますが、水に対してはそれ程強くはないので使用の際は注意が必要です。

前モデルよりデザインが多少変更され、ごちゃごちゃとした感じがすっきりとした事でDATA BANKファンは少し意見が分かれてしまっているようです。

それでも近未来を感じさせるデザイン、実用性が高いので人気があります。

チプカシのアナログモデルで定番の一つとなっているMQ-24です。

38mmの円形のケースに7.8mmと薄型で軽く、性別や年齢など関係無く気軽に着用できるモデルとなっています。

白いダイアルに黒いフォントのインデックスと3針で、軽量コンパクトながら視認性に非常に優れたモデルです。

Amazonではこのモデルを1,000円以下で購入できる事もあり、チプカシの親しみやすさという人気の理由を支えているモデルと言えます。

どこか懐かしさすら感じさせるチプカシMQ-24のデザインはシンプルなので、どんな服装にも違和感なく着けられます。

ベーシックなデザインならではの良さを感じさせてくれるモデルで、使い勝手が良く、スポーツや様々なアクティビティにも使われています。

チプカシといえばこのデザイン、という見た目をしているF-84W-1です。

豊富なラインナップのカシオスタンダードの中でも特に人気があるデジタルモデルで、長年愛されているチプカシです。

F-84W-1はコスパ面で非常に優秀で、Amazonの販売価格で1,000円を下回っています。

軽量でコンパクトな、使い勝手が非常に良いモデルなので子供から大人まで年齢、性別問わず着用できるモデルです。

チプカシは普通に使っていても、カスタムしても魅力に溢れている腕時計です。

NATOベルトに変更をしてみたり、背面液晶に色々なカスタムをしてみたり、使う人によって様々な楽しみ方があります。

世界中でそのチープさを楽しまれているチプカシ、バリエーションが豊富なのも魅力ですがいざ購入を考えると、種類の多さに目移りしてしまいます。

ここからはその幅広いラインナップのチプカシを選ぶ時に、少しでも後悔をしないようにいくつかのポイントを紹介していきます。

人によっては時計を選ぶ時に、「ここは譲れない」というこだわりもあるとは思いますので、チプカシを購入する時の参考になれば幸いです。

やはり金額は大きな判断材料です。

Amazonなどで分かりやすいですが、チプカシの中にはその実売価格が1,000円を下回る廉価なモデルもあり、一部のレアモデル以外は殆ど10,000円以下で購入できるので、気軽に手に入れやすい事がチプカシの大きな特徴でもあります。

自分の中で漠然と「新しい腕時計が欲しい」と考え、どういった腕時計が欲しいかが定まっていない時は「1,000円以下」「3,000円以下」「5,000円まで」など金額に設定を設けて探してみるとモデルを絞りやすくもなります。

チプカシならそれでも候補がいくつか出てきてしまうくらい、金額は安く収められます。

表示形式がアナログか、デジタルかというのは大きな判断基準になります。

二つの表示形式はファッション性にも大きく関わってきますが、何よりも大事なのはまず視認性です。

使い勝手の良さを求めるのなら、自分にとって一番時刻が確認しやすい表示形式を選ぶというのも判断基準となります。

アナログモデルで、どちらが良いかと悩んだ時は盤面の大きさや色合いで選んでみたり、もしくは夜光仕様があるかないかで選んでみるというのも良いでしょう。

同じようにデジタルモデルで候補が絞り切れない時は、デジタル表示の大きさや背面液晶の色合い、LEDライトの光量などで判断をしてみても良いと思いますよ。

購入の際に最優先で判断するべきは自分の肌に合うかどうかです。

チプカシによく使われる素材はケースが合成樹脂やステンレス、ベルトには樹脂素材やステンレスに加え、皮革などが使われています。 

ステンレスがアレルギーで厳しいなら樹脂、もしくは皮革を交換しながら使う、というように選んでみても良いのではないでしょうか。

アナログモデルにはありませんが、アナデジやデジタルモデルには多くの機能があり、迷う事もあると思います。

そういった際は、使用頻度が高い機能の優劣で判断するというのもおすすめです。

LEDライトの光量が強い方を選ぶ、操作性がシンプルな物を選ぶなど、使用頻度が高く使う機会が多い機能が良い物を選ぶと良いと思います。

価格が安いチプカシは本来、G-SHOCKなどと違いそこまでタフネスなモデルではありませんが、造りがしっかりしているので、使ってみると思った以上に頑丈です。

その頑丈さを証明するような海外のニュースですが、20年前に庭先で無くしたチプカシのF-91Wが、20年後に発見された時、たった7秒の誤差が生じていただけで動き続けていたという逸話もあるほどです。 

カシオのスタンダードモデルであるチプカシは、往年の名作映画にも出演したり、その独特な魅力で昔から根強い人気があります。

低価格でありながら高品質で魅力のカシオのチプカシ、安いので軽い気持ちで購入してみても良いかもしれませんよ。