デジアナとアナデジとの違いは？デジアナの3つの魅力と定番人気モデル4選も紹介！

腕時計には「デジアナ」、「アナデジ」と呼ばれる、アナログ時計の針とデジタルの数字が混在するモデルがあります。

このデジアナ、アナデジと呼ばれるモデルは1970年代に発表されたクォーツ式腕時計という技術革新によって、シチズンから生み出されました。

今回この記事では、二つの呼ばれ方をする腕時計の違いと、アナログとデジタルの長所が活かされている腕時計のおすすめモデルを紹介しています。

デジアナ、アナデジは「コンビネーション」と呼ばれる、1978年にシチズンから発売された国産初のアナログ、デジタル搭載モデルがそのルーツとなっています。

ここからは、このデジアナ、アナデジの違いを解説していきます。

デジアナと呼ばれるモデルは、一目見た時にデジタル数字が主張をしています。

この「一目見た時」というのがデジアナとアナデジを分ける大きな要因です。

シチズンから発売されたデジタル画面を主体とした初代デジアナ、「コンビネーション」は当時大きな話題となり、この2年後にはアナログを主体としたアナデジが発売されます。

こちらは初代デジアナから2年後に発売された、アナログ画面が大きく主張をしている「コンビネーション」の初代アナデジモデルです。

リューズの無かった前モデルから進化をして、リューズによって様々な機能を操作できるような仕様となったモデルです。

前モデルとこのモデルの二つのモデルにより、デジアナとアナデジそれぞれ「デジタルが主張をしている物がデジアナ」「アナログが主張をしている物がアナデジ」という概念が生まれました。 

それぞれの強みが活かされているデジアナ、アナデジの腕時計には大きく3つの魅力がありますので、ここからはその魅力について触れさせて頂きます。

アナログとデジタルの二つの長所を持つデジアナ、アナデジは機能性も充実しています。

細かい時間が測れるストップウォッチ機能、デジタル表示の日付や曜日、他にもアナログ針に夜光仕様、デジタル表示にバックライトなど、実用性に優れたモデルが多い事も特徴です。

個人によってかなり意見が別れてしまうところですが、アナログ腕時計の魅力である腕時計特有の機械感をデジタル表示が邪魔をする事はそこまでありません。

むしろ、アナログとデジタルを共存させて生まれる特徴的なデザイン性は、デジアナ時計ならではの面白さに繋がります。

デジアナ、アナデジの強みの一つとして、二つの時刻を確認できるという点があります。

時間をすぐに確認したい時は視認性に優れるアナログ表示を見て、電車などの発車時刻の確認がしたい時など細かく時刻を確認する際にはデジタルで、という事も可能です。

他にも海外へ行った際に、片方に現地時間を表示させ、もう片方に日本時間を表示するという事も出来ます。

ここからはデジアナ腕時計の定番モデルを紹介していきます。

モデルの中にはアナログを主体としたモデルが中心ですが、ここからは最初にそう呼ばれ始めた「デジアナ」という呼び方で統一させて頂きます。

デジアナの元祖、シチズンからプロマスターPMV65-2272です。

日本時間と協定世界時（UTC）という二つの時刻を表示する事ができ、更に電波搭載で正確な時刻を知る事ができます。

航空計算尺をデザインに取り入れた、エコドライブ搭載のソーラー電波デジアナ時計です。

航空計算尺ならではのデザインと、多くの機能やメーターが盤面に表示されています。

情報量が多い盤面でも、デジタル表示があるので時刻の確認もスムーズに行えるというデジアナの強みが活きているモデルです。

ドラマで使用されて話題にもなったデジアナモデルです。

重量が軽く、レザーの高い質感もあり、仕事からオフの時まで活用できる腕時計として魅力があります。

タフネスな腕時計を求める人にぴったりのG-SHOCKから、オールブラックのテイストが魅力のデジアナモデルGA-2100-1A1JFです。

軽くて強いのにクォーツで時間も正確と、カシオの腕時計を象徴するようなモデルとなっています。

視認性の優れたアナログ表示や、4時5時方向の反転液晶が生み出す質感など、カシオならではのデザインが魅力のモデルです。

耐衝撃に強く、防水性も極めて高いG-SHOCKの次世代モデルは、全部で6種類のカラーバリエーションがあります。

一時期では入手が困難となっていたデジアナモデルで、それは現在でもあまり変わっていないようです。

入手後の評価はとても高く、使い勝手が良いと日常的に使っている人がとても多い腕時計です。

オメガスピードマスターから、スカイウォーカーです。

オメガとしては珍しいクォーツ式、その上デジアナ表示という非常にレアなモデルとなっています。

黒い文字盤に白いアワーマークのインデックスと視認性の優れ、チタンによるオメガならではの質感の高さがあるデジアナの腕時計です。

防水性は少々低く感じますが、パーペチュアルカレンダーを始め、数多くの機能が搭載されています。

レアな腕時計が欲しい人にとって、これ程レアなモデルはそうそうありません。

チタンによる軽さ、オメガの技術力、デジアナという希少性など、このモデルにしかない魅力がある腕時計です。

ブライトリングからエアロスペースエヴォです。

サテン仕上げのチタンケースで軽量、特殊な加工をされたサファイアガラスで見た目にも美しい、多くの機能を搭載したデジアナモデルとなっています。

スイスの老舗時計メーカーブライトリングといえば、やはりパイロットウォッチです。

このモデルもクロノグラフ機能は当然ながら、カウントダウンタイマーやカレンダー表示など多くの機能が搭載されたモデルです。

ブライトリングのデジアナは意外にも歴史が古いです。

購入した人の声の中には、ブライトリングならではの力強さと近未来的なデジアナが噛み合っている点が魅力という意見もありました。

ここからはシンプルなデザインが特徴的で、ダイアルのカラーが鮮やかなレディース用のおすすめデジアナモデルを2つ紹介します。

カシオのBaby-Gから、BGA-152-7B2JFの紹介です。

こちらは女性用としては少々大きい42.8mmというケース径ですが、重量は43gと非常に軽い事が特徴のデジアナです。

こちらはカシオらしい、衝撃に強い多機能クォーツデジアナモデルとなっています。

ローズゴールドとシルバーの2種類のカラーバリエーションがあり、10気圧防水と水にも強い腕時計です。

こちらのBaby-Gはプレゼントとしても選ばれています。

白いケースとシルバーやピンクゴールドのダイアルの組み合わせが上品と、非常に評価の高いモデルです。

カジュアルテイストを強めたBaby-GのG-SQUADから、BSA-B100-4A1JFの紹介です。

こちらはBluetooth対応のデジアナモデルで、専用アプリを使用してスマホとペアリングをすれば、日々の活動記録などが計測できます。

専用アプリ「BABY-G Connected」を使用する事で、運動量計測、カロリー計算など様々なデータ管理を行えます。

耐水性も高く、耐衝撃構造で衝撃にも強いこのモデルは全部で5つのカラーがあります。

このデジアナモデルは男女問わず購入されています。

夜間でも視認性に優れ、カラーバリエーションも多いので、人気があり購入後の評価も高い腕時計です。

デジアナ時計は1978年から発売され、歴史が意外と深く、そこにはクォーツ式腕時計の躍進という当時の時代背景と技術革新も感じられます。

そんなデジアナの魅力と長所はデジタルならではの便利さと、アナログ特有の見やすさという強みが共存している点でしょう。

「デジアナ」「アナデジ」と呼び方は違い、他にも様々な違いはありますが、どちらも便利な腕時計に変わりはありません。

アナログの親しみやすい運針と、デジタルの機能美を併せ持つ腕時計を一度体験してみてはいかがでしょうか。