和時計とは?歴史や仕組みから人気腕時計モデル10選も紹介!【2024年最新】
じわじわと人気が出始めている和時計の歴史や仕組み、人気腕時計モデルを紹介します。和時計ならではの魅力にあなたも酔いしれてみましょう。和時計の歴史は古く、和時計を知ると当時の日本の歴史や生活を肌で感じることができます。ぜひチェックしてみましょう。
目次
和時計に興味を持つ人が増えている?
古き良き時代の日本の歴史や生活を感じる和時計に再び脚光が集まっています。
今回はじわじわと人気が出始めている和時計に焦点を当て、和時計の歴史や仕組みについて解説します。
また和時計風のおすすめ人気モデル10選も併せて紹介します。
和時計の魅力を知って当時の日本の歴史や生活に思いをはせてみましょう。
「和時計」の定義とは?
和時計は200年以上に渡って製作、使用されていた世界でも珍しい時計の1つです。
「櫓時計」「尺時計」「印籠時計」などいくつもの日本独特の時計が製作され、美術工芸品としても優れています。
今では海外からも高い評価を受け人気が高まっています。
それでは和時計の定義について解説します。
定義①日本で製造された機械式時計
和時計の定義の1つ目は江戸時代に日本で製作された機械式時計ということです。
和時計の始まりは室町時代末期にヨーロッパから伝来した機械式時計を模倣して作られたことによります。
当時の日本の不定時法に合わせて製作されているので独特のインデックス表示が印象的です。
定義②「不定時法」を取り入れた時計
和時計の定義の2つ目は不定時法を取り入れた表示になっていることです。
不定時法は明治初期まで日本で使われており、季節によって変化する単位時間の長さに合わせて時計が作られていました。
日本独自の表記の仕方で和時計の特徴とも言えます。
「不定時法」とは?
不定時法とは1日を昼と夜に分けて、それぞれを6等分して時刻を表す方法です。
1日が12刻あり、日中も夜中も6、5、4、9、8、7の繰り返しで時刻を知らせてくれました。
ちなみに現在使われている方法は定時法です。
定時法は1日を等分して、1時間として時計に表示されています。
「和時計」にまつわる歴史
独特な文字盤のデザインが印象的な和時計の歴史を詳しく解説します。
和時計は200年もの長い歴史を持ちます。
キリスト教の普及から機械技術が伝来
和時計は室町時代の末期頃、キリスト教とともにヨーロッパから伝来した機械時計と機械時計の製作技術によって誕生しました。
最も古い記録によると1551年(天文20年)、スペインの宣教師であるフランシスコ・ザビエルが周防の国・山口の大名であった大内義隆に贈った自鳴鐘(機械時計)が日本に伝来した初めての機械時計と言われています。
ちなみに日本に現存する最古の時計は静岡県久能山の東照宮に宝物として保存されている、1612年(慶長17年)、当時スペイン領であったメキシコの総督から徳川家康に贈られたゼンマイ動力の置時計です。
時計師が誕生し和時計の製作が始まる
ヨーロッパから機械時計が伝来すると、同じく伝来してきたキリスト教の伝導とともに時計の製作技術が伝わっていきます。
キリスト教の宣教師たちは九州や京都に教会付属の職業学校を設け、印刷技術やオルガン、天文機器などとともに時計の製作技術を教えました。
職業学校では日本の鍛冶たちが指導を受けながら時計を製作し始め、時計師が誕生していきます。
時計師たちはその後、不定時法を取り入れた様式にするため様々なしくみを考え日本独自の和時計が作られていきます。
キリスト教の伝来とともに日本の機械時計製作の一歩が踏み出されました。
「不定時法」を取り入れた和時計の成立
日本の時計師たちは当時日本で使われていた不定時法に基づいた時計を作りました。
不定時法を取り入れた時計は日本独自のもので「櫓時計」「尺時計」「印籠時計」などいくつもの種類の時計が製作されています。
また不定時法を取り入れた和時計は美術工芸品としても愛されてきました。
現在では海外からの評価が高まり、和時計は再び脚光を浴びています。
「定時法」が普及し200年の歴史を閉じる
室町時代末期の機械時計の伝来以降、当時の不定時法を取り入れて日本独自の発展を遂げてきた和時計も衰退する時が来ました。
明治時代に入り西洋の文化とともに定時法が普及し始めると、だんだんと和時計も古い文化のものとして置き去りにされていきます。
200年もの時を刻んだ和時計も歴史に幕が下りました。
「和時計」が動く仕組みとは?
ここからは和時計が動く仕組みについて解説します。
和時計に採用されている機構やその機構の仕組みについてみていきましょう。
和時計に取り入れられた2つの機構
和時計は不定時法に合わせるため一挺天符(いっちょうてんぷ)機構や二挺天符(にちょうてんぷ)機構が使われています。
一挺天符機構は振り子の仕組みと同じように時計の速さを制御してくれます。
しかし不定時法では昼と夜の時間の長さが違うため、毎日2回、朝と夕方に分銅の位置を変えて調節しなければなりませんでした。
そこで朝と夕方の分銅の位置を変える手間を省いたのが二挺天符機構でした。
二挺天符(にちょうてんぷ)が動く仕組み
二挺天符機構は朝と夕方に分銅の位置を変える不便さを解消した画期的な機構でした。
二挺天符機構が動く仕組みをみていきましょう。
①テンプと分銅の重さで速さを調節
二挺天符機構はテンプと分銅の重さで時間の速さを調節します。
時間を遅くしたいときは分銅を中心から遠くに設置し、時間を早くしたいときは分銅を中心に近く設置して時間の速さを調節しました。
②昼用と夜用の2種類のテンプを配置
二挺天符機構は昼用と夜用のそれぞれのテンプを付けました。
それぞれのテンプを設けることで明け六つになると昼用のテンプが動き出し、暮れ六つになると夜用のテンプに自動的に切り替わるという仕組みができあがります。
二挺天符機構の登場により、より楽に時間を刻むことができるようになりました。
③季節毎に分銅の位置を変えて調整
季節による時間の変化には15日ごと(24節ごと)に分銅の位置を変えて対応しました。
四季のある暮らしを活かした日本人らしい時計の仕組みです。
"和時計風"日本製×手作りの人気時計モデル5選
ここからは和時計風の手作り日本製時計、おすすめ5選を紹介します。
個性的なデザインの時計が揃っています。
KS(ケーエス) 「蜉蝣」 KS-WA-01
時計作家・篠原康治さんが手掛けた和時計です。
江戸時代を中心に日本で作られた和時計をデザインテーマに製作された雅で古風な腕時計となっています。
12時の位置から、子、丑、虎…と始まり、亥で一周する文字盤デザインです。
シンプルで渋めの文字盤で時針は中央の花のような形をした円盤が回る仕組みになっています。 本体寄りのベルトにははんなり和の雰囲気漂うピンがあしらわれています。
和服にもよく合う手作り腕時計で、日本人らしいおしゃれを楽しめます。
男性でも女性でも違和感無く着用できる大きさで、ブラック・ダークブラウン・ブラウン・パープル・ネイビー・グレー・ターコイズ・グリーン・カーキ・イエロー・オレンジ・キャメル・ベージュ・ワイン・レッドの15色からベルトカラーが選べるのもポイントです。
価格(楽天) | 17,380円(税込) |
型番 | KS-WA-01 |
発売年 | 2016年 |
ケース径/厚 | 32mm/9mm |
素材 | ベルト:牛革 |
ガラス素材 | 強化プラスチック |
ムーブメント | SEIKOクォーツ |
重さ | 136g |
防水 | 非防水 |
リピ買いです
評価:存在感があり、しっかりとした造りでとても満足しています。時間が少し見辛く、瞬時には読み取れませんが、全て素材の色が活かされた作品の意匠として楽しみます。
https://review.rakuten.co.jp/item/1/217876_10002306/1r11-i04r1-agcj_3_961301438/?l2-id=review_PC_il_body_05
個性的でおしゃれ
評価:娘の誕生日プレゼントに。箱を開けた娘も「わ~!素敵!こんなの欲しかった!」と大感激でした。「チラッと腕時計見て今日一日ほっこりした~」と・・・社会人2年目のストレス多き娘のつかの間の癒しになったようです ありがとうございました!
https://review.rakuten.co.jp/item/1/217876_10002306/1r11-i04s3-ajh_4_1015609446/?l2-id=review_PC_il_body_05
江戸之刻 令和版 クォーツ
江戸時代の頃の時刻表示が可能な江戸之刻(えどのとき)を採用したマニアックな至高の逸品です。
江戸時代の時刻(不定時法)と現在の時刻を同時に表示することができる現在版大名時計・和時計仕様となっています。
通常の12時間表示の針と江戸時間を示す24時間針を搭載し、実用性を備えながらも当時の生活を味わえます。
表面の回転ベゼルと時計本体の間に月毎の江戸時間を示す干支リングを装着すると現代に江戸の刻を知らせてくれます。
浴衣などの和装やスーツにも合う時計です。
価格(楽天) | 38,500円(税込) |
ケース径/厚 | 38mm/12mm |
素材 | ケース:真鍮/ベルト:革 |
ムーブメント | スイス製RONDAクォーツ |
防水 | 非防水 |
徹底ぶりがすごい!
評価:昼夜の長さが異なるため、それに合わせたリングを12枚も用意する徹底ぶりです。その他、桐箱にちりめんクロス、干支リングケースと附属品も充実。
渡辺工房「倭ノ刻(わのこく)」NW-JUM164
1つ1つ手作りで腕時計を制作されている腕時計作家・渡辺工房の渡辺正明さんの作る手作り腕時計です。
ケース、文字盤、ベルトといった時計のパーツ制作から組み立てまで、すべてを手作業で仕上げています。
文字盤の中央にある硬貨は大正時代、実際に使われていたもので穴あきを生かして時計の中央に大胆に配置されています。
しかも、文字盤は斜めになっていて、本来2時位置がある場所に12時位置がきています。
時計を見る際、ぐいっと手を曲げなくても自然な状態で時計が見やすい利点があります。
シンプルな甲丸ケースは、するんとしていて主張しすぎないので、文字盤が引き立っています。
渋い和の雰囲気を楽しめる時計です。
価格(楽天) | 26,400円(税込) |
型番 | NW-JUM164 |
発売年 | 2021年 |
ケース径/厚 | 44mm/12mm |
素材 | ケース:真鍮裏ぶたはステンレス/ベルト:牛革 |
ガラス素材 | ガラスと銭硬貨 |
ムーブメント | クォーツ |
重さ | 65g |
防水 | 非防水 |
渋い
評価:文字盤の古銭が味わいを出していて、さらにベルトの色と相まって渋い雰囲気のある素敵な時計だと思いました。職人の方の丁寧でかつ繊細な技術、そして思いが込められた特別な時計なので、大切に大切に使わせていただきます。
https://review.rakuten.co.jp/item/1/217876_10008057/1r11-i04zb-7ic_3_1228002247/?l2-id=review_PC_il_body_05
達磨(だるま)「柿渋」DW0001-03-BEG
手創り腕時計「柿渋」は手創り腕時計ブランド「ARKRAFT」を手がける時計作家・新木秀和氏との協業で実現した達磨(だるま)手創り腕時計のモデルです。
新木氏は腕時計の歴史が作り上げた伝統的なデザインと手創りによってできる隙や温かみを上手く融合させる事を常に意識し、一つ一つ丁寧に製作しているため独自のセンスと温もりを感じます。
上品な雰囲気なのでTPOに合わせて楽しむことのできる和時計となっています。
ベルトは柿渋染めを施した牛革、文字盤には伝統工芸の装飾に用いられる螺鈿(らでん)を使用した、和ブランドらしい手作り腕時計です。
文字盤の数字は子、丑、虎…と十二支を印字しています。
和時計らしく浴衣や着物などの和装に合わせるのはもちろん、カジュアルなスタイルも素敵な腕時計です。
価格(楽天) | ー |
型番 | DW0001-03-BEG |
発売年 | 2020年 |
ケース径/厚 | 39mm/12mm |
素材 | ケース:真鍮 /文字盤:螺鈿(らでん)/ベルト:牛革 |
ガラス素材 | 強化プラスチック |
ムーブメント | 日本製クォーツ |
防水 | 非防水 |
味がある時計
評価:和時計を初めて購入しました。味があり素敵な時計です。
こんぺいとう 手巻き 「猫」W-001
手作りにこだわる「こんぺいとう」さんの腕時計です。
和紙を線香で焼いて焼き目を入れたデザインは地道な作業を経て仕上がっています。
また猫が足跡をつけながら時計内部に出かける様子を描いていて面白味もあります。
焼き穴からはムーブメントが見え、時が刻まれていくのが確認できます。
また33mmケースの小ぶりな時計なので細身の男性や女性にも身に着けやすいでしょう。
大切な人へのプレゼントにも喜ばれる時計です。
価格(楽天) | 28,600円(税込) |
型番 | W-001 |
ケース径/厚 | 33mm/13mm |
素材 | ケース:真鍮/ベルト:本革 |
ガラス素材 | アクリル |
ムーブメント | 手巻き |
重さ | 70g |
防水 | 非防水 |
こだわりが随所に見られる
評価:和紙の焼き目や猫のデザイン、ケース裏から見えるムーブメントなど随所にこだわりが見られて面白い時計です。
"和時計風"日本製×アンティークの人気時計モデル5選
ここからは和時計風のアンティーク日本製時計、おすすめ5選を紹介します。
日本の誇る質の良い時計が揃っています。
シチズン ホーマー 21JEWELS PARASHOCK PHYNOX
クラシックなデザインが印象的なホーマー21JEWELS PARASHOCK PHYNOXです。
ゴールドに輝くケースや針、インデックスがレトロな雰囲気を醸します。
小ぶりな35mmのケースは男性でも女性でも身に着けやすく、コーデのアクセントとしても大活躍です。
気品あるデザインで発売から何十年も経った今でも人気があります。
きれいめなスタイルに合わせやすく、おしゃれな大人のファッションが楽しめます。
中古価格(楽天) | 9,900円(税込) |
型番 | 21JEWELS PARASHOCK PHYNOX |
発売年 | 1961年 |
ケース径/厚 | 35mm/8mm |
素材 | ケース:ステンレス/ベルト:レザー |
ガラス素材 | サイクロプスレンズ付き風防 |
ムーブメント | 自動巻き |
重さ | 50g |
防水 | 非防水 |
レトロでおしゃれ
評価:レトロな雰囲気にやられました。小ぶりさが身に着けやすくて気に入っています。
シチズン フォーハンド 5150811 1963年製
国産初のアラーム機能付き腕時計として発売された「シチズン・アラーム」の2代目にあたる「4H/フォーハンド」です。
初代のアラーム時刻を設定する針がディスク針から小針に変更されたモデルで、非常にバランス良く配されています。
針が4枚重なる設計のためダイヤルにも高低差が設けられており、外周のインデックス部分には高級感のあるデザインが採用されています。
裏蓋はアラーム音を反響させるため二重蓋仕様になっており、細かな時刻設定こそできませんが、なかなか大きな音を奏でてくれます。
さらに、幅の広いクラスプが特徴的なシチズン純正のステンレスブレス(全長約19.5cm)が装着されているのも希少性の高いポイントです。
2時位置の竜頭でアラームゼンマイの巻き上げ、引き出してアラーム時刻の設定、4時位置の竜頭で3針の時刻合わせを行います。
周りとかぶらないおしゃれな時計が楽しめます。
中古価格(楽天) | 90,760円(税込) |
型番 | 5150811 |
発売年 | 1963年 |
ケース径/厚 | 43mm×37mm/12mm |
素材 | ステンレススチール |
ガラス素材 | ガラス |
ムーブメント | 手巻き |
重さ | 41.6g |
防水 | 非防水 |
レアウォッチ
評価:希少性のある時計を手に入れました。きれいな状態で嬉しいです。1963年製のものですが、まだまだ使えるところに敬意を表したいです!
セイコー クラウン Ref.J14065
戦後のセイコーとしては初めて12型ムーブを搭載した「セイコー/クラウン」が誕生しました。
テンプの大型化に成功したことで安定した精度と品質で比較的長い期間、1959年から1967年頃まで製造が続けられてきた時計です。
当時のセイコーを代表するヒットモデルで、後のグランドセイコーの基盤になったセイコーを語る上では欠かせません。
Ref.J14065はヴィンテージらしい傘型のダイヤルにゴールドカラーの針とインデックスが配された高級感のある一本です。
シンプルデザインであらゆるシーンやスタイルにマッチします。
中古価格(楽天) | 60,000円(税込) |
型番 | J14065 |
発売年 | 1961年 |
ケース径/厚 | 44mm×35mm/10mm |
素材 | ケース:ステンレススチール/ベルト:レザー |
ガラス素材 | サファイアガラス |
ムーブメント | 手巻き(キャリバー:560) |
防水 | 非防水 |
僕と同じ歳
評価:僕と同じ還暦を迎えた時計でしたがきれいな状態だったため購入。これからの人生、一緒に歩んでいきます。
セイコー マーベル 1958年製 14039M
セイコー マーベルは国産時計の歴史を塗り替えたといえる日本時計史の中で重要な位置を占める時計です。
Ref.14039Mは個体数の最も少ない彫り込み仕様の「Sマーク」が目を引く珍しい一本です。
外周に配されたインデックスも同じく彫り込みで作られており、その間のミニッツメモリにあたる部分には三角が散りばめられた個性的なデザインが採用されています。
手間のかかった面白い顔が楽しめるのが醍醐味です。
搭載のムーブメントは17石の手巻きで、目立った劣化の見られない良好なコンディションを保っています。
ベルトは、ヴィンテージモデルに相性抜群な「Accurate Form(アキュレイトフォルム)」のレザーベルトを装着しています。
シーンやスタイルを問わない身に着けやすい逸品です。
価格(楽天) | ー |
型番 | 14039M |
発売年 | 1958年 |
ケース径/厚 | 39mm×33mm/10mm |
素材 | ケース:ステンレススチール/ベルト:レザー |
ガラス素材 | プラスチック |
ムーブメント | 手巻き |
防水 | 非防水 |
さすがセイコー!
評価:作られてから何十年も経っているのに劣化が少なく、気に入りました。さすがセイコーと思える時計です。
キングセイコー 45-7010 1971年製
45KSのキングセイコーは第二精工舎亀戸工場(亀戸)製、初の10振動時計です。
スイスクロノメータコンクールで培われた、高振動技術の粋を集め満を持して発売された新世代の10振動薄型高級機として注目を浴びました。
力強いラグが特徴的なケースにすっきりとしたシルバーダイヤルで、シンプルながら力強い印象を与える素晴らしいデザインです。
現行モデルに決して負けない存在感があります。
国産アンティークの名機として今でも人気のある時計です。
中古価格(楽天) | 91,800円(税込) |
型番 | 45-7010 |
発売年 | 1971年 |
ケース径/厚 | 37mm/8mm |
素材 | ケース:ステンレス/ベルト:レザー |
ガラス素材 | ヨシダプラ |
ムーブメント | 手巻き(キャリバー:4500A) |
重さ | 69g |
防水 | 非防水 |
ヴィンテージ感が堪らない
評価:やっと見つけました!存在感が抜群でアンティーク感が堪りません。
"和時計風"日本製時計の人気モデル比較表
モデル名 | 蜉蝣 KS-WA-01 | 江戸之刻 令和版 | 倭ノ刻 NW-JUM164 | 柿渋 DW0001-03-BEG | 猫 W-001 | ホーマー 21JEWELS PARASHOCK PHYNOX | フォーハンド 5150811 | クラウン J14065 | マーベル 14039M | 45KS 45-7010 |
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画像 | ||||||||||
ケース径/厚 | 32mm/9mm | 38mm/12mm | 44mm/12mm | 39mm/12mm | 33mm/13mm | 35mm/8mm | 43mm×37mm/12mm | 44mm×35mm/10mm | 39mm×33mm/10mm | 37mm/8mm |
ケース素材 | ー | 真鍮 | 真鍮(裏ぶらはステンレス) | 真鍮 | 真鍮 | ステンレス | ステンレススチール | ステンレススチール | ステンレススチール | ステンレス |
ベルト素材 | 牛革 | 革 | 牛革 | 牛革 | 本革 | レザー | ステンレススチール | レザー | レザー | 革 |
ムーブメント | SEIKOクォーツ | スイス製RONDAクォーツ | クォーツ | 日本製クォーツ | 手巻き | 自動巻き | 手巻き | 手巻き(キャリバー:560) | 手巻き | 手巻き(キャリバー:4500A) |
重さ | 136g | ー | 65g | ー | 70g | 50g | 41.6g | ー | ー | 69g |
商品リンク | 楽天(¥17,380) | 楽天(¥38,500) | 楽天(¥26,400) | 楽天 | 楽天(¥28,600) | 楽天(中古¥9,900) | 楽天(中古¥90,760) | 楽天(中古¥60,000) | 楽天 | 楽天(中古¥91,800) |
国産の和時計風時計を表にまとめました。
人気のこだわりある手作り時計やアンティークウォッチが揃っています。
和時計のような古風なデザインやヴィンテージ感ある味わいが特徴で、コーデに合わせるだけでおしゃれな着こなしが叶います。
どうしても和時計が欲しい人の3つの対処法
現在、和時計の販売が限られています。
本格的な和時計が欲しい方は自分でキットを購入して作ったり、アプリを活用したりするのも方法の1つです。
また和時計を作っている菊野昌宏氏の時計販売を待つのもおすすめです。
①キットで和時計をつくる
和時計を手に入れたい方は和時計キットを使って自分で作る方法があります。
週刊「クラフトマガジン」や「大人の科学マガジン」では和時計作りのキットを販売しています。
週刊「クラフトマガジン」は60号セットで101,407円(税別)で販売しています。
毎週届く和時計のパーツに胸がワクワクします。
当時の人々の不定時法の生活に合わせるために、日本ならではの独自の技術が盛り込まれた和時計の世界を手軽に味わうことができます。
それぞれのキットは現存する和時計を調査研究し、部品の1つ1つを丁寧に図面に描き起こして復元しているため本格的な和時計ができあがります。
②和時計アプリを利用する
和時計をもっと手軽に利用したい方は和時計アプリというものもあります。
スマートフォンやパソコンにダウンロードするだけで江戸時代の生活を体感できます。
時刻も読みやすく使いやすいと口コミの評判の良いアプリです。
和時計を知らない方にもおすすめしやすいアプリとなっています。
③菊野昌宏氏の時計販売を待つ
本格的な和時計を身に付けたい方は菊野昌宏さんの和時計を試してみましょう。
菊野昌宏さんは2011年、日本人時計師として「不定時法腕時計(和時計)」の開発、製作に成功した方です。
菊野さんが作り出す和時計は12の干支が書かれた駒(インデックス)が季節の変化に伴って自動的に移動する「自動割駒式和時計(じどうわりごましきわどけい)」と呼ばれています。
様々なデザインの和時計を作っていて日本のみならず世界中の人々を虜にしています。
江戸時代の和時計は季節ごとに干支の間隔が異なる文字盤に交換したり、移動式の駒を手動調整する機構などを開発したりしていましたが、菊野さんはかつての和時計を参考にして当時の機構を腕時計サイズにまで凝縮した世界初の腕時計を生み出しました。
菊野さんが開発した機構における駒は夏至では昼の駒の間隔が広がり、夜の駒の間隔が狭まります。
冬至では逆に昼の駒の間隔が狭まり、夜の駒の間隔が広がります。
また、菊野さんが開発した和時計にはブルースチール仕上げされた不定時法針の他に通常の時分針も装備され、定時法による正確な時刻も同時に読み取れるように配慮されています。
江戸時代の雰囲気を味わいながらも、現在でも使いやすい実用性に富んだ和時計を作り続けています。
和時計で当時の日本の歴史・生活を感じよう
和時計は日本独自の進化を遂げてきた独特なデザインの時計です。
和時計風の手作りやアンティークウォッチを身に着けて、日本の歴史や生活を感じてみましょう。
もっと本格的に和時計を身近に感じたい方は和時計のキットや和時計アプリを使うのもおすすめです。
また和時計の作り手・菊野昌宏さんの本格的な和時計を身に着けてみるのも良いでしょう。
古き良き時代のロマンあふれる時計もあなたのコレクションに加えてみませんか。
2021年8月15日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
Rich-Watch編集部では、男性向けアイテムを中心にアイテム・ファッション情報を発信しております。 「Rich-Watchを読んだおかげで、自分の求めた情報に出会えた」という方を1人でも多く増やすことをミッションとして活動しています。
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