ロレックスがバーゼルから撤退!新モデル発表や新時計市への出店はどうなる?
毎年スイスで開催されているバーゼルワールドでロレックスの新作も出展される予定ですが、2020年の開催はいつになるのでしょうか。この記事では、コロナによるバーゼルワールドの開催情報やロレックス生産終了モデルを予測して紹介します。
目次
ロレックスバーゼルの2020年は延期?ロレックスが撤退って本当?
2020年から新型コロナウイルス(COVID-19)が世界的に拡大していることから、各地でのイベントなどが中止となっています。
この記事では、バーゼルワールドの2020年の開催がいつになるのか、今後の予定を予想してみました。
ロレックスがバーゼルワールドから撤退するとの噂や新作予想についてもご紹介します。
ロレックスがバーゼルから撤退!バーゼル自体は中止
100年の歴史があるバーゼルワールドは、スイスのバーゼルという都市で毎年3月か4月頃に行われる世界最大の宝飾と時計の見本市です。
毎年、ロレックスをはじめ多くの高級時計ブランドの新作がバーゼルワールドに出展しています。
しかし、2020年は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響もあり、バーゼルワールドは2021年に開催されるとアナウンスされていました。
バーゼル2020は2021年に延期→中止
2020年は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響もあり、バーゼルワールドの開催が難しいのではないかと予想されていました。
最終的には、バーゼルワールドの開催は2021年1月となった後、中止が発表されました。
中止となった背景にはいくつか理由がありますが、最も有力となっているのがロレックスをはじめとする人気ブランドの撤退です。
人気ブランドがバーゼルを離脱
ロレックスの他にも、姉妹ブランドであるチューダー、パテック・フィリップ、シャネル、ショパールといった人気ブランドがバーゼルワールドからの離脱を発表しています。
なお、運営方針などを巡って対立が起こったことが、出展見送りの理由として挙げられています。
バーゼルワールド側とブランド側の間には大きな亀裂が生まれていたのです。
コロナウイルスの影響も少なからずありますが、バーゼルワールド側の出展料をめぐるトラブルなども報じられています。
離脱したブランドは新時計市へ参加
バーゼルワールドから撤退を表明した上記の5ブランドは、2021年4月にジュネーブで新しく開催される時計市に参加する模様です。
さらに、この時計市には、タグホイヤーやウブロ、ブルガリなどのLVMHグループも参加予定とされています。
これらの時計市に関しては今後の動向にも注目してみましょう。
ロレックスバーゼルの生産終了モデル予想
これから、2021年開催予定だったバーゼルワールドに向けて、生産終了するのではないかと予想されていたロレックスのモデルを紹介します。
ロレックスは生産終了が発表されたモデルに人気が集中する傾向があるので、買い取りたいロレックスの時計がある人はぜひチェックしてみましょう。
2020年9月現在生産終了が決まったモデルと合わせて御覧ください。
ロレックス サブマリーナ116610
製造期間 | 2010年~ |
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定価 | 116610LN:943,800円(税込) 116610LV:987,800円(税込) 116613LB:1,487,200円(税込) 116613LN:1,487,200円(税込) |
ロレックスサブマリーナRef.116610は、防水性と実用性の高いダイバーズウォッチで世界中の人に愛されているモデルのひとつです。
サブマリーナの3100番台ムーブメントが搭載されている、こちらのモデルが生産終了となりました。
金無垢素材を使ったコンビモデルも人気で、2019年のバーゼルワールド以降じわじわと価格が上がっています。
ロレックス サブマリーナ ノンデイト 114060
製造期間 | 2012年 |
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定価 | 832,700円(税込) |
ロレックスのサブマリーナノンデイトRef.114060は、サブマリーナのデイト表示がないモデルです。
シンプルかつデイトよりも安価で販売されていることから、多くの人が愛用しています。
デイト付きモデルの生産終了に伴い、ほぼ同じデザインかつノンデイトの旧型ムーブメントが搭載されているこちらも生産終了となりました。
今後、次世代のノンデイトムーブメントが開発される可能性あり、新作にも注目が集まります。
ロレックス エクスプローラーI 214270
製造年月日 | 2010年:旧型 2016年:新型 |
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定価 | 687,500円(税込) |
ロレックス エクスプローラーIRef.214270は、デイト表示などがない3針モデルでシンプルなデザインが特徴です。
探検家という名称もついているタフな仕様なので、多くの男性を魅了し続けています。
2010年に誕生した後、2016年に同じ型番でインディテックスに夜光塗料が施されたモデルが発売されました。
こちらのモデルも、最新のムーブメントが搭載されていないので生産終了の可能性が出ています。
そして今後、新型ムーブメントが搭載されたモデルチェンジを行うことも考えられます。
ロレックス エクスプローラーII 216570
製造年月日 | 2011年~ |
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定価 | 875,600円(税込) |
ロレックス エクスプローラーII「Ref.216570」は、文字盤がブラックとホワイトの2色あります。
ホワイトのほうが人気が高いため、やや価格が高騰しています。
2011年にモデルチェンジがありましたが、エクスプローラーⅠ同様新型ムーブメントを搭載した新型が登場するのではないかと予想されています。
さらに、ロレックスの他のスポーツモデル(デイトナやサブマリーナなど)はセラクロムベゼルなのに対し、エクスプローラーⅡはメタルベゼルです。
ベゼルの素材を新しく変更してモデルチェンジをする可能性もあります。
ロレックス ミルガウス 116400GV
製造年月日 | 2007年:ブラック 2014年:Zブルー |
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定価 | 842,400円(税込) |
ロレックス ミルガウス「Ref.116400GV」は美しい文字盤カラーが特徴的なメカニカルウォッチです。
1950年代に耐磁時計として誕生したミルガウスは1987年に一度生産終了していますが、パソコンや携帯電話が身近になったことで2007年に復刻しました。
実は、バーゼルワールド開催前に公式SNSにアップされているロレックスのモデルはモデルチェンジの可能性があると言われています。
2019年にはミルガウスの画像が多くSNSや公式ページにアップされており、近いうちに新作が出る可能性が高いです。
ロレックス エアキング 116900
製造年月日 | 2016年 |
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定価 | 637,200円(税込) |
1940年代に誕生したロレックス エアキングRef.116900は、パイロットをイメージしたスタイリッシュなデザインが魅力です。
磁気の影響を受けない仕様になっており、実用的なことから多くの男性を魅了しています。
2016年に生まれ変わったエアキングは、ミルガウスと同様Cal.3131が搭載されているので、2020年に生産終了になると予測しています。
ロレックスバーゼル展示モデルは価格ダウンしている?
ここでは、新型肺炎コロナウイルス(COVID-19)の影響によって、ロレックスの相場や価格の状況を調査して解説します。
工場や時計店の休業、外出制限などで多くのブランドが打撃を受けていますが、ロレックスはどういった状況なのでしょうか。
ロレックスの価格は大幅にダウンしていない
新型肺炎コロナウイルス(COVID-19)は世界各国の経済に影響を及ぼしており、高級時計の価格も軒並み下がるのではないかと言われていました。
しかし、実はコロナウイルスの影響によってロレックスの定価は大幅にはダウンしておらず、むしろ5月頃から上昇している状況です。
通信販売は好調である
パンデミックによりイベントや店舗はクローズ状態ですが、オンラインショップは今まで以上に好調で世界中の多くの人が利用し始めるようになりました。
ロレックス正規品は今のところ実店舗でしか販売されていませんが、並行輸入品や中古品は通販で買うことができます。
ロレックスのみならず、オンラインショッピングでの時計の購入は多くのブランドが好調のようです。
ロレックスの人気時計を売却する人も
今後の価格動向は予想できない状態なので、今のタイミングで持っているロレックスの人気モデルを売却する人も増加しています。
パンデミックによる経済状況が見えない状態なので、高い価格で買取してもらううちに売りに出した方が無難と考えている人が多いようです。
ロレックスバーゼル2021年の展示モデル予想はどうなる?
スイスで開催されているバーゼルワールドは多くの高級時計ブランドが出展していますが、中でもロレックスの新作は世界中の時計愛好家が注目しています。
ここでは、今後発表される可能性が高いロレックスの新作をバーゼルワールドに先駆けて予想していきます。
2020年9月現在、すでに登場している新作も合わせてご紹介します。
ロレックス サブマリーナ Ref.126610LN
近年ロレックスはムーブメントの開発に力を入れており、3200番台の新型ムーブメントは「次世代」と呼ばれています。
ロレックスサブマリーナRef.126610LNには、次世代ムーブメントが搭載されました。
文字盤の「SUBMARINER」が赤く印字されている「赤サブ」が採用されると予想されていましたが、今回は赤サブの採用はありません。
また、グリーンカラーのRef.126610LVは、文字盤の色がブラックに変更になりました。
ロレックス WGサブマリーナ Ref.126619LB
ラグジュアリーなダイビングウォッチとして人気のホワイトゴールドのサブマリーナ。
2020年登場の新作は、新型ムーブメントCal.3235を搭載しています。
ベルトにはヨットマスターなどで使用されているオイスターフレックス(ラバー)が採用なのではと言われていましたが、今回はオイスターブレスレットとなりました。
ロレックス エクスプローラーII Ref.226570
2020年9月現在では未だ新作が発表されていませんが、ロレックスのエクスプローラーⅡも新作が期待されています。
現行モデルに搭載されているムーブメントCal.3187は、旧GMTマスターに搭載していたCal.3186と同じ系統です。
そのため、現行のGMTマスターが新型ムーブメントに移行したことを受けて、エクスプローラーⅡも同じ流れになるのではと予想されます。
ロレックス ミルガウスの新作モデル
ロレックスは2019年のバーゼルワールド直前にミルガウスの画像を多く投稿していました。
そのことから、ミルガウスの新作がそろそろ出るのではという声も出ています。
ロレックスのインスタグラムには初代ミルガウスRef.6541が投稿されていたことから、初代復刻版が新作として登場する可能性があります。
ロレックス GMTマスターII コークベゼル Ref.126710ROLN
近年、ファッション業界では一度廃れたデザインが復活するリバイバルブームが起こっています。
その流れを受けて、2007年に廃盤になったレッドとブラックのコークベゼルのGMTマスターⅡが復刻するのではと予想されています。
2018年には、レッドとブルーのペプシカラーベゼルのGMTマスターⅡが復刻しました。
2019年にはブラックベゼルが廃盤となっているため、次はコークベゼルが来るのではといった声も挙がっています。
ロレックスバーゼル2020の廃盤予想モデルは高騰必須?
2020年に開催予定だったバーゼルワールドは、さまざまな要因から2021年の開催が中止となりました。
ロレックスは現行モデルが廃盤になると買取価格が上昇する傾向にあるので、これから2020年に廃盤になりそうなモデルと買取価格が高騰するかどうかを解説していきます。
ロレックス サブマリーナ 116610LN
2010年に発売されたロレックス サブマリーナRef.116610LN。
発売から10年経った現在も根強い人気で、未だ価格も上昇し続けています。
発光塗料付きのインデックスやデイト表示、高い防水性と日常使いに便利なところが人気の理由です。
現在の買取相場
2020年2月時点ではロレックス サブマリーナ「Ref.116610LN」の買取相場は~1,100,000円となっていました。
2020年9月では新作が登場したことで1,280,000円前後とさらに価格が高騰しています。
なお、定価は943,800円となります。
ロレックス サブマリーナ 116610LV-グリーンサブ-
グリーンサブと呼ばれているRef.116610LVは、エメラルドグリーンの美しい文字盤にシンプルなデザインで世界中の多くの男性を魅了し続けています。
デイト表記の搭載、夜光塗料付きのインデックスと実用的で、ビジネスシーンにも最適なメカニカルウォッチです。
現在の買取相場
2020年2月時点でのサブマリーナ「Ref.116610LV-グリーンサブ-」の買取相場は~1,500,000円となっていました。
2020年9月には1,740,000円となっており、こちらもじわじわと価格が上がり続けています。
こちらも新作が発表されたことで、定価(987,800円)よりも50万円近く高い買取価格になっています。
ロレックス エクスプローラーI 214270
ロレックスの中でもドレッシーなデザインで有名なロレックス エクスプローラーIのRef.214270。
ロレックスは10年ごとにモデルチェンジをする傾向があり、2010年発売のRef.214270も新作が期待されています。
現在の買取相場
2020年2月時点のロレックス エクスプローラーI「Ref.214270」の買取相場は~690,000円となっており、定価(669,600円)と同じぐらいの価格で買取が行われています。
2020年9月には750,000円程度となっており、新作が発表されたサブマリーナほどではないものの価格が上昇し続けています。
ロレックス エクスプローラーI 214270-旧型 ブラックアウト-
ロレックスのエクスプローラーIRef.214270は2016年にマイナーチェンジしましたが、それ以前のモデルはブラックアウトと呼ばれています。
旧型は針の形状がやや細く、3・6・9のインデックスに夜光塗料が塗られていないのが特徴です。
ムーブメントは変更していません。
現在の買取相場
2020年2月時点でのロレックス エクスプローラーI「Ref.214270-旧型 ブラックアウト-」の買取相場は~600,000円です。
定価(669,600円)よりも安い価格で買取が行われていましたが、2020年9月には650,000円と買取価格も微増しています。
新型ムーブメント搭載のため生産終了となれば、今後価格高騰する可能性大です。
ロレックスがバーゼル撤退で時計業界から目が離せない!
新型コロナウイルス(COVID-19)の影響もあり2020年に開催予定だったバーゼルワールドは中止となってしまいました。
しかし、この1年でロレックスの人気モデルが生産終了、今までの人気モデルがパワーアップして新作が発表される可能性もあります。
新しい時計市の開催も噂されているので、今後のロレックスの動向に期待しましょう。
2020年9月25日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
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