AppleWatchの心電図(ECG)機能は日本で有効化されてる？使い方まで徹底解説

心電図(ECG)機能はSerie4（Apple Watch）から搭載されるようになり世界中の多くの国で利用されていますが、2021年1月、米アップル社は近く行われるアップデートで日本でも使用できるようになると発表しました。

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心電図(ECG)機能はSerie4から追加された画期的な機能で、アメリカをはじめ多くの国で有効化されています。

しかし日本では2020年9月に厚生労働省の認可が下りたにも関わらず、ECGアプリの有効化が実現していませんでした。

日本では使用できなかった心電図(ECG)機能ですが、OSのアップデートで使用できるようになると、2021年1月22日に米アップル社が明らかにしました。 

心電図(ECG)機能が使えるようになるAppleWatchは、シリーズ4、5及びシリーズ6です。

OSのアップデート日はまだはっきりしていませんが、近日公開予定です。

2020年9月には Apple Watchの「家庭用心電計プログラム」「家庭用心拍数モニタプログラム」が医療機器承認を受けました。

それに伴い心電図(ECG)機能が厚生労働省から認可を受けるのを心待ちにしていましたが、2021年ついに認可が下りました。

心電図を測定して、その結果を医者に伝えることでより精度の高い診察を受けることが可能です。

心臓に不安がある方や、ウェルネス・フィットネスに力を入れたい方に朗報でしょう。

日本でも近く心電図(ECG)機能が搭載されますが、どうしても今すぐに使用したいという場合の対処法を紹介していきます。

心電図(ECG)機能をどうしても使用したいという場合は、アメリカやカナダ、ヨーロッパなどの心電図(ECG)機能対象の国でApple Watch Serie4か5を購入する必要があります。

対象国であれば使用可能です。

心電図(ECG)機能をどうしても使用したい場合には、アメリカやヨーロッパなど心電図(ECG)機能の対象国でペアリングをすることによって心電図(ECG)機能を使用できます。

心電図(ECG)機能を使えるようにするには、旅行や出張などで海外に行った際にペアリングをすることで可能になります。

OSのアップデートが待ち遠しいAppleWatchですが、これからECG機能の使い方を説明してきます。

まずは文字盤に表示されている心電図マークをタップしてください。

タップしても反応しない場合は、軽く拭いてから再び行いましょう。

Apple Watchの文字盤に表示されている心電図マークをタップしたら、指をDigital Crownに当ててください。

Digital Crownに指を当てたら、心電図の結果が表示されます。

グラフ上でわかりやすく結果が表示されるので、機械系が苦手な人でも手軽に健康管理ができます。

AppleWatchに心電図(ECG)機能があることで、命が助かった方が多くいます。

心臓に疾患のある方や高齢者の方はもちろんですが、自身で気づいていない若い方でもAppleWatchの心電図(ECG)機能で早期に異変がわかり手術を受けて命が助かった方の例を紹介します。

AppleWatchの健康管理機能とともに参考にして下さい。

オクラホマ州のスカイラー・ジョスリン君は、授業中にApple Watchから警告を受けました。

何もしていないのに心拍数が190BPMと高く、そのまま救急病院へ行った時点では280BPMにもなっていました。

病院ではいきなり心拍数が高くなる「上室性頻拍」だと診断され手術しました。

「上室性頻拍」は徐々に心臓が弱くなる病気です。

ほっておけば大変なことになりますがApple Watchの心電図(ECG)機能で早期発見できた事例です。

ザカリー・ジーズさんは神経系の病気「フリードライヒ運動失調症」で、車椅子生活でした。

「フリードライヒ運動失調症」は心臓疾患を引き起こす場合がある病気です。

ザカリー・ジーズさんはAppleWatchの心電図(ECG)機能で、安静時なのに210というとても高い心拍数で警告されました。

すぐに診察してもらったところ、心房が活発になっている「心房粗動」と診断されます。

しかし適切な処置を受けたおかげで、現在は心拍数も正常に戻ったとアメリカの24NEWSが報じています。

AppleWatch6は時計としてでなく様々な健康管理機能を搭載しています。

「血中酸素ウェルネスアプリ」は血液中の酸素を測定できる機能です。

アプリを立ち上げて手首をテーブルに置き静かに測定すると、酸素レベルを計測します。

データはiPhoneでグラフ化され、いつでも見ることが可能です。

睡眠中も定期的に計ってくれるため、普段気づかない心拍数の異変に気付きやすくなります。

またスポーツや登山など、自身の体が適応できているかも知ることができるでしょう。

心電図(ECG)機能が搭載されることで心臓のデータを取ることが可能になります。

心電図は普通の人では判断できませんが医師に診てもらうことで、狭心症や心筋梗塞の早期発見など健康を維持するサポートの役割が期待されています。

また心臓が正常でないと脳梗塞や脳卒中などの、リスクが高くなる可能性があります。

心臓に異常がないか検知する心電図(ECG)機能は多くの方におすすめです。

AppleWatchで血糖値を測定できると糖尿病の方などはとても便利になりますが、現在ではまだ搭載されていません。

ただApple社では研究されているため、近い将来AppleWatchで血糖値も測定できるようになる可能性はあります。

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心電図(ECG)機能は日本でも、次回のOSアップデートで有効化されます。

アップデート日はまだ未定ですが、有効化されることで多くの方の健康が保たれ、生活の質が向上すると期待されています。

適応シリーズはAppleWatch4以降となるため、手持ちのAppleWatchが優秀なウェルネスアプリになる日は近いでしょう。

2021年1月25日調査