EONEはどんな時計？評価や特徴、販売している店舗や電池交換まで徹底解説！

「EONE」の読み方はイーワンで、針のない時計です。

針がない代わりに、磁石の力で動くボールが2つ時計の中にあります。

EONEにはどのような機能があり、なぜ作られたのかなどを解説します。

EONEは触ることで時間を知覚することができる時計です。

つまり時間を知るために文字盤を見る必要がないので、暗い中でも時刻確認ができるという便利な機能を持つ時計です。

EONEは本来視覚障がい者のために作られた腕時計です。

そのため目が見えなくても、手で触れることで正確な時刻が分かるように工夫された機能を備えています。

EONEは視覚障がい者が使うことを想定してデザインされた時計です。

視覚障がい者のための時計は以前からありましたが、それは時計の針を直接指で触る方法がとられていました。

しかし直接触ることが原因で針は壊れやすくなり、時間を知るどころか時計が示す時刻が狂ってしまうというデメリットがありました。

時計が正確な時刻を伝えられなければ本来の目的を果たすことができず、ただ腕に飾っているだけのアクセサリーでしかありません。

デメリット解消のためにまず行われたことは、時計から針を無くすという試みでした。

EONEは針の代用品として2つのボールが使われています。

この2つのボールはEONE本体に内蔵された磁石の力によって動く仕掛けとなっていて、時計の針の代わりをしています。

しかし時刻確認が指で行われた場合、当然ボールは動いてしまい正確な位置からずれてしまうことがあります。

けれども心配はありません。

EONE本体を軽く振ることによって、位置がずれたボールは元の場所へと戻ることができます。

つまり時刻の狂いは起きないのです。

EONEは触って時間を知るための時計なので、視認の必要がありません。

暗い場所や時計が見づらい場所にいたとしても、楽に時間を知ることができます。

暗い映画館では時計の確認ができません。

蛍光塗料が塗られた時計であれば可能ですが、そこで時計から浮かぶ光が他の鑑賞者の邪魔となる可能性があります。

またミーティング時も時計の確認はしづらいものです。

時計を見る行為を繰り返していると、終了を求めているようで失礼です。

しかし触って時刻確認ができるEONEであれば、映画館で他の鑑賞者に迷惑をかけずに確認できます。

またミーティング中であっても、誰にも知られずに確認ができるので相手への礼儀を欠く心配がありません。

EONEは、「時計は針を使って時刻を読んで知るもの」という従来の概念を突き崩したアナログ時計と言えます。

今までは見られなかった斬新なアイデアによって特定の人に対してだけでなく、さまざまな人や場面で役に立つ時計となりました。

EONEの商品名は「BRADLEY」で、クラウドファンディングサービスの「Kickstarter」が開発したブランドです。

「BRADLEY」の名は、2012年開催のロンドンパラリンピックで金メダルを獲得した盲目の水泳選手ブラッドリー・スナイダーさんにちなんでいます。

なお「EONE」は皆を意味するEveryoneという英単語を略したものです。

元は視覚障がい者の助けとなるためにデザインされた時計でしたが、視覚障がい者のみでなく全ての人の役に立つためにという願いがこめられています。

その願い通り、EONEはさまざまな人や場面で役立つ時計となっています。

EONEは視覚障がいがあるなしに関わらず、誰の役にも立つ腕時計がうたい文句です。

実際にEONEを購入した人の感想はどのようなものなのか、以下に口コミを紹介しますので購入時の参考にしてみてください。

便利な時計は特別な時の贈り物にできます。

またデザインが良ければおしゃれなアクセサリーとして身につけることができるので、一石二鳥です。

デザインが良ければ、最初は買うつもりがなくても最終的な購入へと繋がることが多いです。

また便利さもあるので、機能性の面でも購入者を満足させます。

変わったデザインの時計やその時計にまつわる知識は、つい人に話したくなります。

話題作りにも役立つ時計であると言えます。

EONEを実際に購入する場合は日本にある正規店の他、公式サイト内やら楽天などのネットショップの利用で入手できます。

日本でEONEを購入する場合、全国的各地で正規店が展開されていますので、最寄りのお店を見つけやすいという特徴があります。

近くにお店がない場合は、ネットショップを利用して便利に購入できます。

楽天では国内正規品の販売が多く、常時3～5カラーが売られています。

価格の範囲はおよそ40,000円前後なので、手頃な価格での購入が可能です。

色違いを買ってペアウォッチにすることもできます。

EONEは電池で動いているので、寿命が来れば交換が必要です。

電池交換の方法や時期については以下に記載します。

EONEの電池には、スイスメーカーの「Renata社」が開発した371ボタン電池が使われています。

電池は楽天でも売られているので、自分で交換可能です。

ただセルフ交換は何らかのトラブルが起きる可能性が考えられるので、最寄りの時計修理店に交換依頼することをおすすめします。

EONEに使われている電池は、2年ほどが可能使用期間となっています。

交換した日付をメモして、交換日の目安をつけておきましょう。

なおEONE購入時に初めから電池が内臓されていることがほとんどですが、その場合は電池の寿命が近くなっている可能性があるので注意してください。

EONEはカラーが豊富にそろえられているので、自分好みのカラーを選んで購入できます。

自身の日頃のファッションや持ち歩くアイテムのデザインを考えながら、どのカラーが良いか考えてみましょう。

色違いを購入して気分によって変えても楽しいでしょう。

「EONE Bradley Timepiece」の腕時計はモデルによってケース材質や重さが変わります。

シルバーカラーはチタン素材のEONE腕時計で、型番はBR-C-MESHです。

比較的年齢が上のメンズに対して、最適なカラーデザインと言えます。

ブラックカラーはチタン素材のEONEの腕時計で、型番はEONE-BR-BLKです。

年齢を問わないカラーのうえに、最もファッションを選ばないカラーでもあります。

アイリスカラーのEONEの腕時計で、型番はBR-COM-IRIS2です。

上品な色合いが特徴的で、自身の印象をアップさせたい場合に役立つカラーとも言えます。

メンズ用として紹介していますが、レディースウォッチとしても違和感のない便利なカラーです。

ゴールドカラーが華やかなステンレススチール素材のEONEで、型番はEONE-BR-GLDです。

華やかな色合いですが、少々ファッションを選ぶカラー展開とも言えます。

普段の服装や小物を考えながら、購入を検討する必要があるでしょう。

ローズゴールドカラーが可愛らしいステンレススチール素材のEONEで、型番はEONE-BR-RO-GLDです。

可愛らしい色合いながら、色味は落ち着いているので白や黒のシックなファッションに似合うカラーと言えるでしょう。

鞄につけてアクセサリーとしてもおしゃれです。

高級クォーツウォッチは電池交換だけでなく、定期的な修理やオーバーホールなどのメンテナンスが必要です。

電池交換だけでなく防水・電子回路の検査や研磨などを割引価格で提供する店も多く、大事な時計が見違えるほど美しく生まれ変わります。

そこで今回はRichWatch編集部がおすすめする、腕時計の電池交換店をランキング形式で3選ご紹介します。

それぞれの店舗の特徴や評判、交換の料金をチェックして納得のいくメンテナンス業者を選びましょう。

腕時計の電池交換のおすすめ店を比較表にしてまとめました。

なお、お店によって料金やメニュー内容が異なるため、腕時計の状態に合わせてチョイスするのがポイントです。

千年堂は累計45,000件以上の実績を持つ、宅配に特化した修理専門店です。

買取を一切行わない修理一筋の千年堂は、時計メーカー出身の時計技師や1級時計技師などのベテランだけがメンテナンス・電池交換を担当します。

千年堂は電池交換のみの依頼は受け付けていないため、オーバーホールと一緒に依頼するのがおすすめです。

クォーツ時計を長く使うには5～6年おきのオーバーホールが必要なため、一緒に電池交換をしておくと計画的なメンテナンスができます。

さらに千年堂のオーバーホールは、メーカーより2万円以上安い上に無料クリーニングサービスを提供中です。

見た目、使い心地ともに新品同様に仕上げてくれます。

定期的なメンテナンスが必要な高級クォーツ時計は、維持費の安さが重要です。

正規店より2万円以上安く済んだ、無料でクリーニングしてくれたなど、価格・サービス面での評価が目立ちました。

千年堂は郵送受付のみのお店です。

店舗運営にかかるコストをカットしているため、低価格で高品質なオーバーホールや電池交換を実現しています。

公式サイトの専用フォームから無料宅配キットを申し込むと、梱包用時計ケース・エアーキャップ・梱包材一式が自宅に送られてきます。

追加料金なしの安心見積もりが魅力のリぺスタは、ロレックス・オメガなど外国産だけでなくセイコー・シチズンなどの国産ブランドが得意なお店です。

豊富な修理経験を誇るリぺスタは、ホームページに掲載のないブランドや他店で断られたメーカーの見積もりにも対応しています。

腕の良い職人が手掛けるオーバーホール&電池交換なら、思い出の古い腕時計が新品同様に蘇ります。

リぺスタでは見積もり時に内部をくまなく調査し、湿気や回路の不良を丁寧に見極めてくれます。

クォーツ時計は電池交換だけを行っても、時間が遅れるなどの不具合が現れやすいため、数年に一度の定期的なオーバーホールが必要になります。

国産ブランドやカルティエなどのクォーツモデルは、オーバーホールと電池交換で2万円台からと良心的な価格が魅力です。

リぺスタは50万円を超えるような、高級クォーツモデルの修理例が豊富です。

国家資格である1級時計修理技能資格をもつ職人が多数在籍し、各職人が得意なブランドやメーカーの修理を担当します。

リぺスタの得意分野に特化した分業体制は、顧客満足度の高さにつながっています。

修理・電池交換の見積もり依頼は、リぺスタ公式サイトからスマホだけで完結します。

申し込みフォームは非常にわかりやすく、スマホ操作が苦手な方でもスムーズにできるでしょう。

もう動かないとあきらめているクォーツウォッチをお持ちなら、一度リぺスタで無料見積もりを依頼してはいかがでしょうか？

外国ブランド修理のプロフェッショナルのシエンは、最短で3週間という業界屈指のスピーディーな納期が特徴のお店です。

”新品仕上げ”に自信があるシエンは修理とは別の職人がポリッシュを担当、別料金ながら電池交換と一緒に依頼する方が多いです。

気になる修理体制は元ロレックスの技術者や有名メーカー出身者など、腕時計に精通した職人が揃っています。

海外ブランドの電池交換を数多く手掛けるシエンでは、オーバーホールと電池交換のセットが一番人気です。

シャネルやカルティエなどの人気ブランドに代表される、舶来クォーツの修理に定評があります。

見積もり時に腕時計の状態をきちんと説明してくれるため、納得して電池交換を依頼できます。

シエンの得意ブランドはどちらかというと舶来ブランドです。

修理を手掛けるメーカーの幅を広げずに、海外製のブランドなど普遍的な価値をもつ腕時計に特化することで、より高い精度での修理・電池交換を目指しています。

サイトの使いやすさにこだわるシエンでは、修理依頼時の手順を写真付きで解説しています。

宅配修理が初めての方にもわかりやすいと評判です。

大切な腕時計を腕の良い職人に頼みたい、レベルの高い新品仕上げを依頼したい方は、ぜひシエンの無料見積もりを利用してみましょう。

EONEはアナログ時計から針を無くすという斬新な発想から生み出された、近未来的とも言える腕時計です。

元は視覚障がい者のための腕時計でしたが、そのデザインは時計の文字盤が見られない場所で活躍してくれます。

所持していると便利なEONEの購入を検討してみてはいかがでしょうか？

2021年1月6日調査