ウォッチワインダーは買わない方が良い?逆に時計の寿命が縮む?調査してみた!
ムーブメントを長時間動かさないと機構が劣化することから、時計を身につけていない時にモーターを動かしてくれるウォッチワインダーというものが販売されています。この記事では、ウォッチワインダーのメリットやデメリットを紹介します。
ウォッチワインダーはデメリットが大きい?種類や機能を紹介
ムーブメントを長期間動かさないと機構が劣化してしまうので自動巻き腕時計のムーブメントを定期的に動かすウォッチワインダーという仕組みが考案されました。
しかし、ウォッチワインダーはデメリットが多いのではないかと評判も出ています。
これから、ウォッチワインダーは本当にデメリットが多いのか、ウォッチワインダーの種類や機能を紹介します。
ウォッチワインダーのデメリットとメリット
メリット | デメリット |
---|---|
・複数の機械式時計を持っていても安心 ・カレンダー機能の付いた時計でもOK ・永久カレンダー機能がついていてもOK ・動いている様子は時計好きにはたまらない | ・帯磁する可能性あり ・オーバーホールまでの時間が短くなる ・ウォッチワインンダーの購入資金がかかる ・ウォッチワインダー自体の故障 |
ウォッチワインダーを使用すると得られるメリットや、デメリットなどを簡単にまとめてみました。
ウォッチワインダーのデメリット
ムーブメントの劣化を防ぐために考案されたウォッチワインダーですが、メリットだけでなくデメリットも多々あります。
これからウォッチワインダーのデメリットをいくつか紹介します。
帯磁する可能性がある
ウォッチワインダーはモーターに磁石が搭載されているため帯磁するリスクがあるのがデメリットの一つです。
磁気を帯びると精度が低下するので、その度に時計修理店などに持って行って修理してもらう必要があります。
オーバーホールまでの時間が短くなる
ウォッチワインダーは動かしている時間が長いので各パーツを円滑に動かしているオイルが切れるペースが早く、オーバーホールの周期が短くなるというデメリットもあります。
他にもウォッチワインダーはモーターに磁石が搭載されているため帯磁するリスクなどもあるので、オーバーホールをする際はウォッチワインダーをどれだけ使用しているか、磁気抜きをして欲しいなどといった旨を話しておくと良いでしょう。
ウォッチワインンダーの購入資金がかかる
ウォッチワインダーが故障した場合、修理するか買い直すかの2通りの方法があります。
ウォッチワインダーは壊れやすいことが多く、もし修理するとしたらウォッチワインダー自体のお金と修理代がかかるので結果的に高くつくのもデメリットです。
ウォッチワインダー自体の故障
ウォッチワインダーは長時間モーターを稼働させているため故障率が非常に高いのもデメリットの一つです。
場合によっては保証期間後に直ぐに切れるというケースもありますので、メーカーが発表している耐久性や口コミ、レビューなどを確認しておくと良いでしょう。
ウォッチワインダーのメリット
デメリットもあるウォッチワインダーですが、得られるメリットも多くありますのでこれから説明していきます。
複数の機械式時計を持っていても安心
ウォッチワインダーは機構が劣化しないために長時間モーターを動かしているので、わざわざ自分で動かす必要がないのがメリットの一つです。
複数の機械式時計を持っているとどうしても着用する事ができず、止まったままになってしまう事を避ける事ができます。
カレンダー機能の付いた時計でもOK
機械式の腕時計にはカレンダー機能がついているものが多いですが、ウォッチワインダーはカレンダー機能が搭載されている腕時計にも対応しています。
永久カレンダー機能がついていてもOK
ウォッチワインダーは、永久カレンダー機能がついている機械式腕時計でも対応しています。
動いている様子は時計好きにはたまらない
ウォッチワインダーから動いている機械式腕時計を見ることができるので、時計好きの方には嬉しい商品です。
また、ウォッチワインダーのケースに時計が入っている時の高級感などを楽しめるので、いつも着けている腕時計の違った面を見られるでしょう。
ウォッチワインダーの種類と機能性を解説
これからウォッチワインダーの種類と機能性を解説していきます。
ケースの種類
ウォッチワインダーの素材には、高級感たっぷりなウッドケースやリーズナブルで中身が見やすいプラスチック製のものなどがあります。
機械式時計を収納できるだけでなく、部屋のオシャレなインテリアとしても活用する事ができます。
1本収納ウォッチワインダー
1本収納のウォッチワインダーは1本しかセットできないのですが、スペースを取らないのがメリットです。
さらに、1万円以下で購入できるのでウォッチワインダー初心者におすすめです。
複数収納ウォッチワインダー
複数収納できるウォッチワインダーは、2本以上の時計を同時にセットできるタイプで、中には2~8本を同時に巻き上げることができるものも発売されています。
収納スペース付きウォッチワインダー
収納スペース付きウォッチワインダーは巻き上げスペースだけでなく、いくつか時計を収納できる事もできます。
他のものに比べると値段は高くなりますが高級感があるので家のインテリアにもなります。
ウォッチワインダーの素材
ウォッチワインダーの素材は、高級素材のウッドケースと比較的リーズナブルなプラスチック製のものがあります。
また樹脂などの素材が使用される場合もあります。
動作プログラム
ウォッチワインダーは、基本的に「時計回り」か「反時計回り」どちらか一方にのみ動くタイプのものですが、中には両方向に回転するタイプもあります。
モーター音
ウォッチワインダーは、モーターが長時間稼働さるので動作音への影響も大きくなります。
動作音が静かと定評があるのはマブチモーター社製のウォッチワインダーですが、他にはインテリアとして様になるデザインなどもあります。
好みのウォッチワインダーを見つけることも可能ですが、多機能になればなるほど価格も上がっていきます。
ウォッチワインダーは機械式時計好きならほしいアイテム
ウォッチワインダーは、1本収納タイプやや複数本収納できるタイプなど様々な製品が発売されています。
ウォッチワインダーの素材も高級感たっぷりなウッドケースや、比較的リーズナブルなプラスチック製など様々なので好みのものを見つけることができるでしょう。
ウォッチワインダー初心者は、比較的価格が低い1本収納タイプを購入して試しに使用してみることをおすすめします。
2020/01/03調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
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