SBBN013(セイコーダイバーズウォッチ)をレビュー！SBBN025との違いも解説！

1968年にプロダイバーからセイコーに届いた一通の手紙から始まるダイバーズウォッチの躍進は留まる事を知らず、連綿と受け継がれてきた技術と信頼は地球上のあらゆる場所で時刻を刻んでいます。

機能を追求した結果生まれた美しさを持つ腕時計、今回この記事ではセイコーのダイバーズウォッチの中からSBBN013の魅力やレビュー、性能を紹介しています。 

1965年に発表されたセイコーのダイバーズウォッチは当時、国産初となる150ｍ防水機能付きの物でした。

堅牢な造りから来る信頼性の高さで様々な探検家に愛され、セイコーのダイバーズウォッチは地球上のあらゆる過酷な環境でも活躍をしていきます。

今回は時代毎に腕時計技術の革新を続けてきたセイコーのダイバーズウォッチの一つ、SBBN013の特徴について紹介します。 

ダイバーズウォッチといってもその魅力や特徴は様々です。

高い防水性や耐磁性に惹かれる人もいれば、あらゆる衝撃に耐えてくれそうなその外観に見惚れてしまう人もいます。

ここからはSBBN013の大きな特徴をいくつか紹介します。

世に出回っている多くのダイバーズウォッチは200ｍ防水と高い防水性を有していますが、このSBBN013の防水性能はそれらのダイバーズウォッチと比較になりません。

1,000ｍ防水という、桁外れに高い気密性、水密性は腕時計の天敵である水の侵入を防いでくれる安心の性能です。

1,000ｍ防水を可能としている堅牢、重厚な造りの「S」の文字が入ったねじ込み式リューズは存在感があります。

ですがSBBN013の高い防水性を保つ為に硬く、強く造られているリューズは時刻を合わせようと思った時に苦労をするかもしれません。

しかし、SBBN013に搭載している実績のあるムーブメントならばそれほど時刻にズレが生じる事もありませんので、SBBN013の高い防水性は損なわれる事もなく、安心する事ができます。

SBBN013の黒を基調とした盤面には、機能性を追求するようなデザインがされているのも特徴です。

ドット、バー、逆三角形を織り交ぜた極めてシンプルなインデックスにより高い視認性を確保し、更に水中や暗い中といった状況の中でも時刻を確認しやすいよう夜光仕様にされています。

ここまで紹介したSBBN013は既に市場からは姿を消し、現行モデルとしてSBBN025として生まれ変わりました。

性能も見た目も似ている二つの腕時計の違い、SBBN013からの変更点はまずダイアルのインデックス、針のデザインが変更されてSBBN025は全体的にシャープな印象に。

ダイアルのルミブライト仕様はSBBN013よりも蓄光性能が強く、「S」が刻まれていたリューズにはプロスペックスのロゴマークが採用されています。

人によって大きく感じてしまう変更点が多々ありますが、それ以外にも採用されているベルトの材質がポリウレタンからシリコンバンドへと変更されました。

シリコンになった事で肌触りの良さが増し、バンドが形状的に細くなった事でフィットする感覚も強くなっています。

二つの腕時計はどちらも「HE-GAS DIVER’S1000ｍ」と刻印がされており、1000ｍの飽和潜水（ヘリウムガスを使用する潜水方式）に対応している気密性、水密性に優れたモデルです。

AmazonではSBBN025に「*20BAR」の表記がされていましたが、セイコーの公式サイトには明記されていませんので注意が必要です。

二つの腕時計は見た目も似ているワンピース構造とねじ込み式リューズ、そして7C46というムーブメントを搭載しています。

正統後継機にふさわしいSBBN025と、前モデルであるSBBN013。

この二つの腕時計の評価など気になるところも調査をしてきましたので、購入を検討している人の参考になれば幸いです。

まずはSBBN013のレビューや口コミを紹介します。

やはりその屈強な見た目と性能に惹かれ購入する人が多かったようです。

セイコーの技術の粋が集められているこの腕時計は、本物志向の人などには堪らない魅力を感じさせてくれる満足度の高い一品です。

セイコーというブランドらしい技術と洗練されたデザインを持ったSBBN013は少々大きく男性向けではありますが、この腕時計は女性ダイバーにも支持されているようです。

ダイビング用に購入をしたという人がやはり多く、デジタル画面ではなくアナログの物でなおかつ高機能廉価な腕時計が欲しいと探している内に、SBBN013を見つけたという声が中心でした。

セイコーは過去の人気モデルなどをプロスペックスシリーズに統合をし、現行モデルとして発売をしています。

その際、デザインなども過去のモデルに手を加えられていたりしますが、ここで意見が分かれる要因があります。

セイコーユーザーの一部からは「デザインに手を加えて欲しくない」「プロスペックスのロゴマークがいらない」などの声もあり、SBBN025の評価を下げていた点がありました。 

ですがしっかりとした機能面など、腕時計自体の実力でそういった評価を覆している点もありますので、一度実物を手に取ってみると印象が変わると思います。

セイコーという国産ブランドはそれだけで一定の品質を保証してくれるような物です。

更に、何か不具合が起きた際もすぐに対応できるのは国産の強みとも言えます。

この価格帯でありながら素晴らしい性能を持った腕時計としてSBBN025は高い評価を受けています。

機械式には機械式の良さが、クォーツにはクォーツの魅力があります。

「強い腕時計」を求めるのなら、SBBN025はまさに強さを体現した腕時計でしょう。

在庫状況で言えばヤフオクが一番数が多く、値段も幅広くという感じでした。

記載している価格や在庫状況は記事作成時の時の物で、他にも商品レビューなどで「傷無し」「新品同様」と言っている物もありましたが、購入される際は自己責任でお願いします。

ここまで紹介したSBBN013、そして現行モデルのSBBN025はプロのダイバーに向け機能を追求したからこそ生まれた、機能性とデザイン性を併せ持った腕時計です。

妥協のない研究の中で生まれた機能美を持つSBBN013を手に入れる機会があれば、一度購入を検討してみてはいかがでしょうか。

2020年11月12日調査