AppleWatchのCMの女優とナレーションは誰?迷惑行為でダサいと不評?
最新の6が発売したAppleWatchですが、テレビCMがダサいと不評なのはなぜなのでしょうか?特に評判の悪いSeries4と5の謎、さらにはAppleWatchのCMの特徴・傾向について調べました。ダサい原因や使われている曲等についてもご紹介します。
目次
AppleWatchのCMの女優&ナレーションを大調査
シンプルな操作性で多くの機能を使いこなせる人気のAppleWatchですが、巷ではCMがダサいと指摘する声が多く挙がっています。
今回は、AppleWatchのCMがダサいと言われている原因を調査しました。
各シリーズのCMの特徴や使われている曲名についても載せているので、気になる人は一読してみてください。
最新!AppleWatch6のCMのナレーションを調査
Appleの公式YouTubeチャンネルでは、最新CM「Apple Watch Series 6、登場 — もうできるよ」が公開されました。
元々は2分ほどあるアメリカ版のCMを日本語へ吹き替え、時間も30秒に短縮しています。
聞き覚えのあるナレーションは、数々のドラマや映画で活躍する浅野温子さんです。表現力豊かな声色で、AppleWatch6の機能をテンポよく紹介しています。
AppleWatch5のCMの女優やナレーションを調査
次にAppleWatchのSeries5のCMを見ていきましょう。
「この腕時計は時間がわかる」という言葉が何度も繰り返され、それ以外の機能性についても簡潔な説明があるのが特徴です。
ワークアウトの記録やGPS、心拍計など時間がわかる以外の機能性の高さを強調しています。
AppleWatch5のCM:女優/俳優は誰?
数秒ごとに場面が入れ替わるAppleWatchのSeries5のCMでは、多くの俳優とエキストラが出演しています。
採石場で子どもを引率している男性はチェコの俳優のDanielČechさんです。
日本版CMではカットされていますが、「アンダーワールド ブラッド・ウォーズ」が代表作のDan Bradfordさんも出演しています。
AppleWatch5のCM:ナレーションは誰?
Apple公式で公表されていないので正確な情報ではありませんが、SNS等の口コミでは趣里さんがCMのナレーション担当をしているとの噂があります。
趣里さんは、俳優水谷豊さんの娘で多くの映画ドラマに出演している女優です。
明瞭な発音で聞き取りやすい声ですが、CMでは「時間がわかる」とのセリフがくどい、ダサいといった声が多くあります。
AppleWatch5のCM:曲名とアーティスト
AppleWatchのSeries5のCMで使われている曲は、Vampire Weekend(ヴァンパイア・ウィークエンド)というバンドの「Sympathy」です。
Vampire Weekendは、アフリカの民族音楽を現代風にしたアフロポップに影響を受けた曲調が魅力で、アメリカを中心に活動しています。
AppleWatch4のCMの女優やナレーションを調査
AppleWatchのSeries4は、AppleWatchを着用した女性がAppleWatchの指示どおりに動く様子をいくつも繋げたCMになります。
このCMは閉まりかけたエレベーターをストップさせたり、止まったタクシーを使わないといった場面が迷惑行為を冗長させるという声も多いです。
CM内容が不快といった声が多いですが、女優や選曲については好評のようです。
AppleWatch4のCM:女優は誰?
AppleWatchのSeries4のCMに出演しているのはモデルのチバユカさんで、雑誌や広告、ミュージックビデオで活躍しています。
アンニュイな顔立ちとスレンダーな長い手足が魅力的で、GINZAなどのファッション誌やKing Gnuのミュージックビデオに出演経験があります。
AppleWatch4のCM:ナレーションは誰?
AppleWatchのSeries4のCMでは、ナレーションは入っていません。
チバユカさんがAppleWatchのアクティビティを使い、意識しなくてもこまめに運動できるというメッセージ性が強いCMになっています。
AppleWatch4のCM:曲名とアーティスト
AppleWatch Series4のCMソングは、chelmico(チェルミコ)という日本のラップデュオが歌っている「Player」という曲です。
公式ミュージックビデオでは二人でゲームをしあってる姿が印象的。
独特のリズム感やノリの良さと、AppleWatchを使ってもっと積極的に動こうというメッセージ性にぴったりハマっています。
AppleWatch3のCMを調査
AppleWatchのSeries3については、2020年7月現在で3つほどCMが確認されています。
これらのCMの特徴についても見ていきましょう。
それぞれワークアウト、音楽、セルラー機能と防水についてフォーカスした内容のCMになっています。
AppleWatch3のCM①
こちらのAppleWatchのCMは、ワークアウト面での使用についてのメッセージ性が強い作品に仕上がっています。
シンクロナイズドスイミング、トレーニング、サッカー、スノーボードでAppleWatchを活用している様子が描かれているのがCMの特徴です。
使われている曲が耳に残りやすいものばかりである点も高評価です。
AppleWatch3のCM②
こちらのAppleWatchのCMは、音楽機能を注目させる仕上がりです。
AppleWatchとAirpodsを着用した男性が音楽を再生させると、ミュージックビデオのようなパフォーマンスが始まります。
AirpodsとAppleWatchのみで音楽を再生でき、軽快なスタイルで音楽を楽しめることが強調されています。
AppleWatch3のCM③
こちらのCMでは、サーファーがAppleWatchを着用した様子が描かれています。
AppleWatchが海水に浸かっても使えていること加え、iPhoneを持ち歩いてない状況下で通話が受信できているのが特徴です。
防水性能の高さとiPhone無しで通話できるセルラーモデルの存在を強調した、印象的なCMに仕上がっています。
AppleWatchのCMは迷惑行為?どこがダサいのか検証
AppleWatchのCMの中でも、特にSeries4と5は非常に不評です。
ここでは、なぜAppleWatchのCMの評価がここまで低いのかについて考察しました。
①メッセージが伝わりにくい点
AppleWatchのSeries5のCMでは、「この腕時計は時間がわかる」という言葉が何回も繰り返されます。
「この腕時計は時間がわかる」といった腕時計の機能としてはごく当たり前のことを言っているため、何がAppleWatchの魅力なのかが明確に伝わってきません。
時間がわかるだけではないというメッセージがわかりにくくなっています。
Appleの製品はiPhoneをはじめ、デザインがシンプルで美しく、指先のいろいろな操作で多くの機能が使いこなせるところが魅力です。
Series3では機能ひとつに絞ってタイプの違うCMがあったので好評でした。
しかし、Series4や5のCMでは多くの機能を1つのCMで伝えようとしたがゆえに伝えきれておらず、その結果何が言いたいのかわからないCMになっています。
②ハイテク機能に共感できない点
AppleWatchのSeries4のCMでは、エレベーターに乗ったのに降りる、タクシーを捕まえたのに乗らないといったシーンがあります。
こういったシーンは迷惑行為を促しているととらえている人が多いです。
あくまで演出なので実際に迷惑をかけているわけではありませんが、AppleWatchの多機能っぷりに目が行かなくなっているのが残念なポイントです。
AppleWatchは、アクティビティ機能によってエレベーターではなくて階段、タクシーではなく徒歩という運動を増やす選択肢を与えてくれます。
しかし、エレベーターでは腕を挟む危険性、タクシーでは運転手に迷惑をかけているところに目が行くシーンに仕上がっているのが不評の原因。
機能を伝える演出を過剰にしたことで共感できなくなっています。
③ナレーションの話し方がイマイチな点
AppleWatchのSeries5のCMではナレーションが入っていますが、この話し方や話している内容が不快というコメントも多く見られます。
特に「心臓を流れる電気信号を使って…」のところはApple製品のようなシンプルでスマートな印象はなく、回りくどい印象を受けます。
また、Series5のCMで繰り返される「この腕時計は時間がわかる」の部分は、海外版CMだと「This watch tell time」とナレーションが入ります。
英語ではシンプルでテンポよく聞こえますが、日本語にするとテンポが悪いうえ、くどい印象になってしまっているのもCMが不評な原因のひとつです。
AppleWatchの理想的なCMとは?
最後に、ここまで不評なCMを踏まえてAppleWatchで見てみたいCMとはどんなものか考察しました。
1.つけている人はかっこいいとイメージできるCM
AppleWatchは多くの人に愛用されているデバイスですが、おしゃれ目的で着用することはほとんどありません。
角が削られた四角いフェイスはシンプルだけど野暮ったく、スタイリッシュに見えないといった印象を持っている人もたくさんいます。
腕時計ケースがないため、デザインで遊びにくいのもデメリットです。
そのため、デザイン性を強調できるCMがあっても良いのではないでしょうか。
多機能だから着けるだけではなく、かっこよさも兼ね備えていると視聴者が想像できるCMであればファッションとしても活躍できます。
着用している人はかっこいいとイメージできることで、ファッションの一部として楽しめるというメッセージ性を持たせることが可能です。
2.機能が身近に感じられるCM
AppleWatchの機能は、日常生活をより便利にしてくれるものです。
その日常的に使える機能性の高さを伝えられるCMであれば、購入したらこんな便利な生活ができると視聴者に想像させることができます。
特殊な職業や競技人口の少ないスポーツに焦点を当てるのではなく、デイリーな使い道を模索できるCMが望ましいです。
Series4のCMでは、会社に勤めている一般女性がAppleWatchを使う様子が描かれました。
CMの演出によって「迷惑行為で不快」とのコメントが多い結果となりましたが、AppleWatchの機能性を身近に感じられるといった視点は悪くないと思われます。
3.メッセージや声が心に残るCM
Appleの製品はとにかく無駄を削ったシンプルな美しさが魅力です。
そのため、ナレーションや字幕など言葉によるテキストメッセージは少ないほうがAppleWatchの魅力を伝えやすいでしょう。
回りくどい表現やメッセージを詰め込むのは、Apple製品のシンプルなイメージとはかけ離れています。
もしナレーションなどを使う場合は、記憶や印象に残りやすいシンプルかつ直球なメッセージが理想です。
Series5では「この腕時計は時間がわかる」とナレーションが入りました。
しかし、日本では「This watch tell time」の意味を義務教育で習得できるため、テンポよく聞こえる英語のテキストでも良かったのではないでしょうか。
AppleWatchのCMは日本版がダサいとの声が多数
AppleWatchシリーズのCMはダサい、迷惑行為に見えて不快との声が多い理由は、演出過剰な面が大きいと思われます。
シンプルなフェイスに多くの機能が詰まったAppleWatchは、すべてのメリットを説明するのが難しいことも原因のひとつです。
これからのAppleWatchシリーズ新作のCMに期待しましょう。
2020年10月12日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
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