ガーミン945をレビュー!ガーミン935との違いや用途ごとの特徴を18選紹介!
ガーミン945は現時点における史上最強のランニングウォッチと言っていいでしょう。様々な状況に対応できる機能を搭載していて、多機能で高性能なのです。ガーミン945は前身モデル、935からどう進化したのか、違いも含めて、魅力を紹介していきます。
目次
ガーミン945を本気でレビュー!どこよりも詳しい使用感を紹介
ガーミン945はランニングウォッチとしての最高のスペックを備えていて、通常のランニングはもちろん、ウルトラマラソン、トレイルラン、自転車などの長距離、長時間の競技にも対応しています。
様々なスポーツシーンで頼りになるランニングウォッチなのです。
実際に使ってみてどうなのか、使用感も含めて、徹底的にレビューします。
ガーミン945のレビュー!ランニング・機能・便利なライフログ
ガーミン945はランニングやトレーニングをする上で役に立つ様々な機能に加えて、ライフログ、音楽再生、NFC決済など、スマートウォッチとしての機能も備えたスポーツウォッチです。
つまりスポーツ時はもちろん、スポーツをしてない時も魅力的な時計なのです。
それぞれの機能について、しっかりチェックしていきます。
ガーミン945の基本機能を紹介
ガーミン945が前モデルガーミン935よりももっとも大きく進化している点は省電力化によるバッテリーの持ちの良さです。
ウルトラマラソンなど、長時間の競技はもちろんのこと、日常生活でもバッテリーが長持ちすることは大きなアドバンテージとなります。
ケースサイズ | 47x47x13.7mm/外周:130-220mm |
ディスプレイサイズ | 30.4mm |
重さ | 50g |
稼働時間 | スマートウォッチモード最大14日間 トレーニングモード(音楽再生+GPS+光学式心拍計)約10時間 トレーニングモード(GPS+光学式心拍計)約32時間 ウルトラトラックモード約50時間 |
防水 | 5気圧 |
電池持ち良い!
評価:電池の持ちはかなり良さそうです。235jからアップグレードしましたが、時計自体に温度計や気圧計がついているので、トレランの練習中も何かと面白いです。
https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1NH1AAI2I90HU/
機能多過ぎで、なかなか使いこなせてませんが、かって良かったです。
ガーミン945をつけてランニングした感想
ガーミン945の機能の高さと使いやすさは、実際に着用してランニングした時にこそ実感できます。
激しい動きの中で使った時にこそ見えてくる特徴とはなんなのでしょうか?
その魅力とメリットをいくつかの項目にわけて見ていきましょう。
タイムが見やすい
従来のランニングウオッチのカラー液晶の大きな欠点は太陽光のもとで見えづらいということでした。
データを確認するために日影に入ると、時間や距離のロスにつながります。
ガーミン945はゴリラガラスDXを使用することで、視認性が改善されていて、走りながらのタイムの確認がしやすくなりました。
モニタリング結果がすぐ確認できる
ガーミン945に搭載されているCPUは高速となっているため、様々なモニタリング・データの分析結果をすぐに確認できます。
曲がったり、戻ったりといった動きに対しての表示数値の反応も俊敏です。
走りながら、現在のコンディションをすばやくチェックすることができるので、トレーニングの質の向上にも貢献してくれます。
50gで装着感が軽い
ガーミン945の重量は約50グラムで、Mサイズの卵1個とほぼ同じ重さとなっています。
多機能、高性能なランニングウオッチでありながら、この軽さは画期的です。
特に長い時間装着して走ると、この軽さが大きなアドバンテージであることが実感できます。
ガーミン945の機能面をレビュー
ガーミン945には技術や体力を向上するために役立つ機能が数多く搭載されています。
実際にスポーツをした時に、それらの機能の使い勝手はどうなのか、どのくらい使えるのか、レビューしていきましょう。
データは「コネクトアプリ」で管理
ガーミン945を装着して収集したデータはガーミンコネクト(GarminConnect)というアプリによって連携したスマホやパソコンで効率良く管理することができます。
走力、体力がどう変化しているのか、トレーニングの内容を客観的、科学的に分析することができるので、走力の向上にも役立ちます。
光学式心拍計の性能
光学式心拍計はLEDライトの光を血流に当て、反射の変化によって心拍数を計る仕組みになっています。
近年、LEDライトを装備したスマートウォッチはたくさん登場しましたが、ガーミン945は4つのLEDライトを搭載していて、高い精度で心拍を計測します。
VO2Max(最大酸素摂取量)の測定で予想タイムを予想
VO2Max(最大酸素摂取量)は1分間に体重1kgあたりで、取り込める酸素の数値を表していて、その値が大きいほど持久力があることになるので、トレーニングでの大きな目安となります。
ガーミン945はVO2Maxを計測できるだけでなく、その数値から事前に設定したゴールの予測時間も導き出してくれます。
「ランニングダイナミクスポッド」でデータを分析
ガーミン945に別売のダイナミクスポッドを組み合わせることによって、ピッチ、ストライドはもとより、上下動の大きさ、左右の着地のバランスなど、走りをさらに詳細に分析することができます。
より効率的なランニング・フォームを作る上で、ガーミン945とダイナミクスポッドの組み合わせは大きな味方となってくれるでしょう。
ガーミン945のディスプレイのレビュー
ランニングウォッチとして高機能であるだけでなく、視認性の高さもガーミン945の大きなアドバンテージとなっています。
見た瞬間にくっきりしていてきれいですが、ディスプレイの具体的な特徴、メリットとはなんなのでしょうか?
どんなところが優れているのか、詳細をレビューしていきましょう。
半透過メモリインピクセル(MIP)で見やすい
ガーミン945のディスプレイには半透過メモリインピクセル(MIP)が採用されているため、太陽光のもとでも表示が見やすくなっています。
メモリインピクセルとはメモリー効果を持った画素のことで、一度ディスプレイに画像を表示すると、電流を流さなくても表示された状態が持続し、見やすさがに向上します。
ウォッチフェイスを変えられる
ガーミン945はコネクトIQというアプリをスマートフォンやパソコンにインストールして連携させることによって、好みのウォッチフェイスに変えることができます。
トレーニングの気分転換として変えるだけでなく、ビジネスやプレイベートなど、様々なシーンに合わせることができるので、着用する場面も広がるでしょう。
ガーミン945とガーミン935の違いは?比較表で違いを説明
モデル名 | ガーミン945 | ガーミン935 |
---|---|---|
サイズ | 47x47x13.7mm 外周130-220mm | 47x47x13.7mm |
重量 | 50g | 49g |
レンズの素材 | CorningGorillaガラスDX | ガラス |
稼働時間 | スマートウォッチモード:最大14日間 GPSモード+光学式心拍)計:約10時間 (GPSモード+光学式心拍計):約32時間 | Smartモード:最大2週間 |
地図データ内蔵 | ○(フルカラーマップ表示) | × |
音楽プレイヤー | ○ | × |
ガーミンペイ | ○ | × |
暑熱対応表示 高地対応表示 | ○ | × |
セーフティ機能 | ○ | × |
ガーミン945とガーミン935の見た目はそれほど、大きな変化があるわけではなく、重さも1gの違いのみです。
が、機能や稼働時間など、様々な点でガーミン945が大幅に進化していることは、上の表を見ると、一目瞭然です。
ガーミン945 3つの使用シーン別の特徴やメリット
ガーミン945はランニングウオッチですが、ランニングのみならず、自転車、水泳、トレイルラン、ゴルフなど、様々なシーンに対応しています。
ここでは代表的なシーンを3つ選んで、それぞれの場面での使い心地の良さ、機能について6個ずつ、合わせて18個あげて、レビューしていきます。
ランニング
- VO2Max(最大酸素摂取量)
- 暑熱対応、高地対応
- GPSベースの距離、時間、ペース
- 乳酸値
- ゴール予測タイム
- ランニングダイナミクス
VO2Max(最大酸素摂取量)表示、暑熱対応表示、高地対応表示などによって負荷の大きさも確認できるので、トレーニングにも最適です。
ランニングダイナミクスポッドを併用することで上下動、左右のバランス、歩幅などフォームの分析もできるため、効率的な走りを目指している人にこそ、お勧めしたいランニングウォッチとなっています。
登山
- 2地点間ナビゲーション
- 目的地までの距離
- 高度プロフィール
- 昇降速度、上昇/下降合計
- StormAlertによる気圧変動インジケーター
- プリロードされた地形図テキスト
ガーミン945にはアウトドアレクリエーション機能が搭載されているので、高低差のあるところを移動する登山にもしっかり対応しています。
昇降速度を確認したり、気圧を測ったり、スタート地点に戻るルートを表示してくれたりと、様々な状況に対応していて、運動面はもちろん安全面でもしっかりサポートしてくれる時計なのです。
地図
- 高機能センサー搭載(GPS、GLONASS、Galileo、みちびき)
- 日本詳細道路地図インストール
- 登山地形図インストール
- ルート探索機能
- スタート地点へのナビ
- コンパス
スマホのマップよりも早く反応し、なおかつ精度が高いので、走りながら、現在の位置、ルートを確認するのに最適です。
ガーミン945には日本詳細道路地図、登山地形図というの2つのマップがインストールされてる上に、ルート探索機能も備えているので、山の中などの電波の悪いところでも威力を発揮します。
ガーミン945の口コミをチェック!ユーザーおすすめの使い方は?
実際にガーミン945を購入して使っているユーザーはどのような使い方をしているのでしょうか?
かなり高価なランニングウォッチなので、いろいろ使った上で、不満を解消するためにガーミン945に買い換えたという人が多いようです。
お勧めの使い方なども含めて、口コミを紹介していきましょう。
長時間安心して使用できる
トライアスロンやトレイルランで使いやすい
評価:トライアスロンのロングやトレイルランで使っています。良い点は軽いこと、心拍数が表示されること、アクティビティの分析が豊富なこと。ウォッチフェイスが多彩でスーツに似合うのもうれしいですね。残念な点はバンドの滑りが悪いこと。かなり高い買い物ですが、思い切って買って良かったと思っています。
https://www.amazon.co.jp/
ウルトラマラソンで使用
評価:ガーミン935でGPSと心拍計をONにした状態だと富士五湖ウルトラマラソン終了後は3%、飛騨高山ウルトラ終了後は2%しかバッテリーが残ってなかったので不安を感じ、買い換えました。バッテリーの持ちの不安はなくなりました。画面が見やすくなった分、文字が小さくなったので、老眼の自分には見にくくなりました。
https://www.amazon.co.jp/
ウルトラマラソン、トレイルラン、自転車など、長時間の運動をしている方からのレビューが多いところにこのガーミン945の特徴が表れています。
やはりバッテリーの持ちの良さが大きな魅力となっているようです。
日常で使用するレベルであるならば、多機能、高性能すぎるとの意見も目立っていました。
カスタマイズが可能
簡易サイクルコンピューターとして使用
評価:自転車の簡易サイクルコンピューターとして使っています。バックライトボタン長押しで心拍転送モードなど好きなメニューをすぐ選べるのがいいですね。バッテリーの持ちも良好。DOWNボタン長押しで音楽再生機能が起動するのですが、音楽機能を使わない人間にとって、無効化できないのは不便です。
https://www.amazon.co.jp/
正確に高さを計測
評価:バッテリーが長持ちするということで、この機種にしました。確かに長持ちです。それにプラスして、100mの距離で8mの上りの坂を10回ほど上り下りしましたが、正確に高さを計測できていました。普通のGarminは高度はいい加減ですが、この機種は気圧計のおかげかどうかは不明ですが、かなり正しくて重宝しています。
https://www.amazon.co.jp/
様々なデータを瞬時に確認することと長期的に管理・分析することを両立しているのがガーミン945です。
多機能ではあるのですが、必要なデータをすぐに確認できるように、使用目的や用途に合わせて自在にカスタマイズできる点を評価しているユーザーがたくさんいました。
ゴルフにも使える
軽くて小さいのでゴルフにもいい
評価:ランニングにも使っていますが、購入する決めてとなったのはゴルフに使えることでした。ゴルフ用のGPSよりも小さくて、使いやすいです。グリーンまでの距離やショット距離の測定、スコアカードなど、使える機能がたくさんあって、助かります。
https://review.kakaku.com/
ゴルフでも使える機能を満載しているのがガーミン945です。
ゴルフは距離の判断が重要となるスポーツなので、ゴルフでの評判だ高いということは高い精度で距離を測定できることの証しと言えそうです。
世界各地の41,000以上のゴルフコースのデータが入っていることにも驚かされます。
ビジネスシーンでも使える
通勤時にも帰宅ランにも使える
評価:休みの日には長距離走ることもあるのですが、普段は通勤時に音楽を聴いて、会社からの帰りに、帰宅ランで使っています。購入したのはガーミン945のブラックです。ウォッチフェイスを変えると、普通にかっこいい時計として使えるので、スポーツする時だけでなく、仕事をする時も使っています。
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わかる人にはわかる
評価:機能が多すぎて、まだ全然使えていませんが、ランニングフォームの改善に利用しようと思っています。普段付けていても、目立ちすぎないところが気に入っています。先日、取引先の人に「いいの、使ってますね」と言われました。わかる人にはわかる、わからない人にはわからないところもいいですね。
https://item.rakuten.co.jp/
スポーツをしていない時にも使えるか、どうかというのが、実はスポーツウォッチの大きなポイントのひとつです。
ガーミン945は豊富なウォッチフェイスがあること、もともとデザインが比較的シンプルであることなどから、ビジネス・シーンでも利用できると評価する意見がたくさんあります。
ガーミン945で音楽を楽しもう!3つの方法を解説
ランニングウォッチとしての機能に加えて、スマートウォッチとしての機能も兼ね備えているところにもガーミン945の魅力があります。
音楽プレイヤーとしてもかなり多機能なのです。
ガーミン945で音楽を楽しむ方法はいくつかあるのでご紹介します。
①音楽サービスを利用する
ガーミン945は日本国内では現時点でSpotify、AWA、LINEMUSICといった音楽定額ストリーミングサービスに対応しているので、それぞれ契約して、専用アプリをダウンロードすることによって、膨大な数の楽曲を楽しむことができます。
海外で使用する時には、それぞれの国によって、対応可能なサービスが変わるので、注意が必要となります。
②「ガーミンエクスプレス」からDLして聞く
ガーミン945の本体に最大で1000曲をダウンロードして保存することができます。
具体的な手順は、まずパソコンにガーミンのデータを管理する専用アプリ、ガーミンエクスプレスをインストールして、ガーミンエクスプレスを経由することで、iTunesなどの楽曲やプレイリストを使用できるようになります。
③スマホの音楽をコントロールする
スマートフォンとBluetoothで連携することによって、スマートフォンで聴くことができる音楽をガーミン945本体で再生などの操作して楽しむことができます。
音楽関連の機能を搭載したスマートウォッチと同等と言えますが、スポーツする上では、①②のような本体単独での使用が特におすすめです。
ガーミン945は走る・自転車・登山などシーンを選ばず活躍
ガーミン945はスポーツウォッチの機能に加えて、ライフログ、音楽再生など、スマートウォッチとしての機能も備えていて、オンからオフまで、様々なシーンに対応可能ですが、明確な目的を持った人にこそお勧めしたい商品です。
向上心と探究心を持ったアスリートの頼もしい味方となってくれるのがガーミン945だからです。
2020年10月12日調査
この記事のライター
Rich-Watch編集部
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