116660(ロレックス ディープシー)のマイナーチェンジ3選と126660との違いを紹介!
ロレックスディープシーの116660はマイナーチェンジが行われており、より良い時計に仕上がっています。具体的に126660とどこが変わったのでしょうか。今回は116660の変わった点やマイナーチェンジ後の口コミ評価、買取相場などを順番に紹介していきます。
目次
116660(ロレックス ディープシー)のマイナーチェンジを徹底解説
ロレックスディープシー116660はロングセラーモデルの腕時計ですが、その長い歴史の中でマイナーチェンジが何回か行われています。
しかしディープシーのマイナーチェンジは予告なく変更されていることから、言われないと気づかないような変更点もいくつかあります。
中にはマイナーチェンジ前の方が好みだったという事もあるので、購入する方は事前にどの点が変わったのか把握しておきましょう。
今回は116660のどの点がマイナーチェンジされているのか順番に紹介していきます。
116660(ロレックス ディープシー)のマイナーチェンジ3選
116660はブラックダイヤルとDブルーダイヤルと2種類の文字盤カラーが発売しています。
マイナーチェンジ前はバックルの金具部分が梨地仕上げになっています。
また、ベルト部分のツメがマイナーチェンジ前は少し短めになっていることも特徴の1つです。
マイナーチェンジ後はクラスプ部分は鏡面仕上げにになっており、ベルト調整のツメ部分も前より5mmほど長くなりました。
またブルー色の方は文字盤の色がグラデーションに変更されています。
ブラックダイヤルの方は年代によって文字盤のデザインが変わっています。
ブラックダイヤルの文字盤がマイナーチェンジ
少しずつ変更されていたのがブラックダイヤルの文字盤に記載されている文字です。
発売年から3回ほどマイナーチェンジが行われていました。
王冠マークの違いや記載されている文字の形や長さが変わっていっています。
どのような点が変わったのか詳細に紹介していきます。
マーク1
ブラックダイヤルのマーク1は発売年の2008年から1年間しか流通しなかったマークになります。
王冠マークの先の長さに差があることが特徴です。
また記載されている文字の書体も少し変わっており、「S」などのアルファベットが所々現行マークより角ばって書かれています。
マーク2
ブラックダイヤルのマーク2は2009年~2013年の間に生産されたモデルに流通しました。
王冠マークは王冠の先の長さが統一されて現在使用されている形になっていますが、記号の長さが変わったり、アルファベットの一部が小文字採用になっていたりしています。
マーク3
マーク3は2013年~現在までの現行マークです。
マーク2との違いは肉眼では判別がつきにくいですが、文字の装飾に若干の跳ね感が付け加えられています。
王冠マークは変わっておらず、文字部分のみの変更のためマーク2とマーク3では非常に細かい変更になっています。
クラスプがマイナーチェンジ
116660はクラスプ部分も数回のマイナーチェンジで細かい部分が変更されています。
主にバックル部分の金具が鏡面仕上げに変更されていたり、引っ掛けるツメ部分が小さくなっています。
またベルトの中板もマイナーチェンジ後は5mmほど長くなっており、デザイン面ではあまり目立ちませんが、使用する際にチェンジ前のを愛用している人からするばちょっとした違和感を感じるようです。
鏡面仕上げになった
ロレックスディープシー116660はマイナーチェンジをする事でバックルのクラスプ部分が鏡面仕上げに変更されました。
鏡面仕上げになる前は梨地仕上げになっていたので、この点は好みが分かれる変更点になります。
ツメが小さめに変更
ベルトの調節をする部分のツメがマイナーチェンジ後は小さめに変更されています。
デザイン面で大きな変更という部分ではありませんが、使い心地感に若干の違いが出るようになっています。
中板が5mm伸びた
ベルト部分の中板がマイナーチェンジ後は5mmほど長くなりました。
デザインに大きな変更点がないことからディープシーのマイナーチェンジは全体的に地味だと言われています。
Dブルーダイヤルのグラデーション変更
ディープシーのぶるー色の文字盤カラーの所もグラデーションがマイナーチェンジしていました。
以前は全体的に暗めのブルーが多く、シックな雰囲気の色使いでした。
しかしマイナーチェンジ後は明るいブルーの割合が多く、よりブルー感が主張されているデザインになっています。
こちらのモデルもおすすめ!
1978年に発売されたシードゥエラーの2世代目となるモデル(通称:トリプルシックス)です。
前モデルのRef.1665と比較すると2倍となる1220mの防水性能を実現。
風防は強化プラスチックからサファイアクリスタルへ変更されています。
フチありのモデルはあふれるヴィンテージ感が魅力的です。
型番 | 16660 |
ケースサイズ | 40mm |
ムーブメント | 自動巻き |
素材 | ステンレススチール |
116660(ロレックス ディープシー)と126660との違い
ディープシー116660と126660の違いを表にまとめて紹介していきます。
デザイン面では大きな違いはありませんが、パワーリザーブ時間やムーブメント等スペック面で違いがハッキリと出ていました。
またデザイン自体はベルトとケースのバランスが調整されており、様々な意見がでています。
116660 | 126660 | |
---|---|---|
重さ | 216g | 221g |
パワーリザーブ時間 | 48時間 | 70時間 |
ムーブメント | Cal.3135 | Cal.3235 |
発売年 | 2008年 | 2018年 |
重さの違い
ディープシー126660は全モデルの116660と比べて5gほど重くなっています。
重くなった理由としてはケース径とのバランスを取るためにベルト幅が広めに設計されているということが挙げられます。
ベルト幅を広げたことによってバランスの良い腕時計になりましたが、ディープシーらしくないという意見もあり、賛否両論です。
パワーリザーブ時間の違い
116660と126660ではパワーリザーブ時間に大きな差が出ています。
2018年発売モデルの126660はパワーリザーブ時間が70時間に比べて、116660は48時間しかありません。
ムーブメントの違い
126660に搭載されているCal.3235は新世代のムーブメントだと言われているので、パワーリザーブ時間で差が出てくるのは仕方がない点といえます。
また116660に搭載されているCal.3135は1989年に出来たムーブメントなので長年愛されたムーブメントになります。
機能面で充実しているのは126660に搭載されているムーブメントがに軍配が上がりますが、外観や将来的な価値も視野にいれると必ずしも126660が良いというわけでもないようです。
発売年の違い
ディープシー116660は2008年に発売されて現在も愛用している人が多いモデルです。
そして後継機モデルの126660は2018年に発売されており、発売年に10年も差が出ています。
116660(ロレックス ディープシー)の評価まとめ
116660を実際に使用している人達の口コミ評価をまとめてみました。
主に116660特有のベルトとケース径のバランス感やDブルーダイヤルの繊細なグラデーションなどについて書き込まれていました。
ベルトとケースのバランスが絶妙
ディープシーをつけている感じが味わえる
評価:116660はケース径が大きいのにベルト幅が小さいので、人によっては安定感がないと感じるかもしれません。
しかしこの攻めたようなアンバランス感がロレックスを付けていると実感できる点です。
ディープシーならではの着け心地
評価:116660はケース本体を主張したようなデザインが個人的に好みです。装着時も「ああこの感じなんだよな」って実感できるのが好きです。
126660ではベルト幅が変更されており、バランスがとれたデザインになっています。
しかし116660を使用している人からすれば、このバランスが良いという声が多く出ていました。
他の腕時計を使用していると126660のバランスが丁度良いという声が多数ありますが、116660を使用している人からすると少し物足りないとの声もありました。
ブルーの色合いが綺麗
文字盤のカラーが好き
評価:ディープシーのブルーは文字盤部分がグラデーションになっており、非常にきれいです。
暗いブルーがカッコいい
評価:パッと見だと文字盤がブルーだと分からないような点がすごくカッコよくて気に入っています。
116660のブルー色は暗い青がグラデーションになっているので大人な雰囲気のカラーリングになっており、人気ポイントの1つになっています。
パッと見だとブラックのように感じられるグラデーションもよく見ると青みがかっていることから、ちょっとしたオシャレ感も醸し出すことができます。
存在感抜群
存在感がある
評価:ケース径が大きめで非常に存在感があります。デザインもシンプルなのでオンオフ両方とも装着できるの愛用している腕時計です。
良い腕時計を付けていると実感できる
評価:ケース本体が大きくて重さもしっかりあるので、良い時計を付けているんだなって実感できます。装着時の満足感が高いです。
116660はケース径が大きいので、遠目からでも腕時計の存在感を感じ取ることができます。
またロレックスの中でも有名なモデルですから、所有欲も十分満たされます。
116660(ロレックス ディープシー)の買取相場
ロレックスディープシー116660の買取相場を表にまとめてみました。
買取相場 | |
---|---|
クォーク | 700,000円~1,050,000円 |
大黒屋 | 900,000円~1,200,000円 |
七福神 | 850,000円~1,000,000円 |
クォークの買取相場
クォークの買取相場は大体70万~105万円ほどのようです。
しかし実際の取引実績を見ると105万円以上での取引もあるので状態や付属品等によっては相場以上の価格を提示してくれる可能性もあります。
大黒屋の買取相場
大黒屋の買取相場は90万~120万円ほどになります。
相場だけを見ると大黒屋が現在一番高い買取価格を提示しています。
七福神の買取相場
七福神の買取相場は85万~100万円ほどになります。
他の店の買取価格の平均的な相場になっています。
116660(ロレックス ディープシー)はシンプルなデザインが魅力のモデル
ロレックスディープシーはロレックスの他のモデルの中でも長年愛されているモデルの1つになります。
シンプルなデザインで扱いやすく、人気も高いです。
後継モデルである126660が発売されたので、入手が徐々に困難になるのではないかと予想されているので、気になる人は早めの入手を心がけた方が良いでしょう。
2021年2月7日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
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