ダウンジャケットの穴をダイソーで補修できる?失敗しないやり方を解説!
ダウンジャケットの穴は、ダイソーのナイロン補修シートで簡単に修復できます。しかも、安い費用で直せるためおすすめです。また、ダイソー以外の補修アイテムを利用しても、ダウンジャケットの穴は補修可能です。初めての方でも、失敗しないやり方を伝授します。
目次
ダウンジャケットに穴が空いたらどうする?
ダウンジャケットは、虫食いによる穴が意外とできやすいアイテムです。
また、アウトドア中に破れてしまったり、火が付き焼けてしまったりするケースもあります。
ただし、ダウンジャケットの穴や破れは、簡単に修復可能なため安心しましょう。
今回は、手軽にできるダウンジャケットの補修方法をご紹介します。
動画を参考にしながら、ぜひ挑戦してみましょう。
ダウンジャケットの穴をダイソー商品で補修する方法
簡単にダウンジャケットの穴や破れを修復したいときは、ダイソーのナイロン補修シートがおすすめです。
特に、ブラックやホワイトのダウンジャケットであれば、目立たずに直せます。
準備するもの
・ナイロン補修シート
・はさみ
・ワッペン
主に準備するものは、ナイロン補修シートとはさみです。
ダウンジャケットの穴や破れの具合に合わせて、ワッペンも用意してみましょう。
ダイソーのナイロン補修シート
・幅7cm×長さ30cmのサイズが1枚
・ホワイトとブラックの2色
・カットできる
・シールタイプ
ダイソーのナイロン補修シートは、手軽にダウンジャケットの穴や破れを修復できるアイテムです。
サイズは幅7cm×長さ30cmあり、ホワイトとブラックの2色があります。
ダウンジャケットの穴や破れの大きさに合わせてカットし、補修したい部分に張り付けるだけで補修完了です。
ダイソーのワッペンなど
・多彩な種類がある
・傷が目立たたなくなる
・シールタイプあり
ダウンジャケットの穴や破れが表面から目立つ場合は、ワッペンも用意しましょう。
子ども用であれば、ディズニー・サンリオなどのキャラクターや、花・ハートなどのモチーフなどがおすすめです。
大人用であれば、控えめなデザインのワッペンを選びましょう。
ワッペンはアイロン接着が基本ですが、中にはアイロン不要のシールタイプもあるため、ダウンジャケットにも最適です。
はさみ
・ナイロン補修シートを切るときに必要
・形を工夫するとはがれにくい
・穴や破れよりやや大きめにカットする
はさみは、ナイロン補修シートをダウンジャケットに空いた穴や破れに合わせて切るときに使います。
空いた穴や破れよりも少し大きめに切ると、しっかりと修復できます。
また、四角に切るだけでなく、丸形や楕円形に切ると端から剥がれにくくなりおすすめです。
穴補修の手順
ダウンジャケットに空いた穴や破れを補修する仕方について、動画を参考にしましょう。
STEP1:穴周りの汚れを取り除く
・ナイロン補修シートをはがれにくくするため
・濡れたタオルやウェットティッシュで汚れを取る
・穴や破れの具合をよくチェックしながら行う
まずは、ダウンジャケットの穴や破れている部分の周りの汚れを取り除きましょう。
濡れたタオルやウェットティッシュなどで汚れを拭き取り、乾いてから貼り付けるとナイロン補修シートがはがれにくくなります。
STEP2:補修シートをカットする
・穴や汚れの大きさに合わせてカットする
・やや大きめがおすすめ
・形を工夫して切る
空いている穴や破れの状態をよく観察し、穴や破れが覆えるような大きさにナイロン補修シートをカットしましょう。
穴や破れの具合に合わせ、四角や丸形、楕円形など形も工夫すると良いです。
特に、丸形や楕円形にするとナイロン補修シートの角がなくなるため、はがれににくなりおすすめです。
STEP3:補修シートで穴を塞ぐ
・穴や破れに貼り付ける
・中綿が見えないように生地を調整する
・貼り付けた後は圧をかける
ナイロン補修シートをカットしたら、ダウンジャケットの穴や破れに合わせて貼り付けます。
中綿が見えないように、しっかりとダウンジャケットの生地を調整しましょう。
ナイロン補修シートを貼り付けた後に、よく圧をかけるとはがれにくくなります。
STEP4:ワッペン等で穴を塞ぐ
・ナイロン補修シートの上からワッペンを貼る
・修復箇所が目立ちにくくなる
・お気に入りのワッペンで可愛らしく
ナイロン補修シートを付けた表面にワッペンを貼りましょう。
修復箇所が目立ちにくくなり、おすすめです。
お気に入りのワッペンを貼れば、ダウンジャケットの穴や破れも可愛らしく変身し、愛着が湧いてくるでしょう。
特に、子どものダウンジャケットの補修には、ディズニーのワッペンや、花や車などのワッペンが役立ちます。
ダウンジャケットの穴を自分で補修するメリット・デメリット
ダウンジャケットの穴や破れを自分で補修するメリット・デメリットをご紹介します。
メリットは、手軽に安い費用で直せる点です。
一方でデメリットは、ダウンジャケットのカラーによっては直しにくい点です。
メリット1:安い費用で修理ができる
・ダイソーで準備物を用意する
・総額315円以内で直せる
・安く済ませたい方におすすめ
メリットは、ダイソー商品で準備物を用意すれば、総額315円以内で修理できる点です。
ダウンジャケットに空いてしまった穴が複数あり、数個のワッペンを購入したとしても1,000円以内で確実に直せます。
安い費用でダウンジャケットを修復したい方におすすめです。
メリット2:切って貼るだけで簡単
・シールタイプで扱いやすい
・手先に自信がない方にもおすすめ
・すぐに修理したいときに役立つ
ダウンジャケットの穴や破れ部分に貼るナイロン補修シートやワッペンは、シールタイプです。
穴や破れの具合に合わせてカットし、貼るだけで修復できるため簡単です。
すぐに修理したい方や、手先の作業に自信がない方にもおすすめします。
デメリット1:カラバリが少ない
・ホワイトとブラックの2色のみ
・ブラウンやカーキなど合わないダウンジャケットもある
・ワッペンを貼る場合は修理痕を気にせず使用できる
デメリットは、ナイロン補修シートのカラーバリエーションが少ない点です。
ダイソーで購入できるナイロン補修シートは、ホワイトとブラックです。
ダウンジャケットの色に合えば使いやすいですが、ブラウンやカーキなど使いたくても使えないダウンジャケットもあります。
ただし、ナイロン補修シートの上からワッペンを貼る方は、何色のナイロン補修シートでも関係ないため、気にせず使用できます。
デメリット2:失敗するリスクが高い
・穴や破れが大きいときは要注意
・中綿が見えたり、うまく穴や破れが塞がらなかったりする場合あり
・他の修理アイテムを使ったりプロに依頼したりする方法もある
穴や破れが大きい場合、失敗するリスクもあります。
ナイロン補修シートを貼り付けるときに、中綿が見えてしまったり、穴・破れがうまく塞がらなかったりするケースもみられます。
ダウンジャケットの穴や破れが小さいときは修理しやすいですが、穴や破れが大きいときは、他のアイテムを使うか、プロに依頼する方法も考えましょう。
ダウンジャケットの補修シート・接着剤6選【ダイソー以外】
ダイソーのナイロン補修シート以外にも、ダウンジャケットの穴や破れの修理に使えるアイテムがあります。
あなたに合うアイテムを選び、ダウンジャケットの穴や破れを修復しましょう。
①カワグチ ナイロン補修シート
ダウンジャケットや傘、レインコートなどナイロン素材の補修にピタっと貼るだけの補修シートです。
幅7cm×長さ30cmのシートが1枚入っており、シールタイプのため、カギザキや破れなどに合わせてカットし、ペタッと貼るだけで簡単にできる優れものです。
カラーは、透明・半透明・黒・紺・白の5種類から選べます。
大事なものを補修し、末永く愛用できるエコな商品として人気があります。
②キャプテン ナイロン補修シート
ダウンジャケットはもちろん、傘やレインコートなどナイロン素材の補修ができる、強力粘着のシールタイプです。
幅7cm×長さ30cmのシートが1枚入っており、補修部分に合わせてカットして使います。
カラーバリエーションが多く、白・花紺・紺・黒・赤・透明・グリーン・ベージュ・半透明があり使いやすいです。
③ギアエイド リペアテープ
ギアエイドのリペアテープは、ナイロン・ポリエステル・ビニール・ラバー・ネオプレーンなどに貼り付けて修復できるアイテムです。
幅広い生地に対応しているため、ダウンジャケット以外の修復もしたい方や、アウトドア用品の修復をしたい方におすすめします。
また、カラーバリエーションも豊富で、ブラック・レッド・イエロー・グレー・セージ・クリアの全6種類に対応しています。
誰にでも簡単に扱えるアイテムとしても人気です。
④セリア 補修用布シール
セリアの補修用布シールは、アイロンがなくても、穴や破れを塞げる万能アイテムです。
ダウンジャケットの穴や破れはもちろん、かばんやデニムなどの破れにも使えます。
薄くて扱いやすく、洗濯をしてもはがれにくいためおすすめです。
幅7cm×10cmのシートが2枚入っています。
また、ブラックやベージュなどのカラーを展開しています。
⑤接着剤 セメダイン スーパーXG
熱・水・ショックに強く、幅広く使える速硬化型の高性能多用途接着剤です。
凹凸面にも使いやすく、はがれにくいためダウンジャケットの穴や破れにも最適です。
接着するときは、裏面に当て布をして接着します。
約2分で固まり、いやなニオイも少なく安心して使えます。
硬化後は、柔らかいゴムのようになり、目立つ心配もありません。
⑥ボンド ウルトラ多用途SU
金属・硬質プラスチック・木材・コンクリートなどの強力接着にも使える、多用途のボンドです。
もちろんダウンジャケットのようなナイロン生地にも対応しており、凹凸面があっても、手軽に接着できます。
一度硬化してしまえば、耐水性や衝撃性、弾力性に強いためはがれにくく、長い間、効果を持続してくれます。
ダウンジャケットの補修で失敗しないためのコツ4つ
自分でダウンジャケットの補修をするときに、失敗しないコツを伝授します。
ポイントを押さえれば、あなたのダウンジャケットも補修が叶います。
①見えない部分で試してみる
・見えない部分や他の生地で試してみる
・作業に慣れてしまえば簡単にできる
・実際に行動してみると良い
失敗しそうで不安な方は、ダウンジャケットの見えない部分や他の生地で試してみましょう。
初めての作業は緊張しますが、慣れてしまえば、簡単に行えます。
ダイソーのナイロン補修シートを実際に切ったり、加工したりしていくうちにコツが掴めます。
②カラバリが豊富な商品を試す
・カラーバリエーション豊富なナイロン補修シートを選ぶ
・合うカラーがないときは透明・半透明がおすすめ
・実際に店舗で色を合わせてみる
ナイロン補修シートは、カラーバリエーションが豊富な商品もあります。
ダウンジャケットのカラーに合わせ、ナイロン補修シートを選んでみましょう。
似た色が見つからないときは、補修後も目立ちにくい、透明や半透明のナイロン補修シートがおすすめです。
また、補修後の目立ちが気になる方は、実際に店舗に赴き、ダウンジャケットの色合いと合わせてみても良いでしょう。
③ワッペン等で修復部を隠す
・修復部の目立ちをワッペンで隠す
・ナイロン補修シートがうまくできなくても安心
・お気に入りのワッペンで気分が上がる
修復部の目立ちが気になる方は、ワッペンで修復部を隠してみましょう。
ナイロン補修シートがうまくできなくても、ワッペンがうまく隠してくれます。
また、お気に入りのワッペンを貼れば、愛着も生まれ、より物を大切にしようとする気持ちも芽生えるでしょう。
④専門家に修復を任せる
・できあがりがきれい
・同じ布で補修してくれる
・ミシンで縫い直ししてくれる
・末永く愛用したい方におすすめ
ダウンジャケットに空いてしまった穴や破れが広範囲に及ぶときは、専門家に修復を任せる方法もあります。
プロの手にかかれば、穴や破れ部分が目立たないように、ダウンジャケットの脇ポケットの袋布や、フード内側の布など外からは目立たない部分の布を切り抜いて、穴や破れを同じ布で補修してくれます。
また、穴がダウンジャケットの内部まで到達し、羽毛が出てくる場合や既に出てきているという場合には、ダウンジャケットの表面をミシンで縫い直す方法もあります。
専門家に任せれば、本格的な技術を用いて、きれいに修復してくれるため末永く愛用したい方におすすめです。
ダウンジャケットの補修をプロに任せたときの費用の目安
ダウンジャケットの補修をプロに任せたとき、かかる費用の目安をご紹介します。
補修方法や破損具合によって、費用が異なるため参考にしてみましょう。
目立たない部分の生地を使う場合
・10,000円前後
・最も対応される修復方法
・ダウンジャケットの見た目を崩さず修理できるためおすすめ
・光沢のある生地は若干目立つ可能性がある
ダウンジャケットの目立たない部分の生地を使用し、修復する場合は、10,000円前後かかります。
一般的な修復方法は、脇ポケットの袋布や、フードの内布といったダウンジャケットでも目立たない部分の生地を切り抜き、穴や破れを塞ぐ方法です。
目立たない部分の生地を使う修復方法は、最も使われる方法で、ダウンジャケットの見た目を崩さずに修理できるためおすすめします。
ただし、光沢のある生地の場合は、この方法を使って修理しても若干目立ってしまうためスタッフと良く相談しましょう。
補修シートを製作する場合
・5,000円前後
・穴や破れが複数の色に跨っている場合に適用
・条件によっては費用に変化がある
補修シートを製作する場合は、5,000円前後かかります。
修理に出されたダウンジャケットと限りなく近い色の補修シート、もしくは近い色味の生地を専門業者から調達して補修シートを制作しての修理となります。
特に、複数の色に跨がって空けてしまった穴や破れは、補修シートの製作をすすめられます。
補修シートの製作をする場合は、条件によって費用に幅があるため、スタッフと良く相談しましょう。
市販の補修シートで対応できるときは、持ち込みができるかも相談すると良いです。
ミシン縫いをする場合
・5,000円前後
・内袋まで穴が空いていない場合、表面をミシン縫いする
・内袋まで穴が達している場合、羽毛が出てこないようにミシン縫いする
・基本的には目立ちにくい補修方法
・生地の性質によっては補修箇所が目立つ場合もある
ミシン縫いをする場合は、5,000円前後が目安です。
ダウンジャケットの内袋まで穴が空いていない場合は、表面をミシン縫いで修理します。
内袋まで穴が達しているときは、羽毛が出てこないようにミシン縫いを施します。
ミシン縫いをすると、遠目からは目立ちにくく、自然な仕上がりになると人気です。
ただし、生地の性質によっては目立ってしまうため、ダウンジャケットの種類に合わせて最適な方法をスタッフと相談しましょう。
複数の焼け穴がある場合
・30,000円前後
・裏地を使って直せる場合は費用が高くならないケースも多い
・同様の生地を調達する場合は費用が高くなる可能性が高い
複数の焼け穴がある場合にかかる費用の目安は、30,000万円前後です。
キルティングパーツが複数個所溶けてしまっていると、裏地を使って直せるかや、同様の生地を調達しなければいけないかで値段も仕上がりも変わってきます。
ダウンジャケットの裏地から調達できれば、ほぼ元通りの外見に修理ができ、値段も高くならないケースが多いです。
単一の大きな焼け穴がある場合
・10,000円前後
・焼け穴の大きさによっては金額が高くなる可能性が高い
・買い替えも考えた方が良い
単一の大きな焼け穴がある場合は、10,000円前後の費用がかかります。
特に、ワンパーツを丸ごと変えて元通りの見た目にする場合は、金額が高くなるため、スタッフとよく相談しましょう。
大きな焼け穴があるときは、買い替えをおすすめします。
ダウンジャケットは簡単に補修できても作業は慎重に
ダウンジャケットに空いてしまった穴や破れは、自分で手軽に修理できます。
修理専門店に依頼するよりも、格段に費用を安く抑えられるためおすすめです。
しかし、修理の手順や、補修テープの色合いを間違えると失敗してしまうケースもあります。
自分でダウンジャケットの修理をするときは、準備物をしっかりと用意したり、修理の手順をよく理解したりして慎重に作業しましょう。
2024年1月20日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
Rich-Watch編集部では、男性向けアイテムを中心にアイテム・ファッション情報を発信しております。 「Rich-Watchを読んだおかげで、自分の求めた情報に出会えた」という方を1人でも多く増やすことをミッションとして活動しています。
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