AppleWatchにPASMOは定期登録できる?最新情報を調査してみた!【2024年最新】
交通系電子マネーのの中でも有名なPASMO(パスモ)は、Apple Watchで使用できるのでしょうか。今回はApple WatchにPasmoやPASMOの定期を登録できるのか、その方法やICカードの残高確認の方法などをまとめました。
目次
AppleWatchにPASMOは定期登録できる?最新情報を紹介
Apple Watchでは、Apple Payというシステムを利用してクレジットカードや電子マネーの決済が行えるようになっています。
Apple Watchを決済端末に触れさせるだけで支払いができるとても便利な機能ですが、使用できる電子マネーの種類はまだ限られています。
電子マネーの中でも特に有名なのは交通系電子マネーと呼ばれるタイプ。
中でも、Suica(スイカ)とPASMO(パスモ)は使っていなくても聞いたことはある人が多いでしょう。
今回は、そんな交通系電子マネーのうち、PASMO(パスモ)とApple Watchの関係についてスポットを当ててみました。
Apple WatchでPASMO(パスモ)の定期が登録できるのか、Apple WatchでPASMO(パスモ)を使う方法はあるのかなどをまとめました。
Apple Watch&PASMOユーザーの方は必見です。
AppleWatchとPASMOは2020年中に提携開始!
PASMO(パスモ)は関東エリアを中心に使用されている交通系電子マネーです。
Suicaと並んで知名度が高く「電車もバスもパスモ」というキャッチフレーズを耳にしたことがある人も多いでしょう。
そんなPASMO(パスモ)を使っている人の中には、Apple Watchの「Apple Pay」を利用しているユーザーも多いでしょう。
そこで気になるのは「Apple WatchでPASMO(パスモ)の定期登録ができるのか」という点です。
Apple WatchにPASMO(パスモ)の定期が登録できれば通勤通学がぐっと楽になりますよね。
では、PASMO(パスモ)の定期登録事情はどうなっているのでしょうか。
2020年8月6日にPASMO協議会が発表
結論からいうと、2020年1月現在Apple WatchにPASMO(パスモ)の定期登録はできません。
というのも、そもそもPASMO(パスモ)自体がApple Watchで電子マネーを使用するための「Apple Pay」に対応していないからです。
Apple Payはクレジットカードやデビットカードを登録してiPhoneやApple Watchで支払いができるサービスです。
Apple Payを介して使える電子マネーは年々増えていますが、PASMO(パスモ)はまだ対応できていないというのが現状です。
現在、ApplePayで使える電子マネー一覧
- iD
- QUICPay
- Suica
2020年現在、ApplePayで利用できる電子マネーは上記3種類となります。
PASMO(パスモ)が対応していない一方で同じ交通系電子マネーであるSuica(スイカ)はすでにApple Payで利用できるようになっています。
AppleWatchでPASMOを使う方法
PASMO(パスモ)はApple Payに対応していないため、iPhoneやApple Watchで利用することはできません。
しかし、物理的な方法を使えばiPhoneにPASMO(パスモ)を搭載したように電子マネーを使用できます。
その方法は「iSPACE」というICカードが入るiPhoneケースを使用する方法です。
この方法なら、iPhoneだけで改札を通過することができるでしょう。
注意点として、iPhoneの磁気がPASMO(パスモ)に干渉する恐れがあるため磁気干渉防止シートを一緒に入れておきましょう。
また、ケースにPASMO(パスモ)、Apple PayにSuica(スイカ)が入っている場合、改札でエラーが起こるためiPhoneに搭載するのはどちらか片方にしてください。
AndroidはモバイルPASMO対応へ
Android端末では、2020年春ごろからアプリケーションをダウンロードして使用する「モバイルPASMO」をスタートすると発表がありました。
「モバイルPASMO」ではスマホを使って定期購入などもできるため、スマホに定期を登録するという使い方もできるようになるでしょう。
2017年に商標出願済み
ちなみに「モバイルPASMO」は2017年ごろに商標登録の出願が行われました。
そのころから準備を始めていたのだとしたら、電子マネーのモバイル化には数年の準備期間が必要ということになりますね。
Apple PayにPASMO(パスモ)が対応する日は来るのか、次の項目でその内情を詳しく見ていきましょう。
AppleWatchのPASMO対応が遅れた理由は?内情を調査
Suicaの対応、Androidでの「モバイルPASMO」のスタートなど、交通系電子マネーのモバイル対応は年々進んでいます。
今後、Apple PayにPASMO(パスモ)が対応する可能性は高いと考えられますが、一体いつごろから対応されるのでしょうか。
PASMO(パスモ)のApple Watch対応が他よりも遅れている理由を独自の調査で予想し、分かりやすく解説します。
技術的なハードル
PASMO(パスモ)のApple Pay対応が遅れている1つめの理由は「技術的なハードル」であると思われます。
今国内で使われている交通系ICカードは名前や種類が違っても基本的には同じ仕様のシステムが使われています。
すでにApple PayにSuica(スイカ)が存在するため、今現在の技術ではPASMO(パスモ)を共存させることができない状態であると予想されます。
予算的なハードル
PASMO(パスモ)のApple Pay対応が遅れている2つ目の理由はおそらく「予算面でのハードルの高さ」が挙げられます。
PASMOをApple Payに対応させるにはそれ専用のシステムを導入しなければなりません。
新しいシステムを開発・導入するには莫大な予算が必要です。
現在のPASMOの普及率を考えるとモバイル化に予算を充てるのはやや難しいといえるでしょう。
PASMO協議会の意見がまとまらなかった
PASMO(パスモ)のApple Pay対応が遅れている3つ目の理由には、「PASMO協議会の意見がまとまらない」という点も有力です。
PASMO(パスモ)は加盟各社が意見を出し合って運営を決める合議制を取り入れているため、Apple Pay対応に積極的な団体、消極的な団体それぞれの意見を考慮しなければなりません。
加盟各社の足並みをそろえる時間がかかっていると考えれば、対応が遅れてしまうのも納得ですよね。
PASMO対応についてのネット上の口コミ
バス通勤なのでPASMOが使いたい!
評価:手ぶらで出勤できる環境な上にバス通勤です。
PASMOがApplePayに対応すればApple Watchだけで会社に行けるので、早く対応してほしい!
その時はPASMOのポイントはどうなるのかな?
口コミを調査すると、多くのPASMOユーザーが「Apple Pay」や「モバイル化」を望んでいました。
Apple Payへのパスモ(パスモ)導入が実現すれば「使いやすい」と喜ぶ人はたくさんいるでしょう。
今後の展開に期待が寄せられますね。
AppleWatchでPASMOの残高は確認できない!iPhoneでやってみよう
今の所、Apple WatchではPASMO(パスモ)を始めとしたICカードの残高確認はできません。
そこで、今回はiPhoneのアプリを使った残高確認方法を紹介します。
わざわざ自動販売機や券売機に行ってチェックしなくても簡単に調べられるので、ぜひ試してみてください。
残高を確認できるICカード一覧
- Suica(スイカ)
- PASMO(パスモ)
- Kitaca(キタカ)
- manaca(マナカ)
- TOICA(トイカ)
- PiTaPa(ピタパ)
- ICOCA(イコカ)
- はやかけん
- nimoca(ニモカ)
- SUGOCA(スゴカ)
- IruCa(イルカ)
- PASPY(パスピー)
- SUPICA(スピカ)
- OKICA(オキカ)
- 楽天EDY(エディ)
- nanaco(ナナコ)
- WAON(ワオン)
- 大学生協ICプリペイド
- 八達通※香港のICカード
今回紹介するアプリを使った残高確認の方法では、上記20種類のICカードの残高確認ができます。
アプリがバージョンアップすればさらに多くのカードを読み込んで残高をチェックできるようになるでしょう。
iPhone iOS13以降に対応
iPhoneでICカードの残高を調べるには、iPhone7以降のiPhoneが必要です。
iPhone7以降に搭載されているNFC/FeliCa機能を使用するからです。
また、機能を標準アプリ以外で使用するにはiOSが13以降である必要があります。
事前にアップデートを済ませておきましょう。
残高を確認する手順
では早速、iPhoneを使ったICカードの残高確認方法について解説していきます。
まずは手元にiPhone本体と調べたいICカードを用意してくださいね。
必要なアプリ
今回は「Japan NFC reader」というiPhoneアプリを使用します。
ICカードリーダーアプリは他にもいくつか公開されていて、中には家計簿アプリと連動しているものもあるんですよ。
使い方に慣れたら自分が使いやすいものを探してみましょう。
実際の確認手順
「Japan NFC reader」の使い方は以下の通りです。
- アプリを起動して「スキャン」をタップする
- 背面カメラ付近にカードを当てる
- 表示された残高や利用履歴を確認する
アプリで複数のICカードをスキャンする際には、スキャン後の画面で「カード情報の編集」を選びデータの名前を分かりやすいものに変えましょう。
次に見た時、どのデータがどのカードのものなのかすぐにわかって便利ですよ。
AppleWatchでPASMOはまだ使えない!でもSuicaが使える!
今の段階ではPASMO(パスモ)をApple Watchで使用することはできません。
しかし、同じ交通系電子マネーであるSuica(スイカ)はiPhoneからでもApple Watchからでも使用できます。
PASMO(パスモ)がApple Payに対応するまではSuica(スイカ)を使ってApple Watchでの決済を利用しましょう。
AppleWatchをかざすだけでOK
Suica(スイカ)は一度Apple Watchに登録しておけば後は決済機器や改札にかざすだけで簡単に利用できます。
ただし、あらかじめiPhone側の「Apple Watchアプリ」から、交通系ICカードの項目にSuica(スイカ)を設定しておく必要があります。
「Apple Watchアプリ」→「WalletとApple Pay」→「交通系ICカード」→「エクスプレスカード」と進み「My Suica」にチェックを入れれば完了です!
コンビニでも使えて便利
Apple WatchにSuica(スイカ)を入れておけば、駅の改札だけではなくコンビニの買い物でも簡単に決済が行えます。
やり方は簡単で、Apple Watchを決済機器にタッチするだけ!
Apple WatchにSuica(スイカ)を入れておけばお財布を忘れた!なんてことも無くなって便利ですね。
アップデート中は使用できないため注意
Walletアプリに「カードのアップデート中」と表示されている間はSuica(スイカ)の利用ができません。
数分経つと解消される場合があるので、少し様子を見ましょう。
また、Apple Watchの充電が切れてしまっているときもSuica(スイカ)の利用ができなくなります。
Apple WatchでSuica(スイカ)を使う時にはバッテリー残量に気を付けましょう。
AppleWatchでPASMOが使える日はもうすぐ!
2020年1月現在、PASMO(パスモ)はApple Payでは使えず、Apple WatchにPASMOの定期を登録することはできません。
しかし、2020年春にはAndroid端末での「モバイルPASMO」がスタートします。
着々とモバイル化が進んでいる状況を加味すれば、Apple Payへの対応も期待できるのではないでしょうか。
今後は今まで以上にApple Watchを活用して生活の一部にしながら、Apple WatchでPASMO(パスモ)が使えるようになる日を楽しみに待っていましょう!
この記事のライター
Rich-Watch編集部
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