ヴァリアントにSpecial Editionが登場！よみがえるクリアな世界

紹介するのはEverything Incが販売する、”上下が透けた透明な腕時計”のヴァリアントです。

2020年にクラウドファンディングサイトMakuakeにて115名、約380万円の支援を集め、優れたデザインから再販を求める声が寄せられていました。

そのため今回はゴールドカラーとローズゴールドカラーをスペシャルエディションとして製造、Makuakeでの完全限定販売が実現しました。

Makuake特設サイトでは1月30日までヴァリアントを特別割引で予約販売しています。

オデッセイのヴァリアントについて、コンセプトや実際の装着感をまとめました。

これまでになかった美しさをもつ機械式時計の魅力をご紹介します。

ヴァリアントは古代ギリシャの詩人、ホメロスの作とも伝えられる長編詩『オデュッセイア』に登場する、主人公の物語からインスピレーションを受けています。

主人公オデッセイのもつ「勇気」の名を冠した腕時計は、長い闘いの旅を続けた勇者の希望と光、自信を象徴するかのようです。

苦しい旅の果てに故郷にたどり着いたオデッセイの強靭な心を支え続けた、勇気（ヴァリアント）そのものををまとった腕時計です。

オデッセイのヴァリアントは、表と裏が完全なスケルトンになっている機械式腕時計です。

そのためムーブメントが表からも裏からも見えるという、不思議な構造をしています。

伝説に登場する勇者の心臓のように、力強い鼓動を感じさせる特殊なデザインです。

高級感のあるシンプルモダンなデザインはどんな服装にもなじみやすく、ビジネスシーンではその美しい見た目が話題を提供してくれるでしょう。

ベルトは医療用にも使用されているステンレスのメッシュなので、汗が溜まることもなく気持ちよい着け心地です。

ヴァリアントは41mmサイズのケースをもつ腕時計です。

ビッグフェイスの腕時計が一般的になりつつある今、41mmは男性にも女性にも愛されるちょうどよい大きさといえます。

またぷっくりとした立体感が楽しめる厚みがあり、透明さがより際立つよう工夫されています。

今回復刻される、2種類のヴァリアントSpecial Editionについてそれぞれ詳しく解説します。

ヴァリアントSpecial Editionがかかげる、3つのこだわりについてご紹介します。

機械時計がお好きな方にも、時計の美しさをまだ知らないという方にもおすすめしたい腕時計です。

ぷっくりとした厚みのあるケースは、表も裏も完全なスケルトンになっています。

裏側がシースルーバックという機械式時計は珍しくありませんが、ここまで完全に無色透明な状態という腕時計は非常に珍しいのです。

腕時計の表面はガラスなので、割れないか不安という疑問もよく耳にします。

しかし、ヴァリアントでは透明さのもつイノセントな魅力を徹底的に楽しんでいただくために、ガラスの強度・質にも徹底してこだわりました。

サファイアクリスタルガラスと呼ばれる、宝石のサファイアと同じ組成をもつ特殊なガラスを使用することで、非常に硬く丈夫な腕時計に仕上がっています。

スケルトンの腕時計は他のブランドでも見かけますが、多くの腕時計が複雑なムーブメントをもっています。

そのため、スケルトンの腕時計というとほとんどがムーブメントで埋め尽くされており、向こう側まで透けて見える部分はほんの少しです。

しかしヴァリアントは、中国に特別発注した21ジュエル製ムーブメントを採用しました。

中国では面白く革新的なムーブメントの生産が盛んで、安価で提供されるため人気が高まっています。

ムーブメントを極限までシンプルに仕上げ、より透明感を強く引き出すことに成功したのです。

オルゴールのようにも見えるシンプルなムーブメントは、スチームパンクの世界観が好きな方にもおすすめできます。

無機質な歯車とゼンマイ、機械そのものの美しさが堪能できるデザインです。

デザインをシンプルにすることで、ムーブメントの美しさと透明感がぐっと映える工夫がされています。

さらに透明にこだわるがゆえに、高級時計にも使用されるステンレススチールを素材として採用、ダイヤモンドカットされた2針で時を表示するスタイルになりました。

大きさもちょうどよく、大変美しい機械式時計はジェンダーレスに楽しんでいただける仕様です。

無色透明な世界の中で、くるくると回り続けるゼンマイと歯車、ゆったりと時を刻む針は、不思議な生物をおさめたアクアリウムの水槽のように見る人を魅了します。

どんなに複雑な構造よりも、「無色透明」な空間が豊かな世界観を物語るとは、まさに逆転の発想と言えるのではないでしょうか。

すべてをさらけだして本物であることを証明するかのようなたたずまいは、まさに「勇気（VALIANT）」の名にふさわしいと言えるでしょう。

みなさんも無色透明の世界が刻む時の世界に、魅了されてみませんか。

2021年1月25日調査