10気圧防水とはどれくらいで何メートル？10気圧防水の腕時計の注意点もまとめ！

腕時計を購入するときに、詳細を見た際「10気圧防水」と記載されている情報を見かけたことがある人も多いのではないでしょうか？

言葉からもイメージできるように、10気圧防水は腕時計の防水性能のことを指しています。

防水性能は表示によって用途に違いがあるので意味や使用例をご紹介します。

10気圧防水以外にも防水性能の表示はたくさん存在します。

しかし、意外と防水性能の表示について詳しい人は少ないです。

基礎知識として知っておいたら損はないので、参考にしてください。

10気圧防水と記載がある腕時計は一般防水性能であることがほとんどです。

ダイバーズウォッチなどは防水性能でも10気圧防水という表示ではなく、m表記となっており、潜水可能なmのことを指します。

一方、10気圧防水の防水性能で深い潜水をしてしまうと壊れる可能性が高いので気をつけてください。

水ができない点だけをみると10気圧防水はあまり防水性能がないようなイメージになりがちですが、一般防水の点で考えるとかなり優れています。

10気圧はボンベを使わない潜水までは使用可能ですが、他の気圧では水仕事ができないものもあるため、10気圧は日常生活を送る上ではかなり優れています。

腕時計はおしゃれなデザインや値段で決めてしまう人が多いです。

防水性能以上の行動を行ってしまうと、水が腕時計に入ってしまい、錆の原因や故障の原因に繋がります。

腕時計も高価なものが多いので、長く愛用するためにも防水性能は必ずチェックしましょう。

防水性能の表現もたくさん存在し、自身の腕時計の防水性能を誤った認識をしていると錆や故障の原因に繋がってしまう可能性もあります。

中には防水性能があるから大丈夫だと考えて、気にせず時計をお風呂場で洗う人やシンクで洗う人、海水がついたのに放置する人もいるほどです。

大切な腕時計を守るためにも防水性能の表現や違い・種類は把握しておきましょう。

防水性能でもm表現をされている場合は「水深」のことであると覚えましょう。

表現でも100mや200m、300m潜水などが記載されていますが、表現されている水深までは腕時計を着けての潜水が可能という意味を表しています。

ダイビングをする人がこのようなm表記の物を選びましょう。

mは多くの人がイメージしやすいのですが、気圧表記はわからない人もたくさんいるのではないでしょうか。

気圧では2気圧から10気圧まであり、それぞれ防水性能が大きく異なります。

一般用の防水性能を兼ね備えていますが、対応範囲を覚えると故障に繋がりません。

腕時計の防水性能の表現によっては「生活防水」と記載されている場合もありますが、防水性能の中でも最も低い防水性能だと考えるとわかりやすいです。

気圧では2気圧になり、汗や雨で濡れる程度であれば対応できますが、水仕事は不可能になります。

ただし、防水性能があると油断していると一番故障しやすいです。

非防水の腕時計もありますが、非防水は汗も耐えれません。

多少の汗ならば故障に繋がりにくいですが、夏場などの汗をかきやすい時期や元々汗をかきやすい人は水分が多く時計に付くため、故障の原因にもなります。

非防水タイプは汗などにも細心の注意を払いながら使用する必要がありますが、誰しも汗はかくため、ある程度こまめに対応する必要ことが重要です。

スーツ着用時や夏場などは腕時計をしていると蒸れてしまい、汗をかきやすい状況ですが、適度に布で汗を拭いていきましょう。

上記の表をチェックしていただくとわかりやすいですが、表現の違いでもたくさんの種類がある上に許容範囲も大きく異なります。

よっぽどのことがない限り表現の違いや許容範囲が変わることがないので、腕時計を購入しようと考えている人はぜひ参考にしてください。

防水性能の表現や用途の違いをご紹介しましたが、防水性能と一緒に知っておいていただきたいのが注意点です。

10気圧防水性能は空気ボンベなし潜水までは許容範囲でもありますが、注意点を知らないとやはり故障や錆の原因になります。

使用時の注意点は主に3点存在するので、ぜひ覚えるようにしてください。

防水性能なのでお風呂で愛用している時計をきれいにしているという人は意外と多いです。

お風呂で洗ったら行けないというわけではありませんが、実はお風呂のお湯やシンクのお湯できれいにするのは避けるべき行動。

防水性能付きの腕時計は水が入らないようにパッキンがついていることがほとんどですが、熱に弱く、お風呂などのお湯を使うと変形してしまい防水性能が落ちる可能性が高いです。

長く時計を愛用するためには定期的に電池交換やオーバーホールを行う必要があります。

しかし、自分自身で電池交換やオーバーホールをすると上手にパーツをはめれずに防水性能が落ちる可能性も少なくありません。

安い修理屋も正規品ではない安いパーツで代用する可能性もあるので、防水性能が落ちる可能性もあります。

10気圧は空気ボンベなし潜水まで可能ですが、できる限りプールや海は避けるようにしましょう。

一見、問題ないように考えがちですが、水の勢によっては防水性能の許容範囲を超えてしまう可能性も存在します。

10気圧はマリンスポーツにも対応しているため、海で使うことも多いのですが、海で使った場合はしっかりと洗いましょう。

海水が金属を劣化させるのはもちろんですが、接着面も傷めてしまうことも少なくありません。

海水に浸かった場合はお風呂場やシンクで洗うようにしてきれいに拭いてください。

防水性能を把握した上で使用を行う必要がありますが、やはり長年愛用するためには定期的なメンテナンスが必要不可欠です。

定期的に正しいケアしてあげるのが好ましいのですが、ケアの仕方も間違うと壊れてしまう可能性も0ではありません。

どのようなケアを行うべきかご紹介しますのでチェックしてみてください。

非防水タイプは洗うのはNGですが、水で流すだけでもかなりきれいになり、汚れやホコリが原因の錆や故障を防ぐことができます。

ただし、水で洗う場合は蛇口から流れる水で洗うのは避けてください。

他にもお風呂のお湯に着けずに洗う場合は問題ありませんが、お風呂でもシャワーを使って洗うのはNGです。

理想的な洗い方はお風呂場であれば洗面器に水をボールに溜めて、水で優しく洗うことで防水性能を落とさずにきれいな状態にすることができます。

お気に入りの腕時計を長年愛用するためにはやはり定期的にパーツの交換やオーバーホールを行う必要があります。

できればパーツの交換やオーバーホールは正規修理店に依頼を行うのが好ましいです。

安い修理店や素人ではパッキングやネジロックに隙間ができてしまう場合があり、防水性能が落ちてしまうことも少なくありません。

10気圧防水の腕時計は現在多く存在しますが、おしゃれで機能性に優れたおすすめ腕時計が存在します。

防水性能を意識して選ぶ人も多いですが、やはりデザインがよくて機能性に優れたものを選びたいという人が多いです。

おすすめの腕時計をご紹介しますので参考にしてください。

10気圧の防水機能を兼ね備えながらおしゃれで人気の腕時計をご紹介しましたが、上記の表が解説した腕時計の一覧表になります。

腕時計もブランドや種類が多いため、迷ってしまいがちです。

腕時計選びの参考にしてください。

腕時計の防水に関する基礎知識をご紹介しましたが、知識を把握しているかしていないかで時計が長持ちする可能性は大きく変わります。

似ている言葉で表現されがちなので混乱してしまいがちですが、特徴と他の表現との違いをしっかりと把握をしておきましょう。

2020年11月3日調査